あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

あいのりアジアンジャーニー1話で早速女性陣が男性陣に喝を入れる!?/あいのりアジアンジャーニー第1話

いよいよ始まったあいのりアジアンジャーニー。

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どんな恋が生まれるのか。

オープニングでは、過去のあいのりに出演をしていたメンバーが出てくる。

 

主題歌は、井上苑子の「せかいでいちばん」!


井上苑子 - せかいでいちばん

 

あいのりアジアンジャーニーの男性陣紹介

最初は男性メンバーの紹介。

たかは福井県出身の公務員で25歳。O型で2週間限定での参加。

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ハト胸はスポーツ関連の営業をする大阪府出身の27歳。B型でアウトドア大好きのムードメーカー。

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ウェディングはその名の通り、ウェディングプランナーをする兵庫県出身の23歳。A型であいのりで結婚相手を見つけてマイウェディングを夢見る。

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裕ちゃんはどら焼き職人で長野県出身の27歳。A型で彼女いない歴が10年!

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この4人があいのりアジアンジャーニーの初期男子メンバーとして始まる。

 

スタジオのMCはベッキーとオードリー若林と春日、大倉士門河北麻友子の5人。

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あいのりアジアンジャーニーはベトナムから

 

遂に女性陣が合流!ゆめちん、でっぱりん、アスカの3人

緊張しながらも、テンションが高い男性メンバー。

早速、1人目の女性メンバーを発見!

 

ラブワゴンから飛び出す男性メンバー。

 

1人目の女性メンバーは、ゆめちん。

元アパレル勤務の三重県出身。23歳でO型。2年半恋をしていない元ミス松阪。

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早速、どら焼き職人の裕ちゃんが荷物を持ってアピール。

 

再び走り出したラブワゴン。

2人目の女性メンバーを発見!

 

でっぱりんが待っていた。

でっぱりんは、就活中で福岡県出身。21歳でO型。博多弁バリバリの元気娘。

早速、ラブワゴンに乗り込む。

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車内では、でっぱりんの前歯をイジる。

 

更に女性3人目のメンバー発見!

そこで待っていたのは、アスカ。

 

アスカは飲食店でアルバイトをする鹿児島出身の23歳。O型でフィリピン人とのハーフでモデルの卵をしている。

しかし、笑顔の裏には、暗い過去があった、、、、

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遂に初代あいのりメンバーが揃ったところで、第一印象チェック。

 

ゆめちんはたかへ。

たかもゆめちんへ。

2人は早くも両思い!?

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旅の資金は1人1,200円。

ルールとして、スマホは没収される。

 

スキマ時間はスマホを観ているというたかは不安そう。

 

男女7人あいのりの旅がスタート!

早速、屋台レストランへやってきたあいのりメンバー。

 

裕ちゃんは人見知りだとアピール。

更に、10年彼女がいないことを報告する。

 

 

10年彼女がいない理由は、キックボクシングに打ち込んでいたからだという。それを聞いたでっぱりんは、裕ちゃんのことを童貞だと決めつける。

 

ラブワゴンでは、たかが博識をアピール。

たかは常に検索をする男。実は元彼女と別れた理由もスマホのみすぎだった。

 

女性陣がアオザイを着て登場!

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たかがゆめちんを誘って、ツーショット写真撮影。

 

見つめ合って写真撮影。

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たかは、ゆめちんが気になって仕方ないと一直線。

 

アスカの闇が垣間見える

メンバーがラブワゴンへ向かうと、ベトナム人が群がっている。

ベトナムで放送されたラブバスという、ベトナム版あいのりのワゴンと似ていたからだった。

 

その後、ラブバスでカップルになった2人の元へ。

そこで告白のシーンをみさせられる。

 

そこでは、ラブバスでロマンチックな告白を紹介された。

今では子供がいる夫婦

 

アスカは幸せそうな家族をみて、悔しさがこみ上げてきた。

自分は過去にそんな幸せな家族生活ができなかったという。

 

ビーチで水着アピール!Fカップのゆめちんに男性陣が釘付け

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ビーチにやってきた、あいのりメンバーは早速、水着へ着替える。

すると、ゆめちんがFカップを披露する。

男性陣はそのFカップに釘付け。

 

なぜか、海から早々に切り上げる男性陣。

そのことをホテルの女子部屋ではディスり始める。

 

「本当に恋愛をしにきてるのかな」

一方で、たかは自分から行動をしていることを評価されていた。

 

昭和系男子を求める女性陣。

 

女性陣が恋愛に積極的じゃない男性陣に喝!

すると翌日。

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男性陣を座らせて、早速説教をする。

 

ただ単に仲良くするだけじゃなくて、あいのりでしっかりと恋愛をしたいと訴える女性陣。

 

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初代あいのりの初回は、以下からどうぞ!

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ハオロンからの突然の告白。人生初めての告白を受けた沼っちが出した答えとは?/初代あいのり第223話のネタバレ

初代あいのり222話では、急遽日本へ帰国をしなければならなくなったハオロンが告白を決意した相手は沼っちだったことが判明した回でした。

ainori.hatenablog.com

 

2017年10月にスタートした新あいのりアジアンジャーニーは、フジテレビオンデマンド で無料で観ることができます。

※31日間の無料期間中のみですので、すぐに登録しましょう!

 

あいのりアジアンジャーニーのあらすじは以下からどうぞ。

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223話の題名は「素顔の君が・・・」でフジテレビでのオンエア日は2004年6月7日。

 

ハオロンが沼っちに告白!

今から告白されるとは夢にも思っていない沼っち。

ハオロン「は~、どう?恋愛は?」

沼っち「うん・・・えっ・・・あの、ハオロン・・・どうなの?」

ハオロン「・・・はあ?なぁ・・・俺、恋愛してるように見えない?全然?」

沼っち「分かんない」

ハオロン「分かんない?すぅ~そういう風に見えないかぁ~そっかぁ~。」

なかなか告白へと話を切り出しづらい様子

ハオロン「7人であいのりって、女の子だって3人しかいない訳じゃん、男4人しかいない訳じゃない。そのうち自分の好きな人なんて見つかる訳ないとか思ってた。思ってたのね・・・でもね、結構見つかるっていうかさ・・・うーん・・・もうたまらないんだよねぇ」

沼っち「恋愛してる・・・してるんだね?」

ハオロン「してる。してます」

そしてついに!

ハオロン「俺が好きなのはね」

沼っち「いやちょっと待って。いや、言っちゃいけないんじゃないの?うん、ダメだね」

ハオロン「んんっ。すぅ~んんっ・・・俺が好きなのはね沼っちです

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沼っち「はぁ?何をえっ!マジで?」

ハオロン「はい」

沼っち「これは何?マジ?」

ハオロン「はい」

沼っち「あーそう。マジで!」

ハオロン「はい」

沼っち「うっそぉー、これマジで?うゎでえ!!」

ハオロン「めちゃめちゃ好き」

沼っち「あーはぁー」

ハオロン「全部」

沼っち「あー」

ハオロン「素顔のままの沼っちが大好きなんだ。内面的な本質的なところ。凄いかっこいいなと思ってて。素の沼っちが一番素敵だと思います。僕は一緒に帰りたい、俺は一緒に帰りたいと思ってるんで明日の朝までゆっくり考えて返事をください」

沼っち「はい」

ハオロン「じゃあね」

沼っち「はぁ」

ハオロン「バイバイ」

こうしてハオロンの告白は終わっ・・・

スタッフ「ハオロン!なんか忘れてない?」

ハオロン「あっ!」

ハオロンは再び沼っちのもとへ

沼っち「どうした?」

チケットを渡し忘れていた

ハオロン「明日また話しましょう・・・」

沼っち「はははは」

ハオロン「笑うなよ」

沼っち「ははは笑う、あはっ」

ハオロン「じゃ!!またね!!バイバイ」

沼っち「はいバイバイ。んんっ!」

ハオロンから、いきなりすぎる告白をうけた沼っち

沼っち「・・・え、何で私?みたいな・・・・・・樹莉だと思ってたんですよ私は。つうか全然しゃべってないですよ」

 

あいのりメンバーにハオロンが沼っちに告白したことが伝えられる

その日の午後

スタッフ「ハオロンが沼っちに告白しました」

稜&タッキー「えっ!」

全員「?」

ハカセの日記“ハオロンの気持ちはユカに向いてるのかなと思ってた・・・”

稜の日記“樹莉かと思ってた”

 

一方、告白を終えたハオロンは

ハオロン「飾り立てた魅力じゃなくて、その、本質から湧き出る魅力っていうのがあって・・・内側の部分で沼っちのいい所が僕は知ることが出来て・・・もう150%から200%ぐらい自信があって・・・明日が楽しみです」

 

沼っちが出した答えは!?

そして朝もやが立ち込めるオカバンゴにあいのり史上、最も不思議な運命の朝がやって来た。

おそらくただ一人、もの凄く緊張して一杯一杯のハオロン。

一方、ラブワゴンからハオロンの告白を見守るメンバーは

「?」

「?」

ハカセ“1日考えたがやっぱりどうしてもわからない。何で沼っちなんだ?”

その時!沼っちがやってきた。

 

ハオロン「おう。・・・すぅー、んん。僕、俺のあいのりのゴールはみんなの前で大好きだって言える人が言える人を見つける。その目標も・・・達成できた・・・だから沼っちが思ってることがあったら全部俺に伝えて。」

沼っち「なんかたくさん昨日考えて・・・(ハオロンは)良いとこ一杯あると思う。でも、ごめんなさい

案の定沼っちはハオロンの気持ちを受け入れる事が出来なかった

沼っち「私もやっぱ、後悔ない恋愛をしに来たしやっぱ一緒に帰るとハオロンに対しても自分に対してもやっぱ嘘になるし・・・」

ハオロン「わかったありがとう」

沼っち「ありがとう」

ハオロン「頑張れよ、応援してるから」

再びラブワゴンに戻ってきた沼っち・・・

 

別れの時そして別れの時・・・。

ハカセ「男らしいと思ったよ。珍しく。」

ハオロン「珍しく、ハハハハ」

稜「じゃぁな」

「ありがとう」

「じゃあね!バイバイ!」

「バイバイ」

ハオロン「アフリカ最高!」

ハオロン「好きになれた娘に好きな事伝えられて・・・僕のあいのりは最高でした」

沼っち「ただいま」

 

ハオロンの告白は失敗して、1人で帰国

ハオロンを残して再び走るラブワゴン。

樹莉「また一緒に頑張ろうね」

元アイドルのユカは初めての別れに複雑な気持ちでいた

ユカ“ハオロンの顔がちゃんと見れなかった・・・ハオロンキライって思ってた。でも・・・そのこと伝えられなかった事が・・・もっと後悔”

ハオロン「気持ちいい」

そしてハオロンはエステ事業(通訳)のため北京へと向かった。

 

ハオロンが去った翌日。

6人になってしまったメンバーは・・・楽しそう!

「速いから速いからうわぁ」

そんな中、東大・京大のハカセは・・・さりげなくユカの写真をとっていた

「すごーい!」

メンバーが景色を見つめる中ハカセはユカを見つめていた・・・

東大&京大のハカセの26年の人生の中で感じたことのないユカへの“ドキドキ”

ユカは“フリフリ魔法のケチャップダンス”でCDデビューをしたこともある、元アイドル。

全く違う世界を生きてきたハカセとユカ。

ハカセ“僕はその積極的な恋愛・・・今までした事がなくて女の子・・・とは・・・どうしたらいいのかなみたいなそういうとこあるんで・・・”

 

到着した街のスーパーで飲み水を買うことにしたメンバー

稜「うわぁーうまそう!」

沼っち「あぁーガマン、ガマン」

貧乏旅行なので、おいしそうなシャーベットもガマン!

そんな中、お菓子売り場に誘惑された元アイドルのユカ

ユカ「あ、これにしよう、これ」

すると金庫番のハカセは

ハカセ「いやもちろん」

買っちゃうことに。

ユカ「お菓子こんだけ?」

ハカセ「買って・・・いいよ・・・」

ユカ「これは?」

ハカセ「それ買っていいよ」

ユカ「ほんまに?じゃ、これにしよう」

ユカの手にとるもの全てカゴの中へ。飲み水だけのはずがお菓子でいっぱい!

 

ハカセはユカが自分に恋をしていると勘違い

その夜ハカセがスタッフの部屋へ

ハカセ“ユカはですね。なんか、なんか目が合うんですよね。なんかこう、僕のこと気にかけてくれてるような気が、するんですよね・・・”

ちょっぴり自信がついたハカセはホテルのテラスへ。するとそこへ。

ユカ「びっくりした」

ハカセ「どうぞ」

ユカ「ありがとう」

ハカセは、この旅で初めてユカを誘いだした。

ユカ「どうした?」

ハカセ「いや、や、あの、なんだろうな、なんかあのなんだっけ」

ユカ「うん何?」

ハカセ「で、あの、なんちゅうのかな。あれ。ね」

ユカ「なんやねん」

ハカセ「はははは。いや、わかんないけど。なんか俺とかなかなか話が出てこないんだよね。僕は、何ていうのかなぁ言ってくれる女の子の方がいいのね」

ユカ「何を?好きって」

ハカセ「いや、違う」

ユカ「何?どういうこと?」

ハカセ「はははは(笑)こう、荷物持ってよとか、あれやってとかこれやってとか言ってよみたいな」

さりげなく自分の好みを伝えようとするハカセ・・・

そして

ハカセ「僕からは以上なんで」

ユカ「?」

ユカ“一体何言いたかったんやろ?”

一方、ハカセは

ハカセ“ユカが僕の目を真っすぐ見ていた。それって、すきすき光線ですか?”

 

その日の深夜。

ハカセ「イェーイ。楽しくなってきた」

初めてユカと充実したトークをしてノリノリのハカセはベッドシーツを持ちだし、ランプをかざす。

そして10分後

ハカセ「あ、来てる。来てる!」

そこにはハカセが大学院で研究しているフンコロガシが!

ハカセ「おう。おう、おう、おう、おぅほすごいすよね。かっこいい。いやぁ糞虫。糞虫天国だよ」

ユカのスキスキ光線を浴びて絶好調のハカセ。

恋に落ちたハカセは夜空へと飛び立っていった。

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突然、仕事で日本へ帰国しなければならなくなったハオロンは告白を決意!その相手は沼っちだった!/初代あいのり第222話のネタバレ

初代あいのり221話では、幸栄への気持ちが残る樹莉に気付いたハオロンが印象的な回でした。 

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222話の題名は「社長漫遊記」でフジテレビでのオンエア日は2004年5月31日。

 

ドライバーのビーさんの家へ

ボツワナを北へ走り続けるラブワゴン

「段々田舎になってきたね。何もない!!」

何もない景色の中目指すのは1000キロ先にある世界最大の大湿地帯オカバンゴ。すると

「うわっ何これ?」

「何あれ?」

見えてきたのは、三角帽子をかぶったような小さな家

ビーさん「ここは、僕の生まれた家だよ。」

ハカセ「家?」

ドライバービーさんが連れてきてくれたのは、故郷のマイテングウェ村。

そして独特な家は、ハットと呼ばれる住居。葦で作られた屋根は通気性バツグン!そして土間は涼しさを保つ快適な住み心地。

そんなハットで暮らしている、ビーさんの家族が集まってきた。なんとその数36名!

 

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その日の夕方、ビーさんが地元の料理をご馳走してくれるという。

出てきたのはデレレという田舎料理。村のそこらじゅうに生えているオクラ科の野菜を塩で味付けして煮込むだけ。これをパッパと言うトウモロコシの粉を炊いた物と一緒に手づかみで食べるのがボツワナ

樹莉「初めて、手で食べるの」

ハオロン「うん、旨い」

メンバー達にも意外に好評。

 

翌日村を歩いていると、なにやら木の下に人だかりを発見。

ビーさん「This is court.」

ハオロン「あっ!裁判所?裁判」

なんと!木の下で裁判が!そうここは、行列の出来るボツワナ法律相談所!

本日訴えたのはこの方、美容師のヤギーさん27歳。そして訴えられたのは牛飼いのサミーさん32歳。

酒場で飲んでいた美容師ヤギーさん、大好物のビールを牛飼いサミーさんが横取り。小競り合いになったところでサミーさんの頭にビールがかかってしまった。怒ったサミーさんがヤギーさんを殴ってしまったという、この事件「ビール窃盗傷害罪」裁判長が下した判決は、なんと懲役8ヶ月!さらに

「マジでぇ!」

尻たたきの刑!

 

樹莉の隣をゲットしたハオロンだったが、、、

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翌日、箱入り娘、樹莉の隣に座ったのは社長のハオロンだ

ハオロン「たまには、ハオロンって言う言葉を使って下さい」

あれ以来1度もハオロンと言う言葉を使ってくれない樹莉にハオロンは声をかける

ハオロン「樹莉」

樹莉「はい?ちょっと、待って!」

稜「お笑い、ダウンタウンとか好き?」

樹莉「ダウンタウン好き」

ハオロン“もうどうする事も出来ない。樹莉とは少し距離をおこう”

 

その日の午後、途中見つけた公園で時間を過ごすメンバー。

そんな中ドン底のハオロンだけが一人になる。

そして10分後

ハオロン「じゃ、ユカどっかで話す?」

気晴らしのためドン底ハオロンは元アイドルのユカを誘った

ハオロン「なぁ何とかなんないのかねぇ。楽しく・・・はぁ~」

ユカ「何何?何かあんの?ハオロン、うん、はじけてるよ。」

ハオロン「はじ、はじけてる?ちょっといっぱいいっぱいって言うのよね。そうゆうのね。」

するとユカは

ユカ「いや、でも・・・がんばってんじゃん」

このユカの言葉がハオロンの胸を突き刺した。

思い返せばハオロンがこの旅で、女性メンバーに言われた事と言えば、

美紀「凄く言葉に優しさを感じない」

ゆーみん「信頼は、別に勝ち取ったりするもんじゃなくって」

樹莉「想像がつかないんだよね。ハオロンが上に立って仕事をしてるって」

そんなハオロンを、初めて褒めてしまった元アイドルのユカ。

ハオロン「認めてくれるの?」

ユカ「認める認める。」

ハオロン「泣いていい?泣いていい?」

ユカ「みんな思ってるって・・・」

ハオロン「まじでぇー頑張ってるなんて、認められたら泣いちゃうわ、俺」

ユカ「なんでやねん」

 

樹莉に振られたハオロンが新しい恋!?

翌日は再び移動。

この日も気温は40度、何も変わらない景色が続く・・・なので・・・アイスクリームを食べる事に

樹莉「おいしい!」

そんな中、またも、元アイドルのユカから、言葉をかけられるハオロン。

ユカ「(アイス)いる?」

ハオロン「マジで?」

そしてアイスを食べさせてもらうハオロン

ハオロン「恥ずかしいーありがとふはははは」

ユカ「なんやそれ」

 

その夜、どん底だったハオロンから思いもかけない報告が

ハオロン「僕ホントにあの、笑顔見た時にホントにときめいたんですよ。女の子ってうれしい時こんな顔するんだって思って。これがあいのりなんだって。俺があいのりに求めてた全てはこれなんだって思って。このわくわくなんだって思って」

あっという間にどん底を脱したハオロン。樹莉からユカに変更か?

 

自分に自信がない沼っち

翌日、ユカは王子様の稜と一緒。仕方がなかったのかハオロンが誘ったのは、パチンコ屋の沼っち。

ハオロン「季節は何が好き?一番?」

沼っち「季節はねぇ、夏・・・が好きだけど」

ハオロン「そうか」

沼っち「暑いのはちょっとね。冬キライなんだけど寒くてキライだし、布団からでるのがやだから」

そして

沼っち「私なんか、夏とかなんつうの寝る時とかもホントまっぱで寝たい派なのね。だって男とかさ、すげ、トランクスとか一丁で来んじゃん」

ハオロン「あぁ来る来る来る」

沼っち「ずるくない?なんか」

ハオロン「な、それはずるいよな。女だってね」

沼っち「なんで服着なきゃいけないのって話」

沼っち“今日の話はハオロンだから出来た話ばい”

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翌日、ドライブインで食事をとるメンバー

ハカセ「・・・何?」

稜「ドーン!」

タッキー「お茶目な稜ちゃん・・・意味わかんね」

そんな中、王子様の稜が気になったのは、パチンコ屋沼っちの顔。

稜「(肌が)白いね。」

沼っち「化粧してないから私」

タッキー「今もしてないの?」

ハカセ「してないの?」

沼っち「してない」

稜「どれどれどれ?」

沼っち「あんまり見ないで欲しい」

稜「う~ん、この」

沼っち“そんなキレイな顔で見られたら・・・恥ずかしいばい”

 

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この日は灼熱の太陽とは一変した怪しい雲。

樹莉「うわぁ全然前見えないよ」

突然の砂嵐がラブワゴンを包み込む。

そんな中、後部座席には元アイドルのユカをはさんで東大・京大のハカセと塾講師のタッキーが。

パンチラを見て以来ユカに想いを寄せ始めたハカセ。久々にユカに話しかけたいところだがなかなかタッキーとユカの会話に入っていけない。

タッキー「さりげなくさ、(男のしぐさで)ドキッとする瞬間ってないの?」

ユカ「ドキッとする瞬間?あ、でもユカねぇ、タバコ吸う人とか好き。なんかたそがれて吸ってる姿が好き。ちょっと1人の時間なっちゃってるとさぁ、おぉ!みたいな」

タッキー「そうなんだ、おもしれぇな」

ユカの言葉にハカセは

ハカセ「あぁそうなんだ」

 

その夜ハカセの部屋では

ハカセ「こんなもんか・・・」

たそがれてタバコを吸う練習するハカセ

ハカセ“僕はユカに気持ちが向いている。どんどん魅かれていく”

 

ハオロンとユカが2人っきりに

翌日

ハオロン「ユカ、あっちの日陰行こうよ」

ユカ「うん」

最近いい雰囲気の社長のハオロンと元アイドルのユカ。

ハオロン「これなんかね、歌の本持ってきたんだけどさ」

ユカ「みんなで歌おう。ニュースクールソング」

ハオロン「TUNAMI俺中国語で歌えるよ。中国語」

ユカ「やって。やって」

ハオロン「マジで?♪」

ユカ「おー、すごい。へぇ」

ハオロン「そんな感じ。かっこいいでしょ」

ユカ「かっこぉいーねぇ」

うかつにもまたハオロンを褒めてしまったユカ。すると、元アイドルにほめられた社長は

ハオロン「よしよしいい気になろう、いい気になろう♪晴れ渡る日も雨の日も浮かぶあの笑顔♪月の光にざわめくおまえのこころ♪」

ユカ「飽きた」

ハオロン「えっ?」

ユカ「飽きた」

 

まさかのハオロン帰国命令!?

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翌日ラブワゴンはボツワナの乾いた大地の終着地に辿り着いた。

“オカバンゴ湿地帯”カラハリ砂漠に惣然と姿を現す世界最大の湿原。そこは、水と緑に恵まれた最後の楽園。豊かな大自然が織りなす美しい景色は「カラハリの宝石」とうたわれている。

そんな美しいオカバンゴの自然を楽しむメンバー。

するとその時!

スタッフ「ハオロン日本から電話」

ハオロン「もしもーし。はい、ハオロンです。はい、はい、わかりました。はい、よろしくお願いします。失礼します」

スタッフ「なんだって?」

ハオロン「ちょっとなんか仕事なんですけど。北京でなんかエステやりたいっていう日本の社長さんがいて、僕、通訳兼仕事で手伝ってたんですけど、あと、数日以内に帰ってきて欲しいっていうことだったんですけど」

なんと、数日以内にハオロン帰国!?

 

その夜、スタッフは社長のハオロンから事情を聞いた

ハオロン「あのぅ、商売でえらい失敗して、ホントになんかお金も厳しかったし在庫処分もどうしようかと思ったし」

 

これは、社長として戦いぬいたある男の記録である。

2001年通訳会社を立ち上げた。

会社の名はハオロンプランニング。

順調だった。

新たな事業を始めた。

水餃子だった。

冷凍の水餃子を中国から輸入。

男は、水餃子の全国チェーン展開を決意した。

第一号店の舞台に選んだのは“亀戸天神”勝算はあった。

中国に水餃子を発注した・・・

届いた商品を見て言葉を失った

ハオロン「40キロ仕入れれば良かったんですけど、400キロ間違えて、冷凍の、水餃子を、中国から輸入しちゃったんですよ」

0を1つ間違えた

ハオロン「ほれで9割在庫余りますよね?(その在庫処分を)どうしようかなぁと思ってて・・・」

会社は傾むいた・・・

倒産寸前だった・・・

現実から逃げるためあいのりに参加した。

空気が読めなかった・・・

骨も折れた・・・

そんな絶体絶命のハオロンに舞い込んだビッグビジネス!

北京でエステ事業!

予想だにせぬ緊急の帰国要請!

それはハオロンの旅の終わりを意味していた。

 

夕食大湿地帯オカバンゴに夕日が沈むなかでの夕食。

するとハオロンが

ハオロン「はぁ」

沼っち「すごくね」

ハオロン「美味い!」

稜「飲むなよ飲むなよ」

「あ~、飲んじゃった」

30歳社長のハオロンは浴びるように酒を飲んでいた・・・。

樹莉に一目で恋に落ちたハオロン。しかし旅の途中、悩み、元気のない樹莉の心の支えになろうとしてかえって嫌がられ、遠ざけられてしまった

ハオロン“樹莉は、すごい・・・ホントにすごく素敵なコで・・・だけど、いつも全部1人で抱えてるし、ホントに大丈夫なのかなぁと思って”

そんな中、ハオロンを初めて褒めてしまったのは、元アイドルのユカ

ハオロン“ユカは・・・話せば話す程こんなキラキラしてる子、すごいなぁと思って”

ユカ「なんで笑ってるのかわかんないみたいな」

樹莉「あ、ダメダメダメダメダメ」

ハオロン「子供扱いされてる」

ビーさん「ハオロン酔っ払い親父」

ハオロン「親父まで入ってるのか」

 

ハオロンが告白を決意!

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その夜、ハオロンがスタッフの部屋にやってきた

ハオロン「う~ん。一応僕は女の子を見てきて、うん、その中で、間違いなく一番素敵な子だと思えるので自分で決めました。んんっ。明日、告白します」

ハオロン明日,告白宣言!

ハオロン「う~ん。晴れて欲しいなぁ」

 

チケット翌日・・・

雨のため中止。

 

その次の日、何とか天気は回復。

やっとハオロンが1日遅れで向かった先は・・・ラブワゴン!

ハオロン「ビーさん。好きな女の子がいて彼女と一緒に日本に帰りたいです。チケットを下さい」

告白を決意したらドライバーからチケットを受け取り、意中の相手を呼び出して、思いを告げるのがあいのりのオキテ。

 

ハオロンが告白する相手は、沼っちだった!

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相手ボツワナに輝くカラハリの宝石、大湿地帯オカバンゴ。霞立つ朝もやのなか、一人待つハオロン。そして

ハオロン「来てる来てる来てる」

ハオロンが呼び出した告白の相手がやって来た!!

それは、箱入り娘の樹莉か?それとも元アイドルのユカか?

ん?あれ!?沼っち!?

なんと、ハオロンの告白相手は、パチンコ屋の沼っちだった!!

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幸栄への気持ちが残る樹莉。そんな樹莉に気付いていたハオロンはどうするのか!?/初代あいのり第221話のネタバレ

初代あいのり220話では、カジがドライバーのドミニクに告白をして成功した回でした。

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221話の題名は「Oasis」でフジテレビでのオンエア日は2004年5月24日。

 

コンドームで盛り上がる男性陣

ボツワナの首都ハボロネを走るラブワゴン。

この日やってきたのはこの国唯一の大学、国立ボツワナ大学

ユカ「ひろーい!」

稜「おしゃれだな」

ダイヤモンドで潤うボツワナの学生はとってもリッチ!ベンツでのマイカー通学も当たり前!!

さらに学生たち全員に国から、なんと毎月2万円のおこづかいが支給されているという。

そんな中メンバー達がやって来たのは大学のカフェテリア。

人気のランチはこちらのビュッフェスタイル。食べ放題で何と175円!

ユカ「うん、美味しい」

しばしの学生気分を味わう7人。

 

食後、男性メンバーは大学のトイレを拝借。すると

稜「なにコレ?」

ハオロン「コンドームなんでしょ?」

トイレで発見したのはコンドーム!どうやら無料でもっていていいらしい。

という訳で

タッキー「やったー」

ハカセ「いいね」

タッキー「うれしい」

稜「何に使うんだよ」

男性メンバーはコンドームをゲット!

 

その夜、コンドーム大量ゲットのハカセの部屋では

ハカセ「日本では何かコンドームの法律があって伸びなきゃいけないって言われてるのなんか・・・」

タッキー「マジで?」

そこでふくらませるハカセ。

タッキー「おぉー伸びる伸びる、おぉぉ・・・」

ハカセ「ボツワナ来てこんな事やってる場合じゃねぇよな」

 

ハカセの研究している内容はフンコロガシについてだった

翌日、ラブワゴンは首都ハボロネを出発。

走ること1時間、街を出るとアフリカの乾いた大地が続く。

その車内、東大・京大のハカセと元アイドルのユカが隣同士に

ユカ「ハカセはあれ何?あの、研究が好なん?」

ハカセ「そう」

ユカ「何の研究?」

ハカセ「えっとね、フンチュウ。フンコロガシ」

ユカ「えっ?フン?」

ハカセ「フンコロガシ」

ユカ「フンコロガシ?」

ハカセ「うん」

ユカ「何それ?」

ハカセ「あー、あのね。うんこ食ってるコガネムシ

ユカ「知らんし、何それ」

ハカセ「あー知らんしや、知らんしや。」

ハカセ“ユカは僕の見る限り毎日ミニスカート。前に毛のついた靴を履いている。僕の出会ったことのないタイプだ!!”

そう、ハカセといえば東京大学卒。現在、京大大学院に在籍のエリート中のエリート。

一方ユカは、典型的ギャル系高校時代を過ごし“フリフリ魔法のケチャップダンス”という曲で華々しくCDデビューしたこともある元アイドル。

全く別々の世界を生きてきたこの二人

ユカ「ここ赤土、やんな?」

ハカセ「そう」

ユカ「何で?暑いから?」

すると

ハカセ「水がないと鉄分が結構上の方に出てくるから、鉄のサビの色やね」

ユカ「あ、そうなんや?」

ハカセ「そう、はははは」

ユカ「賢い・・・賢いぞ」

ユカにほめられすっかり照れるハカセ。

 

沼っちが稜へ恋!?

翌日。

気温は38度。灼熱の大地を走るラブワゴン。あまりに暑いので途中休憩をとる事に。

クーラーボックスを冷やすため氷を砕くメンバー

「わっ、すっごい!」

「うわぁ、蝶ちょだ」

「うわぁ~」

突然出来たオアシスに、蝶々たちが集まってきた

稜「水に寄ってくんだね」

ユカ「メルヘンだね」

そんな中ハカセは見てしまった!

稜「じゃあユカ行こう」

ユカ「おう」

ハカセ「あっ!」

もう一つのオアシス。ハカセの目の前に現れた

ハカセ“今日とても・・・あの印象深かったです。あの珍しい体験をしたなという・・・いやホントに・・・ホントにその・・・かわいいっすよねぇ・・・”

アフリカの灼熱の大地に生まれたオアシス。

このパンチラがハカセの恋の始まりだった!

 

この日7人が訪れたのはボツワナ第2の都市、人口6万人のフランシスタウン。

ホテルにチェックインしたメンバーは庭で休憩する事に。すると、

稜「沼っち」

沼っち「はい」

稜「行こう」

なんと王子様の稜がパチンコ屋の沼っちを誘った!

先日プールで、恥ずかしさに耐えられず真っ先に飛び込み1人プールから出てこられなかった沼っち。

そんな時『こうやってるから』誰よりも先に沼っちを優しく気遣ったのが王子様の稜だった。

沼っちは

沼っち“緊張!!モデルの人と初めて2人きりで話す!”

稜「どう?旅?」

沼っち「はい・・・暑いばい・・・」

稜「そうなの?」

沼っち「はい」

稜「あ、実家はどこなの?実家福島なの?」

沼っち「福島だよ・・・」

稜「オレ、東京に住んでんだけど」

沼っち「大変なの?」

稜「たい、ま、大変じゃないよ。自分のやりたいことやってるから」

4年前モデルを目指し栃木から一人上京した稜。

しかし生活費のほとんどはバーテンダーのアルバイト収入でまかなっている。

沼っち「仕送りとかはもらってないんだ?」

稜「仕送りはない、それはもう学生じゃねぇしさ。自分がやりたいっつって出てった訳だから、やっぱりそこはもう親に頼みたくないし、自分でなんとかやっていきたいし。だから親のありがたみをスッゴイ」

沼っち「わかる?」

稜「わかってさ洗濯も掃除も飯も。全部やってもらってたから。うん、親孝行したい・・・うん」

沼っち“結構格好いいじゃないですか、男っぽいって言うか・・・目とか合わせられない。ちょっと困っちゃった・・・”

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翌日、稜と目が合わせられない沼っちは社長のハオロンと話すことに

沼っち「いっつもさあ何やって遊んでんの?」

ハオロン「カラオケ好きだね」

沼っち「好きなんだ」

ハオロン「うん」

沼っち「私、カラオケ苦手だね」

ハオロン「マジで」

沼っち“ハオロンとは何でか、緊張しないばい”

沼っち「私、あんまりほんとに泣かないんだけど。常日頃から」

ハオロン「マジで、女の子やっぱ泣くの武器だったりするじゃん。その武器を乱用する人がいるのよ」

沼っち「そう!あーいい事言った」

ハオロン「でね俺どうやったらそれに対処できるかってね」

沼っち「それが私は嫌なの」

ハオロン「常に10年間考えたの」

と言う訳で、ハオロンが10年考えた“女の涙の対処法”

ハオロン「俺それで、それでこれが一番って発見したのは彼女泣くだん、泣くじゃん。わー泣いてガー言ってるじゃん・・・俺も泣く!ふふふふふ今、今泣かないと俺は泣かれるとか思って。今だぁって開き直ってるよ、やばいそれはははは!」

その夜、沼っちは

沼っち“え、泣くの?みたいな・・・しょっちゅうしかもみたいな、しかもなんか普通それ言っちゃいけないですよね。狙いとか言ったんですよ。わざと泣くっつったんです”

 

幸栄への想いが残る樹莉。そんな樹莉に気付いていたハオロン

翌日、旅の資金を節約するため、自炊をすることにしたメンバー。買ってきた食材を次々と調理。

沼っち「むだのない切り方」

超厚切り。超危険。そしてみんなで作った初めての手料理が完成。

一方、何かを作り始めたのは箱入り娘の樹莉。

飾り付けの折り紙の花だ!するとハオロン

ハオロン「いいじゃん!!」

樹莉の笑顔に喜ぶハオロン

ハオロン“樹莉の笑顔ってホント最高。もう好きで好きでたまらないよ!!”

「乾杯」

「乾杯~!」

お酒も入ってしだいに盛り上がってくるメンバー達。

そんな中・・・樹莉の表情が曇りはじめた。

楽しそうなメンバーを前にある想いが吹き出してきた。

そして・・・何も言わず、ひとりその場を離れてしまった

樹莉“本当は『幸栄が好き』という気持ちをぶつけたかった・・・私もう限界かも知れない”

一方、樹莉の異変に社長のハオロンは気付いていた

ハオロン“俺が樹莉を助けたい。今、俺の気持ちをぶつけたい!!”

 

立ち去るそして、樹莉の力になりたいハオロンはよせばいいのに1人でいたい樹莉を呼び出した。

しかし樹莉が幸栄の事で悩んでいるのを知らないハオロン

ハオロン「オレねぇ、苦しいと思うんだよね。樹莉ね・・・抱えこむしさぁ・・・」

樹莉「・・・」

そして

ハオロン「うん・・・別にムリしなくてもいいからさ・・・たまにはね・・・ハオロンという言葉を使って下さい」

樹莉「?」

ハオロン「それだけなんだけどね・・・」

立ち去るハオロン

ハオロン「何やってんだろ、オレ」

 

キープ翌日ハオロンという言葉を使って欲しいハオロンは・・・よせばいいのに、樹莉の隣をガッチリキープ

ハオロン「今さ、この瞬間でさ、樹莉のさ、心とかさ、痛みとかさ・・・(泣き出す)分からないといけないんじゃないかなぁと思ってさ。俺さぁ、そんなの出来ないと思ってさ。はあ・・・」

樹莉「泣かないでよ」

ハオロン「ごめんなさい。すいません」

樹莉「なんか私が悪いことしてるみたいじゃん」

ハオロン「そんなことない、ごめんなさい。」

樹莉「男は泣くんじゃない」

ハオロン「はい、すみませんでした」

 

翌日。

7人はドライバービーさんの案内で村の小さな診療所へ。すると

「日本人、日本人」

なんと現れたのは日本人の女性

「こんにちはー」

虎石さん「虎石美保です」

虎石美保さんは青年海外協力隊員として1年前からこの診療所で働いているという。久しぶりの日本人と出会い表情も和むメンバー達。

ところがこの直後虎石さんから意外なボツワナの現状を聞く事になる

虎石さん「私は訪問看護をしてるんですね。自分が回ってても・・・やっぱりエイズの方は多いです。うん。元気だった人がもう1週間後とかに亡くなってしまっていて・・・」

AIDS・・・ボツワナで現在、最も深刻な問題。エイズを発症させるHIVウイルスの感染者はなんと20歳以上の40%にも達するという。学校のトイレやホテルのロビーなどでコンドームが無料配付されているのはボツワナ政府のエイズ対策だった

沼っち「え・・・結構ショックじゃない?だってエイズそんな多くて・・・」

ハオロン「・・・なあ」

沼っち「いなくない?日本にあんまエイズとか聞かなくない?」

ハカセ「最近増えてるって話だけど、んー・・・それでもまあ割合でいったら全然違うよね」

 

その日の午後。

7人は虎石さんの案内でエイズ撲滅の活動をしているグループを訪ねることに。

メンバーを出迎えてくれたのは“ボイポロコ・サポート・グループ”という団体。

すると代表のサラさんから思いもよらない言葉が

サラさん「私達は全員、HIVウイルスに感染してるの」

何とここにいるグループの22人全員がHIVウイルスに感染しているという。

沼っちの日記“かなり衝撃があった・・・”

ハカセの日記“現実を見せられた・・・生々しかった・・・”

サラさん「私達はいつエイズを発病するか分からないの」

サラさんは21歳の時に結婚。しかし2年前、HIVウイルスに感染していることが発覚。夫に事実を打ち明けると一方的に離婚を言い渡され家から追い出された。

感染者の多いボツワナでもエイズに対する偏見は根強い。HIVは性交や血液を通じて感染するが触っただけでは感染はしない。しかしあやまった知識が差別とエイズの広がりを生んでいる。

サラさんは今同じHIV感染者の仲間と共に暮らしている。そして若者たちを集めエイズの正しい知識を定期的に教えている。エイズを撲滅するために・・・

サラさん「私達は仕事にも就けないし、エイズというだけで私達は人間として扱ってもらえないの。私達はそれでも生き続けたいのよ」

 

質問そしてサラさんが7人にある質問をしてきた

サラさん「HIV感染者と聞いて怖いと思いましたか?触られたらイヤですか?」

するとユカが

ユカ「全然、大丈夫」

ユカのこの言葉にグループの人達の心が開いた。そしてユカが持っていた紙で何かを作り始めた・・・それは一羽の鶴。

ハオロン「この鶴は世界が平和になりますようにという意味なんです」

メンバーは紙を渡し、サラさん達に鶴の折り方を教え始めた・・・手と手を取り合いながら・・・そして互いの呼吸を感じ合いながら・・・

この日のユカの日記には

ユカ“この人たちの命。あと何年と思うと悲しすぎる。何も出来なかった。何かごめんなさいって思った。笑顔がメッチャ素敵やった”

 

別れの時・・・

1人の女性がユカに声をかけた。

そしてユカの頬にキスをした“一期一会”この時間を刻み込むかのように

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まさかのドライバーのドミニクへ告白をしたカジ。ドミニクが出した答えはOKだった!/初代あいのり第220話のネタバレ

初代あいのり219話では、幸栄が美紀へ告白をして見事に成功し、カジもドライバーのドミニクに告白をした回でした。

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220話の題名は「Someday my prince will come」でフジテレビでのオンエア日は2004年5月17日。

 

カジの告白を受けて、ドミニクが出した答えとは!?

ラブワゴンのドライバー・ドミニクに告白。

日本を捨て、南アフリカ移住まで決意した恋愛の達人カジ。

果たしてカジは南アフリカ人になることが出来るのか?

そしてドミニクが話し始めた

ドミニク「そうですね。私今、日本語で頑張ります。」

カジ「はい。」

ドミニク「でももし、時々もうちょっと深い説明したいとちょっとだけ英語でも、いいですか?」

カジ「英語でも大丈夫。」

ドミニク「ええと、ポートエリザベスの社交ダンスはホントにあの楽しかった。あとダーバンビーチで、あの、サーフィンも本当に頑張ってた。もう何回も落ちてもまた「ハーイもう一回」私本当にびっくりした。で、そして少しずつあのーカジの事、少し、あのー面白いなーと思いました。」

 

カジ「?」

ドミニク「で、そして、その詩を貰った時にもへぇ~面白いな~と思って。あの・・・ま、うん、多くの日本人は海外に対するイメージが、アメリカやオーストラリアみたいに広い土地があって、その生活は簡単でファンタジーだって思っているけどそれは必ずしも事実じゃないんだよ。それから、えっと、アンー、私は運転手。だから(メンバーとの恋愛は)ダメだと思った。でも、私は(旅が終わった)今はもう・・・運転手じゃない。それで、はい、もし、分からないけどやってみよう。カジのことが好き

カジ「本当?!」

ドミニク「いい、あのカップルになりましょう」

カジ「アハッやだ超照れる。どうしよう。ちょっと待って、ハハハちょっと待って照れる。はぁどうしよう、はぁどうしよう。カムダウン(落ち着け)いいよ。」

男性メンバー「?」

 

カジとドライバーのドミニクがカップルに!!

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そして別れの時。

カジ「うふふっ」

ドミニク「誰が運転する?」

カジ「アハハハハハわぁー、樹莉」

樹莉「おめでとう、よかった~」

カジ「あははっありがとう」

樹莉「カジもありがとう」

カジ「OneLove、頑張ってね、ハオロン。」

ハオロン「うん、頑張る。」

ハカセ「何やってんの?」

カジ「何やってんのじゃないよ!」

ハカセ「よくやったよ。おめでとう」

そして、ラブワゴンから自分たちの荷物を降ろすハオロン、ハカセ、樹莉。

代わりにカジの荷物がラブワゴンへ戻され念願の助手席に

カジ「ワーイ。頑張ってね。」

樹莉「うん、元気で!」

カジ「凄い応援してるから。」

樹莉「ありがとう。」

カジ「樹莉なら出来るから。頑張ってね!」

樹莉「ありがとー!」

 

走り去るラブワゴン。

ドミニク「そうもしケープタウンに来ると多分、車がいる、この国では。あの、日本のあの味とか」

カジ「調味料?スパイスとか?」

ドミニク「そうそうそう、はい持って来ればいいかなー」

カジ「想像しただけで楽しい」

ドミニク「僕は、たまに夕食作る。はい」

カジ「あ~じゃあ今度カジが作るぅ~」

南アフリカの大地にまさかの30組目のカップル誕生!

ドミニク、カジ本当におめでとう!

 

ラブワゴンはボツワナ

ラブワゴンもなくすっかり置き去りにされた3人は・・・ただひたすら歩いて国境を目指す

「あついねぇ~」

アフリカの灼熱の太陽が、残っちゃった3人を容赦なく照らす。

その時

ハオロン「おぉー、国境じゃないの?あれ」

やっとのことで、国境に到着!

「せぇ~の」

「Yeahボツワナ

あいのり48ヶ国目は、ボツワナ共和国

世界最大の大湿地帯オカバンゴをはじめ豊かな大自然に恵まれたその国はその美しさから“アフリカの宝石”と呼ばれている

樹莉「あ~、いた~」

ラブワゴン発見!

ドライバー「私はビーです」

ドライバーは本業がバスの運転手というビーさん。

早速、メンバーに旅の資金が。今回の資金は日本円にして、なんと一人一日6500円!

この金額これは世界48ヶ国を旅してきた中でアメリカやヨーロッパ諸国をゆうにしのぐあいのり史上最高額!

実は、このボツワナ。経済力の目安となるムーディーズでなんと日本よりも格上にランクされた国。

これほど経済が発展した理由はダイヤモンド!ボツワナには世界最大級のダイヤモンド鉱山がありダイヤモンドの輸出額は世界一。これが、先進国並みの経済の原動力となったのだ。

旅のルートはオカバンゴ湿地帯をめざして北上していくことに!

 

新メンバーのユカと沼っちが合流

3人を乗せ走ること30分。到着したのは首都ハボロネ

ボツワナ経済の中心地ともなっているこの街は世界中から外資系企業の参入も多く近代的なビルが立ち並び今まさに建築ラッシュ!

ハオロン「こんだけ経済力があってね。すごいね」

アフリカらしからぬ街並みの中を走ること10分

ハカセ「あっ!いた」

樹莉「あ~!いたぁー」

女性新メンバー発見!

ハオロン「2人だ。胃が鼻から出そう」

ハカセ「2人だよ」

ユカ「大阪から来ました小林由果です。んとユカって呼んでください」

ユカ(21歳)はヘアメイクの専門学校生で大阪府出身。元気いっぱいの大阪娘

ユカ「んと、めちゃくちゃ楽しみにしてます。よろしくお願いします」

そして、もう一人の女性メンバーは

沼っち「福島県からきました。仲沼友美子です。沼っちって呼んで下さい。」

福島県岩瀬郡から参加した沼っち。阿武隈川のほとりでソフトボールに打ち込んだという素朴な女のコ。

沼っち(21歳)は福島県出身でパチンコ屋ホール担当を勤める。ボーイッシュな女の子

沼っち「この旅に来たからには、完全燃焼して帰りたいと思います。よろしくお願いします。きちゃったね」

 

男子新メンバーのタッキーと稜が合流

新メンバーを乗せ再び走るラブワゴン。

その時

ユカ「雨!」

ボツワナに突然の雷。そして・・・雷鳴響く中・・・ラブワゴンに久々の王子様が今舞い降りようとしていた。

ハカセ「おっ!いた」

「嵐を呼んでるな」

男性新メンバー発見!

まずは、期待の王子様・・・じゃないほうから紹介します。

タッキー「神奈川から来ました滝村慎吾。タッキーって呼んでください。楽しい旅しましょう。お願いします」

タッキー(26歳)は神奈川県出身で元塾講師。現在は公務員試験の勉強中

そして・・・ついに、王子様がそのベールを脱ぐ

稜「え~、東京から来ました。稜です。思いっきり楽しんで、思いっきり恋愛したいと思っています。みんなよろしくお願いします」

稜(24歳)は栃木県出身でモデルをやりながら、バーテンダーのアルバイトで生計を立てている苦労人。

沼っち「何て読むんだっけ?」

樹莉「りょう」

沼っち「りょうか」

女性陣の興味は早くも王子様の素敵な笑顔ですっかりテンションUP。

一方・・・ハカセとハオロンは動揺。

さわやか王子様参戦!キャラクター祭りのラブワゴンに一筋の希望の光が差し込んだ!

 

久しぶりに7人になったラブワゴン。

その車内。新メンバー、王子様綾の隣に座ったのは大阪娘、ユカ

ユカ「大変?モデルは」

稜「でも楽しいからね、好きだっていうか・・・」

ユカ「ふーん。ユカもあれ、歌、歌やりたくて2年か2年半、東京にいたよ」

稜「どうだった?」

ユカ「CD出したよ」

稜「うそ?何?ちゃんと?」

ユカ「メジャーで出したよ」

稜「マジで!?」

なんとユカは、元アイドル歌手!

知る人ぞ知る“ソルトマティーナ”という3人グループの一人だったユカ。

デビューシングルは「フ★リ★フ★リ魔法のケチャップダンス」

しかし

ユカ「でも全然売れなくて契約切れて帰った」

アイドル生活わずか6ヶ月。夢破れたユカは一人寂しく大阪の実家へと帰っていったのだった。

 

そんな中、ドライバーのビーさんがボツワナ伝統料理のお店に連れて来てくれた

「うまそうじゃん」

出てきたのは素朴な家庭料理。そして、この季節の旬の味覚が登場。

それはなんと巨大イモ虫!ボツワナの陽をいっぱいに浴びて育った蛾の幼虫「モパニ」その愛らしい形を崩さないようにカリッと炒めるのがポイントです。

ひとたびかじればミディアムレアな食感と香ばしい風味が口いっぱいに広がります。

なかなか手をつけられずにいるメンバー達・・・すると王子様が

稜「全員食べなきゃね」

王子様の一言で皆で食べることに

「せーの」

「いやー、辛い。あー苦しい」

しかし

「おかわり?」

ハカセ「うん」

ハオロン「モパニおかわり。ハカセ似合うもん」

「モパニ似合う」

 

ハオロンと沼っちが2人きりに

翌日、近くの公園で社長のハオロンとパチンコ屋の沼っちが2人きりに

沼っち「そっち、あ、どこだっけ?住んでんの」

ハオロン「東京の下町なんだけど」

沼っち「東京なんだ」

ハオロン「うん」

沼っち「東京ってあれだよね、超なんか何いろんな夜でもさやってんじゃん」

ハオロン「やってるなぁ」

沼っち「東京とかはさ、超近くにあるじゃん飲み屋とか。でもうちらんところは歩いては行けない距離とかにあんの。たく飲みとかする」

ハオロン「たく飲みって何?タクシーで行って飲むの?」

沼っち「たく飲みってわかんない?」

ハオロン「知らない」

沼っち「自宅で飲むって事」

ハオロン「そういう事なんだ」

沼っち「宅飲みいいべ」

 

すると今度は、稜とタッキーが沼っちに声をかけた

沼っち「ちょっ暑くない?」

タッキー「暑いねぇ」

沼っち「なんかさぁ、二人してさぁ、なんか全然あれじゃない?いけてん、イケてっばい」

タッキー「イケテッバイ?」

沼っち「イケてるばい。どんな恋愛がしたいの?どんなのがタイプ?」

タッキー「結構さぁ、笑いのつぼがさぁ一緒って言うの重要じゃない」

沼っち「重要だね」

稜「大きいね」

タッキー「超重要だよね」

沼っち「あるあるある、自分はさウッチャンナンチャンのテレビが見たくてもさ。かたっぽがさダウンタウン見たかったらさ、無理じゃん」

 

沼っちが水着を嫌がる

そしてメンバーはホテルに到着!

物価の高いボツワナはホテルもベリーエクスペンシブ!最低ランクのこのホテルでも1人1泊4500円とあいのり的には超高級。ただしちゃんとプールもついてます。

翌日は朝から38℃。

早速ホテルのプールに入ることにしたメンバー達。そして

「おぉー!(歓声)」

「来たー!」

女性メンバーが登場!そして待望の水着披露・・・

しかし、いきなりプールに飛び込んだ沼っち

沼っち“プールから逃げ出したかった。あいのりの旅で水着を着ることが1番怖かった”

実は、沼っちは、悲壮な決意を胸にあいのりへの参加を決めていた。その応募の手紙には

沼っち“前々から出たいと思ってましたが私は、女らしくない、スタイルもよくない。そんな自分のコンプレックスであきらめていたのです。あいのりを見てる限り、皆女性はやせているし可愛い人ばかりじゃないですか。私はスカートもはかないし、化粧もしてません。でも私だって恋愛したいんです”

すっかり盛り上がるメンバーたちをよそに、沼っちは1人見ている事しかできなかった。

すると樹莉が水中カメラで

樹莉「沼っちぃ」

沼っち「ムリムリ」

樹莉「今の気持ちを一言・・・」

沼っち「ムリだわ、ムリムリ」

そして、1時間後。

プールから上がる事にしたメンバー

ハカセ「ワン、ツー、スリー(カシャ)」

しかしどうしてもプールから上がる事が出来ない沼っち。

すると稜が

稜「沼っち」

タッキー「俺ら見てないからさ。上がればいいじゃん」

沼っち「やぁだやぁだ」

稜「タオルだけすぐ巻いて」

タッキー「ダメ?それでも」

稜「こうやってるから」

その時樹莉が

樹莉「大丈夫でしょ。沼っち。ハハハ行くよ~」

この一言に、沼っちは

沼っち“一体何アイツって感じ。水着を着ることも自分の中で度胸のいることだったのに。痩せててスタイルの良い樹莉には私の気持ちわからないだろう。樹莉!大っ嫌い”

 

その日の午後。沼っちは自分を責めていた

沼っち“なんか自分が嫌なんですよ。自分がスゴイなんか汚い。悲しいですよね、なんかそういうの”

「女らしくない」というコンプレックスを抱えルックスのいい女性を見るとひがんでしまう自分の事が沼っちは、大嫌いだった。

そして・・・沼っちは泣き出してしまった。

しかしコンプレックスの塊の沼っちが、この国で恋の大波乱を巻き起こすことになる!

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見事、幸栄と美紀がカップルになって日本へ帰国!/初代あいのり第219話のネタバレ

初代あいのり218話では、樹莉から勇気をもらった幸栄が。再度美紀へアタックをして告白を決意した回でした。

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219話の題名は「太陽のような」でフジテレビでのオンエア日は2004年5月10日。

 

幸栄が美紀へ告白!

その夜。

首都プレトリアを一望する公園で、ダイバーの幸栄は頑張リスト美紀を待つ

幸栄「はぁ・・・」

すると幸栄が何かを取り出した。

カンペを見る幸栄。告白リハーサル

幸栄「うん、俺は、あいのりの旅でお互い何でも言い合えていいとこも悪いとこも知った上で俺は、あいのりの旅で・・・素直に・・・あっ、お互いを高めあえて。だから、この間、ホント全部、凄く好きで・・・日本に帰っても・・・あっ。俺はこの旅で・・・やばい・・・」

その時、美紀がやって来た!

美紀「ういっす。」

幸栄「ウィッス。」

幸栄「今日は、ちょっと聞いて欲しくて。」

美紀「はい。」

幸栄「ちょっと、ゆっくり話すから、しっかり聞いて」

美紀「うん。」

幸栄「俺は、あいのりの旅で何でも言い合えてもう・・・ふぅ~。俺は、あいのりの旅に何でも言い合えて良いとこも悪いとこも知った上で、スキって言い合えるカップルになりたくて来たのね。」

美紀「うん」

幸栄「俺の旅は、ネパールから始まって、ホント毎日が楽しくて、見るもんが新鮮で、いろんなことに興奮して・・・。すげぇ楽しい旅の中でも、美紀と一緒に馬に乗ったり、美紀と一緒に綺麗な夕日見てる時間が、俺にはすごく楽しくて、幸せで…。

凄い美紀にどんどん惹かれている自分がいて。だけど、俺は、夕日見ながら美紀が『帰るつもりだった』って俺、聞いた時はすごくショックで、焦って。

美紀がね、凄く近くに居ても凄く遠くに感じることがあったりして美紀の、ホント深い部分が見れて無い気がして・・・だけど、何も出来ない自分がいて…。

だから…美紀が俺の隣で泣いた時は正直凄く伝わってホッとしたっていうか・・・ホント良かったって思ったの。

今、どれだけ、上手く言えてるか分かんないけど、俺は美紀を支えたいって思ってる。俺は、美紀のことが大好き。」

美紀「はい」

幸栄「ホント全部が好き。俺と一緒に、日本に帰って欲しい。これ・・・聞いてくれてありがとう。じゃあ」

こうして幸栄の告白は終わった。

ホテルでは、幸栄から美紀への告白が残りのメンバーに告げられた。

報告を受け、部屋に戻る箱入り娘の樹莉。すると

樹莉「♪幸栄は~強くて逞しい~」

 

美紀が出した答えは!?

迎えた運命の朝。

ジャカランダが咲き誇る朝もやの中、最後までこの恋のリングに立ち続けた男、幸栄は、静かに試合終了のゴングを待っていた。

ラブワゴンからは旅を共にしてきた4人のセコンドが幸栄を見守る。

果たして幸栄はこの旅のラストを勝利で飾ることが出来るのか?

その時、美紀がやって来た!

美紀「おはよう。」

幸栄「昨日は、聞いてくれてありがとう。俺は美紀のことが大好き。理屈とかじゃなくてホントに好き。ホント好きだから。一緒に、日本に、帰ろう。」

美紀を想い続けてきた恋愛サンドバッグ幸栄。

果たしてその試合結果は?

美紀「幸栄は自分に持ってないものを凄く持っていると思うの。

心がとっても温かくて広くて豊かで。昨日、色々アドバイスしてもらったでしょ?あの時に泣いちゃったんだけど何か、悲しい事とか思い出して泣いたんじゃなくて幸栄が凄く私のこと考えてくれてるんだなって思って凄く気持ちが温かくなって自然と涙が出てきて凄く安心出来た。ありがとう。

 

幸栄は私にとって太陽みたいな人で、一緒にいると凄く楽しい。幸栄が言っていた、何でも話し合えて理解し合える仲は、それってとてもいいなって思った。基本は前向きに、お互いのペースで無理せず、行きましょう。一緒に、日本へ帰ろう。

幸栄「あーよかった・・・帰ろう。はぁ~長かった。ゆーみんじゃないんだから」

美紀「ねっ緊張するでしょ?」

幸栄「するけど!」

美紀「はい。」

幸栄「あーよかったー。」

美紀「緊張したぁ」

幸栄「よかったー。」

 

幸栄と美紀のカップル誕生!

カジ「よかったね~。あーおめでとう!」

幸栄「先、帰るな」

美紀「あん時は、何か酷い事とか言っちゃってゴメンね。」

ハカセ「いや、まぁ、それは俺もそうだから」

美紀「ありがとね。うん」

幸栄「旅は、本当これからだから頑張っていい恋愛してね」

樹莉「ありがとう。」

幸栄「イエ~イ、やっちゃった。楽しかったなハカセ。」

ハカセ「楽しかった」

幸栄「カジ頑張れよ!」

美紀「頑張ってね」

カジ・樹莉「ありがとう。」

美紀「ありがとうー!」

幸栄「じゃあな!」

樹莉「ありがとうー!」

樹莉「幸栄バイバーイ!美紀もバイバーイ。」

美紀・幸栄「バイバーイ」

幸栄「あーキレイだな、なんか。」

美紀「キレイだねぇ。」

美紀“鎧を着けてるように見えるっていう風に色々言ってくれる人がいっぱいいたけど幸栄が言ってくれたことが何か染み込んできて。自分のために言ってくれてるっていうのが分かって温かい人だなって思いました。凄く温かい人。何か優しさが嬉しかったです”

ジャカランダの花の下あいのり29組目のカップル誕生!幸栄、美紀おめでとう!

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カジがドライバーのドミニクへ告白!?

幸栄、美紀と別れ再び走り出したラブワゴン。

車内では笑顔の男性メンバーをよそに複雑な表情の女性2人。

幸栄に想いを寄せていた箱入り娘の樹莉は

樹莉“気がつくと辛くない寂しくないと自分に言いきかせていた”

そしてもう一人、カジは

カジ“親友の幸栄もいなくなった。この国ももうそろそろ終わり”

国境まで40キロ。カジに残された時間は、あとわずか・・・。

ネパールからあいのりしたOLのカジは、日本人以外に3カ国の男性と恋をしてきた、ワールドワイドな恋愛観を持つ自称・恋愛の達人。

そんなカジが出会ったのが南アフリカのドライバー、ドミニク。

そしてバックミラーから始まった恋。それからというもの、カジはピンクパワー全開でドミニクに猛烈アピールを展開。

しかし

カジ「(女として)どうだった?カジ」

ドミニク「はい、面白い」

カジ「彼女が欲しくない?」

ドミニク「あまり(彼女は)探してない」

猛烈アピールで墓穴を掘り、カジはすっかり自信をなくしていた

カジ“ドミニクを遠くに感じる。ムリだ”

 

走ること1時間。ドミニクがゆっくりとラブワゴンを停めた

ドミニク「ここは、国境の近くですから南アフリカの旅はここで終わります。」

ついに南アフリカの旅が終了。メンバーと最後のお別れをするドミニク。

いよいよカジとも別れのときが。すると突然!カジがその場を離れた!そして

カジ「ここで、ドミニクに、告白させてください。」

ディレクター「今?」

カジ「うん・・・」

自信を失いかけていたカジに告白する勇気を与えたのはあのメンバーだった。

ネパールから4カ国。共に旅をしてきたゆーみんとカジ。カジは恋の先輩として恋愛未経験のゆーみんを励まし見守ってきた。

そして、ゆーみんは積極的な女の子へと生まれ変わり、隼人への一途な想いをとげ、見事カップルに。あの夜カジは

カジ「もうゆーみんはもう、本当に勇気を与えてくれた。はぁー、彼女の行動が隼人の心を動かすなんて。」

カジ日記“ゆーみんにはカジの忘れてしまった恋愛を見せてもらった気がする。ダメでもあきらめない。自分の気持ちに正直に行動すること。私はドミニクが好き”

 

相談ディレクター「ドミニクちょっと、いい?ちょっと相談。」

ドミニク「はい。」

早速、ディレクターがドミニクに説明する。

ディレクター「えっと、今、カジが、あの・・・ドミニクに、告白をしたいと。」

ドミニク「あ、本当・・・。」

ディレクター「多分ここまで我慢してきてやっぱり、ずっとどうしようかと悩んでると思うのね。でも、どうしてもやっぱりその気持ちを伝えたいという訳だから、気持ちだけでも聞いてあげて。彼女はそれでスッキリっていうか、やることはやったし納得すると思う。話をするだけはOK?」

ドミニク「はい」

ディレクター「とりあえずOKね?じゃあ、話を聞くのはOKね。OK!」

ドミニクの了解を得て、この状況をメンバーに伝える

ディレクター「今から、カジが、ドミニクに、告白をします。」

男性陣「?」

その頃

カジ「もうダメかも。ゲロッちゃいそう」

不安と緊張が増す一方のカジ。

ラブワゴンでは、カジの気持ちに気づいていた樹莉が真剣に見守っていた。

一方、ドライバーへの告白ということでいまいち身の入らない男性2人は

ハカセ「ハオロンって(ガンダムの)アムロレイに似てるって言われたことない?」

ハオロン「前髪とか?」

ハカセ「いや、表情、目や顔とか」

雑談中。すると樹莉が

樹莉「どうしてさーメンバーのことちゃんと見てあげられないの?もっとちゃんと考えてあげてよ、女の子の気持ちが、分かって無さ過ぎ!」

ハカセ・ハオロン「・・・・・・」

 

カジからの告白を受けたドミニク

その時!ドミニクがやって来た!男性陣反省中。

カジ「ここの場所に来てくれて、ありがとう。ビックリしたと思うけどうん、ここに立ってくれて嬉しい。ふぅ~。カジは、ドミニクがドライバーっていう仕事を分かった上で告白しようって思いました。ドミニクは心が温かくって、穏やかで、一緒にいて落ち着くなぁって思ったし。海とか行ってカジが全然波に乗れなかったじゃん?何度もサーフボードを押して、手伝ってくれて。ダンスでも全然ステップ覚えられなくてダメダメだったけど、ずっと辛抱強く付き合ってくれて。ドミニクといるといつも楽しかった。この間2人でドライブに行って、プライベートなこと話してくれて、最初はショックなこともあったんだけど、カジに向かい合って、話してくれて誠実だなって思ったし、あのポエムの気持ちは変わらなかった。カジは、ドミニクのことが好きです。隣で笑っていたいなって思う。国籍とか年齢とか関係なく、今のカジを見て答えを下さい。」

そしてカジは

カジ「南アフリカに残って、ドミニクと一緒に暮らしたい」

なんとカジ、南アフリカ移住を決意!

果たしてカジは南アフリカ人になれるのか!?

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頑張り屋の美紀に果敢にアタックをする幸栄。遂に美紀の本心に迫る!/初代あいのり第218話のネタバレ

初代あいのり217話では、幸栄と親友のハカセが悪役になり、美紀に恋愛に対しての姿勢を指摘した回でした。

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218話の題名は「泣きたくない」でフジテレビでのオンエア日は2004年5月3日。

 

樹莉がハオロンを呼び出す

南アフリカを走るラブワゴン。この日、到着したのは首都プレトリア

マンデラ元大統領が新政権樹立を宣言したユニオン・ビルをはじめ、行政官庁が集まる南アフリカの政治の中心地だ。

カジ「わぁ、綺麗だね~。すごいブワーって、この通り」

街中を彩る紫色の花はジャカランダという花。およそ100年前、ブラジルから持ち込まれたもの。

街全体が紫色に染まるプレトリアは、別名ジャカランダシティーと呼ばれている。

 

その夜

メンバー「いただきまーす。」

この日の夕食はステーキ

「おいしいよね。」

「牛肉だよ、牛肉。」

実はこれ、ダチョウのステーキ。

脂身の少ないダチョウの肉はヘルシーメニューとして南アフリカでも大人気。

ダチョウといえば・・・そう、ハオロンにとってダチョウは、旅から抜ける原因になった、憎っくき相手

ハオロン「このやろう!食うぞ!うんま~。旨い旨い。すごいおいしい」

ハカセ「ハオロン痛い?」

ハオロン「ちょっとちょっと。(骨が)変なところに入った」

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翌日。

樹莉「ハーオロン」

ハオロン「樹莉さん」

30歳社長のハオロンが想いを寄せる箱入り娘の樹莉を呼び出した。

樹莉にどう想われてるか気になるハオロンは

ハオロン「どう、みんなのイメージっていうかさぁ一人、一人紹介して」

樹莉「紹介?」

さり気なく他のメンバーから印象を聞く作戦。

樹莉「ハカセはねぇ、こう毎日違うって感じ」

ハオロン「違うよねぇ」

樹莉「幸栄はねぇ・・・幸栄はすごい話しやすいよね。そしてハオロン」

ハオロン「そして・・・おっさんは?」

樹莉「ハオロン」

果たして樹莉の目に映る社長ハオロンの印象は?

樹莉「そうなんかねぇ想像が付かないんだよね・・・ハオロンがねぇ・・・こう、上にたって仕事をしてるって」

ハオロン「う~ん・・・」

 

美紀にまっすぐぶつかる幸栄だったが、、、

翌日。

ジャカランダのトンネルを走るラブワゴン。その車内。恋愛サンドバッグ幸栄が頑張リスト美紀の隣に座った

幸栄「美紀はさ、結構顔が険しい時があるよ」

美紀「私、結構?へぇ~」

幸栄「たまに無理してんのかなって見える時もあるのね、そんな訳ではないの?」

美紀「ないないな~い」

幸栄「俺は凄く美紀は強がりだと、凄い思う」

美紀「強がってんのかな?えっ、強がっているつもりないんだけど。だって私弱い所ないんだもん、はっは」

幸栄「マジで?その時点から俺は、結構弱いとこかなぁって思ってる。ダメなものはダメで考えてもしょうがないから前向きに行こうよって言うじゃん?」

美紀「うん、そだね。」

幸栄「それは、ダメなことを捨ててるように見えるの。ダメな時はダメでいいと思うの。落ち込むこととか、ヘコんだりすることで、こうしようとか、凄く見えてくると思うのね。」

美紀「そうかな~」

幸栄「それはちょっと自覚した方がいいよ」

美紀「そう?」

幸栄「うん」

美紀「人間性の違いじゃない?私、物の考え方とか人と全然違うと思うし」

幸栄「・・・」

美紀「なんだろね。私よく分からないな。ハハハッごめんね話にならなくて」

幸栄「話になってるけどね。」

美紀「なってる?」

幸栄「気付いてないところがすごい可哀想だなっつうか・・・」

美紀「・・・・・」

そしてラブワゴンはホテルに到着。

するとラブワゴンから泣き声が・・・?幸栄の方だ!

何度ぶつかっても美紀にパンチをもらう恋愛サンドバッグ幸栄。

この日幸栄は灰になった・・・

 

幸栄をなんとか励ましたい樹莉は歌をプレゼントする

翌日。

首都プレトリア市内で昼食をとる6人。

暖かい日差しに恵まれ、食欲旺盛なメンバーの中元気のない灰になった恋愛サンドバッグ幸栄。

するとその様子に樹莉が気づいた。

南アフリカからあいのりした箱入り娘の樹莉はいつも自然体で気さくに話しかけてくれる幸栄に密かに想いを寄せ始めていた

樹莉“うーん。幸栄見てると考え込んでそうな時があるから”

実は昨日の幸栄と美紀の会話は樹莉にも聞こえていた

樹莉“幸栄がすごく辛そうだった。でも私にはどうすることも出来なかった”

 

その日の午後。

部屋で、手紙を読む樹莉。それはあいのり出発前、母親から手渡されたもの。

母からの手紙「最愛の娘樹莉へ大切な人とめぐり合えること祈っていますママより」

そして樹莉は決意した。大切な人、幸栄を元気付けることを。だがその決意がこっ恥ずかしいメルヘンシーンを生むことに!

 

出発前の車内。

幸栄「ハァ・・・」

今日も元気がないダイバーの幸栄。それに気づいた樹莉は小さな紙を取り出した。

樹莉「岡部樹莉がプレゼント。メンバーの替え歌。」

メンバー「おーハハハ」

まずは、ハカセの歌

樹莉「♪カシャッカシャッカシャカメラマンいつでもどこでもカメラを片手にカシャッカシャッカシャハカセだよ♪」

ハカセ「ありがとう、ありがとう」

ハカセ日記“僕はただのカメラ小僧か。ちょっと寂しかった”

続いてハオロンの歌

樹莉「♪ハーオロンハーオロン何語が好きな~の語学オタクのナ~ルシスト♪」

かなりきつ~い内容。しかし

ハオロン「うまい!うまい!うまい!」

「よく出来てるじゃん!」

「凄いねー」

ハオロン「超うれしい、ありがとう」

ハオロン、なぜか大喜び!

樹莉「では幸栄」

幸栄「はい」

樹莉「幸栄は海です。」

幸栄「海?」

つじつま合わせの2曲が終わり、いよいよ本命幸栄の歌

樹莉「♪幸栄は強くて逞しいでっかい海が良く似合う幸栄は元気で明るくて優しくみんなを守ってる♪」

「凄ーい!」

幸栄「ありがとうありがとう」

樹莉「どうぞー。」

幸栄「ありがとうございます」

幸栄はただ、「ありがとう」としか言えなかった・・・

 

カジがドミニクへアピールをするが、ドミニクは彼女が欲しくない!?

その日の夕方。

ラブワゴンに近づく人影が。セクシーダイナマイツカジだ!

ドミニク「ハイ、カジ」

カジ「ドミニク、助手席行ってもいい?」

ドミニク「はい、どうぞ」

カジ「わぁー、初めてだ助手席、高いね、ここが。うれしーなー」

ドミニク「ンプー」

そして10分後。

間がもたなくなったドミニクは

ドミニク「ドライブに行きたい?」

カジ「え!?行きたい、えっ?連れてってくれる?」

ドミニク「ハイ。」

カジ「やったぁ~」

カジは首尾よく、ドミニクと2人きりのドライブゲット!

カジ「なんか秘密なことをしてるみた~い。ねぇ~」

2人きりの空間に興奮気味のカジ。するとカジからドミニクに直球質問が

カジ「ドミニクはさぁ、どういう人と付き合ってきたの?」

しかし、この直球質問で、カジは墓穴を掘ることになる。

墓穴とは遺骨を葬る穴のこと。そこから転じて、滅びる原因を自ら作ることをいう。

ドミニク「まだ、20代の頃はすぐ誰とでも恋愛とか恋に落ちたいと思ってた。色んな国のガールフレンドがいた。ミラノでモデルをしていた彼女とか。あとはいろんな彼女が出来て・・・僕、まあ1年間、彼女まだ出来ていない。」

カジ「ふーん。彼女が欲しくない?」

ドミニク「今もう36歳になったから、だからちょっとゆっくりゆっくり決める。だから(彼女は)あまり探してない。」

カジ「そっかー。」

ドミニク「何かごめんね。日本語はそんなに。」

カジ「ううん」

ドミニク「説明が出来ないから。」

カジ「わかるよ。」

 

その夜。

墓穴を掘ったカジは

カジ「・・・・・・なんか、実際モデルみたいな人と、すっごい綺麗な人と付き合ってきてると思うし、世界中の綺麗な人見てきてると思うし。言葉にして言われると、改めて実感してしまって・・・短い期間で想いが通じるかなーとか・・・。自信がなくなってきました・・・。」

墓穴を掘ってしまったカジ。カジはこのまま埋まってしまうのか?

 

美紀に再度アタック!すると美紀の心が開放されていく

プレトリアの夜。

一人悩むのは、灰になった恋愛サンドバッグ幸栄。心に響くのは、あの歌声。♪幸栄は強くて逞しい♪

そして幸栄は決意した

幸栄“俺は美紀のことが好きだ。あきらめたくない”

 

翌朝。

不死鳥のように蘇った幸栄が、頑張リスト美紀を呼び出した。

しかし、脳裏に浮かぶのは、苦い思い出ばかり・・・

幸栄「俺は」

美紀「うん」

幸栄「美紀の何か、嬉しそうな顔だったり悲しそうな顔だったり照れた顔だったり見たことがあるから。このままだったら心配になるというか・・・。」

美紀「うん。うふふ」

今日も笑顔で話を聞く美紀。

しかしこの後、幸栄が発した何気ない一言が、美紀の心の隙間に突き刺さる。

幸栄「いっつも前向きで、いっつもすごく頑張ってるんだけどこのまま頑張り続けちゃったら、歳とった時に、凄い気の強い、理想ばっかり追った、こう目のきついババアにね、なっちゃうんじゃないか」

突然泣き出してしまった美紀。

幸栄「ごめん、タオル忘れちゃった。」

美紀「うん、大丈夫。多分、ちっちゃい頃からだと思うのね。笑顔でいれば心配かけないかなとか、自分が、辛かったりとかそういう顔したらやっぱりお母さん傷つけちゃうし・・・」

美紀が9歳の時、美紀の両親が離婚した。美紀を引き取った母親は、休むことなく毎日働き続け、女手一つで美紀を育て上げたという。

その時、美紀に芽生えた一つの想い。「お母さんに心配をかけたくない」

美紀“泣かない、泣きたくない。弱いとこ見せたくないっていうのがあって。だから口の中思いっきり噛んでこっちの痛みでこらえるんですよ涙は。部屋に帰って押し入れ開けて布団に顔突っ込んでガー泣くんですよ。声聞こえないように”

両親の離婚という悲しみを乗り越えるために・・・そしてお母さんに心配をかけないために・・・。美紀が身につけたもの。それが前向きな頑張リストという鎧だったのかも知れない・・・。

そして今日、幸栄のかけた優しい一言で美紀は今まで見せたことのない素直な表情を見せた。

美紀「お母さん1人だから、あんまり迷惑を掛けないようにしよう。大丈夫だよ、私は、辛くないよっていう風に何かそういう風になってきたんだなーって」

幸栄「すっげえ優しくて、多分お母さんのこと考えて、頑張って、頑張って、頑張って、そうなったんだなっていうか、絶対・・・でもそれでお母さんは、助かったこともあると思うし。(美紀の)助けになれるんだったら、なりたいし。」

美紀「うん」

幸栄「あったけーな」

 

幸栄が告白を決意!

その日の夕方。

幸栄がついに動いた。向かった先はラブワゴン!

幸栄“あの涙はあの子の力になれたっていうか救うことが少しは出来たんじゃないかなと俺は思ってますし。初めてこう美紀とちゃんとこう近づけたっていうか。やっとこれから向き合えるんじゃないかなと俺は思ってます”

幸栄「美紀に告白したいんで、チケットを頂だい」

一方、幸栄が告白を決意したことなど、知るはずもない美紀。

果たして美紀は幸栄の告白を受け入れるのだろうか?

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