あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

あいのりの旅に馴染めない藍とビビ。そこに喝を入れたやす/初代あいのり第99話のネタバレ

初代あいのり98話では、関ちゃんが優香に告白をして、無事成功!カップルになって帰国した回でした。

 

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99話の題名は「あいのり緊急ニュース!」フジテレビでのオンエア日は2001年10月29日。

 

関ちゃんの実家へ挨拶にいく優香

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先週の放送で見事カップルになった関ちゃんと優香。この日、2人は仲良く日本へ帰国。

そこで今回は、カップルが帰国する様子を初めて紹介することに。長旅の疲れを癒すかのように、毛布にくるまる関ちゃんと優香。

長時間のフライトも、ずっと2人っきりの時間を満喫。もう完全にラブラブ状態。こうして、20時間後、2人は日本に到着。

 

そして都内某所。1年ぶりに帰国した関ちゃんは、優香を連れ、実家へ直行。関ちゃんのご両親に対面するとあって緊張する優香

優香「何か胃が痛くなってきちゃった」

 

関ちゃんの実家は、洋服屋さん。出迎えてくれたのは、お父さん

お父さん「こんにちは」

優香「一緒に帰ってきました。新井優香です」

初めて優香に会ったお父さんの日記には

お父さん“テレビより可愛いじゃないか”

続いて出てきたのは、関ちゃんのお兄さん。そして、

お母さん「病気しなかった?そう痩せたね」

そして初めて優香を見たお母さんの日記には

お母さん“私の若い頃に似てるわ”

優香「はじめまして一緒に帰ってきました。新井優香です」

 

早速、家に上がる2人。すると、そこには関ちゃんの親戚が勢揃いしていた。

この日、1年ぶりの次男帰宅のニュースを聞きつけ、親戚の皆さんが集まっていたのだ。温かく迎えてくれた関ちゃんの家族に、優香も緊張がほぐれ笑顔がこぼれる。

お母さん「カップルになれたんだ?良かったね。どこ気にいってもらえたのかな?」

すると、お父さん

お父さん「結構、面食い?」

優香「はい」

お母さん「自分に似てるから」

 

関ちゃん一家と楽しい時間を過ごした2人。その後も二人は順調に愛をはぐくんでいるという。

 

関ちゃん、優香、お幸せに…。

 

気合いが入るやす

関ちゃん、優香に別れを告げ、ジャマイカの旅を続けるラブワゴン。

その車内、やすが見つめているのはカップルの写真。

やすは思い返していた。パナマからあいのりした、最年長のやす。気づけば、その時一緒だったメンバー6人、陽生・アッキー、ダイスケ・なっちゃん、関ちゃん・優香は、全てカップルになって帰国した。

今、1人ラブワゴンにとり残されたやすは

やす「この時のパナマのチームっていうか…。もし俺が2人で帰れたらパナマの組は全員帰れることになる。すごいよね」

今度は自分の番だと密かに決意したやす

やす“これからやすのあいのりが始まる”

 

この日、メンバーが山道を歩いていると川に集まっている人々を発見。実はこの川、あちこちから暖かい温泉水が湧き出している。つまり、川全体が露天風呂というわけ。

そして川岸には温泉の湯を使った、ジャマイカ風温泉マッサージが。メンバーたちもマッサージを受けることに。

ジャマイカに昔から伝わる薬草を、肌にすり込むのがここの特徴。美肌効果があり、皮膚病にも効くという。料金はたっぷり30分で800円と格安。

そんな中、突然固まる、やすとトビ。その視線の先にはビビの胸が!艶めかしい手つきで、ビビの身体に触れるマッサージおじさんの指先。

そして、おじさんの手がビビのヒップに。ニヤケが止まらないやすとトビ。その時、トビがやすの身体の異変に気付いた

トビ「テント張ってるぞ」

やす、最年長にしては元気満々。

 

あいのりの旅にストレスを抱える藍とビビ

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その夜、夕食を取ろうとテイクアウトの店を訪れたメンバーたち。男性メンバーが忙しく働く中、なぜか元気のない藍とビビ。準備を手伝う気力もなく2人は疲れ切っていた。

恋愛するのを楽しみに「あいのり」に参加した藍とビビ。2人はこの旅で真実の愛を見つけようと必死にここまで旅してきた。

しかし実は藍、海外旅行は生まれて初めての経験。しかも藍は辛い料理が大の苦手だった。辛いものばかりのジャマイカ料理に苦しむ日々。食事がのどを通らない日も多く辛い旅を強いられていた。

藍の日記には

藍“ジャマイカ料理は食べたくない。だんだんストレスが溜まってきた”

一方、ビビは日本語の会話に苦しんでいた。分からない日本語は日々ノートに書き込む努力を続けていたビビ。

しかし少し早口だったり意味の分からない単語があると、どうしてもビビは会話に入っていけなかった。

ビビ“日本語わかんない。すごく疲れました”

言葉の壁にぶつかったビビもつらい旅を強いられていた。

 

更に容赦なく照りつけるジャマイカの太陽。この日の気温も40度に上がっていた。暑さと旅の疲れで、体力的にも精神的にも限界の2人。

そして、ワゴンの中は会話なし。途中、昼食をとる為街道の屋台へ。売られているのはスパイシーなジャマイカの料理の定番ジャークチキン。旅の資金をやりくりするため、やすは慣れない英語で値引き交渉。

こうして手に入れた昼食に、

藍「さっき食べれるって言っちゃったね。2人で1個で丁度良かったね」

トビ「ティッシュある?」

藍「ある」

ビビ「ネェ、食ベル?コレ食ベラレナイ」

藍「食べられない」

そんな女性メンバーを複雑な気持ちで見つめるやす。さらに藍

藍「捨てちゃう。これだって飲めないもん。このスープ」

スープを捨てに行く藍。それを見たやすは

やす“女の子を見ていると、あまりいい気がしない。この先が不安だ”

 

やすがキレる

そして、翌日のラブワゴンもやはり会話なし。すると、この嫌な雰囲気をなごませようと27才、最年長のやすがビビに声を掛けた

やす「ビビ、高所恐怖症じゃないんだ?」

ビビ「ドウイウ意味?」

やす「高い所苦手じゃないんだ」

ビビ「ジャナイ」

やす「全然?」

ビビ「全然ジャナイケド」

しかし、1分後トーク終了。そして、このラブワゴンの気まずい空気に決定的な一言をビビが言ってしまった

ビビ「ツマンナイ」

この発言に、やすがキレた!

やす「いいよ降りて。つまんないんだったら。自分から話さなきゃ仕方ないんじゃない少しは」

そんな2人の会話に、他のメンバーもただ黙り込むばかり。

突然、不協和音を奏で始めたラブワゴン。

 

その日の午後、ホテルの部屋に集まった5人。男女間に漂う重苦しい空気をどうにかしたいとメンバー最年長のやすが口を開いた

やす「思ってても言葉に出しちゃいけない言葉っていうのもあると思うんだよね。それはもし2人が僕なんかと話してた時におもしろくないよ、眠りたいんだけどって言われたらどう思うの?」

藍「嫌だよね」

やす「人を好きになるっていうのは人を見なきゃ話さなきゃ好きになれないんじゃないの?」

やすは思い出していた。何でも話し合い、正直にぶつかり合ってきた今はもういないメンバーたちのことを

やす「その三カ国の中で出会った人なんかしゃべってって壁取り除いてって幸せになった2人見たし。両方ともそうやって気を遣いながら話して、いい恋愛してきたんだと思う。強要はしないけど僕はそうしたい。そういう旅っていうかあいのりしていきたい」

やすの旅への熱い想いは、2人に届くのだろうか?

 

その夜、女性陣の部屋では、

藍「本当だね。言われなきゃわかんないね」

ビビ「ナンカ自分モワガママト思ッテタ。ナンカイツモ文句言ッテ」

藍「改めて分かった。自分が」

ビビ「楽シンデ旅ヲシタイカラ。モウコレカラ直スデショ」

藍「うん。直すよ」

女性陣は新たな旅のスタートを誓った…。

 

ビビがやすに感謝を伝える

翌日、ラブワゴンでビビが座ったのは、やすの隣り。そして

ビビ「疲レテル時多分タマニ友達ニ冷タイ態度トカシチャウカモシレナイ。ダカラコウイウ所直サナイト」

やす「改めてそういう事を分かったんでこの前ごめんなさい」

ビビ「ゴメンネ。私モ」

しっかりと交わした握手。2人は、再び笑顔を取り戻した。

 

この日、ラブワゴンが向かったのはドライバー、デビッドさんの実家。1時間後、郊外の家に到着するといきなり娘のサンゴちゃんのお出迎え。

日本でミュージシャンをしていたデビッドさん。6年前、奥さんのリカさんと出会い結婚。2人の娘の良きパパとなっている。

 

メンバーを歓迎しレゲエミュージックでサンゴちゃんがジャマイカンダンスを踊りだした!さらに、兄弟でとっても過激なダンスがスタート。

ラバ・ダブ・ダンスといわれる、このセクシー・ダンス。あまりの過激さにメンバー大興奮!

そして、藍も誘われダンスに挑戦!続いてレゲエもすっかりヨレヨレ。

そして最後にやすがチャレンジ。すると

やす「駄目だ。立っちゃうよ」

最年長なのにやはり元気満々。

 

その夜、デビッドさんのお母さんが得意料理を振舞ってくれた。メニューはジャマイカでは定番の家庭料理、カレーゴート。山羊の肉を使いスパイスをふんだんに効かせた、いかにも辛そうなこの料理。

あまりの辛さに男性陣も苦戦。そんな中辛いものが苦手な藍、頑張って食べる。これまでいつも食事を残していた藍、この旅で初めての完食。

 

そして夕食の後、デビッドさんが奥さんと出逢った時の話をしてくれた。

デビット「友達のお店で飲んでて船橋で飲んでて1人で飲んでた。そしたらリカさんが入ってきた。見たらこれだーって思って。それですぐプロポーズした」

やす「理香さんはデビッドさんのどこが好きになったんですか?」

理香さん「真面目な所ですね。真面目ですすごく。両親は大反対でしたよ。結婚するよってなった時からもう来ないでちょうだいって。勘当になって。」

デビッド「でも親の気持ち分かってたんですよ。1人の娘だし。俺真面目な人か知らないし」

理香さんの両親に認めてもらおうとミュージシャンを続けながら、安定した収入が得られる風呂の修理会社に就職。真面目に働き続けたという。

理香さん「この子が産まれて3年後くらいに両親も家に遊びに来てくれるようになった。勢いだけで結婚したんじゃないなっていうのを認めてくれたというか」

デビッド「それで今もスゴイラブラブだよ。これからもずっと死ぬまでハッピー。」

 

その日の女性陣の日記には、

藍“早く恋愛したい。男の子たちともっと分かり合いたい”

ビビ“デビッドさんと奥さんのラブラブ状態、すごくうらやましかった。私も頑張らなきゃ”

新たな決意を胸にした藍とビビ。今、ラブワゴンに恋のそよ風が静かに吹き始めていた。

 

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