ミッシェルと宮ケンが恋に発展する。ガチャピンはどうなってしまうのか/初代あいのり第174話のネタバレ
初代あいのり173話では、新メンバーとして、ゆっきー、ミッシェル、DAIが合流して、それぞれの恋が徐々に動き出した回でした。
174話の題名は「Think,believe,decide and do it」フジテレビでのオンエア日は2003年6月2日。
宮ケンとミッシェルが良い感じ??
最高気温35度。そんなフィリピンを旅するラブワゴン。この日は首都マニラを離れ、ひたすら南下。その車内、あまりの暑さにメンバーたちは日差し対策。
その時、ラブワゴン急停車!するとドライバーのガスさん、車の窓越しにお菓子を購入!
実は、彼らは街角に立つもの売り。走っている車の間をすり抜け、お客をゲットする、とてもデンジャラスなこの商売。
ガム一枚1円、タバコ一本2円からのバラ売りもフィリピンでは当たり前!さらに、お菓子好きのガスさんが、地元で話題の店を紹介してくれる事に
「わぁーいい匂いがする」すると店の前には行列が!実はこの店、フィリピン版「行列の出来る店」。お客さんのお目当ては、丸ごと一個で160円のこのパイ。
人気の秘密は中身。なんと材料はヤシの実なんです。新鮮なヤシの実を割り、その裏側から削り取った果肉に特性のカスタードソースをタップリ!オーブンで焼き上げれば、甘くておいしいフィリピン名物ブコパイの出来上がり。
こちらが、午前中には売り切れるという人気の品。カランバ駅から徒歩1時間。お近くに立ち寄った際には、皆様も是非ご賞味下さい。
ということで、早速メンバーも食べてみることに。甘いもの大好物のガチャピンは
ガチャピン「おいしいー」
すると
宮ケン「ガチャピン、やっぱ女の子だね」
ガチャピン「なー、むかつく、ヤァーダー、宮ケンむかつく!」
うれしそうなガチャピン。
昼食後、ミッシェルと英語トーク
宮ケン「今、新メンバーが入って、とても楽しい、充実してる」
ミッシェル「私たちはここでこうやって出会ったんだからお互いよく知ろうって私は願ってる」
笑顔を取り戻したミッシェル。旅の初め日本語がわからず孤立していたミッシェルに宮ケンが気づいて以来、他のメンバーも積極的な会話を心がけていた
ミッシェル“みんなと出会えたことが私の大切な宝物になると思います”
翌日。今日も車内には、ミッシェルを気遣い日本語を教える宮ケンの姿が。
ミッシェル「キ、アカ、ピンク!」
宮ケン「ピンク!おお!」
そんな宮ケンの姿にガチャピンは
ガチャピン“今の宮ケンはとってもステキだ”
その日の午後、ガチャピンが宮ケンを誘った。
宮ケン「最近また雰囲気変わったよね、みんなね」
ガチャピン「うん。いい雰囲気になったと思う。ミッシェルが来たおかげですごく良くなった。だからすごい楽しい今。8人て言ったら絶対2,2に分かれちゃうじゃん。絶対気まずいかなーとか思ったけど8人は8人なりにいいかなみたいな。さすが二周目。絶対この先何か起こるね」
その「何か」が、自分の身にふりかかる事をこの時ガチャピンはまだ知らないでいた・・・。
タジィと浅ちゃんが、ゆっきーに猛アピール合戦
その夜、夕食に集まったメンバーたち。メニューは香辛料をきかせたスパイシーなフィリピン料理!おなかをすかせたメンバーは自分のお皿に料理を盛るのに夢中。
そんな中フォークとナイフを持ち、1人離れたアルプスの少女ゆっきー。テーブルにメンバー全員の食器を並べ始めた。そんなゆっきーの甲斐甲斐しい姿に気付いたのが、浅ちゃんだ
浅ちゃん“こんな、ええお嫁さんほしいなあ”
そしてもう1人、ゆっきーに熱い視線を送る男がいた。タジィーだ
タジィー“こんばんわタジィーです。ペコリ。誰よりもゆっきーの事を知ってる男になります。ガンリマッスル!!”
その夜、ゆっきーを呼び出したタジィー。強引にある話題に持ち込む
タジィー「ゆっきーはなんか夢とかあるの?」
ここで、口説きの定番、オレの夢トーク!
タジィー「俺はあるよ。」
ゆっきー「なに?」
実は、タジィーの夢は裏原宿にショップを出すこと
タジィー「日本のショップを変えたいんだよね。今の日本のアパレルを見てるとさブランドの名前が売れてるからその服がいいんだって皆思っちゃう。俺はもうすごい笑えるショップにしたいんだ。ヒゲダンスとかやっちゃうかもフロアーで」
ゆっきー「そんな人あんまいないよね?」
タジィー「ですよねー」
その時!ライバルの浅ちゃんが登場
浅ちゃん「タジィー、ちょっといい?オレ、ゆっきーと話したいんだけど…」
タジィー「あーいいよ…俺はどうしたらいいの?」
すると、ゆっきーが
ゆっきー「また明日」
タジィーあっさり退場。
浅ちゃん「最近さあ、あんまちゃんと話してないからさあ。話したいとずっと思っててさ」
そんな浅ちゃんの話題は
浅ちゃん「犬って何歳ぐらいまで生きるのやろな?」
そして
浅ちゃん「猫ってすげー頭えーなーとおもって!」
すると!(ぶ~んパチン)蚊に刺された
ゆっきー「刺されちゃった、かゆいのー」
浅ちゃん「フィリピン来て思ったよ。蚊ってうっさいなーと思って。かなわん生き物やなと思う。最近はでも見方変わってきたな。かわいらしいなと思ってきた。変な概念持たん方がええかなって思った」
ゆっきー「うーん」
その日のゆっきーの日記には
ゆっきー“夜、タジィーと浅ちゃんと話した。この先どうなるのか…不安です”
アルプスの少女を巡る魚屋と空回り男の低次元な戦い。だが、この戦いの先には誰にも絶対予想出来ない、衝撃の結末が待っていた。
マリンドゥーケ島で1人の男が恋に落ちる!
この日、ラブワゴンはフェリーに乗って次の島へ。目指すは、マリンドゥーケ島。そのマリンドゥーケ島、地図で見ると何とハート型。そこにはある伝説が……。
その昔、お姫様マリンと、貧しい漁師ドゥーケが出会い、恋に落ちた。しかし、身分の違いから結婚が許されなかった2人。マリンとドゥーケはその愛を貫くため海に身を投げてしまう。すると、その場所から、ハート型の島が浮かび上がってきた。この島はそんな純愛伝説の島。
そして、この伝説の島で1人の男が恋に落ちる!
一同「せーの!マリーンドゥーケ!」
この小さなハートの島、マリーンドゥーケでは500人の素朴な村人たちが漁業を中心に暮らしている。8人はホテルにチェックイン。早速昼食をとることに。
一番人気のあるというお昼の定食を注文してみると出てきたのは、ご飯とジャガイモの入ったコンビーフ。実はこれフィリピン名物、コンビーフご飯。早速ミッシェルに食べ方を教えてもらうことに。
そうこの料理は、ごはんと思い切り混ぜて食べるのがフィリピン流
宮ケン「うまいです!」
コンビーフご飯に8人は大満足!
その日の夕方、島の人達が、日本から来たメンバーの為に、歓迎会を開いてくれた。
すると、歓迎会の中、村人が何かを投げてきた!村人が投げたのはお金。実はこの島では、投げられたお金を拾うと夢が叶うといわれている。そんな中一番必死だったのはホテルの従業員。
続いて始まったのはダンスタイム!するとみかんが
みかん「カモ~ン、DAI」
年上みかんが6歳年下のDAIを誘う!カナダであいのりした花形OLみかん。はじめはなかなか恋ができず、過酷な旅が続いていた。しかし、フィリピンであいのりした沖縄ボーイDAIの出現で、その旅は一変した
みかん“最近は毎日が楽しい気がする。何か「あいのり」っぽいぞ!”
こうしてメンバー全員がダンスタイムを満喫する中タジィーは島の女性をナンパ
タジィー「ワッチュアーネーム?」
島の人「エミリー」
宮ケンがミッシェルに将来の夢を語る
翌日、ハートの島からの帰り道。潮風が心地い良いデッキで過ごしていたメンバー。
そんな中、宮ケンがミッシェルの隣りに。宮ケンは、自分の将来について話し始めた
宮ケン「俺は画家になりたい」
アメリカからあいのりした美大生宮ケンの夢は画家になること
宮ケン「でも金は稼げない、だけど、それは違うと思う。えーっとね、すっげえ難しいこれ…ソー、ディフィカルト。でもとっても大切な事なんだ」
するとミッシェルも自分の夢を話し始めた
ミッシェル「自分の人生の目標に向かう事はすごく大事なこと。私は26才までにビジネスを始めたいし自分で考え自分を信じて決断して実行したい」
宮ケン「かっこいいこと言うな。考え信じて決断して実行する」
ミッシェル「夢がある同士お互い助け合えば素敵ね。そうすれば夢は叶うわ。分かってくれた?」
宮ケン「理解した!おーすごいね」
ミッシェルの言葉に感激する宮ケン。そして
宮ケン「これをプレゼントするよ。この話がとても」
ミッシェル「これお気に入りなんでしょ?」
宮ケン「いやミッシェルにこれを持っててほしい」
それは、この旅で宮ケンが大切にはめていたブレスレットだった
宮ケン“彼女のその具体的なビジョンもすごいと思ったし心の底にあるものはすごいしっかりしててこういう話できる人いなかったな。この子と歩いたら自分の人生すごい楽しいぞ、と…”
そして
宮ケン“今の時点で、もうボクは好きになってるんですよ…”
翌日、再び走り出したラブワゴン。その車内では、最近ラブワゴンの中で流行り始めた「あいうえお」作文の真っ最中!今日のお題はタジィー!
ガチャピン「タジィーのタ!」
DAI「楽しいこと言ってるけど」
ガチャピン「ジツはネクラ」
浅ちゃん「いつでもネタはすべってる」
当たってるので反論できないタジィー。
この日メンバーがやってきたのはルソン島南部のビゴール地方。スペイン統治時代の建物がどこか懐かしさを感じさせる。
そこでメンバーが発見したのは、トロッコ。実はこれ、1日1本しかない電車の線路を街の住民が勝手に利用!手作りのトロッコを走らせているのだ。中には、タクシーとして1キロ、20円で無断営業しているトロッコも!
そこで8人もカップルでトロッコタクシーに乗ることに!さりげなく、宮ケンのとなりに近づくガチャピン。しかし…宮ケンはガチャピンから離れていく。そして、向かった先にはミッシェルが。
宮ケン「一緒に乗ろうよ!」
ミッシェルを誘った宮ケン。ガチャピンは仕方なく、そばにいた浅ちゃんを誘う。
こうして2人ずつメンバーを乗せたトロッコタクシーが出発。トロッコからの景色は格別!民家をぬけ、畑の中を走り8人はフィリピンの生活のニオイを感じつつ走る。
まずは、花形OLみかんと年下沖縄ボーイDAI
DAI「最初はこう、恋愛する雰囲気でもないのかなとか思ったけどけっこうでもできそうだよね。できそうな予感がするわ」
みかん「すごい好きな人が見つかったらもうとりあえずいく?」
DAI「いくと思うよ」
すると
みかん「あたし攻めに弱いのよ。自分がいつも攻めてる分急につつかれるとえー、どうしたらいいのー。みたいな」
年上みかんの作戦、着々と進行中!!
一方、空回り男タジィーは、見事、アルプスの少女ゆっきーの隣りをキープ。するとゆっきーが
ゆっきー「どうなの?女の子のタイプは?」
タジィーにチャンス到来
タジィー「ポジティブな子が好きかもしれない。別にネガティブでもいいんだけど。あ、ちがうな、ネガティブな子の方がいいかもしんない」
そして、宮ケンとミッシェルのトロッコは風をきっていく。そんな二人からはるかに遅れていたガチャピンと浅ちゃん。話題は最近の宮ケンについて。
浅ちゃん「宮ケン変わったよ」
ガチャピン「え?」
浅ちゃん「いきいきしてるよ」
ガチャピン「いきいきしてるよね」
そしてこの後、ついにガチャピンは宮ケンの本当の気持ちを知ることになる。
宮ケンがミッシェルにブレスレットをあげていたことに気付いたガチャピン
その日の午後、女性メンバー4人が、男性陣の話で盛り上がる。その時、ミッシェルが宮ケンについて話出した
ミッシェル「宮ケンはすごくいい人よ。2人で彼の夢の話もしたし自分の夢も話したし。お互いの将来についても話したわ」
みかん「彼の夢もあり私の夢もあり」
ガチャピン「ふーん」
みかん「夢のある男が好きなんだぁ」
この時、ガチャピンにイヤーな予感が!そしてガチャピンは、あるものを発見してしまう。
ガチャピン「ねえ思ったけど、これ宮ケンにもらった?」
ミッシェル「イエス」
それは宮ケンのブレスレット!
ミッシェル「宮ケンと話が弾んで、宮ケンが私にくれたの。お礼にって。感謝のしるしに…」
ガチャピン「ふーん。夢の話とかいろいろしたんだあ」
ガチャピン“知らなかった・・・宮ケン、ミッシェルが好きなんだ”
ついに気付いてしまった宮ケンのミッシェルへの想い。ガチャピンのつらく切ない旅が始まろうとしていた。