あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

ゆーみんと隼人、更には浅ちゃんを含めた三角関係/初代あいのり第209話のネタバレ

初代あいのり208話では、ハッシーが美紀へ告白をするも、無残に敗れ去った回でした。

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209話の題名は「前途多難」でフジテレビでのオンエア日は2004年2月23日。

 

アフリカへやってきたラブワゴン

その日、6人がやって来たのは国際空港

カジ「もうこの国ともお別れだわ」

代車で続けてきたスリランカの旅は、ここでお終いだ

「バイバーイ」

こうして、島国スリランカから飛行機に乗り込んだ6人。

アジアを旅してきたメンバー達は、赤道を越え南半球へと入り、ついにアフリカへ!

やって来たのは、あいのり46カ国目

「マダガスカール」

マダガスカル

アフリカ大陸に寄り添うように浮かぶ島国マダガスカル

アジア系の祖先を持つといわれ、アフリカ大陸とは全く違う文化を持つ不思議の国。

ここに息づく動植物も、独自に進化したものばかり。

美しい海には、古代魚シーラカンスが泳ぎ、大地にはバオバブの巨木が聳え立つ。

マダガスカル、ここはまさに地球最後の楽園!

 

そんな新たな国に降り立った6人。すると

カジ「あった~」

浅ちゃん「ハイ来ましたー」

ラブワゴン発見!マダガスカルのドライバーは、フレッドさん。妻子持ちの37歳。

早速、ラブワゴンに乗り込む6人!

そんな中、落ち着きの無いメンバーが…。

カジ「楽しみだな、ドキドキしてきた」

ネパールであいのりして自信満々だった恋愛の達人カジ。しかし、スリランカで美紀が入って以来、男性陣の視線は全てカジから美紀へと移動・・・。

セクシーダイナマイツを発揮する場もなく旅して来た。

そんなカジにとって今日は期待の男性新メンバー合流の日。

 

ハオロンがあいのりに合流

走ること10分。

浅ちゃん「あっいたいたいた」

カジ「いたーっ」

浅ちゃん「いたいたいた」

新メンバー発見!

浅ちゃん「大人系じゃねぇの?」

美紀「爽やか爽やか」

カジ「えーっ」

カジ、大興奮!

美紀「カジ速すぎる」

新メンバー「大家好!我叫浩龍!請多多関照」

カジ「?」

新メンバー「えっとそれは冗談でして東京からきました、ハオロンと呼んでください」

ハオロン(30才)は通訳会社社長で東京都出身。中国語・英語・ロシア語など5カ国語を操るこの男。通訳の会社を経営する何とあいのり初の会社社長!ハオロン「イェーイ。やったー合流したぞ。嬉しいよ。入って」

カジ「テンション高いですね」

ハオロン「ハイ!」

このハオロン(浩龍)というニックネームは、本人の強~い要望によって決まったもの

ハオロン「なぜハオロンかといいますと僕中国に留学しておりましてその時につけたチャイニーズネームがハオロンです。ブルースリー、中国語で言うと李小龍で僕もそれにあやかって龍を付けました。ブルースリーが死んだ日と僕が生まれた日が同じです。なので勝手にブルースリーの生まれ変わりだと思ってる次第です」

 

最初から飛ばしまくるハオロン

とりあえず、ドライバーのフレッドさんが、7人に資金を渡す。

旅の資金は一人一日1500円。これはこの国で貧乏旅行をするギリギリの額。

7人はここマダガスカルの首都アンタナナリヴから、一路南を目指す事に。

アンタナナリヴは、標高1200mの高原地帯に位置する、この国一番の大都会。

フランス植民地時代の面影を今に残す、歴史と文化の街でもある。

そんな街を行くラブワゴンの中で、新メンバー・社長のハオロンは

ハオロン「メンバーとかさぁあの後どうなったかとか聞いていいの?ハッシーは?」

浅ちゃん「ハッシーは帰ったよ」

ハオロン「何で?」

浅ちゃん「頑張って帰った。キツイなマジで」

ハオロン「りぃは寿司職人でバツイチだった隼人にふられて帰ったんだっけ?」

メンバー「…」

ハオロン「台本とかあるんでしょ?これ。ここで笑ってとか。ここで誰かと話してとか。無いよね、台本ね。台本あるのかなってホント思っててさ」

メンバー「無いね」

メンバー、ドン引き・・・。

 

宿に到着すると、早速女性陣の部屋では、

カジ「新メンバーすごい期待しちゃったからさぁマズイ」

美紀「っていうかもう良い意味の元気とかさぁ図々しい元気違うからね」

カジ「30歳であれはちょっと幼すぎ」

美紀「社長もしホントちゃんとしてたらこんなとここないでしょ」

カジ「前途多難。ヤバイですカジ、ハーッ」

新メンバー・ハオロン、社長なのに早くもリストラの対象になろうとしていた・・・。

 

日没とともに、夕食へと繰り出したメンバー達。街の食堂で定食を頼んでみると

「これスゲェ量だ」

マダガスカルは、アジア系の祖先を持つ国だけあって、お米が主食。3度の食事に必ずお米を食べ、1人当たりの米の消費量は何と日本の3倍!堂々の世界一!

その最もポピュラーな食べ方が、この「ヴァリシロカ」肉や魚介類のスープの「ぶっかけご飯」だ。

カジ「あうん何か煮干ダシのおでんって感じがして美味しい」

浅ちゃん「これ美味いな」

美紀「そだねぇ」

そして、今夜はお酒も!すると、社長のハオロンが

ハオロン「美紀が何かあのお酒注ぐの上手そうだよね。ハハハ」

さらに

ハオロン「カジはねぇ、アホキャラだよね」

カジ「エクスキューズミー?」

ハオロン「いやアホキャラって俺の中では最高のほめ言葉だぜ」

カジ「あり得ない」

ハオロン、またも暴走。そんな中、一人悶々とするメンバーがいた

ゆーみん「うーんうぅーん」

ゆーみんだ。スリランカで、想いを寄せる隼人から衝撃の過去を聞かされたゆーみん

ゆーみん「別れたっていう事はいたっていうことなんですかね。いるっていう事とはまた意味が違うのか・・・」

それ以来、ゆーみんは悩み続けていた…。

そして飲みまくる。すると、ハオロンが

ハオロン「介抱してやる」

ゆーみん「いらねー」

 

ゆーみんの隼人への想いを知る浅ちゃんは複雑な心境

そんな夕食の帰り道。カジが

カジ「浅野さん浅野さんエスコートして」

浅ちゃん「はい。ゆっくりね」

カジ「キャー」

浅ちゃん「あー姉さん、姉さん」

カジ「ホントね、カルシウム足りないの」

一生懸命カジを介抱する浅ちゃん。すると

浅ちゃん「マジで道に迷っちゃったよ」

カジ「だよね」

時刻は、午後11時過ぎ

隼人「ここ行ったらヤバそうな気するな」

浅ちゃん「すっげデンジャーやな」

「デンジャー!デンジャー!」

最後の楽園マダガスカルといっても、ダウンタウンは治安が悪い

隼人「全然大丈夫」

ゆーみん「うーん危ないよ。いきなり人出てきてグサとかやられたらどうすんの?」

隼人「ん?俺が守る。皆を」

そんな不安な夜が、ゆーみんの大胆な気持ちを駆り立てた

ゆーみん「(コンタクト)レンズ入れてないから地面が見えへんし(腕を)持っていい?」

隼人「いいよいいよ。全然オッケー」

ゆーみんが、隼人と腕を組んだ

ゆーみん“お酒で気が大きくなって初めて男の人と腕を組んだ。ドキドキした…”

カジ「1、2、3、4!」

そして、そんなゆーみんの姿を、浅ちゃんはただ見ているしかなかった。

ゆーみんに、ほのかな恋心を抱いていた浅ちゃん。しかし彼女の隼人への想いも、浅ちゃんは気付いていた

浅ちゃん“ゆーみんのそういう気持ちも痛いほどに分かるから、すごく辛い…。胸が痛いってこういう事言うんだろうなって。でも好きだからゆーみんの事が。頑張ります”

 

幸栄と美紀が急接近!

翌日。

7人がやって来たのはマダガスカル式洗濯場!水道の普及率が低いこの国では、洗濯は川でするのが当たり前。

早速、7人も挑戦してみる事に。しかし

浅ちゃん「ダメだ!」

なかなか汚れが落ちない。その時

「貸してごらん」

このお母さん、このあたりでは評判の洗濯の達人

浅ちゃん「お母さん直るのかね」

すると達人が取り出したのは何とトウモロコシの芯!ブラシとして使うと、テキメンの効果があるという。本場の技で、しつこい汚れを落とす達人

「おーっ」

浅ちゃん「ありがとうございます」

しかし

ゆーみん「ありゃ茶色くなったな何か」

隼人「汚くなったよ逆に。浅ちゃん」

これが、おおらかなマダガスカル流。

 

そして洗濯物を干す7人。すると幸栄が

幸栄「ハイ俺のパンツ欲しい人?」

美紀「くださーい」

楽しそうに過ごすダイバーの幸栄とエステの美紀。

三角関係だったハッシーが去り、この旅に残された幸栄と美紀。2人には、もう何の障害もなくなったようだ。

洗濯物が乾くまで、2人きりで過ごす事に。

美紀「お酒の席も楽しかったね」

幸栄「楽しかったね。良かった昨日は。美紀だけじゃん。あんまり酔ってないっていうか」

美紀「何か酔いたいなっていう風に思うんだけどどっかで自分でブレーキかけるんだよね。何か悪いなって思う。変な所があるんだよね」

自制心が強い頑張りストの美紀にとって、酔っ払った自分を曝け出すなんて、もってのほかのようだ。すると

幸栄「美紀は結構頑張っちゃうのかなっていう部分はあるよね。俺はね頼られて全然悪い気はしないから、頼ってくれたら頼ってくれてんだなって思って素直に嬉しい部分があるからそうしてほしい」

そんな幸栄に美紀は

美紀“幸栄は頼もしい。信頼できるなって思う”

幸栄と美紀、2人の恋が今燃え上がろうとしていた!

 

自宅その日、ドライバーのフレッドさんが案内してくれたのは

フレッドさん「マイワイフ」

メンバー「えーっ」

そう、フレッドさんの自宅。

一家4人が暮らすのは、こじんまりしたキッチンに寝室、そしてリビングという、2kの小さな一軒家。

7人は、そんなフレッドさんのお宅で、お昼ご飯をご馳走になる事に。

この日の料理は、お赤飯。すると

「オーッ」

「マジけ」

何と牛乳を炊き立てのお赤飯にかけた!お米大国マダガスカルならではの、ユニークなお米の食べ方!仕上げには、ハチミツをた~っぷりとかける!

美紀「結構牛乳が濃厚」

ゆーみん「甘い」

カジ「ミルクじやみたいな」

一家の温かいもてなしに、すっかり和む7人。そんな中

隼人「うぃーっいないいないバーッ」

無心になって子供と遊ぶ寿司屋の隼人。そして、そんな隼人の表情を、静かに見守るゆーみん

ゆーみん“やっぱり、ふと考えますね。奥さんと子供がいた人の事を本当に分かりきれるのかなっていう風にも。やっぱ隼人が好きやから隼人に直接話聞きたいです”

人生で初めて恋した男性を本当に理解するために、ゆーみんは隼人と、もっと深く話しをしたかった。

 

ゆーみんが隼人を誘い出す

その日の午後。

ゆーみんが、勇気を出して隼人を誘い出した

ゆーみん「・・・」

隼人「昨日酒飲んだ帰り道よ。軽いデートしたみたいな感じじゃないけ?」

ゆーみん「ごめん。何でもない。」

隼人「何であっち向くの?」

ゆーみん「何でもない。だってなぁ。だって何でもない。ああいう事されるのは嫌?」

隼人「あー昨日の夜みたいな、いや全然良いよ」

ゆーみん「別に誰にされても喜んでそう」

隼人「あっ?俺?んだのかなぁ。どうなんだべ」

ゆーみん「知らね。まぁうちもそんなした事なんてないけどさ別に」

隼人「いいっすよね」

ゆーみん「何が良いんだよ。恥ずかしいよ」

隼人「恥ずかしっ」

ゆーみん「何や!何やもう。うーん」

結局、思っていたような深い話は出来ずじまい・・・。

 

その日の夕方、街の市場にやって来たメンバー達。すると、

浅ちゃん「ゆーみん、ちょっと見て回ろか」

ゆーみんに想いを寄せる浅ちゃんが!

ゆーみん「ん?あでもいやこの前も浅ちゃんと一緒に行ったし」

ゆーみん、きっぱり浅ちゃんを拒絶。そして

ゆーみん「行くべ」

隼人「行くべ行くべ」

ゆーみん「行くべ行くべ」

今度こそ深い話しをするために、隼人を誘い出したゆーみん

ゆーみん「今どうしてるの?」

隼人「何が?」

その時!

隼人「亀かよ。すっげぇでっけぇ」

ゆーみん「やめてホンマ怖いから。ハァーッ」

また、失敗・・・。

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ゆーみんと隼人、浅ちゃんの三角関係

翌日。7人が繰り出したのは街一番の高台

美紀「すごい綺麗」

首都アンタナナリヴの街並みが幾重にも広がる。すると

浅ちゃん「ゆーみん色々回っていかへんか?」

ゆーみん「うん行こうか」

浅ちゃん「ありがとう」

浅ちゃんが、ゆーみんを誘った

ゆーみん「あゴメンなあれ何か浅ちゃん言って(誘って)くれたのに「いいわこの前行ったから」とか」

浅ちゃん「全然かまへんよ」

ゆーみん「でも言い方はやっぱ気つけるわ。感じ悪かったわ。あの言い方は」

浅ちゃん「大丈夫大丈夫」

ゆーみん「ありがとう良かった」

浅ちゃん「良かった良かった、何で俺が良かったっていわなあかんねん。おーキレイキレイ。良いよね。ここでこうやって風景を見てる瞬間ももうこの時だけなんやろなぁ。もう取り戻せへん過去やで。そう考えたらロマンチック」

ゆーみん「ロマンチック」

浅ちゃん「ヘヘヘ」

ゆーみん「フフフ」

想いを寄せるゆーみんと、楽しそうに過ごす浅ちゃん

浅ちゃん“彼女はかけてくれる言葉がすごい優しかったり見せかけの言葉じゃないなっていうのが良いし。すごい自分のやらなきゃいけない事とかひたむきに頑張ってたりする、その姿がすごい魅力的だったし。そういう所がどんどん惹かれていったりするし”

そんな浅ちゃんとゆーみんを見守るように、2人を照らし出す夕日が静かに沈んで行く

ゆーみん「おっ沈んだ。キレイやった」

浅ちゃん「うん良かったです」

しかし、ゆーみんの視線が追っていたのは隼人の姿。

ゆーみん・・・隼人・・・浅ちゃん・・・。

3人の織りなす恋模様が、マダガスカルの大地で一つの結論を出す事になる!

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