TAKAへのアピール合戦でぶつかるミカとめぐ/初代あいのり第123話のネタバレ
初代あいのり122話では、TAKAへの想いに気付いたミカとめぐ。2人の恋の行方が気になる回でした。
123話の題名は「火花」フジテレビでのオンエア日は2002年5月6日。
UFOを探しに行くあいのりメンバー
ある朝、ドライバ-のエドワルドさんがメンバーを呼び出した。
エドワルドさん「今日は皆にお願いがあるんだ。どうしても行きたい、面白い場所があるんだけどな」
エドワルドさんによるとそこは、今いるグァナファトから車で3時間ほど離れたバジェ・デ・サンディアゴという町。そこではある不思議なものが何度も目撃されているという。
その不思議なものとはオブニ。それはスペイン語で未確認飛行物体「UFO」のこと。
エドワルドさんの話しに興味を持ったメンバーは早速、UFO探しに向かう事に。
そこで!これは国際的調査組織あいのリサーチ社の極秘調査ファイルに基づくものである。なお彼らの調査内容は、ほぼ事実である。
中米特有の照りつける強い日差しのもと、あいのリサーチ社のエージェント達はメキシコの大地を走る。
メキシコ中西部に位置する町バジェ・デ・サンディアゴ。およそ5000人が住む小さな田舎町である。この街で我々はUFOに詳しい人物と待ち合わせる事にした。果たしてどんな人物が現れるのか?
ついにその人物が現れた。一見、ごく普通の男性に見える。しかしその瞳には得も言われぬ神秘的な雰囲気が漂う。すると
オスカル氏「私の地球上での名前はオスカル・アレドント・ラミレスです」
地球上での名前とは、一体どういうことなのか?一気に警戒心を強めるエージェント達。
するとオスカル氏はあるものを見せてくれた
メンバー「わぁースゴイ!」
それはUFOの写真が載った新聞記事。オスカル氏によるとメキシコは、世界的にも有名なUFO目撃多発国で5年前には驚くべき映像が撮影されているという。
その映像とは1997年、メキシコシティー上空に現れたUFOで数百名の市民によって目撃されたものである。この事件によりUFO目撃に関するメキシコの名は世界中に広まっていった。
にわかには信じがたいUFOの存在。我々はオスカル氏に質問をぶつけてみた
ミカ「宇宙人に会ったことはありますか?」
オスカル氏「はい」
TAKA「宇宙人と話そうと思って話せるんですか?」
オスカル氏「宇宙には“宇宙連盟”という窓口があって、私はそこを通じてテレパシーで宇宙人とコンタクトを取っています」
そういうとオスカル氏は今夜、我々にUFOを見せてくれるという。果たして我々は宇宙人とコンタクトを取りUFOを目撃することができるのだろうか?
しかしそんな中、事件は起こった!なんとエージェントのめぐが、突然原因不明の発熱で寝込んでしまったのである。これはUFOの影響なのだろうか?
約束の場所に向かうラブワゴンの中、エージェント達は不吉な予感に怯えていた。その時、エージェントのTAKAが怪しい視線に気付いた
TAKA「来たよ。アンソニー・ホプキンスが。あの目、ハンニバルみてぇ」
小高い丘にあるUFOポイントに到着した我々はまず宇宙人とコンタクトを取る呼吸法を習い始めた。
体を大きく折り曲げて、体内の空気を全て出し体を起こして口を大きく開ける。そして息を吸い込み、空気がもれないよう口を閉じお腹に力を入れる。我々は呼吸法の訓練を1時間行い宇宙人とのコンタクトに備えた。
そしていよいよコンタクト開始!
芳ちゃん「せーの」
すると一時的に酸欠状態に陥ったエージェントの芳。実はこの時、彼はある不思議な光景を目にしていた
芳ちゃん“オスカルの呼吸法を実践しますと白い物体が視界に飛びこんできました”
宇宙人とのコンタクトを終えた我々はUFOが現れるのを待つ。果たしてUFOは見つかるのか?
30分経過。まだUFOは姿を現さない。1時間経過。依然UFOは現れない。しかしその時である!
TAKA「ねえ、動いてる、早く早く」
ついにTAKAが謎の発光体を発見した!しかしカメラではその姿を捉えることは出来ない
TAKA「いなくなった。ちょっと待って」
謎の発光体は突然、姿を消した。
さらに30分後。今度はカメラも撮影に成功!スロー再生してみると謎の発光体が左右に素早く動き、上昇しているのが分かる。果たして謎の発光体の正体は一体何なのだろうか。
オスカル氏「間違いなく宇宙連盟のUFOです。我々のコンタクトに答えてくれましたね」
そしてオスカル氏が懐中電灯を点滅させると
ミカ「わー降りた。降りてフワーンって上がった」
今回我々が目撃した謎の発光体の正体は一体何なのか?その結果は詳細が分かり次第、追って報告する…
ミカがTAKAに想いを寄せていることに気付く芳ちゃん
メキシコを北上するラブワゴン。車内ではミカと芳ちゃんが隣同士に。しかしミカは一人で何やら考え中
ミカ「TAKAの誕生日がもうすぐでしょ?どうしようかね?」
ミカが考えていたのは、近づくTAKAの誕生日の事
ミカ「TAKAは鋭いから普通にお祝いしてって、最後に歌を作ってあげようと思った。皆で作りたいと思う。だから宿題」
この日の芳ちゃんの日記には
芳ちゃん“ミカはTAKAが好きであるように思えますが気のせいでしょうか?”
一方、めぐもミカの後ろの席で同じ事を考えていた
めぐ“TAKAの誕生日まであと少し、喜んでもらえるパーティーにしたい”
TAKAの誕生日に向けて想いを巡らすミカとめぐ。これが後に波乱を呼ぶTAKAスペシャルバースデーの始まりだった。
ミカはTAKAの誕生日プレゼントを探す
ラブワゴンを下りて休憩する事にしたメンバー。まずTAKAの誕生日に向けて行動に出たのはミカ。ミカはTAKAが今一番欲しいものをチェック
ミカ「いつもさぁシルバー欲しいって言うじゃん。何が欲しいの?」
TAKA「キーパーやってて指があんまスラッとしてないからな」
ミカ「何号くらい?これ?」
TAKA「分からん。何号かさえ分からん」
ミカ「書いてないもんね」
TAKA「お前の親指でもスカスカだろ?」
さりげなくTAKAの指のサイズを確かめるミカ。
今度は先行くミカの後ろで、TAKAにピッタリと付いて歩くめぐ
めぐ「好きな色何?」
TAKA「水色、紺。めぐの好きな色は何色?」
めぐ「黄色」
めぐはTAKAの好きな色を聞き出した。すると、通りがかりに大きなマーケットを発見!そしてめぐが向かったのは手芸屋さん
めぐ「え~と…ブルー…」
めぐはTAKAの好きな青色と自分の好きな黄色の糸を購入。
一方、ミカも親指の感触を頼りにシルバーのリングを選ぶ
ミカ「じゃあこれにしよ」
めぐVSミカ
そしてホテルへの帰り道。TAKAの後ろをついて歩くめぐ
めぐ“道路はあんな広いのに、一部じゃないですか足の大きさなんて。そこを、一緒の所を踏むって…”
密かに1人幸せをかみしめ歩くめぐ。しかしその直後
ミカ「TAKAと歩きたーい」
TAKAの隣りをミカが歩き始めた!楽しげな2人の話し声がめぐの耳に飛び込んでくる。するとめぐは2人から離れるように先を急ぎだした
めぐ“近くで歩いていると声が聞こえるから避けちゃいますね”
その夜。ホテルに戻っためぐは買ったばかりの糸でミサンガを編み始めた。
これはTAKAへのバースデープレゼント。めぐの中で芽生え始めたミカへの嫉妬。
これが3人の恋をさらにもつれさせていくことになる…
ミカに密かに想いを寄せるタイガー
メキシコを快調に走るラブワゴン。そしてこの日メンバーがやってきたのはメキシコ中央部にあるパツクアロ湖。
早速、湖を船で移動するメンバー。すると湖面の照り返しを見たタイガーがミカに一言
タイガー「見エナイ眩シイ。デモモット眩シイハネ、私ノ目ノ前…」
そこには眩いばかりに輝く憧れのミカの笑顔。タイガーの日記には
タイガー“ミカさんの笑顔で私はテルテルして、心がドキドキ。MIKAistheangelofmyheart”
そして船で進む事40分。見えてきたのはハニッツィオ島。メキシコの先住民族タラスコ族が暮らす島だ。名物は湖で採れる豊富な魚を使った料理。
というわけでメンバーはレストランへ直行。まず目に飛び込んできたのは、香ばしい小魚のフライ。その他にも、魚1匹を丸ごと揚げたものや唐辛子のスープで煮込んだ辛い料理が並ぶ。
そして先程の小魚のフライは野菜と一緒に巻いて食べる
芳ちゃん「うまい」
TAKA「野菜と魚のうまみでてるよ」
ミカがTAKAを誘う
昼食後思い思いに時間を過ごすメンバー達。するとミカがTAKAを誘った
TAKA「ミカちゃんよぉ」
ミカ「何よTAKAちゃんよ」
TAKA「お前、今日静かだな」
ミカ「考える事はあります。私にも」
するとTAKAがいつになく真剣に話し始めた
TAKA「坂根家、離婚一家だからね。ばあちゃん離婚、おばちゃん結婚できず。お袋離婚」
ミカ「女の人の男運が悪いんだ?」
TAKA「でも兄弟もいないし。そういう意味で辛いじゃん」
ミカ「うーん」
TAKA「お前今うんしか言ってないけど」
ミカ「考えてんだよ。私なりに」
TAKA「だから俺は恋愛だけもいいけど5人全員で何かをして本当に盛り上がって思い出を作りたいのよ」
仲間を大切にしたいと話すTAKA。
幼い頃から母1人、子1人で育ってきたTAKA。孤独になる寂しさを人一倍知っているからこそ、落ち込むメンバーがいると放っておくことができなかった。
仲間を気遣うTAKAの行動にはそんな想いが込められていた。そしてTAKAの知られざる素顔を知ったこの日のミカの日記には
ミカ“TAKAと真剣な話ができて嬉しかった。私も本音をぶつけていこうと思う”
今度は、めぐがTAKAを誘う
翌朝。今度はケーキ屋めぐがTAKAを誘った。
めぐ「あいのり最高だね。楽しいよ」
TAKA「お前だめじゃん」
めぐ「えっオニ?オニって?」
TAKA「ダメじゃん」
この日の話題は、恋愛で絶対に許せないこと
TAKA「絶対許せない事とかある?」
めぐ「えー女の子としゃべったり。絶対無理だね。ありえないね。嫉妬って厄介なものよね」
TAKA「お前一途なんだね」
めぐ「一途っていうか何て言うの?」
TAKA「恋愛べたやね」
その夜。TAKAの誕生日に向けて集まった4人。
まず、ミカ提案の歌作りを開始。それぞれが考えた詩を合わせて歌詞を作る。そして
次に曲作り。曲のイメージについて活発に意見をぶつける4人。するとそんな中、ミカが
ミカ「ちょっとお願いがあるんですが。(曲を)作らせてもらってもいいかな?テンポはねこんくらいのテンポ」
芳ちゃん「それでいい」
タイガー「ソレデイイ、ソレデ」
盛り上がるメンバーの中めぐは苛立ちを感じていた。そしてついに抑えていためぐの感情が爆発した。
めぐ「昼間からやりたい。タイガーの時夜だけだったじゃん?」
ミカ「その日が移動が長いらしいのね」
めぐ「移動が長いんじゃそれからずっとやってるっていうのは無理じゃん。それをじゃあどうすんの?うちらが早く着かなきゃダメじゃん」
ミカ「プレゼント渡すタイミングもいつにしようかね」
めぐ「最後歌?」
ミカ「それで普通に終わって特にビックリがなくて部屋戻ってきたらケーキと皆の歌」
めぐ「最後はTAKAの部屋って事?TAKAの部屋でやるのは無理なんじゃないの?」
火花を散らすミカとめぐ。しかしこれは、愛と嫉妬渦巻く女の闘いの幕開けに過ぎなかった!