みずほの告白を受けて、レゲエが出した答えとは!?/初代あいのり第119話のネタバレ
初代あいのり118話では、みずほが意を決してレゲエに告白をするべく、ラブワゴンに向かう回でした。
119話はスペシャルで題名は「あいのり若葉だよりスペシャル~All By Myself~」フジテレビでのオンエア日は2002年4月2日。
みずほがレゲエへ告白
決意し、みずほが向かった先はラブワゴン。待ち合わせの場所でみずほは1人待つ。その時、レゲエがやって来た!
みずほ「下駄で分かった」
レゲエ「情緒があるやろ。眺めがいいね」
みずほ「あっちみたら星が見えるんよ。最初レゲエと会った時は絶対恋愛できんやろって思う位苦手やなって思った。でもワゴンの中おったり何かする時とかご飯食べる時とか絶対目で追いようのはレゲエやったんよ。ずっと5ヶ国レゲエを見てきた。私が出来んことをレゲエは何でもできていいなって思った。羨ましいなって思った。だからいい所1つも見せられんかった気もするけど楽しかった。あいのりに来てレゲエに会えて良かったと思う。色々あったけど自分の気持ちが一杯になったから後は後悔したくない。一緒に日本に帰りたい。はい、西原くん」
レゲエ「然り」
想いの全てをレゲエにぶつけ、みずほが去って行く。みずほの一途な想いが込められた、日本行きのチケットを手に、レゲエはその場を離れる事が出来なかった・・・。
タイガーとレゲエの眠れない夜
その夜。みずほがレゲエに告白した事を知らされるメンバー達。
みずほの決断にショックを隠しきれないTAKAそしてタイガー。この旅にあいのりして以来、ずっとみずほを想い続けてきたタイガー。レゲエの結論がどちらであろうと、みずほは明日帰国してしまう。
タイガーは、初めて2人きりで話した時に、みずほとある約束を交わしていた。
勇気を持つ事を誓い合った2人の指切り
タイガー“約束はたしまして、まことにありがとうございます。君の強さに恋に落ちました”
そしてもう1人、眠れぬ夜を過ごすレゲエ。
旅に悩んでばかりだった自分を、最後の最後まで一途に想い続けてくれたみずほ。
果たして恋の奇跡は訪れるのか?
レゲエが出した答えとは!?
運命の朝。約束の場所でレゲエを待つみずほ。キューバから5カ国にわたり旅を続け来たみずほにとって、これが、想い続けたレゲエと迎える最後の朝。
共に旅して来たメンバー達が、ラブワゴンからみずほの姿を見守る。そして、レゲエがやって来た!
みずほ「昨日は全部自分の想いぶつけられたから良かった。私はレゲエが好き。これからも自分の想いとレゲエの事信じていきたい。一緒に日本に帰って下さい」
一途な想いをレゲエにぶつけたみずほ。メンバー達が見守る中、みずほの最後の問い掛けに、レゲエが出した運命の結論は?
レゲエ「昨日やっぱり考えて答えちゃんと出た。上手くたぶん説明できんと思うんよ。俺は結構不器用やけ。俺はねこの旅に来て誰かの事想って眠れんくなるような人は来てないし頭が破裂するほど考えたりした人が来た事も無いんよね。俺は前にも言ったようにでっかい恋をする為にピンクのやつに乗りにきたけ。やけまだ帰る訳にはいかん。ごめん。帰れんまだ」
みずほ「ありがとう。頑張って。でっかい恋して帰ってきて」
そしてハンカチを渡すレゲエ
レゲエ「やる。もうそれ」
共に旅した仲間たちとのお別れ
みずほ「皆ありがとう。皆に会えて良かった。芳ちゃんもありがとう。タイガー…」
タイガー「終ワリマシタネ」
みずほ「ありがとう。頑張って。バイバイ」
こうして、レゲエを想い続けたみずほの、5カ国にわたる一途な旅は終わった
みずほ“レゲエを好きになった事で、あの人が私を変えてくれました。来た頃よりも、ちょっとは強くなれた気がします”
一方、みずほを残して走り始めた車内で、ただ呆然と空を見つめるレゲエ
レゲエ“みずほにはすまなかったとしか言えない。すまなかった。本当に悪かった。俺はダメな奴だ。男として最悪だ”
めぐがラブワゴンに合流!
みずほが帰国して3日後のラブワゴン。この日は待望の新メンバー合流の日。盛り上がるラブワゴン。
そんな中今だ恋愛できないレゲエの表情は暗い。そして走る事10分新メンバー発見!
めぐ「東京から来ためぐ20歳です。チャームポイントは笑顔です」
めぐ(20)はケーキ屋店員の東京都出身。将来の夢は保母さん。
早速、自己紹介。すると
めぐ「その前に目が悪いんでメガネかけてもいいですか?」
そんな中新メンバーめぐへ熱い視線を送る男がいた!タイガーだ!早速折鶴をプレゼント。そしてワゴンでもめぐの隣をゲットしたタイガー。
めぐ「暑いですね」
するとどこから用意してきたのかウチワでめぐを扇ぐタイガー。
ゆき姉「ジェントルマンだから」
タイガー“めぐさんは可愛い、とても可愛い、いやチョ―可愛い”
めぐが加わり7人となったラブワゴン。この日はドライバーのエドワルドが昼食をご馳走してくれるという。
するとそこにはあたり一面サボテンが。早速、中に入っていく7人。
すると、サボテンのトゲをきれいにそぎおとし始める従業員さん。周りのトゲもキレイにとる。そして丸かじり!
実はこのサボテン、ウチワサボテンと言う食用のサボテン、新芽は生で食べられているという。
更にサボテンを使ったある料理を出してくれるという。メキシコでは定番料理のサボテンチーズステーキ。
作り方は簡単。サボテンをフライパンでよく焼き、上にチーズを乗せてチーズが溶けるまで焼き上げる。これでサボテンチーズステーキの出来あがり!これにはメンバーも大満足!
ゆき姉がどんどん芳ちゃんへ惹かれていく
更にメキシコを西へむかうラブワゴン。車内では芳ちゃんに積極的に話しかけるゆき姉
ゆき姉「違うの歌って芳ちゃん。今までのと違う」
芳ちゃん「自分で作った、若葉だより」
歌をリクエストされた芳ちゃん。自作の歌を唄ってくれるらしい。タイトルは
“若葉だより”作詞・曲/芳ちゃん
芳ちゃん「♪季節が一巡りして緩やかな風が吹いてきたよ。賑やかな校舎に一人きり。君に一目ぼれ。まさかね~僕は知りたいよ君の口癖。誰にあげるの君の口づけ。そんな想いを乗せて届けよ。若葉だより」
ゆき姉“すごい可愛いピュアな歌。芳ちゃんの声で唄うからもーしびれたーホレたー”
そして
ゆき姉“芳ちゃんに近づきたい。でも、ずっと一緒にいるのに恋愛対象としては一番遠くにいた二人やから今更どうしたらいいのか本当にわからんしすっごく不安…”
抑えられない芳ちゃんへの想いゆき姉の切ない気持ちがラブワゴンの車窓で風に吹かれていた。
メキシコを走るラブワゴン。その車内ではなにやら芳ちゃんの様子がおかしい…
すると!口の中から使い捨てコンタクトが!そして…右目に入れると思ったら左目に入れちゃった。
芳ちゃんは使い捨てコンタクトレンズを節約するため交互に片目づつしか入れてないらしい…するとゆき姉は
ゆき姉「片目コンタクトだったら見逃すよ」
芳ちゃん「そんな事ない」
ゆき姉「違うね。意識が違うよ。両目で見よるのと片目で見よるのとでは」
ゆき姉“ショックだった…私の事を片目でしか見てなかったんだって思うとすごく切なくなった…”
この日7人がやって来たのはオアハカの街。穏やかな気候に恵まれ気さくでのんびりした雰囲気で知られるこの街は珍しいチーズで有名だという。
チーズ工場へとやって来た7人を迎えてくれたのは工場長のペドロさん。早速作り方を見せてもらう事に。
牛乳を分離させたものにお湯をかけるとなんとみるみるガムのように固まっていく。これがケシージョと呼ばれるこの地方独特のチーズ。
そして固まったチーズはそれぞれが好きな形に作る事ができる。一方、この工場の職人さんは手際よくチーズを巻いていく。
というわけで今日の昼ご飯はチーズのみ…しかし、さすがにチーズだけでは辛くなったのか会話無し。
芳ちゃんを誘い出すゆき姉
翌日、ゆき姉が芳ちゃんを誘った
ゆき姉「私と芳ちゃんは5ヶ国ずっと一緒やろ。キューバの時から。いろんな所に行って色んな物を見たけど一緒に見て回るの楽しい?」
芳ちゃん「何で?そんな事全く気にした事ないよ」
そして、ゆき姉は今までの芳ちゃんとの思い出話を始めた
ゆき姉「雨宿りした時に小学校6年間半袖短パンだった話聞いたり、あとスクールウォーズ見てラグビー始めたとか。そういう話面白いでいっぱい聞いたもん」
芳ちゃん「ふーんそっか」
ゆき姉「本当に忘れるね。私はもう景色と一緒やね。芳ちゃんには」
ゆき姉“すっごい悲しくなった。私の思いは芳ちゃんの頭の中には入っていかない…素通りするだけ…涙でそうやった”
芳ちゃんに言った言葉が逆にゆき姉自身に重くのしかかっていった。
タイガーの誕生日を盛大に盛り上げるあいのりメンバー
そして、一行はホテル探しへ。実はこの日はタイガーの誕生日。そこでタイガーには内緒で誕生日を祝うためいつもよりチョット高いホテルに泊まることに。
その日の午後…作戦開始!少々強引にタイガーを誘うミカとめぐ。タイガーも嬉しそうに二人をエスコートしプールサイドへ。
それを確認した他の4人はタイガーへのプレゼントを買いにそっと出かける。
一方ミカとめぐは誕生日の準備がバレ無いようにタイガーを引き止める。名付けて“両手に花作戦”
ミカ「さすがだね。ジェントルマンとしてバッチリだね」
タイガー「ジェントルマンネ。モウ言ワナイ方ガイイ」
ミカ「照れちゃうから?いつも普通にやってるじゃん。ジェントルマン」
タイガー「イヤーコマリー」
一方、買い物チームは市場へ到着。ここで誕生パーティーの食材を買う。
今日のメニューはタイガーが以前食べたいといっていた“お好み焼き”その頃“両手に花作戦”は
ミカ「タイガー数学大会とかで世界大会に出るんだよ。高校の卒論でタイムマシーンだよ」
しかし、ここまで誉められると、さすがのタイガーでも疑問が
タイガー「チョット待ッテ。何デ私ノ事バッカリ話シテルノ?」
ミカ「いやこんな機会ないじゃん」
めぐ「しかも女の子2人に男の子1人」
タイガー「アッハイ。アリガトウゴザイマス」
この日のタイガーの日記には
タイガー“めぐさんも可愛いけどミカさんはもっと可愛いです”
そして、いよいよタイガーの為にお好み焼き作り開始。
しかしここでとんでもない事態が!なんと小麦粉の中に小さな虫発見!
さらに水を足していくとすさまじい数の虫が浮き出てくる。
このままでは食べられない!するとレゲエは
レゲエ「もうどうしようもできん」
…と言う事で、気にしない事に。更にレゲエ
レゲエ「ゆき姉、虫入っとう事言ったらいけんよ」
ゆき姉「ああヒミツね」
あっさり了解。
そして、お好み焼きが完成!(虫入り)6人は誕生パーティーの準備をしてタイガーを待つ。するとそこにタイガーが!
メンバー「おめでとう!!」
タイガー「スイマセン。ダカラソウイウ作戦ダ」
そしていよいよタイガーの前にあの問題のお好み焼きが登場!落ち着かないレゲエとゆき姉…
そして、タイガーがお好み焼きに手を伸ばす。そして食べた。すると
タイガー「ウマイ」
誕生パーティー大成功
タイガー“今日はとてもHAPPYです。レゲエさんありがとう”
次の街へと向かうラブワゴン。7人がやって来たのはタスコ。中世のヨーロッパを思い出させるこの街はコロニアル調の古い町並みが美しく残る。
さらにここは銀製品の生産地としてメキシコでも有名。そして7人がやって来たのはタスコの人々が集まるという市場。
すると虫を売るおばちゃん発見。するとおばちゃん、トルティーヤを取り出し生きた虫を何匹かその上に置きくるみ食べた。
おばちゃんが売ってるのは“フミーレス”という虫。ここタスコではこのフミーレスを生きたまま食べるのが一般的。
その時、このフミーレスに果敢に挑む男がいた!芳ちゃんだ!
レゲエ「うまい?」
芳ちゃん「うん」
そして、迎えた夜は満月。この夜ある男が動いた。タイガーだ!
しかしタイガーお尻を向けて何をしてるんだ?どうやら花をプレゼントするらしい・・・
さすがジェントルマン。タイガーはこのときある作戦を考えていた
タイガー“やっと、満月の作戦を実行するときがきた”
そしてミカを呼び出した。
タイガー「寒イ?」
ミカ「うん平気」
タイガー「ハイ」
ミカ「きれい」
タイガーいきなりミカの髪を触る
タイガー「(ミカは)見タ目モキレイ。中身モキレイ」
そして鼻の頭を人差し指でタ~ッチ!これにはミカも動揺を隠せない…タイガーイイ感じ!更にミカをじっと見るタイガー
タイガー「今キレイデショウ?」
ミカ「月?」
タイガー「今夜ハ満ツキダヨ。満ツキ」
ミカ「満月」
タイガーここで笑いも取って更にイイ感じ
タイガー「デモ月ハ外ニ見ルトキレイダケド中身ハ汚イ。イッパイ穴ガ空イテル。ダカラ嘘ツキ(月)」
満月作戦はただのダジャレだった…タイガー満月作戦失敗…と思いきや
タイガー“せいこです。私のアピールポイントをついに使えました。ミカさんと一緒と楽しいです”
翌朝、海には気合十分のタイガーがいた。波にぶつけるミカへの想いは…流された。
ゆき姉がレゲエを呼び出す
その日の午後、ゆき姉はレゲエを呼び出した
ゆき姉「ちょっと愚痴を聞いて。言ってしまうと自分は帰らないけん。もう一緒におられんくなるやろ。一緒におりたいっていう気持ちが強くなったら頑張らんとこっち見てもらおうとしたいんよ」
レゲエ「分からんけど」
ゆき姉「そういう努力をしたいんよね。その仕方が分からんのよ」
レゲエ「それはでも上手くいくとは限らんしね。難しいよね駆け引きが」
ゆき姉「うまくいく場合もあるじゃん。なっちゃんはうまくいったやろ?可愛かったけ?」
レゲエ「なっちゃんはホントいい子やったもん」
ゆき姉がくっ!ゆき姉を不安ともどかしさが追い詰める
ゆき姉“芳ちゃんの風景のままでは終わりたくない”
更にメキシコ山間部を走るラブワゴン。途中7人は休憩を取ることに。ここで7人が目にしたのはパイナップルを手に踊る奇妙な人々。
この地方では豊作を祈願する作物を手にして踊るのがならわしとなっている。メンバーも誘われ踊ってみる事に。
早速、着替えて登場した7人。やる気十分だったのは日本でバレエの講師をするミカ。踊りにはかなりの自信がある。
そして、踊りを教えるおじさんがミカの相手に選んだのは芳ちゃんだ!
そしていよいよ踊りがスタート。ミカの余裕の笑顔に対し芳ちゃんまったくミカを見る余裕無し!
すると会場から拍手が!これには芳ちゃん大満足。
ミカに恋をした芳ちゃん
そして、帰りのワゴンでは芳ちゃんとミカが隣同士。メキシコの地図を見ながらイイカンジの2人…
その夜
芳ちゃん“ダンスの得意なミカにリードされてとてもうまく踊れたと、自己満足。今までで一番楽しい―時でした。素敵な笑顔、優しい心、素晴らしい踊り、ミカは憧れの女性です”
実は芳ちゃんの妹はピアノ留学中。親戚は声楽家と音楽一家に育った。音大出身のミカとは共通な話題も多く次第にミカに惹かれていった。そして
芳ちゃん“僕は、ミカが好きだ”
今明らかになった芳ちゃんの想い。
一方、それを知らないゆき姉は一人部屋でコラーゲンを飲んでいた…
遂に走り出した芳ちゃんの新たな恋。その想いに気づかないゆき姉。29歳の純愛その果てに待つ運命とは…
翌日、昼食をとることにした7人。そんな中、芳ちゃんは積極的にミカの隣に座る。芳ちゃんの想いを知らないゆき姉も隣に座る。
するとミカと芳ちゃんなかなかイイ感じの2人。この時ゆき姉は自分が口にした言葉が耳から離れないでいた。
ゆき姉は芳ちゃんと過ごす一瞬一瞬を風景ではなくその目に焼き付けて欲しかった。
芳ちゃんへの接し方に悩むゆき姉
そして、その日の夕方ゆき姉は芳ちゃんを誘った。
ゆき姉「私ね思いよる事があって最近芳ちゃんが相当男前な顔して考えよるんよね」
芳ちゃん「自信を失ってるっていうのはある」
ゆき姉「芳ちゃんは私としゃべりよったけど黙っとっても気楽でいられるけいいよってこの前言いよったやん。逆に黙っとかんで嫌な事があったりとか悩んでる事が自分の中であったら言ってくれていいよ。芳ちゃんにとって景色で終わりたくないんよね」
ゆき姉“やっぱりこういうはいり方しかできんのかな。自分から芳ちゃんの事恋愛対象から外すような入り方…また辛くなった”
ゆき姉は芳ちゃんへの想いが強くなるにつれその接し方が分からなくなっていた。
ミカが体調不良。その時男性陣は!?
その夜メキシコといえばテキーラ。男性メンバーは、テキーラを飲む事に。
テキーラは飲む前に手の甲に振った塩やライムをなめてから飲むのがメキシコ流。
テキーラを飲み続ける男性陣。そして徐々に酔い始める男性メンバー。
すると、今まで一緒に楽しんでいたミカが黙り込んでしまった。そして、1人席を立つミカ
ミカ“男の子達を見て一瞬にして昔の恐怖がよみがえって来てしまった…”
かつてミカの恋人はテキーラを良く口にしていた。そしてその彼は浮気が絶えなかった。そんな幸せではなかった日々がテキーラを飲むメンバーと重なってしまった。
ミカ“あのときの嫌悪感と忘れかけていた男性不信が広がっていった。もう限界だった”
ベリーズであいのりしたミカ。旅の間レゲエが気になっていたミカだったが、はっきりしないレゲエの態度に気持ちは離れていった。
そして今日の出来事。ミカは精神的にも体力的にもボロボロになっていた
ミカ“今、ものすごく日本に帰りたい。超プラス思考で生きてきたのに全部がストレスに感じてしまう。私はこんなに暗い人間だったの?知らなかった”
そして、翌日事件は起きた!この日朝から具合が悪そうだったミカ。そして、ホテルに着いた時、ミカが倒れた!
心配するタイガー。歩けないミカをTAKAがおぶって部屋まで連れて行く。しかし、芳ちゃんは具合の悪いミカの様子を見て何も出来ず立ち尽くすばかりだった。
その後、ミカの容体はますます悪化…急きょミカを病院へと連れて行くことに。
しかしこの時ミカは自分の力では歩けないほど悪くなっていた。車の中でも全く動かないミカ。
そして、救急病院に到着。早速医師による緊急治療。やはりミカの表情は険しい。
そして、その夜遅く診断の結果が出た。過労による神経性急性胃炎。この日は入院して様子を見る事に。
その夜、芳ちゃんは
芳ちゃん“自然に担げるTAKAをみてちっぽけな自分に気づいた。日に日に自信を失っていく”
芳ちゃんは想いを寄せているミカに何もできなかった自分が腹立たしかった。
芳ちゃんが誰を思っているのかわからないゆき姉
翌日、海へとやって来た一行。しかし、ゆき姉にいつもの元気が無い
ゆき姉“芳ちゃんに近づきたい。でも私の気持ちに気づいて避けられたりされるの考えると今はすっごいこわい…”
このときゆき姉は芳ちゃんに近づく事が出来なくなっていた。すると、ゆき姉の想いを知るレゲエが動いた。浮きわでゆき姉を芳ちゃんのところまで引っ張っていく。
しかし、芳ちゃんはそんなゆき姉には気づかずひたすら貝探しに夢中だった
ゆき姉“毎日、芳ちゃんへの気持ちは大きくなっている。もうどうしたらいいんやろう?芳ちゃんは私の事どう思ってるんやろ”
砂浜に戻った7人。ここで、芳ちゃんが新メンバーのめぐに正しいバンザイを伝授する事に。
~芳ちゃんの正しいバンザイ講座~
その一:足の開きは肩幅
その二:ひざを深く曲げるほど美しい
その三:Vサインで指先を見る
その四:腕を上げる角度は120度
その五:最後は一番いい笑顔で!
これらをふまえて正しいバンザイをご覧下さい「勝利のバンザイ」
その日のめぐの日記には
めぐ“バンザイを習った。でもなんでこんなコトするんだろう…?”
ミカが復活!芳ちゃんも心機一転
翌日、メンバーはミカを迎えに病院へ。そこにはすっかり元気になったミカの姿が。ミカの元気な姿を見て、芳ちゃんも一安心。
その夜、芳ちゃんは勇気を出してミカを誘った。目の前には宝石箱をひっくり返したような美しい夜景。そして芳ちゃんは
芳ちゃん「宝石箱をひっくり返したみたいだ」
芳ちゃんナレーションと同じ事を言う…
芳ちゃん「ちょっと元気になったかね?」
ミカ「笑えるようになった。危なかった」
芳ちゃん「今日贈り物を持ってきた。昨日ミカが海に来れなかったから貝を」
ミカ「嬉しい。自信…」
芳ちゃんから渡された貝には“自信”という文字が書かれていた
芳ちゃん「ミカもなんか自信を無くしてんのかなーと思って」
ミカ「無かった。すごいねこれ。芳ちゃんと私の自信」
芳ちゃん“緊張で足が震えた…でも元気になって良かった”
この日、芳ちゃんは自分の気持ちに少しだけ自信が持てた気がした。
そして、翌朝早朝の海に自信に満ち溢れた芳ちゃんの姿があった。
ミカに向って加速する芳ちゃんの想い。つかみかけたその自信は芳ちゃんの恋にバンザイをもたらすのか?
メキシコを北上するラブワゴン。その車内では芳ちゃんとミカが隣同士に。
自信が出てきたのか始めてみる積極的な芳ちゃんの姿。その後ろでは芳ちゃんのミカへの想いには気づいていないゆき姉が…。
この夜、7人を乗せたラブワゴンはメキシコの首都メキシコシティーへとやって来た。
標高2200メートルの高地にあるこの街は東京23区の倍以上の人口2000万人が暮らす世界でも有数の巨大都市。
市街を走るラブワゴン。その時メンバーはある物を発見!
家の屋根には日本拳法の文字が。早速、車を止め中を見せてもらう事にした7人。
道着を着て迎えてくれたのはこの道場の師範アンヘルさん。
実はこのアンヘルさんは以前、広島県に11年間住んでいた事があり大の日本好き。現在はメキシコで日本拳法の師範として日本の武道をメキシコの人々に教えている。
さらに、奥さんの美佐子さんは日本人でメキシコに暮らしてもう8年。そして次女のメイちゃんも7人を迎えてくれた。
久々に会う日本の若者にいたく感動したアンヘルさんがこの日7人を泊めてくれる事に。
早速、奥さんの美佐子さんがメキシコ料理をメンバーにご馳走してくれた。
作ってくれたのは、鶏肉をホワイトソースで煮込んだ物やひき肉とパセリを煮込んだ料理。
これらをこのトウモロコシから作ったトスターダにのせ食べるのがメキシコの一般的な家庭料理。
久しぶりの家庭の味にメンバー大満足!
実はこの日お母さんの美佐子さんと長女のエムちゃんの誕生日。誕生日といえばこの男!早稲田大学バンザイ隊長の芳ちゃん
芳ちゃん「誕生日おめでとうございます。イセエビバンザイ」
これにはアンヘルさん一家も大喜び!その夜の美佐子さんの日記には
美佐子さん“日本の万歳も変わったわね…”
ミカがTAKAを誘う
翌朝、ミカがハーフのTAKAを誘った。ミカが入院していたときミカを励ますため病室にお見舞いにいっていたTAKA。ミカはそのお礼を言いたかった
ミカ「ありがとう。もう大丈夫」
TAKA「今度は逆に俺がたぶんお前の立場になりそうだよ。頼むよ。最近どうよ」
ミカ「最近いいよ」
TAKA「いいか」
ミカ「楽しいよ」
TAKA「楽しいか」
ベリーズで一緒にあいのりしたミカとTAKAは自然になんでも話せる仲になっていた
ミカ“TAKAとは楽しく自然に話せる。元気になった!TAKAありがとう”