サキが、突然ドボクンへ告白を決意しラブワゴンへ向かう/初代あいのり第171話のネタバレ
初代あいのり170話では、サキとドボクンの恋が宮ケンによってすれ違う回でした。
171話の題名は「その花は僕の憧れ」フジテレビでのオンエア日は2003年5月12日。
ドボクンはサキの想いは宮ケンに向かっていると勘違い
この日は旅の資金を節約するため、自炊する事に。
楽しく料理するメンバーの中、サキとドボクンは・・・お互い話すことなく、視線も合わそうとしない。
昨日告げられたドボクンの一言。
サキの日記“1日くらい逃げたいけどあいのりに休みはない。ドボクンの顔が見れない”
一人落ち込むサキ。すると
浅ちゃん「よし。先生、完璧です」
浅ちゃんがサキに声をかけた。旅の始まりから、ずっとサキに惹かれてきた浅ちゃん。しかし、サキがドボクンに恋をしている事に気付いた浅ちゃんはサキへの想いを心の中にしまい込んでいた。
サキ「ボールないよね?」
浅ちゃん「ボール探せ。ボール、ボール。よし来い。はいはいはいはい」
浅ちゃん日記“サキが楽しそうになってよかった。サキの笑顔はいい”
今日のメニューはハンバーグにシーザーサラダ。それにトマトベースのリゾット。自分達の料理に大満足のメンバー。するとハズシのタジィーが
タジィー「大根がうれしいね何か」
みかん「それチーズ!全然分かってない」
タジィー、味覚も大ハズシ・・・
そして、夕食後。ホテルの中庭にはサキと宮ケンの姿が
宮ケン「この間とかさ、すごい悩んでたじゃん?どうよあれから?」
サキ「話してたら恋愛の話になってそしたら恋愛を進められてないって言われちゃって。自分なりにはアピールしてきたつもりだしそういうふうに言われちゃったらもしかしたら1%も想ってくれてないかもしれないしわからなすぎてへこんだね」
宮ケン「へこんでも全然いいし、そういう部分を皆に見せてもいいと思うしね。本当に無理すんなって感じだよ」
その時、二人を見つめる視線がドボクンだ
ドボクン“宮ケンとサキが話してるのを見てしまった。サキの心は宮ケンに決まってるみたいだ。サキには、幸せになってもらいたい”
みかん失踪事件勃発
翌日、カナダを西へと向かうラブワゴン。するとメンバーの前に現われたのはカナディアンロッキー!「山チョーキレイなんだけど」
この日やって来たのは、カナディアンロッキーのふもとにある街、バンフ。標高1380メートルに位置する、カナダ有数のリゾート地。自然に囲まれたこの街には、たくさんの野生動物が姿を見せる。そのため、通りには動物たちの名前が付けられている。
ラブワゴンを降りた7人が訪れたのはレイクルイーズ・スキー場。メンバーは昨日、自炊で浮かしたお金でスキーをすることに。お腹のすいていた7人は、まずは腹ごしらえ。
ガチャピン「こん中で誰が一番スキーうまいの?」
宮ケン「スノボは滑れるよ」
ガチャピン「浅ちゃんは?」
浅ちゃん「やり方はできると思う」
メンバー「?」
スキーの話で盛り上がるメンバーの中一人、元気の無いみかん。
みかんといえば音楽大学を卒業後、外資系コスメブランドや航空会社のグランドホステスなど女性憧れの職業を渡り歩いてきた花形OL。そして理想の恋愛ストーリーを考えて、あいのりに参加。
しかし、想像以上の過酷な貧乏旅行と、恋愛できない日々に、みかんのストレスは限界にまで達していた。
そして昼食後、事件は起こった!レストランを出てメンバーがゲレンデに行こうとした時!
みかん「私ちょっと外れるわ…」
突然、みかんが泣き出してしまった。どうしていいか分からず、ただ立ち尽くすメンバー
みかん“今の状況じゃ私はムリだ。もう疲れた…”
そして10分後。
スタッフ「みかんいない!」
みかんの姿が見当たらない。手分けして探すメンバー。しかしみかんはどこにもいない。
30分後。ドボクンがみかんを発見
ドボクン「どうした?みかん」
みかん「ドボクンに迷惑かけるつもりないから」
ドボクン「かけてねーよ。迷惑だなんて思ってねーよ」
みかん「毎日恋愛もせずに何やってんだろうって思う自分がいてここにいる意味がよく分からないのね」
ドボクン「自分のペースって出せないのは分かるし俺も最初そうだった。泣きたい時に泣いていいよ。全部出しちゃっていいんじゃないの?それからでもペースって気付ける。自分のペースってどうだろうって」
みかん「ドボクン、スキーいっといで」
ドボクン「行こうよ。これで行かなかったらいっぱいいっぱいになるだろう?皆の足ひっぱったって自分を追い込むんじゃないの?」
みかんに考える時間を与え、ドボクンはメンバーの元へ
ドボクン「ホントずっと苦しんでて、悩んでて俺は何とかしてあげたいと思う」
みかんの行動にガチャピンがキレる
ドボクンの説明に納得するメンバー。しかし、一人不服そうなガチャピン
ガチャピン“みかんの行動は納得できない”
ドボクン「何か納得いってないん?」
ガチャピン「結構ねいろいろ」
ドボクン「話して俺に」
そしてついに、つもりにつもったガチャピンの感情が爆発した
ガチャピン「みんなと行動してる時に自分だけああいう行動をとるっていうことは仲間でいるって言うことを考えて無いってことじゃん。それなのに泣くって事で泣くって事がどういう表現か分からないけど私にはそれはできないから。自分的には納得いかない。みかんの考え方と私の考え方は明らかに違うから。同じ女の子としても考え方が違うっていうのがあるし」
するとドボクンが
ドボクン「ガチャピン分かろうとしなくてもいいんだよ!ガチャピンは我慢してきたけどできない子もいる。それだけでいいんじゃないん?」
ワゴン帰りのラブワゴンの中、みかんが
みかん「すみません。ごめんなさい」
ドボクン「良かった、良かった。笑ってれば幸せなんだよ」
この日のサキの日記には
サキ“みかんに笑顔が戻って安心した。今日はドボクンがたのもしく思えた”
浅ちゃんの精一杯のアピール
その夜、ホテルの階段で浅ちゃんが誰かを待っていた。そこへ呼び出されたのはサキ。
浅ちゃん「俺はすごいいろんな顔を見てきた。で最近いいひんなるんちゃうかなと思って。俺は考えた。サキには色んなものもらって何かしてあげたいと思ったの。で、サキの詩をかいてきました。思ったこと書いただけやけど。いくよ。
“昨日通った道に今日は花が咲いていたんだ。その花は小さく見える。でもきれい。毎日を精一杯生きてまだまだ大きくなろうって言ってるように聞こえる。雨が降って夜になって泣いたり笑ったりしているその花はまだまだ咲いて上を向く。後ろを向いていた時があるかもしれない。でもきれいになるそんな気がした。僕はずっとその花を見てあげることはできないかもしれない。でも絶対大きく咲くそんな気がした。その花は僕の憧れ。だからキレイ”
あんたの詩や。これは。ちょっと字が汚いけど渡すさかい。俺帰るわ」
サキ「ありがとね」
宮ケンにだけ心を開くガチャピン
翌日。ラブワゴンはバンフからバンクーバーへ向かうことに。
ポカポカ陽気に誘われ、楽しそうに過ごすメンバーの中、一人浮かない表情のガチャピン。すると
ガチャピン「いろいろね、考えたの昨日自分で。私日本であんなに強くないし。ホントは泣き虫だし全然違うし。そういうの隠す為に強がったりしてたし見られたくない部分だから。でも誰かに自分をちゃんと分かってほしいし、1人でも分かってくれれば気が楽じゃん。宮ケンなら話してもいいかなって」
宮ケン「本当?ありがとう」
この日のガチャピンの日記には
ガチャピンの日記“宮ケンの気持ちは分からないけど宮ケンには素直になろうと思いました”
そして走る事3時間。見えてきたのはバンクーバー。カナダ西海岸に位置するバンクーバーは、沖合いを流れる暖流の影響から、1年を通して温暖な気候に恵まれている。山と海、豊かな大自然が溢れる美しい都市だ。
そしてここバンクーバーがあいのり地球一周の旅、最後の街となる!!
その日の午後。街の公園で、はしゃぐメンバーのもとを離れなぜか一人になるサキ。
その結果、みかんはタジィーと、ドボクンは浅ちゃんとそして宮ケンはガチャピンと話すことに。
みかん「例えばね、前の仕事でお疲れ様ですっていろんな所空港に(電話)かけるわな。沖縄テンション高いの。ハイ沖縄でーすみたいな感じなの」
タジィー「高いなぁー。ハイシーサーとか言ったりして」
みかん「言わない」
タジィー「言わないね」
浅ちゃん「すごい悩む事はいっぱいあるやろ」
ドボクン「でもそれ通り越してるよね。まぁ悩んでもしょうがないっていうのもあるし」
浅ちゃん「今はどういう状態なん?」
ドボクン「今は…ちょっと待って3分考えさせて」
宮ケン「誕生日とか今まで何した事ある?彼氏に」
ガチャピン「突然彼のバイト先の下に行ってポケットにずっとケーキ入ってて。最後にハイみたいな、ビックリしてたよ」
盛り上がる宮ケンとガチャピン。
サキが突然の告白決意!
その時!えっ、サキ?一体どこへ行こうとしているのか?すると
ディーボさん「ハロー、サキ」
サキ「ドボクンに告白したいのでチケットを下さい」
えっ?告白!
サキ「ありがとう」
ディーボさん「ガンバッテ、オチツイテ」
あー、間に合わなかった…チケットを受け取ったサキはドボクンのもとへ向かう
サキ“誰かを好きになるって嬉しいことのはずなのに・・・相手の気持ち全然分からないしもう諦めようかなとか思った。でも相手の気持ちに不安なのはどこまで一緒にいても不安だと思う。相手を好きって言う気持ちそれがすべてだと思う”
サキ「ドボクンちょっと話そう。ごめんね浅ちゃん」
浅ちゃん「これ(ダンボール)持ってき」
サキ「大丈夫!こっち」
浅ちゃん「じゃあダンボール貰うし二つ。サヨナラ-」
ドボクン「どうしたん?」
サキ「…」
ドボクン「寒くない?」
そして2人は公園のベンチへ。しかし、その周りにはメンバーが…。
メンバー全員に囲まれたベンチで、今サキの熱い告白が始まろうとしていた。
しかしドボクン何も分かってない…。