3人だけになったラブワゴン。ミカに告白をするTAKAと芳ちゃん/初代あいのり第127話のネタバレ
初代あいのり126話では、めぐに告白をしたタイガー。無事成功して2人で帰国をした回でした。
127話の題名は「最後の日々」フジテレビでのオンエア日は2002年6月17日。
ミカがTAKAを誘った
その日の午後、ミカはある決意を固めていた
ミカ“TAKAがおかしい。TAKAの気持ちが全然よく分からない。芳ちゃんの気持ちを知った以上私も中途半端ではいられない”
翌日ミカは勇気を出してTAKAを誘った。
ミカ「もっとさー自分出していこうよ」
TAKA「俺はやることやったな。考えるっていう意味ではね」
ミカ「考えてもそれを皆に出してなくない?ずるくない?」
TAKA「だから行動に起こすだけだよ…」
するとそこへ最近絶好調の芳ちゃんがミカを誘いに来た。しかし
TAKA「ちょっとゴメン…」
TAKAの完璧なブロックに芳ちゃん為す術ナシ。会話のはずまない気まずい雰囲気の2人。するとミカが
ミカ「今日また新しく旅を始めようかなあ。私まだここでやる事いっぱいあると思うし、見なきゃいけない事もいっぱいあるし……」
ミカはTAKAに気持ちのリセット宣言をした。
翌日ラブワゴンは世界最長の半島バハ・カリフォルニアにあるサン・カルロスという町にやって来た。小さな港町サン・カルロス。
この街で有名なのがグレーホエールというクジラ。年に1度、遠いアラスカ沖から24000キロかけてこのサン・カルロスの海にやって来る。
ここで一行はグレーホエールを良く知るおじさんに会いに行くことに。グレーホエールに詳しいクリスピーさん
クリスピーさん「クジラの事なら何でも知ってるよ。俺が口笛を吹くとクジラはよってくるんだ」
その日の夕方クリスピーさんが歓迎のしるしに夕食をごちそうしてくれることに。今日のメニューはクリスピーさんが採ってきた、新鮮な海の幸。
ここサン・カルロスでは伊勢海老や巨大ハマグリがふんだんにとれる。巨大ハマグリは細かく刻みハムとバターを入れて蒸し焼きにする。その味にメンバーも大満足!
そして夕食後クリスピーさんがグレーホエールの恋愛について話してくれた
クリスピーさん「グレーホエールの恋愛は1頭のメスを2頭のオスが争うんだ。そして3頭のクジラは疲れるまで遊び最後まで元気だったオスがメスと結ばれる。そして敗れたオスはカップルのクジラのしたに潜りベッドのようになりながら交尾を支えるんだ」
グレーホエールの恋の話は3人にとって自分たちのことのように聞こえた
クリスピーさん「グレーホエールを見たカップルは結ばれるといわれているんだ」
グレーホエールの愛の伝説…3人は明日伝説のクジラを見に行くことにした。
その日の深夜ミカはなかなか寝付けないでいた
ミカ“明日2人のどちらかと鯨を見れるかもしれない。私は誰と鯨を見たいのだろう。苦しいし混乱してる”
自分の気持ちが見えなくなったミカ。ミカは恋の迷路に迷い込んでいた。
体調を崩してしまったミカ
翌朝、出発直前ミカがラブワゴンから降りてこない
ミカ「寒くて力が入らない」
ミカは旅の疲れと睡眠不足で体調を崩していた。そんなミカを看病するTAKAと芳ちゃん。
ミカは2人の優しさを改めて感じていた。ミカが倒れた時、元気付けてくれたTAKA。ミカが落ち込んだ時自信をくれた芳ちゃん
ミカ“TAKAは私がして欲しいと思う通りに支えてくれる。芳ちゃんは不器用だけどずっと私を見守ってくれている。私の望みはどっちなんだろう?「これだ!」っていう答えが見つからない”
翌日、ミカの体調も回復しいよいよ伝説のクジラを探しに向かう。
その姿をカップルで見ることができれば幸せになれるというグレーホエールの愛の伝説。そこで3人はカップルでグレーホエールを探しに行く事に…
まず先に出発したのはTAKAとミカ。芳ちゃんは1人お留守番。果たしてTAKAはミカと伝説のグレーホエールを見ることが出来るのか?
すると遠くでかすかに潮を吹き上げるグレーホエールを発見。急いで側まで移動する。そしてグレーホエールがいたポイントに到着。
しかしすでに姿はない…愛の伝説を信じ必死にグレーホエールを探すTAKA。しかし…この後1時間探したが2人の前にグレーホエールは現れはなかった。
今度は芳ちゃんとミカの番。TAKAが1人残る
芳ちゃん“TAKAがほとんど見れなくて次は自分がミカと見れると良いと思いました”
30分経過。しかしグレーホエールは姿を現さない。その時!
芳ちゃん「あーいたいたいた」
ついに、2人の前に、伝説のグレーホエールがその姿を現した!
そしてクリスピーさんが口笛を吹いてグレーホエールを呼ぶ。すると
ミカ「わぁースゴイ」
大興奮の2人。するとクリスピーさんが何かを発見した!
クリスピーさん「見ろ見ろ!」
なんと2人の前に現れたのはグレーホエールのペニス
クリスピーさん「25年グレーホエールを見てるけどペニスは2回しか見たことが無い」
とっても貴重な体験に言葉も出ないミカ。その時、ミカは芳ちゃんの腕を握りしめていた
ミカ“芳ちゃんといるともしかしたらまだ知らない自分が出てくるかもしれない。すごいやっぱり影響力がある人。不思議な風を運んでくれた人”
思い悩むTAKAは芳ちゃんを呼び出す
その夜、芳ちゃんが寝静まった後TAKAは日記を書いていた
TAKA“このままではミカは芳ちゃんと一緒に帰るかもしれない…”
TAKAは今までの自分を振り返っていた
TAKA“芳ちゃんもミカも自分の気持ちに正直。オレはそこから逃げているだけじゃないのか?”
翌朝TAKAはスタッフの部屋を訪ねた
TAKA「昨日部屋帰っていろいろ考えてはいたんですけど何かこういたたまれなくなって。結局自分が今まで人のためにやってきたと思ったことが自分を守るために傷つかないためにていうのがすごい感じちゃって。何でそんなに自分が可愛いのかなって思いますね。でも何か自分の馬鹿さかげんにどうしようもないっすね。だけど自分がどうしたいかは分かったんですよ。自分に正直に行動とる…」
その日の午後TAKAは芳ちゃんを呼び出した
TAKA「長かったなーいろいろ迷惑かけましたね。テンション高かったり低かったり。自信がないんだろうな自分に。自分信用してあげないと可哀相だな」
芳ちゃん「信用した方がいいよ。信用に足る人物だから」
TAKA「俺はそれは芳ちゃんのほうだと思うけどな」
TAKA「俺は逃げてたのか甘えてたのか考えすぎ。後は行動だね。ご迷惑をかけるかもしれませんが」
芳ちゃんに自分の気持ちを打ち明けたTAKA。
翌日、ビーチにやってきた3人。久しぶりに何もかも忘れ、3人に笑顔が戻った。そしてこの日、3人は日がくれるまで遊び続けた。
しかし、この幸せな時が、今日で終わってしまう事をTAKAだけは知っていた…
TAKAがミカへ告白を決意!
その夜TAKAが動いた!向かった先はラブワゴン
TAKA「オラ!告白をしたいのでチケット…下さい。グラシアス」
静まり返った夜のヨットハーバーで1人ミカを待つTAKA。
その頃、TAKAの告白を知らない芳ちゃんは
芳ちゃん「♪ラララララ~」
そしてミカが現れた
TAKA「オス!今まで色んな話し聞いてもらったりしてありがとう。で、今日最後に聞いて下さい。あいのりに参加して色んな仲間と出会って誕生日までしてもらってすげー感謝してるし良かったなって思うし。
だけどそれだけじゃ満足できない自分がいてもっとずっとお前と一緒にいたい。お前無しではいられない状態。お前の側にいると楽なんだよね。
自分が自分でいられる。自分が出せる。心からそう思える。
ミカが大好き。
お前が違うやつと話してたらすごい嫉妬してたし、お前の目を全部自分にむけたいと思ったし、何をするにも一緒にしたかった。
手もつなぎたかったし、今で言えば抱きしめたいし。重いかもしれないけどこれが俺だから。チケット。明日一緒に帰ろう。待ってます。おやすみ」
TAKAはミカに初めて自分の想いをぶつけた。そして突然の告白を受けたミカは
ミカ“TAKAから告白されるなんて信じられなかった。どうしていいのか分からない”
気持ちをリセットしたTAKAからの告白にミカは複雑な想いでいた。
芳ちゃんもミカへ告白をする
その頃ホテルではTAKAの告白が芳ちゃんに告げられようとしていた
スタッフ「今、TAKAがミカに告白した」
芳ちゃん「はい…」
そして
芳ちゃん“丑の頃スタッフがやってきてTAKAの告白を告げてゆきました。明日には否、今朝にはミカがいなくなってしまう可能性が高いわけで”
芳ちゃんはホテルを出た。向かった先はラブワゴン。そして、スタッフはミカの部屋へ
スタッフ「もう一人告白したいという人が」
ミカ「えっ?」
ついに究極の三角関係に終止符が打たれる時が来た!