あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

徐々にレゲエとの距離を詰めるみずほ。レゲエの心境にも変化が/初代あいのり第112話のネタバレ

初代あいのり111話では、お互いがあいのりの旅からリタイアをする決意をした後に、告白をして見事成功。無事に帰国したビビとトビの回でした。

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112話の題名は「無添加な恋」フジテレビでのオンエア日は2002年2月4日。

 

ビビがいなくなったラブワゴンに寂しさを感じる芳ちゃん

翌日、傷付いた芳ちゃんをさらなる悲劇が襲った。

レゲエ「メガネ見てよ、メガネ」

芳ちゃん「割れちった。起きたらベッドから落ちてて割れてた…」

そしてメガネをはずしてみせようとした瞬間、メガネ、コッパミジン。芳ちゃん、お先真っ暗。

 

その日の午後、落ち込む芳ちゃんをゆき姉が誘った

ゆき姉「芳ちゃん、全然泣いてないんやろ」

芳ちゃん「いやっそんな事もないよ」

ゆき姉「泣いた?」

芳ちゃん「まぁいいべそんな事は」

ゆき姉「けど我慢しなくていいと思うよ」

キューバからの同期の芳ちゃんを励ますゆき姉。すると芳ちゃん

芳ちゃん「ゆき姉もそろそろ恋愛しないと」

ゆき姉「恋愛は頭でするもんじゃないけね。ダメなんよ」

芳ちゃん「でも出来ない事はない」

2人は今、恋愛の難しさを実感していた。

 

翌日、ホテルを出発したラブワゴン。到着したのは、グアテマラ中部の街チチカステナンゴ。この街で毎週開かれる市場は、グアテマラでも最大の規模。早速市場を見て回るメンバー達。

すると5人が見つけたのは、木掘りのお面のお店。これは祭りで使われるもので様々な人の顔が彫られている。

レゲエ「飛びます飛びます」

ゆき姉「あぁ、坂上二郎

何と坂上ニ郎似のお面を発見!と思ったら店のおじさんだった。

 

タケの気持ちがゆき姉に!

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チチカステナンゴの市場を満喫する5人。すると、ここでタケがゆき姉を誘い出した。

ホンジュラスからあいのりしたこだわりのパン職人タケ。パン屋の家に生まれ育ち、幼い頃から修行を積んできた。タケにとってパンはまさに命。だがそんなタケは5年前、とんでもない理由で彼女にふられていた

タケ“「父の跡を継いでパン屋にそろそろなろうと思いよるんやけど」ちゅう話したら(彼女が)急に泣き出しちゃってですね。「私あの小麦粉が嫌いなんよ」ち言われて…”

何と、小麦粉が原因で失恋!ショックのあまり、この5年間、パンだけに情熱を注いできたタケ。しかし、今もその心の傷は消える事がなかった。

そのせいか、この旅でも大前提として欠かせなかったパンの話題。そして、心惹かれたのは菓子パン系が好きなゆき姉。タケは今、5年ぶりの胸の高まりを感じていた

タケ“話聞くとどんどん(ゆき姉が)自分の理想にこう…何かちょっとはまっていってるなぁって。自分この恋愛に絶対運命を感じるんですよね”

ゆき姉と2人きりのチャンスに、タケ勝負に出るのか?しかし

タケ「パンは焼きたてがうまいって当たり前やけ。2,3日たってどれだけうまいかが勝負。3日間位食べて美味しいかどうか確かめるんよ」

ゆき姉「置いとん?」

タケ「うん。一口ずつ」

結局今日もパンの話以外、実のあるトークは出来なかった。

 

その日の夜。タケはひとり、この旅に不安を感じていた

タケ“5年間恋愛していないから、どうしていいのか分からない”

かつてない胸の高鳴りに戸惑うタケ。今、タケの無添加な恋は発酵寸前だった。

 

次の日5人は、ドライバーのペドロさんの案内である場所へ。そこには木の柱にはしごが付いた高さ10mほどのやぐらが。

すると5人の目に飛び込んできたのはやぐらのてっぺんから宙づりになり、グルグルと回る村の男達。

実はこれ、ポラドーレスというグアテマラの祭りには欠かせないアトラクション。最大で高さ30mのものもあるという。ちょうどこの日、練習をしていた村の人々。

そこで盛り上がるメンバーをよそに、1人青ざめるタケ。実はタケ、極度の高所恐怖症。その時、タケの脳裏にあるシーンがよみがえる。それは3日前、ゆき姉と話した時の事だった。

タケ「ゆき姉のタイプってどういったタイプが好きなん?」

ゆき姉「芸能人で言ったらケイン・コスギ

ケイン・コスギと言えば運動神経抜群の肉体派。

タケ「よっしゃ」

この時、タケのオーブンに火が付いた!今、1人のパン職人が、愛する人のためにケイン・コスギとなる。しかし

タケ「うわぁ怖えぇ。揺れる!揺れる!俺ちょっとやっぱダメだ。帰っていいですか?」

タケ、このまま逃げるのか?その時!

ゆき姉「ガンバレ!」

ゆき姉の熱い声援が!そして、ついにタケはケイン・コスギになった!これにはゆき姉も満面の笑み。タケの想いはゆき姉に届いたのだろうか?

 

ゆき姉に一直線のタケ

その日の午後。近くの川にやってきたメンバー達。すると川岸に湯けむりを発見!実はこの河原、穴を掘るとお湯が湧き出る手掘り温泉。地元の人々のお風呂代わりに使われており、いつも多くの村人達でにぎわっている。

ということで、早速メンバー達も道具を借りて温泉づくりをスタート。そして30分後、かなり浅めの手掘り温泉が完成した。

タケ「何か出たくない。寒いわ。冷える」

寒がるタケのために、お湯を持ってきたみずほ。すると

タケ「アチアチアチアチ」

みずほのお湯、不評。そして今度は、同じお湯をゆき姉が持ってきた。すると

タケ「あぁいいなぁ。めちゃめちゃいい」

とーっても分かりやすいタケ

タケ“素晴らしい女性だと思う。この燃え上がる気持ちは、本当5年振りだ”

 

その夜、街にくり出した一行は夕食のレストランへ。すると卓球台を発見!そこで5人は卓球大会をする事に。

ここでゆき姉とペアを組んだタケ。その時、タケは燃えていた。なぜならタケ、元卓球部(小学校)これはゆき姉に良い所を見せるチャンス!そして

タケ「クリームパンサーブ」

とはいえ、元卓球部なのは事実。果たしてどんな魔球なのか?球筋は何でもない普通のサーブ。しかし、芳ちゃん空振り。さらに

タケ「玄米食パン攻撃」

今度こそ魔球か?またも芳ちゃんなぜか空振り。この謎の魔球にゆき姉大喜び。これにはタケもしてやったり。しかし芳ちゃん

芳ちゃん「全然見えないんだけど、ボールが」

そういえばメガネのレンズを片目壊した芳ちゃんには見えてなかったのだ。

 

ホテルに戻ったメンバー達。ここでノリノリのタケがその勢いでゆき姉を誘った。そしてタケは、今までずっと気になっていた事をゆき姉にたずねた。

タケ「ゆき姉が合流した日から今までに恋愛した?」

ゆき姉「した」

タケ「あぁそうなんだ。えっ自分が来る前に?」

ゆき姉「うん」

タケ「ちょっと意外な結果やってビックリした。でも何かゆき姉って性格ってさ。好きな人ができたら自分から行くタイプとか言って」

ゆき姉「行くよ。ガンガン行くよ」

タケ「で、それが恋したのに何で行かんやったんかな?理由があって?あんまり聞くと悪いかなとか思って」

ゆき姉「やけそれはやっぱりその人の事想って」

初めて知ったゆき姉の過去に、タケは言葉を失っていた。そして、部屋に戻ったタケは再び恋の迷路に足を踏み入れていた

タケ“ゆき姉が恋する人だから素晴らしい人だと思う。それ以上の男になれる自信は俺にはない”

燃え上がった恋の炎は、今や風前の灯火に・・・タケの恋は果たして、焼きあがるのか?

 

レゲエとの恋に悩むみずほ

翌日、ドライバーのペドロさんが親戚の家に招待してくれることに。出迎えてくれたのはペドロのおばさん、マリアさん。5人を歓迎し、夕食をごちそうしてくれる事に。

メンバー達も準備をお手伝い。しかしみずほの心は疲れきっていた。キューバでやすの告白を断ったみずほ。そこには、レゲエへの強い想いがあった。だが、出会ってから3カ国、この旅で全く恋愛する気配さえ見せないレゲエ。みずほは今、どうすればいいか分からなくなっていた。

この日も1人で行動するレゲエ。その様子が気になるみずほ。するとゆき姉が

ゆき姉「行っといで」

みずほ「ジャガイモ切りますか?」

レゲエ「この位の大きさに切って」

みずほは今、レゲエのそばにいられるだけで幸せだった。

そして、夕食が完成。出来あがったのはプリケという郷土料理。中南米原産のウイスキールという野菜や、数十種類の香辛料がたっぷり入ったこの未知なるスープ。果たしてその味は刺激的な味が大好評!

 

しかし翌日、1人のメンバーに異変が発生!旅の疲れと慣れない食事のせいかレゲエが体調を崩し寝こんでしまった。

その日の夕方。ホテルの台所には、体調を崩したレゲエのためにおかゆを作るみずほの姿があった。料理が苦手なみずほだが、心を込めて作った特製のおかゆ。

そしてみずほはレゲエの部屋へ

みずほ「おかゆ。起きれる?置いとくわ。起きたら食べり」

レゲエ「ありがとう」

みずほの想いはレゲエに届いたのだろうか?

 

レゲエもみずほへの想いが芽生え始める

そして翌日。無事体調が回復したレゲエ。しかし、その心には複雑な思いがあった

レゲエ“みずほの強い気持ちが伝わってきた”

うすうす気付いてはいた、みずほの想い。しかし、今、それは確信へと変わっていた。

 

その日の午後、レゲエはこの旅で初めてみずほを誘った。

レゲエ「お礼言わないといけん。ありがとね」

みずほ「どうもどうも。どう致しまして」

レゲエ「すごい悪い嫌そうな態度やったと思うけど」

みずほ「うん。寝とった」

素直にお礼を言ったレゲエ。すると、みずほがその胸の内を語り始めた

みずほ「トビとビビが帰って、私目の前で見たけすごいうらやましかったし、だから私も頑張ろうって素直に思ったけど。でも今私が好きな人はすごい恋愛するの難しいと思うし、多分その人の心の中にまだ自分の存在は無いと思う。見よったらそれは分かるけ」

強い想いをぶつけるみずほ。すると

レゲエ「その人はロクデナシのクソヤローよ」

レゲエの一言に声を失うみずほ。しかし、この言葉には複雑な思いが込められていた。

 

その夜、ホテルには何かをふり払おうとタイコを一心不乱に叩くレゲエの姿があった。コスタリカからあいのりしたレゲエ。見かけとは違い、情に厚く、人一倍涙もろい九州男児

そして、その恋愛観は前向きでまっすぐだった。そんなレゲエに想いを寄せてきたみずほ。自分を見つめるみずほの視線に、いつしか気付き始めていた。

しかし、うそをつけないレゲエは中途半端な気持ちでみずほに接する事は出来なかった

レゲエ“傷付けたくないけど傷付けてしまう。でも変に優しくするよりいいと思う”

レゲエの太鼓が夜のホテルに鳴り響く。

その頃、女性陣の部屋からは…

みずほ「クソォー!女の子はさぁ。やっぱ幸せにしてくれる人を探した方がいいんかな?」

ゆき姉「いやそれは違うよ。自分が好きやないと幸せになれんよ」

みずほ「あの人は遠すぎる。私、太鼓になりたい」

レゲエ“何でみずほは俺なんかを選んだのか?やすと帰っていれば幸せになれたのに”

恋愛とは時として残酷なもの。今、みずほの心に、絶望を奏でる太鼓が響き渡っていた。

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