様々な恋愛が動き出す!TAKAをめぐる女の戦い/初代あいのり第124話のネタバレ
初代あいのり123話では、TAKAへの想いを抱えるミカとめぐ。どんどん2人の争いが激しくなる回でした。
124話の題名は「バランス」フジテレビでのオンエア日は2002年5月20日。
TAKAの誕生日
いよいよハーフのTAKAの誕生日当日。お目覚めのTAKAに静かに近づくラブワン。
するとこの日のラブワゴンはTAKAの誕生日仕様“バースデーラブワゴン”
実は4人は昨夜、ティッシュの花や新聞紙の輪っかを手作りしラブワゴンの車内を徹夜で飾り付けていたのだ。
ミカ「ちょっと乗ってみて。王様」
芳ちゃん「TAKAちゃん照れてる」
TAKA“母さん、朝から事件です。風船、新聞輪っか、ティッシュの花。もう感謝感激です!みんなありがとう!”
そしてその夜。食事の後、TAKAに
ミカ「ちょっとじゃあ目つぶっててください」
いよいよTAKAの歌を披露する時が来た
芳ちゃん「TAKAちゃんこっち向いて!」
メンバー“テンション高いTAKAの歌♪ここで出会えたこと偶然じゃなんかじゃない運命なんだだから一緒にいくつもの壁を乗り越えよう幸せになれる日を信じてTAKAさん毎朝毎昼毎晩テンションが高くてフェリシダデス(おめでとう)フェリシダデス(おめでとう)今日はホントにおめでたいですWow頑張っている今を楽しもう友達は永遠HAPPY BIRTHDAY TO YOU♪”
メンバー「おめでとう!」
メンバー全員からの心のこもったプレゼントに感激するTAKA。そして…泣き出した
TAKA“ここまでしてくれるなんて…ありがとう!みんな!!”
ミカとTAKAがツーショット
TAKAの誕生日パーティーが終わったその日の夜遅くホテルの中庭にはミカとTAKAの姿が
ミカ「じゃーん。これは私からのプレゼントです」
TAKA「ちょっと待って。ありがとうございます」
ミカ「ちょっと見て見て」
ミカはTAKAが欲しがっていた、シルバーのリングを手渡す
ミカ「何かシルバーどういうのが欲しいのとか言って。サイズどの位?とか言ってさ。自分の親指とか入れてさ確認しながら」
TAKA「びったりよ」
ミカ「おめでとう。良かった良かった」
そして、TAKAが部屋へ戻ろうとしたその時
めぐ「TAKA!」
TAKAを呼び止めたのは…めぐだ
めぐ「それではここで私からの。これ見てくださいハッピーバースデー。あげる」
TAKA「これ開けてもよろしい?」
めぐ「よろしいですよ。ミサンガ入ってるでしょ」
TAKA「待って。手作りでこんなの作ったの?」
めぐはTAKAの好きな青色を編みこんだ手作りのミサンガを手渡す。
TAKA「俺相当手首太いよ」
めぐ「めぐの足首に合わせたんだけど。足りるじゃん」
TAKA「ぴったりやん」
めぐ「ギュッ。完成。おやすみ」
TAKA「ありがとう」
TAKAの左手にはTAKAとめぐが好きな青色と黄色そしてラブワゴンのピンクで作った3色のミサンガ。右手にはミカが選んだシルバーのリングが輝いていた。
2人から貰ったプレゼントでやり辛くなるTAKA
翌朝、晴れ晴れとした表情を浮かべるミカとめぐ。一方、TAKAはパンを口にした手を…すばやく隠す。
実は2人に貰ったプレゼントが両手に付いているため、TAKAはテーブルの上に両手を出せないでいた。
果たしてTAKAが落ち着いて食事ができる日はやってくるのだろうか?
ミカに想いを寄せるタイガー
メキシコに朝日が昇る頃、はやる心を抑えるタイガー。タイガーの心を乱すのは憧れの女性、ミカ!
タイガーにとって忘れられない、あの満月の夜。ミカと過ごした心豊かなとき。そしてタイガーの日記には
タイガー“おはようございます。ミカさんの超可愛い笑顔を見ていたので私の出番はもうそろそろですね”
ついに始動。
その日の午後。
タイガー「ミカサントシャベッテモ大丈夫?」
ミカ「うん…」
タイガーがミカを連れ出す。久々に過ごすミカとの楽しいひと時。そして
タイガー「私ファニーナ顔使ウカラ元気二ナル。絶対笑ウョ」
ミカ「もう笑わないよ。見慣れた」
タイガー「ーAh-」
そしてその夜、タイガーが動いた!ミカにリベンジか?えっ!?泣いてる?「どうしたの?」
タイガーが訪ねたのは、話しやすい同行ディレクターの部屋。
タイガー「何テ言ウカナー。私ハマダ必要カナア。何デカナ。ミカサンイツモ言ッテルノハスゴクイイジェントルマン純粋ナ人ト言ワレテ。デモ私ノ方ニ気持チガ向イテイッテナイ。モシ気持チガアッタラソレハ友達マデト思イマス」
ディレクター「ツライよね」
タイガー「何テ言ウカナア。アイノリデタイガーノ時代ハ終ワッタトイウ感ジガシマス…」
この日、タイガーの悩みに付き合ったディレクターは一睡も出来なかった。そして
【ディレクター日記】“そんな事いわれても…困りー!”
仲良さそうなTAKAとミカをみて、めぐが泣き出してしまう
再び走り出したラブワゴン。車内はまだ誕生日仕様のまま。TAKAの誕生日パーティーの疲れで、全員ぐっすりお昼寝中。
そんな中、1人眠れないTAKA
TAKA“今のオレにとって2人とも大切な存在。でも、恋愛感情かと言われると違う気がする。相手を想う気持ちは難しい”
その時、お昼寝から目を覚ましたのは音大出身のミカ。
TAKA「寝てなさい!」
どことなく元気のないTAKAに気付いたミカ
ミカ「最近どうよ」
TAKA「全然分からん。俺自分が好きにならないうちに好きになられて付き合うっていうのはよくある。でも今の俺は相手の全てを好きな事が一番大事。だから自分の感情ちゃんと表現できる人。ウソ偽りなく。俺はそこなんだよね」
そんな中めぐが目を覚ました。せまいラブワゴンの中、2人の声が否応なくめぐの耳にも入ってくる。
TAKA「俺自信なくてここに来たかもしれん」
ミカ「自信付けて帰らなきゃ」
TAKA「じゃないと意味無いし旅をしてる意味が」
ミカ「そうだね。よし合格」
TAKA「お前は俺の姉ちゃんだな。姉ちゃんぽくすんな。腹立つ」
楽しそうな2人。するとめぐが泣き出した。
メンバーは昼食をとるためレストランへ。真っ先にラブワゴンを降りるめぐ。突然泣き出しためぐに驚く4人。
TAKA「よ、よぉ、よぉ…何で?メシ食うのにみんなで行こう」
めぐが泣いた理由が分からない4人。すると、芳ちゃんが
芳ちゃん「めぐ昼飯食べる?昼飯何とかなんない?」
めぐ「いい食べない」
芳ちゃん「じゃあちょと食べてくるからワゴンで待ってて」
仕方なくめぐを残しレストランへ。
めぐ“もう二人を見るのが嫌で嫌で全ての事が嫌に思えてきた。もう嫉妬をしないなんて無理だ!”
湧き上がる嫉妬をどうする事も出来ないめぐ。そして泣き出しためぐの理由が分からず戸惑う4人。
そんな中、ミカに想いを寄せるタイガーは考えていた
タイガー“ミカサントTAKAサンズット話シテテ、仲良クシテル。ワタシチョット寝マシタ。モウ聞キタクナカッタ…。めぐサン苦シンデル、めぐサン分カリヤスイ…私ト同ジ…”
すると、突然何も言わずタイガーが店を出ていった。そしてめぐの元へ
タイガー「泣イテ、泣イテモイイヨ。全部出シテ。辛イダッタラ出シテモイイヨ」
タイガーはこの時、この旅で初めて作戦ではなく心で動いていた。そしてタイガーはめぐを散歩に連れ出した
タイガー「人生ハ波。上下アルカラ」
めぐ「何か足にくっついてる」
タイガー「チョット待ッテネ」
めぐ「ガムだ」
タイガー「チョット待ッテ。はいOK」
めぐ「ありがとう」
タイガー「アモウダメダ戻リマショウ。戻ッテ。ヨーシ、モウ笑ッテル」
この散歩で何故かめぐに笑顔が戻った。
ミカは芳ちゃんの想いに気付かない
翌朝。1人歌を口ずさむミカ。そこへやって来たのはミカを想う芳ちゃん。久しぶりのミカとの会話にうれしそうな芳ちゃん。
ミカ「昨日はね。いろいろ考えさせられたね。めぐ私と2人で苦しいのかなとかさ。すっごい素直だしね。逆に私はいろいろ考えすぎてるからね。それも良くないんだけどさ。何かうまくいかないかなあって」
ミカは悩んでいた。友情のために自分の気持ちを出さなければTAKAは振り向いてくれない。恋愛のために自分の気持ちを出せば、めぐが傷つく。
そしてこの後、芳ちゃんの気持ちを知らないミカは、ミカを想う芳ちゃんにとって残酷な言葉を口にしてしまう。
ミカ「あいのりとかって相談の相手が自分の恋の相手であったり恋のライバルであったりするわけじゃない?難しいよね。人間関係も大変だし。でも意思表示はしなきゃいけないじゃない?恋愛しにきたからさ」
芳ちゃん「それは難しいね」
芳ちゃんはこの日、ミカのTAKAへの想いを確信した
芳ちゃん“自分も、そう話を聞いてあげなくちゃいけない。だけど自分も好きだみたいなのがあって…あの時は多分1番きつかったかなと思いますけどね。だから心が受け付けなかったんですよね…”
TAKAを想うめぐとミカ。ミカを想うタイガーと芳ちゃん。複雑に絡む5人で続くあいのりの旅。この日の芳ちゃんの日記には
芳ちゃん“膿の溜まった肉体に新しい活力を吹き込むべく緑の芝生の上を裸足のまんまで走ったのです。その羽毛のような緑と触れあう度に履物に慣れてしまった足の裏も喜びの声をあげているようでした。5人は微妙なバランスを保ち続けています”
めぐが好きだと確信したタイガー
しかしその夜、1人のメンバーによって5人のバランスが崩されようとしていた。タイガーだ
タイガー「愛ノ事デ間違イ可能性ガアリマスカ?」
ディレクター「…もう少し詳しく話してもらうとどういう事?」
タイガー「例エバズットコノ子好キト思ッテテ気付イタ事ガアッテ間違イマス事デ、」
ディレクター「要するにずっと好きだと思ってた人がいてその人じゃなくて別の人が好きだったってこと?」
タイガー「ハイ」
確かタイガーが想いを寄せていたのはミカのはず。ということは
ディレクター「それってめぐが好きって事?」
タイガー「ウン」
愛の間違いを犯しその過ちに気づいたタイガー。罪深きジェントルマンに恋愛の神様はどんな審判を下すのか