ゆき姉がやすを意識しだすも、やすの気持ちはみずほへ、、、/初代あいのり第101話のネタバレ
初代あいのり100話では、藍がまさかの体調不良であいのりの旅をリタイアして日本へ帰国してしまう回でした。
101話の題名は「恋におちて・・・」フジテレビでのオンエア日は2001年11月12日。
ラブワゴンはキューバへ入国!24カ国目
ラブワゴンが向かったのはジャマイカの国際空港。ジャマイカの旅はここで終了。
ジャマイカは島国のため次の国へは飛行機で移動する。ドライバーさんのデビッドさんともここでお別れ。
そして24カ国目のキューバに到着。キューバは日本の本州の半分の面積を持つカリブ海最大の島。手付かずの自然に恵まれ街には50年代のクラシックカーが走り多くのラテン音楽発祥の地として世界のアーティストが注目する神秘の国。
新メンバーの、みずほ、ゆき姉、芳ちゃんが合流!
空港へ降り立った4人の前にラブワゴンが登場!新ドライバーのロペスさんはサングラスと葉巻きがトレードマーク。旅の資金は1人1日4000円。4人はまず島の東の端から出発し首都ハバナまで一路、西を目指す。
そして早速新メンバーを探す4人。走ること30分、新メンバーを発見!!新メンバー2人はどちらも女の子。
みずほ「福岡県出身です。みずほです。21です」
レゲエ「福岡?」
みずほ「はい」
みずほ(國分瑞穂)は21歳で福岡県出身。フリーターであり、恋に慎重なおっとり娘。
ゆき姉「私も福岡県から来ました」
レゲエ「えっ福岡2人?」
ゆき姉「はい、ゆき姉でごんす」
やす「最年長」
ゆき姉(吉川由紀)は29歳で福岡県出身。洋服販売の仕事をする、あいのり史上最年長。
ゆき姉「九州の松嶋奈々子と呼んで下さい」
トビ「そりゃ呼べねぇな」
6人になったメンバーはもう1人の新メンバーを探すことに。そんな中、スタッフから耳寄りの情報が
スタッフ「新メンバー、男性。早稲田大学生」
これには女性陣、大喜び。情報によると現役の早稲田大学生で妹はドイツにピアノ留学中。そしてフランス美女ヘレンに失恋した事を期に参加するという。
あいのり史上、最も華麗な経歴を持つ新メンバーにトビ
トビ「お坊ちゃまかよ、嫌だな。もーっ」
やす「くそーっ。目くらみやがって」
走ること15分、ついに新メンバー発見。しかし、
トビ「えっお坊ちゃまって感じじゃないもん」
ゆき姉「前情報と全然違う」
芳ちゃん「どうも。芳ちゃんです。よろしく」
芳ちゃん(巽芳也)は24歳で神奈川県出身。大学生であり、特技はバンザイ。
早速、芳ちゃんにトビが自己紹介
トビ「トビです」
芳ちゃん「えっ?」
トビ「医者です」
芳ちゃん「えっ医者?」
芳ちゃん完全に真に受ける。
やす「何か挙動不審だよ。目がキョロキョロしてる」
挙動不審の芳ちゃん、動揺すると目が泳ぐらしい。そして自己紹介を兼ねて自慢の特技を披露
芳ちゃん「早稲田大学バンザイ同盟。バンザイ三唱。そーれ。バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」
通り過ぎるキューバ人もやや引き気味。
やす「いい恋愛して下さい。あいのり。オー」
こうして新たな旅が始まった。
芳ちゃんが童貞宣言
まずラブワゴンが訪れたのはサンティアゴ・デ・ク-バ。人口44万人のキューバ第2の都市。ラブワゴンの中では新メンバーを中心にトークが弾む。
レゲエ「芳ちゃんは大きい恋愛をしてきたと?今まで」
ゆき姉「興味ある。そんなに重い話なんかなぁ」
芳ちゃん「いや…重…明るい話」
やす「芳ちゃん付き合った人数は?」
芳ちゃん「いない…いないです。素人童貞」
芳ちゃん堂々の童貞宣言!
レゲエ「オ○ニー好き?」
芳ちゃん「ああ好き」
レゲエ「大好きやけぇ」
トビ「俺らメシ食わないでやってるもん」
レゲエ下ネタで新メンバーを洗礼。そんな中、かなり引き気味のみずほ
みずほ“レゲエははっきり言って恋愛できる気しない”
みずほはこの時、そう思っていた。一方、ゆき姉
ゆき姉「奈々子は芸名で由紀が本名」
やす「ぶっ殺すぞコノヤロー。もうそろそろ」
苛酷なツッコミにもめげず笑顔の最年長ゆき姉。
しかし、ゆき姉は知るはずもなかった。この日、自分が運命の恋に落ちようとは…。
早くもゆき姉とやすが良い感じ?
キューバ初の昼食へ向かったメンバー。ここはパラダ-ルと呼ばれる民家の一部を改造して営業しているレストラン。
社会主義国キューバではここ数年、急速に経済の自由化が進み一般の家庭で様々な副業を営むようになっている。
キューバ最初の食事は鶏のガーリックソース和えとコングリと呼ばれるキューバ独特のお赤飯。なかなかのお味らしい。
そんな中、芳ちゃん、とってもダイナミックな食いっぷり。
街へ繰り出した7人。ミサンガが売られている露店を発見。そこで旅のスタートを記念して1つずつ買う事に。すると、やす
やす「付けてあげるよ」
ゆき姉「ありがとう」
やす「左右?」
ゆき姉「左」
ゆき姉にミサンガをはめてあげるやす。これにはゆき姉、大喜び。
そして、ラブワゴンの中でも楽しそうに話すやすとゆき姉
ゆき姉“やすは27歳やからやっぱり話しやすい。笑顔がおちつく”
一行はドライバーのロペスさんに案内されホテルに到着。民家の部屋を改造しているホスタルという宿。宿の女主人のビルマさんが出迎えてくれる。トイレとシャワーが付いて1人1泊800円とかなりお得。
その日の午後、ビルマさんがゆき姉を呼び出した。通されたのは怪しげな部屋。そして現れたのは派手な衣裳に着替えたビルマさん。
実はビルマさんはアフリカの宗教とキリスト教が独自に融合したサンテリアという宗教の占い師。ロペスさんの話を聞きメンバー達の恋を占う事にしてくれたのだ。
まずは特製のハチミツをゆき姉に塗り捲くる。全身にこのハチミツを捲る事で恋愛運を占うのだという。
ビルマさん「田舎で2人の子供と幸せに暮らすでしょう」
ゆき姉「相手はどういう人ですか?」
ビルマさん「痩せていて背が高く性格が優しい人」
ゆき姉「うれしい」
その日のゆき姉の日記には
ゆき姉“聞いた瞬間、やすだと確信した。本当に出会ってしまったんだって思うと涙が出た”
さすが29歳、強引な思い込み。
その夜、部屋でお肌の必需品であるコラーゲンを飲むゆき姉
ゆき姉“とにかく今晩はお肌の調子ととのえよう”
こうしてあいのり史上最年長の恋がスタートした。
翌日、ビルマさんがもう1人どうしても気になるメンバーの芳ちゃんを呼び出した。
早速占い開始。まずはお腹にハトを乗せ顔にラム酒をかける。
更に体をグルグル回す。これにはさすがの芳ちゃんも引き気味。
そして股の間をくぐって下半身の占い。そして口に牛乳を含んで吹き出し最後は頭から牛乳をかけて占い終了。
ビルマさん「あなたは大きな愛を得られるでしょう。日本で牛乳風呂に入って下さい」
これには芳ちゃん固まる。そして芳ちゃん
芳ちゃん「泣きたいです…」
ゆき姉がやすを誘い出す
一方、この激しすぎる占いに後押しされたゆき姉はやすを誘った。
ゆき姉「この年やけん。2年も彼氏がいないと怖くなってね」
やす「あぁ。どれだけ付き合ってたの?」
ゆき姉「その人1年ちょっと。すぐ彼氏できると思ってたんよ。自分で。悪いけど。で、思っとって。その後恋愛ずっとできない。だいたい商売人やから笑顔だけは出るけど本当に笑っとるだけやったら、すぐなめられるんよ」
やす「まぁ、笑ってずっと居られるんだったらその方がいいから」
ゆき姉「うん。それはね。何か頼りなさそうに見えるけ。しゃべる事にしてるんよ、すごい。こういう考えがちゃんとあるよっていうのを」
やす「えらいね」
ゆき姉「話す事っち大切よねぇ何か。すごい話さんと分からんし」
ゆき姉は少しでも自分を知ってもらおうと一生懸命やすに話した。
更に西へ走るラブワゴン。とあるキャンプ場に到着。しかしロッジの値段は一泊48ドル。貧乏旅行のメンバーには払えない値段。
するとキャンプ場の人が「自分達で作るんだったらタダでいいよ」
トビ「小屋作るの?自分で作るの?できたてじゃないの?じゃあ作る?」
レゲエ「作るしかないやろ」
キャンプ場の小屋は簡単に作れるらしい。
早速作る事にした7人。そこで気合い充分なのはとび職のトビ。足は地下足袋。頭にはねじりハチマキ。
まずは骨組みを作る。トビが慣れた手つきで釘を打つ
トビ「こうやってやんの」
レゲエ「すごいかっけー」
一方、芳ちゃん、はずしまくり。炎天下の中、懸命に作業するやす。その隣りにはみずほ。家作りに没頭するやすとみずほだがいつのまにかいい感じ。そんな2人にゆき姉は気付かない。
一方のやすはみずほが気になる様子
6時間後、ヤシの葉のフトンをひいて小屋が完成。
芳ちゃん「せーの、バンザーイ」
飲みながら1日の疲れを癒す7人。そんな中、やすを見つめるゆき姉。しかし、その日のやすの日記には
やす“今夜はゆっくり寝れそうだ。それとちょっとみずほが気になった”
今静かにみずほへと動き出したやすの心。しかしそんな悲劇をゆき姉は知るはずもなかった。