あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

ゆき姉とやす、みずほの三人の恋愛が動き出す/初代あいのり第102話のネタバレ

初代あいのり101話では、新メンバーのゆき姉がやすへ恋をするものの、やすの気持ちはみずほへ向いていた回でした。

 

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102話の題名は「理由」フジテレビでのオンエア日は2001年11月19日。

 

トビとビビが良きケンカ友達!?

7人はキャンプ場のオーナーにキューバ独特の料理を教わる事に。

カサーベと呼ばれるパンとご飯を豚のお腹に詰め込みそのまま焚き火で丸焼きにするプエルコ・アサードと呼ばれるキューバの野性的なアウトドア料理。

ビビ、豚の丸焼きを豪快に回す。

 

待つこと4時間、豚の丸焼きが完成。そのお味はなかなかイケルらしい。そんな中明暗を分けたのがこの2人。

香港出身のビビにとって豚の丸焼きは大のご馳走。一方、トビはゲテモノが大の苦手。

やす「対照的だね」

ゆき姉「トビが参ってる」

ビビ「イイヨ、イイヨ。モウ見ナイデ」

実はジャマイカから参加したトビとビビはケンカの絶えない水と油の間柄だったのだ。

トビ「乳首出てるよ」

ビビ「ウルサイ」

トビ「しゃべんない方がいい?」

ビビ「本当ニ下ネタキライダカラ。モウ言ワナイデ。ウルサイヨ。本当二怒ルヨ」

ビビの日記には

ビビ“トビの事が大嫌い”

トビの日記には

トビ“ビビは論外”

スタートは険悪だった2人の間柄だったが旅を続けていくうちにいつしか良きケンカ友達となっていたのだ。

 

仲間翌日、そんなトビとビビが2人きりに。

ビビ「キューバニ入ッテ焦ッテキタノ。チョット」

トビ「何で?」

ビビ「分カンナイ」

トビ「教えてよ」

ビビ「恋愛出来ルカドウカワカンナイヨ」

トビ「好きな人が見つからないって事?」

ビビ「マアソレハワカンナイナ。最初会ッタ時、絶対恋愛出来ナイト思ッタネ」

トビ「それもう言いすぎだよ。俺だべどうせ。俺に言ってんでしょ。分かったごめんね」

ビビ「ダッテ相性ガ悪イジャナイノ。イツモ喧嘩スルジャン。ジャマイカカラ」

トビ「まあね。相性悪いもんなぁ。うんそっか」

ビビ「何テ言ウカナァ…。モドカシイ」

トビ「素敵な言葉知ってるじゃん」

ビビ「チョットネ」

これまで恋愛できなかったビビに恋の予感か?

 

芳ちゃんが女性陣にアドバイスを求める

その日の午後、恋愛に参加できない芳ちゃんは女性陣3人を呼び出して恋愛の相談を持ち掛けた。

芳ちゃん「何でだと思う?」

ビビ「自分ノイイトコロ見セテナイ」

ゆき姉「どこが自分のいい所だと思う?」

芳ちゃん「健康かな」

女性陣「ハハハハ」

芳ちゃん「ヤバイな。じゃあ何を直せばいいの?」

ビビ「多分コンタクトシタホウガ良イカモシンナイ。デモダメダヨネ」

ゆき姉「何で?合わなかった?」

芳ちゃん「いやそんな事もちょっとある。いやそういう訳じゃないんだけど」

女性陣「どっちー?」

芳ちゃん「ハッキリしなくちゃダメだな」

ビビ「ソウ何デモハッキリシナイト。答エトカモ」

芳ちゃん「そっかぁ。面倒臭いから…です」

ビビ「ソンナニ言ワナクテモ」

メガネをはずしてみる芳ちゃん。

ビビ「取ッタ方ガイイヨ、全然」

ゆき姉「でさぁ、眉毛とかちょっとカット」

芳ちゃん「怖い…」

芳ちゃんのその日の日記には

芳ちゃん“反省、反省。明日から気をつけよう”

 

やすの態度にヘコむゆき姉

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再び走り始めたラブワゴンの車内ではゆき姉がやすの隣りをゲット。そしてゆき姉はあいのりに参加した理由を話し始めた

ゆき姉「田舎にずっと居るし、で地元でね。すごい甘えてるんよね。親と一緒に働いてるし。どんどん自分が悪い方向に何かこう楽な方向に流れていっとって。そういうの全部無くしたいし。あと出てきてみたかった。知らない所に」

そしてゆき姉はやすの参加した理由を聞こうとした

ゆき姉「やすはどんな感じ?」

ところが

やす「今度話すわ」

答えを拒絶するやす。

ゆき姉「何でかな?」

やす「自分の恋愛話とかそう軽くしたくないってのがある」

やすの答えにゆき姉はどうする事もできなかった。そして、それっきり2人の会話は途絶えてしまった。

ゆき姉“やすが全然話してくれなかった。何があったか聞く事できんし嫌がられるのが怖かった”

その夜、やすの態度に落ち込むゆき姉はただ日課のコラーゲンを飲むしかなかった。

 

ラブワゴンの車内、元気の無いやすがみずほと隣同士に。

やす「あっ海行きたい」

みずほ「海?」

やす「海行きたくない?」

みずほ「行きたくない」

やす「何で?」

みずほ「水が怖い」

やす「えっ?」

みずほ「泳げんのよね」

やす「マジデ?じゃあプールも嫌だっていう人?ヤバイんじゃないの。もう21歳でしょ、ねぇ。みずほはさぁ、どんなタイプの男の人が好きなの?」

みずほ「何かチンパンジーみたいな人が…」

やす「チンパンジー系が多いの?」

みずほ「うん」

やす「もうここではチンパンジーから脱出するんだ?」

みずほ「そうそうそうそう。ひどいね。ひどいですね結構」

やす「いや俺じゃなくて、あなたがね。みずほがね」

みずほに笑顔がこぼれなかなかいい感じの2人。そしてやすは

やす“おっとりしてるんだろうけどたまにはしゃぐ所もある。最近こうチラチラ気になって見出す時もあるし…”

やすの心がまた一歩みずほへと近づいたようだ。

 

やすがみずほへ恋の予感

一行が次に訪れたのはイスナガの塔。19世紀に大農場主が農園を見張るために建てられた高さ45mの石造りの塔。

早速、やすがみずほを誘って塔を登る。頂上からの景色に酔いしれる2人。

みずほ「降りていいんかなぁ」

みずほが帰ろうとすると、

やす「ちょっと撮りたいね」

どうやらやすはみずほと写真が撮りたいらしい。その時、キューバの人がやすにカメラを渡してきた。そしてちゃっかりみずほを誘う。

やす「それは許さねぇよ」

しかし結局、撮ってあげる事に。

みずほ「よし行こう」

結局、やすのツーショットはここで終了。

その夜、やすは自分の中でみずほの存在が大きくなっているのを感じていた

やす“今ハッキリと言える。みずほが好きだ”

やすの気持ちは確実にみずほへと動いていた。

 

一方のみずほはレゲエへ!?

翌日、ヤシの樹を見つけた7人。そこで男性陣がヤシノミ採りにチャレンジ。まずはやす。途中までいくが失敗。そして芳ちゃん、トビも断念。最後にレゲエの番。

するとレゲエあっという間に登りきりヤシノミをゲット。これには女性陣も大喜び。

その日の午後、そんなレゲエとみずほが2人きりになった。

レゲエ「絶対さぁ。(日本で)友達にならん様なタイプの人と友達になるやん。この旅とか」

みずほ「うん。そうやね」

レゲエ「やけぇ。すごい俺もやけ色々勉強なったもん。こういう考え方もあるんかみたいな。人生は勉強やけぇね」

みずほ「そうね。そう思うね」

レゲエ「死ぬまで学ぶんよ。俺ん中で、俺は妥協は絶対したくないんよ。相手にも失礼やん。ただエッチしたいだけで付き合うとかは嫌なんよ。分かるやろ。嫌やろ、されたら」

みずほ「中身がない付き合いが多いって事よね」

レゲエ「ちゃんと俺は俺で考えとうワケよ。じゃあ男の子の中で誰が一番苦手?」

みずほ「おる事はおるけど」

レゲエ「言ってよ」

みずほ「この人はこんな事しか言わんのかなっち最初は思ったけど」

レゲエ「こんな事っち下ネタとか?」

みずほ「そう!ちょっとビックリ」

レゲエ「じゃあ俺が一番苦手やったんや」

みずほ「さっきまではね」

レゲエ「それは反省します」

みずほ「うん。でもここでちょっとわだかまりが取れたね」

レゲエ「わだかまりがあったと?俺ん中では全然無かったんよ」

みずほ「私の中ではあったんよ」

レゲエの真面目な一面に始めてふれたみずほ

みずほ“レゲエに対する印象が変わってきた。ちょっといい奴かなーって”

みずほの恋がこの日彼女自身も知らないうちに静かに動き始めた。

 

昼食をとる事にした7人。そんな中1人元気のないゆき姉。やすに冷たい態度を取られて以来どうしていいのか分からなかったのだ。

そんなゆき姉にやすが気付いた

やす「何にする?」

ゆき姉「お腹壊した」

やす「じゃあ何がいいかな?ちょっと待って。お腹に優しい物」

ゆき姉を優しく気遣うやす。

 

やすがあいのりへ参加した理由

そしてその夜、昼間のお礼を言おうとやすの部屋を訪れたゆき姉

ゆき姉「ごめんね。スッピンだよ~」

そして、

やす「俺と話しづらい?それはさぁ、俺があいのり来た理由とか話さなかったじゃない」

ゆき姉「言いたくなければいい」

やす「まあ話していくよ。そうすれば少し誤解も解けるかなって一瞬思って。来た理由は付き合ってた人がいたのね。好きだったの、すごい。で、まぁ…引くかもしれんけど子供ができたの。子供ができて結婚するっていう話になって親に挨拶しに行ったんだよね。で、とりあえず言われた事がプ-タローの分際で子供作りやがって。で、まともな職なんかつける訳がねぇって言われたんだけど。で頑張ってさぁ、何件も何件もいろんな所回ったんだよね。本当に朝早く7時から夜中まで面接行ってその時にちょっと(彼女と)ケンカしたの。まぁどっか連れてってくれないって言う事も。それは連れて行けなかったのよ。そっちの方が一杯一杯で。日曜日とかも行ってたから。で、就職決まってすぐ会いに行こうって思って電話したんだけどその時に、堕ろしたからって言われた時にすごい、僕はどうしても産みたかったの。だけどそれに関しては話してくれればなっていう。自分に話して欲しかったな…。何か就職した意味もなく頑張った意味が無い。で、あいのりに来たのは変われる、変わりたいと思って来たの。ちょっとあんまし話したくなかったのね。ただこれで誤解取れれば。まぁ普通に話しできるやん」

ゆき姉「ごめんね」

やす「俺も言い方冷たかったかなってちょっと反省してる所もあるし。明日からね頑張りましょうよ」

やすは自分の心に封印していた辛い過去を話した。そんなやすにゆき姉は

ゆき姉“やすの話聞いてて息ができんかった。やすはそういう経験してるからこそ、辛さを優しさに変える事のできる人”

新たな決意を胸に秘めたゆき姉。しかしそれは苦難に満ちた恋の本当の始まりだった。

 

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