あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

宮ケンのミッシェルへの本気の恋を感じて、ガチャピンは応援をすることに/初代あいのり第176話のネタバレ

初代あいのり175話では、宮ケンへ気持ちが溢れたガチャピンは、どうやって接すれば良いのかわからなくなっていた回でした。

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176話の題名は「空も飛べるはず」フジテレビでのオンエア日は2003年6月16日。

 

ゆっきーとの会話がしっくりこないと嘆く浅ちゃん

この日、ラブワゴンを降りた7人はボートで海に繰り出した。すると小さな無人島が見えてきた。

真っ先に駆け出した沖縄ボーイDAI。すると

DAI「あーウニいっぱいいる!」

DAIが発見したのはウニ。しかも、日本では最高級品であるバフンウニの仲間

DAI「沖縄でさ、いつもコレ食ってた、オレ」

ゆっきー「マジで?おいしいの?」

DAI「すごいおいしい」

そこで、この日の昼食はウニ丼に決定。早速DAI、慣れた手つきでウニの殻を割る。すると

DAI「身がない…こんなデカイのに…」

中には、とても少量のウニ…メンバーたちに嫌な予感。炊きあがったご飯にかけてみる

宮ケン「グロすぎるよ、これ…」

タジィー「ウェーみたいな…」

しかたなく食べてみる。すると

タジィー「あららら!」

DAI「やばい!めっちゃ、うめぇー!」

メンバー、ウニ丼に大満足!

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翌日、ラブワゴンの車内ではアルプスの少女ゆっきーと楽しそうに話す、魚屋浅ちゃんの姿が!

浅ちゃん「おじいちゃん、おばあちゃんとかなってもちょっと月に一回くらいデートみたいのじゃないけど2人でどっか行ったりとか年いっても手つないで歩けるくらいの仲良さ。仲むつまじい…」

ゆっきー「うん、いいよね」

浅ちゃん、ゆっきーととってもいい感じ。

その日の午後、浅ちゃんが宮ケンを誘った。

浅ちゃん「(ゆっきーと)話したのね、今日もすごい。自分では話したつもり。すげえしっくりきいひんのね」

え?しっくりこない?

浅ちゃん「ちょっと気になったって気持ちを大事にして。ちょっと気になってたら喋ってみろやって感じて自分に言い聞かせていってたつもり。今までで重ねた結果何も感じない。ホンマどうしていいかわからん」

旅の始めからずっとあこがれだったサキ。しかしカナダで浅ちゃんが見たのは幸せいっぱいで帰国するサキの姿だった。そしてフィリピンであいのりしたアルプスの少女ゆっきー。浅ちゃんはゆっきーの純真なかわいらしさに、惹かれたはずだった。

しかし、どれだけ会話を重ねても、なぜか心ときめかない自分に浅ちゃんは今、気付いてしまった。そして、この先、サキのみえない旅が浅ちゃんを苦しめることになる。

 

宮ケンに謝ろうと決心するガチャピン

その夜メンバーたちが向かったのは、港。7人は夜行のフェリーに乗りフィリピンでも有数のリゾート地セブ島へ向かうことに!

セブ島までは5時間の船旅。その船内。ガチャピンは、宮ケンと話すことが出来ない。自分の気持ちに素直になれず、嫉妬心から言ってしまったあの一言

ガチャピン“宮ケンとはもうあの時みたいになれないのかな…”

そして、深夜。静まり返ったフェリーのデッキにガチャピンの姿が。呼び出されたのは宮ケンだ!

ガチャピン「どうかなーと思って…いっぱいいっぱいになってんじゃないかなーと思って…」

ガチャピンはこの時、宮ケンにあの日の事を謝ろうと心に決めていた。しかし

宮ケン「なんか…オレの中で一番、ミッシェルに言われた事がいやまさにそうだなーって思ったし」

宮ケンの口から出てきたのはミッシェルの話だった

宮ケン「だんだんそれがなんかやっぱ心の中でおっきくなってってそれぐらい気持ちもやっぱ大きくなってるっていうのは自分でも思うし、自分が変わっていく姿ってすごい分かるし」

ガチャピン「宮ケンを見てれば一目瞭然みたいな。伝わらないはずないだろっていうくらいキラキラしてるから。だから頑張れとしか言いようがないけど、もし宮ケンが中途半端にしてるようだったら私も…」

宮ケン「こんな素直にガチャピンと喋れるとは思わなかった訳よ。だから今のガチャピンの姿すげー魅力的だと思うんだ」

ガチャピン「みんなに言っといて…誰も感じてないっぽいよ、マジで…」

宮ケン「ハハハ」

そして

宮ケン「喝、もらったねえー」

ガチャピン「がんばれよーって感じ…うん」

宮ケン「ありがとう」

ガチャピン「がんばって…」

この時、ガチャピンは悟った。宮ケンへの想いが決してかなわないことを。

 

フィリピンにいる日本人孤児院で衝撃を受けるあいのりメンバー

新たな一日を告げる朝日が、フィリピンの海と空を真っ赤に染める。

島々を旅してきたメンバーは、セブ島に到着。どこまでも続く白い砂浜と青い海。フィリピンを代表するビーチリゾート、セブ島には常夏の楽園を求め世界中から多くのダイバーなど観光客が集まる。メンバーたちの様々な想いを乗せてセブ島を走るラブワゴン!

7人は宿泊先を探すことに。しかし、リゾート地だけにどこも高額。そこで7人がやってきたのは、一軒の教会!早速、訪ねてみると

シスター「ようこそ。私はシスタージュリアです」

宿泊できないかお願いしたところ、何とシスターからオッケーとの返事!早速教会の中に入るメンバー。

すると、そこには大勢の子供たちが。実はこの教会、親と死別したり、虐待にあった孤児たちが共同生活しているという。

そして、この場所で7人はある少女の口から衝撃的な言葉を聞くことになる

ミリちゃん「私の名前は菅原ミリです」

リサちゃん「私の名前は菅原リサです」

そしてもう一人、まだ6歳の菅原エリカちゃん。7人が出会ったのは、日本人の名前を持つ孤児の3姉妹だった。

シスター「この三姉妹の父親は日本人で母親はフィリピン人なんです」

そう、彼女たちの母親はいわゆる、ジャパゆきさんだった。

1980年代、多くのフィリピン人女性たちが日本に出稼ぎにやってきた。母国に残してきた貧しい家族の生活費を稼ぐために。そんな日本に行く彼女たちを人々は「ジャパゆきさん」と呼んだ。

今から13年前。ジャパゆきさんの一人だった彼女たち三姉妹の母は、日本で1人の男性と出会い、結婚。その後、2人は夫婦でフィリピンに移り住み長女のミリちゃん、次女のリサちゃんが生まれ、幸せな日々は永遠に続くかに思えた。

しかし結婚から5年後、3人目のエリカちゃんが母親のお腹に宿っているなか突如父親は、家族を捨て、日本へ帰国。その後、3人の娘を女手1つで育てようとした母親。

しかし、苦しい生活に耐えきれず、薬物に手を出し、行方不明に。こうして菅原三姉妹は父親と母親を失いストリートチルドレンになってしまったという。

シスター「この教会に来てから一度だけ日本にいる父親の手がかりが得られるチャンスがあったんです」

それは、日本からかかってきた一本の電話。3姉妹にとって祖母を名乗る日本人女性からの電話だった。

しかし、日本語を話す事ができない3姉妹は、祖母の言葉を理解することが出来ず、そのまま電話を切ってしまったという。

そして、それ以来、日本からの連絡は途絶えてしまった…「またいつか電話がかかってきた時日本語が分かるようになっていたい……」あの日以来、3姉妹はそう願い続けてきたという。

「お父さんのいる日本に行きたい」「お父さんと日本で会いたい」思いがけない事実に直面し、言葉を失うメンバーたち。その時、長女のミリちゃんがあるものをメンバーに見せてくれた。

手にしていたのはたった一枚しかない父親の写真。それは、三姉妹にとって唯一の宝物だった。

 

耐えきれなくなった宮ケンが行動をする

教会から聞こえてくる歌声♪聞こえてくるよぐわっぐわっぐわっぐわっ♪子供たちに日本の歌を教えるメンバーたち。楽しそうな子供たち。

しかし、皆の輪から離れ1人で遊ぶ長女の菅原ミリちゃん。父親の事を思い出してしまうからなのか。日本人であるメンバーたちには近づこうとはしなかった。

その日の午後「だるまさんがころんだ!」様々な日本の遊びを教えるメンバーたち。宮ケンは子供たちに絵で日本を教えていた。

すると、宮ケンの描いた日本の絵に興味を持ったのか、1人で遊んでいた長女のミリちゃんが宮ケンの隣に。そして、お姉ちゃんに続いて次女のリサちゃん。さらに三女のエリカちゃんも宮ケンのそばにやってきた。

そこに描かれていたのは、父の祖国、日本。そして、宮ケンは

宮ケン“今、オレが出来ることをする!”

1人教会を出た宮ケン。その手には共に旅したスケッチブック。向かった先は教会の裏庭。そこにはシスターにお願いし許可をもらった白い壁。それが今、宮ケンのキャンバスに変わろうとしていた

宮ケン“半分日本人の血が流れた子供たちは日本を知りたくても知る方法がない。教えてくれる人もいない。そんな彼女たちの想像をふくらませてやりたかった。いつか絶対に日本へ行けるという希望の絵にしたかった”

1人描き始めた宮ケン。フィリピンで出会った日本人の名を持つ三姉妹の為に。そしてその頃他のメンバー達はもう1つの贈り物を作っていた。

宮ケンの作業はいつしか深夜に及んだ。三姉妹の願い…。いつか父の祖国日本へ…。

 

そして夜は明けた。子供たちとメンバーが宮ケンの元へとやってきた

DAI「一日であんなんできるの?あれ」

タジィー「スゲーー!」

ガチャピン「すごーい、宮ケン!」

そこにあったのは、たったひと晩で描き上げた宮ケンからの贈り物。壁いっぱいに描かれた、日本の姿。日本の町、お城や富士山、東京タワー。そして、ひときわ巨大な龍の姿…そんな宮ケンの絵を笑顔で見つめる子供たち。

宮ケン「龍は日本では神様なんだ!もし、皆が日本に行きたいと思った時はこの龍がつれてってくれる!」

宮ケンの話に喜ぶ子供達。そして、あの三姉妹にも笑顔が…六つの瞳の先には父の祖国、日本に向かう龍に乗る自分達の姿があった。

宮ケン「セブ島と日本はとても近いよ」

笑顔の輪の中にはミッシェルの姿も

ミッシェル“まちがっていたかも、宮ケンがここにいる意味がわかった”

そしてガチャピン

ガチャピン“どんどんいい男になってくね。・・・ミッシェルのおかげだね!!”

他のメンバーから子供たちにもう一つの贈り物が。

ガチャピン「ジャパニーズ、ヒラガナ!ワン!イチ!ツー!ニ!」

ミッシェル「アーユーハングリー?」

「オナカガスイタ!」「アイラブユー!ワタシハアナタヲアイシテマス!」

そして、別れの時。たくさんの想い出を胸に教会をあとにするラブワゴン。いつまでも手を振り続ける子供たちの中にあの三姉妹の姿があった。

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