すれ違うGYOとみゆき。優しい言葉をかけてくれるやっさん/初代あいのり第37話のネタバレ
初代あいのり36話では、GYOとみゆきの恋に異変が起き始め、そこにやっさんが参戦してきた回でした。
37話の題名は「戸惑い」フジテレビでのオンエア日は2000年7月17日。
やっさんとみゆきが急接近!
あいのりの旅はトルコのヨーロッパサイドであるイスタンブールに到着。ここは東西公益を担う国際都市である。
港には様々な屋台が並ぶ。そこで彼らが見たのは船の屋台。
焼いているのは捕れたてのサバ。そのサバをパンにはさんで食べるサバ・サンドが名物。
満足する一行、しかしやっさんの歯に骨が刺さった。すかさず取ってあげるみゆき。
そんな2人を見て見ぬフリのGYO。
実はみゆきはGYOへの恋に不安を募らせていた。そんなみゆきをいつも励ましてくれていたのはやっさん。やっさんだけはいつもみゆきの事を理解してくれていた。みゆきはやっさんを誘いGYOの相談をする事に。
みゆき「返ってくる言葉とか期待してた言葉と全然違う時がほとんどやから。」
やっさん「お前いつも考えすぎんのや。もっと楽天的にいけ」
みゆき「いつもやっさんが私の手を引っ張って盛り上げてくれてるような気がする」
やっさん「でも2人で居る時に俺が入ったらぶち壊しているようで怖い」
みゆき「でもやっさんにはぶち壊すだけの魅力がある」
GYOの様子をみていたたなべぇが動き出す
一方、ひとり取り残されたGYO。そんなGYOを見つめるたなべぇ。
そしてたなべぇが動いた。
たなべぇ「好きな人と話せる様になって、周りの事も見えるようになった。私の好きな人は好きな人の事でいっぱいかもしれないけどその中のどっかで私の気持ちがあるんだって事は分ってもらいたかった。私変わった?」
GYO「今のほうが全然いい。十分気持ちは伝わってきたよ」
イスタンブールの市内を走るラブワゴン。しかし渋滞でなかなか前に進まない。そこで、路面電車、トラムで移動することに。車内、元気のないユキ。そんなユキを見て見ぬフリのハル。一時はあんなに仲の良かった2人だがケンカ以来口も利かなくなってしまった。
もうひとり、みゆきは行き場の無い思いを抱え途方に暮れる。しかし、GYOはどうすることもできない。
すれ違う4人。
今のラブワゴンの雰囲気に耐えられない千ちゃん
千ちゃん 一行は海辺に到着。公園を訪れる。そこで仲の良い千ちゃんとドライバーのダーハンさん。
千ちゃん「ダーハン、ガールフレンドいる?」
ダーハン「イル、6ニン。アナタは?」
千ちゃん「ゼロ」
その日の千ちゃんの日記には
“今のメンバーが仲の良い仲間にしか見えない自分が悲しい。新しい風が入ってくることに期待しよう”
素直な気持ちを伝えるやっさん
一方、やっさんがみゆきを誘った。2人が気になるGYO。
やっさん「今の気持ちを言うとGYOと帰ってほしくないっていう意識が高まってくる」
するとみゆきの目から大粒の涙が。みゆきのそばでいつも明るく盛り上げてくれたやっさん。そんなやっさんの言葉にみゆきは戸惑っていた。みゆきは正直な気持ちをやっさんに打ち明けた。
みゆき「誰か私をさらってってくれた人がいるか。ここにいたら安心やって言ってくれた人がいるか。GYOかてそうや。何にも解決してくれんし。」
やっさん「お前のこと考えてるつもりでいたけど本質では何にも考えてなかった」
すれ違うGYOとみゆき
すると、そんな2人のもとについにGYOがやってきた。みゆきを強引に連れ去ったGYO。
みゆき「私はGYOに不安がいっぱいある。GYOに物足りない部分がいっぱいある。欲しかった言葉はみんなやっさんが言ってくれて。もっと言葉が必要やと思う」
GYO「そうやと思うんやけど何て言ったらいいのかな」
みゆき「何で今話して欲しいから来たのに」
みゆきはGYOの率直な言葉を聞きたかった。しかし、
GYO「俺もいろいろみゆきと日本帰ってどうしたらいいかって考えてるし、そうしたらみゆきも悩まんでって言いたい」
みゆき「GYOよりやっさんの方が私を知ろうとしてくれていろいろ話してくれて私は揺れたって言ってるのに」
GYO「やっさん的には一番気になる存在っていう言い方したかったんじゃないの?」
みゆき「何を頼りに私はGYOについてけばいいの?」
GYO「俺はまだ時期は早いって事?」
みゆき「もういいや。話すの」
みゆきはGYOの元を突然立ち去ってしまった。どうしてもすれ違ってしまう2人。
遂にGYOが告白を決意!
その夜、落ち込んだGYOは皆と一緒に食事に行く事ができなかった。ひとり悩むGYO。
そして、GYOがついに決意した。ラブワゴンにチケットをもらいに行くGYO。
待ち合わせの場所でみゆきを待つGYO。
握り締めたチケットに自分の全てを賭けようとしていた。
今、偽りの自分を捨てみゆきと向かい合おうとするGYO。
その告白の果てにあるのは果たして希望か絶望か?