タクローを信じる!遂にまりっぺがタクローへ告白/初代あいのり第167話のネタバレ
初代あいのり166話では、新メンバーでドボクンとガチャピンが合流しました。ドボクンに一目惚れをしたサキが印象的な回でした。
167話の題名は「信じる勇気」フジテレビでのオンエア日は2003年4月14日。
まりっぺの行動が理解できないタクロー
この日も順調にアメリカ横断の旅を続けるラブワゴン。その車内では…まりっぺとタクローが、前日のボートでの会話を思い出していた。
タクロー“結構、ショックですね、だって、あそこまで信じられない、不安ばかり持ってる。何か、そういうふうに思われてるのかなっと思って”
一方、まりっぺは
まりっぺ“タクローを傷付けてしまった。ゴメンなさい。でも、もしタクローが私の事を見てくれる時が来たら全ての私を知ってもらいたいから、思った事は言って解決していけたらなって思う”
この旅でタクローもまりっぺも格好つける事なく素顔の自分を見せてきた。飾らない本当の自分を知ってもらいたい。だが、そんな2人の想いが皮肉にも恋の歯車を少しずつ狂わせていた。
7人を乗せたラブワゴンは大きな橋を渡り始めた。ついにラブワゴンがやって来たのは、ニューヨーク。
そして、まりっぺはまだ知らなかった。ここニューヨークで一つの恋物語がフィナーレを向かえる事を。
ついにニューヨークの5番街へとやってきたラブワゴン。
ガチャピン「すごーい本当にニューヨークだよ」
サキ「すごいね、やっぱ交差点とか渡る人の量もなんか多いよね」
ガチャピン「なんかファッション違うね」
まりっぺ「う~んやっぱ違うね」
サキ「オシャレしてるね、やっぱ高いねビル」
続いてやって来たのはブロードウェイ。
浅ちゃん「ブロードウェイって書いてある、これ劇場?これ劇場なの?」
宮ケン「なんかライオンキングじゃないけどさ」
浅ちゃん「劇団四季?」
そして、7人はマンハッタンの街を歩いてみる事に。
ガチャピン「すごいいっぱい家があるね」
タクロー「ビルでしょ?ビルね」
ガチャピン「全然違うでしょ?喜界島と」
タクロー「そりゃあそうだよ、そりゃそうだよ一番高い建物は高校の4階建て」
ガチャピン「マジで~」
ドボクンにぞっこんのサキ
その夜、久しぶりの都会の空気に楽しく盛り上がるメンバー達。しかしビール一杯で新メンバードボクン真っ赤。するとサキが
サキ「ねえもう酔ってんの?マジで!?ボーッとしてる?」
ドボクン「ちょっとね」
サキ「うそ!?」
浅ちゃんの目の前で一生懸命ドボクンの世話を焼くサキ
サキ“ドボクンには自然と興味がわくし、自然と楽しくなってくる”
浅ちゃん出番なし。
相手を信じることが出来ないまりっぺ
翌朝…ニューヨークの街を走るラブワゴン。しかしその車内では、まりっぺにいつもの笑顔が無い
まりっぺ“今はタクローを心から信用する事が出来ない。どうしたらいいんだろう”
えっ?宮ケン?宮ケンと言えば、あまり放送に出て来ていないので、皆さんお忘れと思いますが、さかのぼる事アメリカの旅の始まり。宮ケンとまりっぺは、ロサンゼルスで一緒にあいのり。まりっぺと親友同士だった宮ケンは、彼女の相談にのる度に、得意の絵を描く事で、いつでも励まし続けてきた
宮ケン“まりっぺの様子がおかしい…やっぱり恋に悩んでいるのかな”
その日の午後、宮ケンが、まりっぺを誘い出した。
宮ケン「楽しい?今苦しい?」
まりっぺ「うーん…どう?…うーん…どう信用…何を信用していいかがわからんよね」
宮ケン「どっかは自分が成長する為に信じきらなきゃいけない部分もあるよね、たぶん。それを克服しに参加したんだと思うんだよね。だとしたらやっぱりそれは絶対克服して俺もまりっぺに帰って欲しい」
すると、まりっぺの目から大粒の涙が…。
宮ケン「それはすごくたぶん勇気がいるし、すごい傷つく事になるかもしれないけど、まりっぺも勇気だして欲しい」
信じる勇気を持つ事…宮ケンの言葉にまりっぺは涙を止める事が出来なかった。
その夜、7人はある場所へと向った。そこは誰の記憶にも残る傷跡。世界貿易センタービル跡地「グラウンドゼロ」
たくさんの人達の悲しみが満ちたグラウンドゼロを目の当たりにした7人。メンバー達は、言葉を失っていた。
サキの日記“奥深い切なさが込み上げた。きっとここには報われない多くの人々の気持ちが眠っているのだろう”
浅ちゃんの日記“世の中は少しづつ狂ってきている。僕達が今出来る事は、争いの無意味さ、平和を願う心”
そして、その日の夕食後。
宮ケン「俺はやっぱり偽善っぽいしゃべり方だけど武力に武力で行くのは絶対反対」
タクロー「俺は誰かを傷つけたり、不幸にさせたりとかをしない人になろうと思って花束を置いた」
まりっぺ「私は亡くなった家族や友達や恋人の事を考えちゃって…自分が悩んでる事っていうか、そういった事がすごいちっぽけに感じて…もっとそれ以上に苦しんでいる人がいるのに、あぁ何かすごい自分が小さいなぁと思えたから」
まりっぺの話を聞いたタクローは
タクロー“まりっぺは家族の事や恋人の事まで考えていた。思いやりがある子なんだな…”
アメリカであいのりしたタクローは、まりっぺの何事にも一生懸命で素直な性格。そして何よりも絶やさず見せてくれる笑顔に次第に惹かれていった。しかし
タクロー“俺は自分を知ってもらいたいから素でいるし、分かってもらいたいから全部しゃべる”
素を出すタクロー
翌日、公園で、まりっぺとタクローが2人きりに
タクロー「まりっぺは元気ないの?」
まりっぺ「元気ないっぽい?」
タクロー「う~ん」
タクロー「まりっぺとかはあれ?辛い時とか一人じゃない方がいい人?」
まりっぺ「うん別に一人ではいたくないけど、辛い時とか一人でいたくないな。タクローは一人でいたいでしょう?」
タクロー「俺?もし、その心を許せる人がいるんだったらその人と一緒にいたいけどね」
まりっぺ「う~ん」
すると、タクローが将来について話し始めた
タクロー「俺は、結婚とか家族とかっていうのにけっこう固執してて本当、誰にも負けたくないぐらい絆の深い家庭を作りたい」
まりっぺ「本当に?」
タクロー「僕はまず可愛い女の子を産んで、で男の子でしょ…二人くらいかな…」
まりっぺ「そっか…」
その日の夕方、ラブワゴンはドライバーのエリックさんの友人を尋ねる事に。
到着したのは街外れの教会。ここでメンバーを迎えてくれたのは、この教会の牧師ミッチェルさん
ミッチェルさん「合唱団の歌を聴いてみますか?」
ミッチェルさんがこれからミサで唄う歌の練習を見せてくれるという
メンバー「聞きた~い」
彼らが歌うのはゴスペル。奴隷としてアメリカに渡った黒人達がおよそ、120年前に礼拝で歌う為に作ったと言われている。そこで7人も参加させてもらう事に。
歌の後、牧師のミッチェルさんは7人に愛についての説教をしてくれた
ミッチェルさん「あなた達が誰かを好きになった時、それは自分の辛い過去を忘れ新しい恋を始めようとしている時なんです。そしてあなた達は幸せになれるのです。相手の事を信じる事はすごく大切な事なんです。信じる心がなくては何も始まらないのです」
このミッチエルさんの言葉が、まりっぺの心に深く響いていた。
その夜、人を信じなければ何も始まらない事に、まりっぺは気付いた。そして
まりっぺ“私の中で引っかかってた心が軽くなった。男の人を信用できるようになって帰りたい。過去は過去。タクローを好きになった自分を信じよう”
まりっぺがタクローへ告白を決意
そして迎えた朝、教会から賛美歌が街中に響き渡る。
まりっぺ「エリック、タクローに告白すろの決めたんでチケットを下さい」
エリック「頑張ってまりっぺ」
まりっぺ「ありがとうエリック」
そこにはもう、浮気調査官まりっぺの姿は無かった。果たして、まりっぺのニューヨーク恋物語は、ハッピーエンドでその幕を閉じる事が出来るのか?
マンハッタンの夜景を見渡すブルックリン橋のたもと。信じる事だけを胸に、まりっぺは一人タクローを待つ。その時タクローがやって来た
タクロー「おっす」
まりっぺ「ごめんね」
タクロー「綺麗だねここね」
まりっぺ「ねっすごい綺麗。最初はね仕事に誇りや夢を持ってるそういう人が私は好きだから特技が仕事だって言えるタクローの事をその頃から意識し始めたのね。
でも、飲んだはずみの勢いで…そうやって軽い言葉…普通に…簡単に言えちゃうような言葉なのかなぁとか、簡単にそうやって手を出しちゃうような人なのかなぁとか、やっぱりそうやって思っちゃったりした時もあって。
でもやっぱりタクローに出逢えてタクローの事好きになれたから、信じようって思える自分になれたと思うし、それは本当にタクローのおかげだし…ありがとう。
単純かもしれないけど、何か1つの事をするにしても、タクローが隣にいるといないのでは全然楽しさも違うし、ご飯だってタクローが隣にいたらなんかもっと美味しいとか本当に思うし…あ~あこんなにタクローの事が好きなんだなって。
この旅でねタクローにいっぱい勇気や自信や幸せを本当にいっぱいもらったから。
今度は日本に帰って私がいっぱいタクローに色々あげたいと思うし…仕事を一生懸命やってるタクローをずっと見て行きたいって本当に思う。
だからタクローと一緒に日本に帰りたい、タクローと日本で一緒に幸せになりたい」
タクローを信じ、まりっぺは想いの全てをぶつけ去って行った。そして、残るメンバーにも、まりっぺの告白が伝えられた。
浅ちゃん「また泣きそうです…」
一方、部屋で真剣にチケットを見つめるタクロー。眠れないニューヨークでの長い夜を一人過ごしていた・・・
果たして、タクローはまりっぺにどんな答えを出すのか?