ゴウがエリへ告白。それを聞いたユウコは黙り込んでしまう/初代あいのり第61話のネタバレ
初代あいのり60話では、ゴウが遂に告白を決意。ラブワゴンのドライバーさんにチケットをもらう回でした。
61話の題名は「一番大切なもの」フジテレビでのオンエア日は2001年1月15日。
ゴウがエリへ告白!
告白の場所で待つゴウ。そこにひとりの女性の足音が近づいてきた。やって来たのはユウコかエリか。
現れたのは、エリだ!
ゴウ「エリ、ごめんね。僕ねすごい鈍感で無神経で女心とか分からなくて自分勝手な行動でエリを傷つけたりしたと思うんだけど、だからごめんね。ずっとエリとのスペインからの旅を思い出してみて牛に倒された時も真っ直ぐに僕の所に来て、サンダル壊れた時も必死になって探してくれたりして。いろいろ悩んで自分にとって誰が大切なのか分かった」
なおとの恋に破れ恋の迷路をさまよい続けるゴウの側にはいつもエリがいた。エリの優しさが次第にゴウの心の傷を癒していた。ゴウがたどりついた結論それがエリだった。
ゴウ「エリにはもちろんずっと待っててほしかった。ずっと信じて欲しかった。エリを絶対に幸せにするから、日本に帰ろう」
チケットを渡し去っていくゴウ。エリはゴウの言葉を何度も心の中で繰り返していた。
ユウコにゴウの告白が告げられる
その夜、ゴウの告白がユウコに告げられた。
ユウコ「今は何ともいえない」
そのまま口を閉ざしてしまったユウコの日記には
“ゴウちゃんがエリに告白した。いっぱい悩んでゴウちゃんが出した答えだから仕方がない。エリはエリで精一杯頑張ってた。だから明日は2人におめでとうって言えたらいいと思う”
ゴウからの告白を受けてエリの出した答えとは
翌朝、待ち合わせの場所でエリを待つゴウ。共に旅をしたメンバーがラブワゴンから見守る。ユウコは複雑な想いでゴウを見つめていた。そしてエリがやって来た。
ゴウ「今はエリの事がすごい好きで好きでしょうがない。一緒に日本に帰ってほしい」
エリ「私はゴウちゃんに対して今までいろんな気持ちになったけどやっぱり今はゴウちゃんの事が大好きです。だから私を連れて日本に帰ってください」
長い恋の旅路をさ迷い続けたゴウ。そんなゴウを待ち続けたエリ。2人の恋が灼熱の大地モロッコでついに実を結んだ。
メンバーとのお別れ メンバー達もそんな2人を祝福する。
ユウコ「おめでとう、エリ」
エリ「ありがとう」
ユウコ「何で泣くのエリが」
エリ「ユウコに何て言っていいか分からない」
泣きながら抱き合う2人。そしてゴウはユウコに「頑張って、自分に自信を持てるように頑張ってね」
ユウコ「ありがとね」
ユウコは涙をこらえ笑顔でゴウを見送った。そして2人を残しラブワゴンは出発。
あいのり11組目のカップル誕生!本当におめでとう!!
関ちゃんとひとみの間に徐々に距離が出来る
ゴウとエリに別れを告げラブワゴンは次の目的地を目指す。4人になったラブワゴン。車内にはゴウとエリの写真があった。その隣にはユウコの姿が
“私は私でこれから新しい恋愛ができるかどうかは分からないけどリタイアするのはやっぱり嫌だしまた誰かを思えたらと思う”
そんな車内で関ちゃんが木の上に何かを発見。木登りヤギさんだった。いつも皆を盛り上げてきた関ちゃん。ここでも皆を盛り上げようと裸でヤギに接近。何とかヤギをつかまえようとする関ちゃんを冷めた表情で見つめるひとみ。スペインで出会ってから徐々に距離を縮めつつあった関ちゃんとひとみ。しかし、2人の恋の歯車は少しずつ狂い始めていた。
その日のひとみの日記には“今日は全く関ちゃんと話しをしていない”
翌日、エッサヴィラに到着。ここはモロッコでも有数のリゾート地。
そんな中、関ちゃんがひとみを誘い出し「ひとみ恋愛してる?」
関ちゃんの問いかけにひとみは何も答えない。
関ちゃん「どうしたの?」
一向に答えないひとみ。そしてひとみは思いも寄らぬ事を言い出した。
ひとみ「関ちゃんて、芸人じゃん。恋愛しに来たのか芸を磨きにやって来たのか全然わかんない。何を見てても素でやってんのかわかんないんだよね。私ねわざとらしいのって一番嫌いなの。職業の事しか考えてないじゃん。恋愛なんて二の次じゃない」
関ちゃん「何でひとみが決め付けるの?」
ひとみ「恋愛の話が出てこないのは何で?何でもかんでもおもしろいとか面白くないとかさ、何か私偉そうだけどさあ」
関ちゃん「芸人じゃん、正直意識しちゃうもん」
ひとみ「だったら私は関ちゃんとは恋愛できないし話す事もないよ」
それっきり2人は黙り込んでしまった。関ちゃんへの不満を思い切りぶつけ去っていくひとみ。思いも寄らぬひとみの言葉に関ちゃんは地獄へと突き落とされてしまった。
思い悩む関ちゃん
4人は海岸の屋台で昼食をとることに。新鮮な海の幸に大満足の一行。ところが関ちゃんは全く箸をつけない。ひとみの言葉がよっぽどこたえたようだ。
食事も終わりひとり夕日を見つめる関ちゃん。そこへユウコがやってきた。
ユウコ「関ちゃん、元気ないじゃん。どうしたの?話してみなさい」
関ちゃん「俺見てて全部嘘くさく見えるって事ある?」
ユウコ「全部嘘くさく見えるって事はないよ。ひとみに言われた?」
関ちゃん「俺ねホント言うとすごい人見知りが激しいんだ。すごい恥ずかしがりやで。もっと躊躇なく裸になれたらなとかさ。俺も自信ないんだ本当は。恥ずかしいんだ。照れ隠しでお尻だしちゃったりとかさ。でも朝、皆と会う時おはようって言うのがすごい恥ずかしかったりさ」
ユウコ「でも、もっと素の関ちゃんを出していいと思うよ。おもしろいだけが関ちゃんじゃないじゃん。こうやって泣く時だって考える時だってあるしさ。辛い時だって面白くしなきゃって思うのって大変でしょ」
明るい風貌の裏に人知れぬ悩みを抱えていた関ちゃんに恋の奇跡は訪れるのだろうか?
あいのりの旅は南米へ
アブドさん 翌朝、ドライバーのアブドさんが意外な事を言い出した。
「今日でモロッコの旅は終わりです」
アブドさんによれば今日でモロッコの旅は終了するという。そしてラブワゴンが向かった先は空港。
あいのりの旅は、モロッコを離れ南米大陸のブラジルへ向かう事となった。実はモロッコの周りは一般人が通行不能とされる危険地帯。ラブワゴンで旅をする事は不可能。そこでアフリカを離れ飛行機で南米へ向かうことになったのである。
その機内では関ちゃんに想いの全てをぶつけたひとみ。そして深く傷ついてしまった関ちゃんは絶望の淵にいた。
ユウコに惹かれ始めたタカシ
一方、恋が実らなかったユウコ。だがそんなユウコに惹かれ始めていたひとりの男がいた。タカシだ。
タカシの日記には
“ユウコを引っ張っていけるように新たな気持ちで再出発だ”
ブラジルへ向かう機内でユウコへの想いを募らせるタカシ。
まだ見ぬ新天地であいのりメンバーの新たな恋の物語が始まろうとしていた。