綱喜がゆかちんへ告白!ゆかちんは過去を知った上で答えを出したいと呼び出す/初代あいのり第147話のネタバレ
初代あいのり146話では、ゆかちんの過去を知らない綱喜がゆかちんへの想いを確信した回でした。
147話の題名は「想いの数だけ・・・」フジテレビでのオンエア日は2002年11月11日。
パプアニューギニアの洗礼を受けるあいのりメンバー
この日、朝早く出発したラブワゴン。すると到着したのは飛行場。
実はパプアニューギニアはいくつかの島に分かれており、一行はここマダンから飛行機に乗って北東に700キロ離れたニューブリテン島を目指す事に。
早速、7人は飛行機へと乗りこむ。するとドライバーのブラウンさんもついてくる。
そして1時間後飛行機はラバウル空港に到着。
ここラバウルは第二次世界大戦中、旧日本軍の重要な基地として3万人を超える日本兵が駐留していた。島のあちこちには、当時を物語る戦争のツメ痕が今も残っている。日本兵が現地の人々にお酒の作り方など様々な日本の食文化を伝えた為今でも日本人には友好的。
早速7人はラブワゴンに乗って移動。そして、走る事2時間。マチュピット村という小さな村に到着した。
7人を迎えてくれたのはここの酋長パイブさん。するとパイブさんはこの村に入るためには神様の洗礼を受けなければならないと言う。
神様!?なんと、これから神様に会わせてくれるらしい。早速、男性メンバーはラバウルでの正装ラップラップと呼ばれる腰巻を身につける。更に顔には白い粉を塗られる。もちろんスタッフもメンバーと同様。
そして、この神様の洗礼はとても神聖なもので決して笑ってはいけない、7人に緊張がはしる。そして次の瞬間メンバーの前に神様が現れた!果たして神様とは一体。
これこそがこの村の神ドゥックドゥック。まず前に呼ばれたのは綱喜。一体何をされるのか!?
いきなり背中を叩かれ赤く跡が残る。神様はこうして村を訪れた客の体に住む悪い霊を叩き出し体を清める。更に神様の股をくぐらされる。こうして洗礼は終了し神様は森へと帰っていった…。
鉄がみほを誘って、恋をしていることを伝える
その日の夕方パイロットの鉄がファーストキッスを夢見るみほを誘った。
カカオ畑で自分の後ろをついてきたみほ、自分の前でだけ涙を見せたみほ。鉄はみほが自分に気があると勘違いしていた。
鉄「今日実はねハプニングがあったんです。朝。朝ね、告白する夢を見たんだよ。泣いたね」
みほ「じゃあもうちゃんと心に決めてる人はいるんだ」
鉄「いる!どんな風に帰国するのかがはっきり言って見える。俺の中では。でも2人でもっとこの旅で色んな思い出を作りたいから」
みほ「うん」
鉄「あえて告白を今しない。自信あるよハッキリ言って。女の子見る目は自信がある。だから俺はいずれ良い時期が来た時にその子と帰る」
みほ「私も絶対カップルになって帰りたいって思う」
鉄「絶対その子と帰る」
鉄“この旅が人生最高の旅に出来ると確信した”
パイロット鉄の心はみほを抱いて空高くジェット気流へと乗っていった。
この日7人はビスマーク海へと向った。海に着くと現地の子供達がこれから船で遊びに行くという。そこで同行させてもらう事に!
走る事30分、すると小さな島の上から子供たちが飛び込んだ。それを見ていた熱血モデルの綱喜が名乗りをあげた。
そして高さ7メートルの崖の上から。そんな綱喜を見たゆかちんが
ゆかちん「頑張れ」
そして飛び込んだ
綱喜「あっいて」
海から上がった綱喜の足には、血が…ゆかちんが綱喜のもとへ
ゆかちん「どうした?大丈夫?」
綱喜「大丈夫だよ。ちょっとヒリヒリするけど」
ゆかちん「岩だね。いたそう。血が止まれば深くないし」
想いを寄せるゆかちんの優しさ。綱喜は何故か全てをさらけだしてくれないゆかちんの心の壁を感じていた
綱喜“どうしていいか戸惑っている。での彼女の優しさ、元気、前向きな姿勢、感じる程気持ちが募る。彼女の中にどんどん吸い込まれていく”
コータとみほの兄弟のような関係
その日の午後公園でロマンティストのコータとファーストキッスを夢見るみほが二人っきりに…
この旅でみほを妹のように思っていたコータはみほの体調を心配していた
コータ「みほはどうなの?この旅体力面とかでは大丈夫?」
みほ「うん。やっとご飯食べられてきたでしょ?最近」
コータ「そんな気はする。」
みほ「あとやっぱり笑う回数が増えたりとか。だから日本にいる時よりは変わってきてるかなとは思う」
コータ「良かったね」
するとコータがカバンの中からルービックキューブを取り出した。
ルービックキューブといえば旅の間コータがずっと大事にしていた宝物。
しかしメンバーは皆コータの趣味を理解できないでいた。果たしてみほは?!
コータ「ずーっつとみほの顔見て回しててできちゃう」
みほ「すごいね。ホントだー」
みほ素直に感心。更にみほの口から思いがけない言葉が
みほ「すごい何ていうんだろー、すっごい気が利くよねコータは。よくそこまで気が回るなっていっつも見て感心する。やっぱり何でもコータに頼ってた部分はあると思う自分の中で。リーダーシップ取ってるじゃない。だからすごくね旅の初日からやっぱり頼っちゃってたと思う」
これまで3カ国を旅してきたコータは誤解されやすい性格からなかなか恋もうまくいかなかった…そんな時みほがかけてくれた言葉
コータ“初めてなんですけども、この旅で。7人の旅をコータが引っ張っていってくれるみたいな言い方をしてくれて。一緒に旅をしている人にそういう風に言ってもらえたのが初めてだったんですよ。そう言ってもらえたのが嬉しいなーっと思いましたね”
恋に踏み出しきれないゆかちん
その日の午後、7人はシェルマネーで有名なバールス村へやって来た。
シェルマネーとは貝で出来たアクセサリー。元々はお金として使われていたもので、この地方では幸せにしてあげたい人に贈ると願いが叶うという。早速メンバーも作ってみる事に。
まず細かく砕いた貝に穴をあけていく。そして、貝を一つ一つ糸に通し最後にヤスリで貝の角を丸くすればシェルマネーの出来あがり。
黙々と細かい作業に集中する7人。そんな中誰よりも作業に集中していたのが熱血モデル綱喜だった
綱喜“幸せにしてあげたい人に贈るこのアクセサリー。考えれば考えるほど思いはつのる…”
そして
綱喜「33」
南ちゃん「数数えてんの?」
綱喜「うん数えてるよ」
鉄「数える必要ってなんなの?」
綱喜「そう、夢の数だけ。想いの数…」
綱喜はゆかちんへ想いを込めて貝をつないでいった。そんな綱喜にゆかちんが
ゆかちん「これじゃあ短い?」
綱喜「すごい可愛いよ。すごくいいよ」
この時、ゆかちんの心の中は複雑だった。かつての恋人をバイク事故で亡くした事を自分のせいだと思いこみ新しい恋に踏み出せないでいたゆかちん。
綱喜への想いが気になりつつも辛い過去を忘れることが出来ないでいた。そんなゆかちんの想いを綱喜はまだ知らない。
一時間後。綱喜は皆が終わったあとも1人シェルマネーを作りつづけていた。
そんな綱喜を手伝うゆかちん。その2人を近くで見つめるコータ。そして綱喜が想いを込めて作ったシェルマネーは通常の5倍を越える300個の貝殻がつながれていた
綱喜“そう簡単に人は変れない。だから俺の力でどうにかしたい”
綱喜がゆかちんへ告白!
そして綱喜が動いた。向った先は…ラブワゴン
綱喜「チケットを下さい」
ブラウン「きっとうまくいくよ。自信を持って」
綱喜「今までありがとう。じゃあね」
ついにゆかちんへの告白を決意した綱喜。果たして綱喜を待つ運命とは!
夕暮れの浜辺で1人ゆかちんを待つ綱喜。その時ゆかちんが来た!
綱喜「今まで旅してきて結構色々あったけどさ。俺がこの旅に参加した理由。なんかこう見つけに来たのね。本当いっぱい色んな事みつけられたの。その中で何よりも一番でかいもの見つけたのね。それはゆかちんなの。俺にとっては。だからゆかちんが好きだ。一緒に日本に帰ってほしい」
ゆかちん「ありがとう」
すると綱喜は
綱喜「これ、あげる」
ゆかちん「いいの?」
綱喜は想いを込めて作ったシェルマネーを渡した
綱喜「それはパワーを与えてくれる。気合いを」
ゆかちん「ありがとう」
精一杯の思いを伝え去っていった綱喜。ゆかちんは最後まで自分の過去を綱喜に伝える事が出来なかった…
一方、綱喜の告白を知らないコータは
コータ“ゆかちんは綱喜に向いているのかな。まだ僕はゆかちんにとってなんでもない存在なのかもしれない”
そして部屋に戻ったゆかちんは
ゆかちん“言うなら本当に今日しかない今日しかないと思ったけど”
綱喜は精一杯の想いを自分にぶつけてくれたけど自分にはまだ隠している事がある。ゆかちんは綱喜に自分の過去が言えなかった事を後悔していた。
そして突然、部屋からゆかちんが出てきた。向かったのはスタッフの部屋
ゆかちん「ちょっといいですか?明日の告白の返事をする前に綱喜と話したいんですけど。綱喜にどうしても1つだけ聞いてもらいたい事があって」
今まで誰にも言えなかった過去を綱喜に伝える決心をしたゆかちん。果たして2人を待つ運命とは?!