ゆーみんが隼人に恋!?りぃは隼人の変化に気付きだしていた/初代あいのり第200話のネタバレ
初代あいのり199話では、隼人に想いを寄せているりぃでしたが、隼人には実は子供がいることが発表された回でした。
200話の題名は「夢で逢えたら」フジテレビでのオンエア日は2003年12月15日。
りぃが隼人の異変に気付いて誘い出す
世界の屋根、エベレストを目指してネパールを旅するラブワゴン。その車内、お洒落居酒屋ハッシーとセクシーダイナマイツカジが「好きな芸能人」トーク。
カジ「ハッシーは?芸能人でどういうタイプ好きなの?」
ハッシー「俺はね、芸能人になんないけど、高島彩わかる?」
カジ「アヤパン?」
ハッシー「あれが一番好き。」
カジ「マジで?」
ハッシー「かわいーよな。」
幸栄「かわいーね。」
すると、
カジ「私、似てるって言われるよ。2、3人に言われた。」
2、3人に言われたらしい・・・。
この日のカジの日記には
“ハッシーは、カジが好みのタイプらしい。”
そのハッシーは
“笑えないギャグだ!!”
その直後、カジの笑えないギャグにお天道様も怒ったのか大洪水。
そして、6時間後。険しい道を乗り越えラブワゴンはネパール第二の都市ポカラに到着。美しい湖と森に囲まれたこの町はトレッキングの拠点として多くの観光客が訪れる。
ホテルに到着したメンバーはレストランで昼食。そんな中、どこかうわの空の寿司屋の隼人。その様子に気づいたのは、隼人に思いをよせる予備校生のりぃ。その日の午後。りぃが隼人を散歩に誘った。
りぃ「りぃが思うのは、なんだろーなー、んとね、隼人ね、いいとこいっぱいあると思う。」
突然、隼人をほめはじめる。
りぃ「何気ない一言がすごい、なんだろ優しいっつうか、気をつけろよー、とかね、そういう言葉かけてくれるのがすごい、いいとこだなぁって思うし。あと自分の意見を言えること、これはすげえ思った。」
ヒマラヤ山脈が見えるその時!
隼人「ん?」
りぃ「なに?」
隼人「あ!見えるー!」
何かを見つけ走り出す二人。
隼人「ウワッ!後ろとか、すげーぜ!ちょっと待って!興奮してきちゃうんだけど、俺。」
りぃ「うそ!ほんとに山?あれ?」
隼人「絶対、山だよ。後ろの方さ、ガーって見えんもん。」
隼人が見つけたのは雄大なヒマラヤ山脈の姿。雨の多いこの季節、ヒマラヤ山脈は滅多にその姿を現さないという。
隼人「チラッと見えっどれ!」
りぃ「うーん。」
隼人「ちょ、俺の目の前さ、立って。ぴょんぴょんってあっだべしさ。」
りぃ「…うん…。」
隼人「わかる?黒い山。」
りぃ「そ、それ?」
隼人「だから、まずこっちから説明すっぞ。」
“隼人の顔が近すぎてドキドキした。ブータンでも隼人と虹を見た。隼人といるといつもラッキーな事が起こる!”
その時、隼人は別の事を考えていた。
“りぃに褒められると辛い。オレはそだな良い男ではない。”
隼人が手漕ぎボートの相手に選んだのはりぃではなく、ゆーみんだった
その日の夕方。
隼人「あ!ボート漕ぐとこあんぞ。」
見つけたのは手こぎのカップルボート。そこで3組に分かれてボートに乗ることに。そんな中、りぃが
りぃ「じゃあ、隼人と一緒に乗ろう。」
すると
隼人「わりぃけど、ゆーみん行がない?」
ゆーみん「じゃぁ一緒に行こう。」
りぃ「なんだよーみんなでいくっだよ!あまりもんだよー。」
そして、別々のボートに分かれ雄大な景色を楽しむ7人。りぃの視線の先には一緒にボートに乗る隼人と引っ込み思案のゆーみん。
ゆーみん「いやぁ、なんかねいろいろ考えるねんな。女の子3人いるやん。りぃとかすごいかわいいし元気やし、明るいし。カジもな、すごい大人っぽいしな、なんか美人やし、そう考えたらなぁ、私なんかなぁ7人中でいても何したらいいかわからへんなぁとか結構、思ったりして。なんか引け目みたいなんが、やっぱ。」
隼人「はぁーん、もっと自信をもちなさい。やればできる子だ、あなたは!うじうじうじうじ、1人で下向いてぼーっとしてないで胸を張って歩きなさい。」
ゆーみん「うんそうする。ありがとう。」
隼人「結構、しゃべってみっとおもしゃいべ?ハッシーとか幸栄とか創太とか、浅ちゃんとか。」
ゆーみん「うん、めっちゃ面白いな。」
隼人「ああ、こういう人もいるんだって感じすっべ。」
ゆーみん「あぁそうそう。でもいいよ、隼人とか見てて面白いし、いやすいね、よかったよ~。」
隼人「ありがと。」
その日の夜、ホテルの食堂に集る7人
ハッシー「こんばんみー。」
隼人「いやー、寝起きの顔してますねえー。」
すると寝起きのゆーみんから衝撃的な言葉が。
ゆーみん「変な夢みたわー隼人…。」
隼人「俺?俺でてくんの?」
メンバー「おお!?」
ハッシー「隼人ドリーム?」
隼人が出てきたゆーみんの夢とは。
ゆーみん「隼人がな、裸足になってな。」
隼人「裸足んなって?俺が?」
ゆーみん「裸足んなってな、足の裏のニオイかがされた。」
隼人「俺、どだなキャラクターなの…ゆーみんの中で。」
ゆーみんが見た隼人の夢…。これが恋の始まりであることにゆーみんはまだ気づいていなかった。
カジの女性らしさに憧れるりぃとゆーみん
その日の深夜。女性メンバーの部屋から変な声が。
「1・2・3…」
ベッドの上で両手を合わせなにやら怪しげなポーズをとるゆーみん。実は夕方、ゆーみんはカジにずーっと気になっていた事を聞いてみた。
ゆーみん「あ、でなー、カジになー、いろいろ聞きたいことがさぁー、あって、何食べたらそんなに胸大っきくなんの?」
セクシーダイナマイツカジといえば、爆裂Eカップの持ち主。ゆーみんはそれがとっても羨ましかったらしい。
“カジの胸は100%胸。パットなしとはこういうものなのか。弾力と重みが全然違った。”
ゆーみん「女の魅力のひとつやと思うねん、やっぱ。」
カジ「胸は関係ないと思う。」
ゆーみん「うーん…そっか、胸の力に頼らずに…やってくことってできんのかな?」
カジ「当たり前じゃん。」
ゆーみん「そっかな。」
カジ「じゃ、わかった、とりあえずとろけるチーズ。」
ゆーみん「とろけるチーズでいいの?チーズとかも別にそんなに好きじゃないほうやったから食べへんかったし、それでかな、なんかえぐれちゃってるのね胸がね。」
そして、セクシーダイナマイツのカジもやっているというバストアップ体操を伝授してもらった。それがこの体操である。
一方、バストアップを目指すゆーみんのお隣りでは予備校生のりぃが学力アップを目指していた。
“隼人とボートに乗りたかった。隼人に振り向いてほしいなぁ。”
Tシャツそして翌朝、りぃが勝負をかけた。朝食の時間に1番にやってきたりぃ。そして、この日りぃが着ていたTシャツには大きな意味があった。実は数日前、勉強が大変で洗濯が間に合わず困っていたりぃに
隼人「着れっかなコレ?」
りぃ「マジで?やったーありがとう。わーい。」
隼人が自分のTシャツをりぃにあげたのだ。そんな大切なTシャツを着て隼人を待つ。
りぃ「おはよー。」
隼人たちが食堂にやってきた。しかし隼人は気づかない。そして更に
ハッシー「お!」
隼人「おー!」
カジ「かわいいでしょ?ゆーみん。」
隼人「違う人みてーだー。」
カジ「変身させちゃった。」
ゆーみんのワンピース
なんとあの引っ込み思案のゆーみんがカジのワンピースを借りてメンバーの前に現れた。その姿を見た男性陣は
幸栄「ゆーみん、すごいね!」
カジ「かわいーでしょー。」
幸栄「このスカーフがまた。」
ハッシー「スッチーみたいだ。」
そんなゆーみんの変貌ぶりに男性陣は釘付け。すると、りぃが
りぃ「カジの服、着て見たい。」
隼人「たぶんりぃが着たら、おばちゃんみたいになりそうな気がするんだけど。」
りぃ「どーゆーこと!」
“なんで、りぃだけ女扱いされないの?隼人、私のこと興味ないのかなぁ。”
その日は車内でも、ゆーみんが主役。
カジ「ねー、超かわいくない?」
幸栄「似合う、似合う!」
カジ「お姉さんになったよね?」
隼人「へえー、こんなゆーみんも見れるんだあー。」
カジ「ゆーみんちょっとこっち向いて。あー、かわいー。」
ブータンで「あいのり」した引っ込み思案のゆーみん。今まで、彼氏はおろか男友達もいなかったという彼女。決死の思いで初めて参加した合コンでも男性と話す事が出来ず、一人焼肉を焼き続けていたという。そんなゆーみんは大きく変わろうとしていた。
“日本にいるときと比べたら自分でも驚くほど笑ったりする自分がいる。”
京都つながりのゆーみんと浅ちゃん
翌日。同じ京都出身の浅ちゃんとゆーみんの姿が。
浅ちゃん「ゆーみんバイトしたことないんかいな?」
ゆーみん「あるよ。」
浅ちゃん「何?」
ゆーみん「八坂神社で巫女さんのバイトしたんが1番面白かった。」
浅ちゃん「はは八坂神社は人来るやろ、仰山。」
ゆーみん「人来たよー。すごい来た。正月でもいつも家で寝てるだけの方やから。あえてその正月ムードで人がいっぱい来るとこに(バイトで)行ってたりすると皆すごい楽しそうにしてはるやん。めっちゃ正月気分やなぁこいつらとか。浅ちゃん、魚屋さんやったっけ?」
浅ちゃん「魚屋スーパーだ、ずっと。」
ゆーみん「やっぱ大変なお客さんとかよう来んねんなぁ。」
浅ちゃん「それがさ、怖くてよう(お客さんのいる)外に出られんかったの。」
ゆーみん「私もなぁ、長く続かへんのはやっぱり人間関係が嫌になったり。」
浅ちゃん「あるもんな。そんなんな。何かこう嫌や思うてもさぁ。何クソっていう根性が欲しいよね。」
ゆーみん「ちょっと無い根性。やばいな。ちょっと欲しいな。」
浅ちゃん「大丈夫大丈夫。」
その日の浅ちゃんの日記には
“こんなとこで京都府民と出逢えるなんて…。ゆーみんは、それに加えて性格まで似ている。”
ネパールののどかな田園風景をひたすら走るラブワゴン。この日、ドライバーのキショールさんに誘われやって来たのはインドとの国境近くに住むタルー族の村。多民族国家ネパールの中でもとてもユニークな漁をするタルー族。傘で捕っているのは小魚。そしてこちら、傘漁の考案者マリトさん。
メンバー「ナマステ。」
マリトさん「これから食事ですが皆さんもどうですか?」
メンバー「いただきます。」
そこで7人も食事の準備をお手伝い。さっそく夕食のオカズ(鶏)を捕獲することに。
「よっし!やったー!やった!捕らえた!」
お手伝いが終わった一行は、子供たちに日本の遊びを教えてあげる事に…その遊びとは・・・クルクルバットゲーム。最初にお手本でオシャレ居酒屋隼ハッシーと寿司屋の隼人が挑戦。
「9、10!ハイ!ゴー!!!」
村の子供も大喜び!続いてドライバーのキショールさんも村の子供と初挑戦。
「8!9!10!」
キショールさん激突。子供たちの笑顔に大喜びの7人。中でも1番応援していたのは隼人。
「9、10!ゴー!ゴー!ゴー!」
しかしこの直後とんでもない事が起こった!
ゴールした子供を抱き上げる隼人。そして!子供を落としてしまった。
隼人「ごめん、ごめん。」
ハッシー「どうした今?」
幸いにも大事にはいたらなかった。
隼人「ごめん、ごめん、大丈夫?」
隼人の子供への想い
その日の夜。
メンバー「いただきます!」
マリトさんの家で夕食をご馳走になるメンバー。今日の夕食は野菜の炒め物と小魚が隠し味のチキンカレー。そして、食事は手で頂くのがネパール流。夕食後マリトさんが家族を紹介してくれた。その時、
隼人「あ、俺の落とした子…ごめんね、さっきはごめんね。」
何度も何度も謝る隼人。すると落とした子供が隼人の元へ。膝の子供の感触によぎる過去の思い出。隼人には3歳になる息子がいた。しかし、奥さんと離婚した隼人は、息子と会うことはできない。
“子供を久しぶりにひざに乗せました。なんかなつかしい気がした。”
そんな隼人の姿を見つめていたりぃは
“最近、隼人がなんか遠くに見える。隼人と話さなきゃ。”
翌日、隼人がやってきた。
隼人「キレイなとこだねー。」
りぃ「でしょ!かわいい。」
隼人「天使だな、天使。」
りぃ「ありゃー、かわいいー。」
子供「アリガト。」
隼人「わー日本語だすごーい。」
隼人&りぃ「バイバイ。」
隼人「ずぅーっと大人になんかなりたくない!と思ってっけから、いつの間にか大人んなんだね。ダメな大人になりつつありますねぇ。」
りぃ「なんないでしょ、隼人は。自分好き?」
隼人「…自分大っ嫌いだっけ。」
りぃ「そうなんだ。」
“隼人はなんか持ってそうなんですよね。なんか隠してそうって言うか。18歳のりぃが聞いて、受け止められるものなのかどうかっていうのは、すごいわかんなくて、聞けないでいるっていうか。なんか爆弾抱えているようにみえるんですよ。なんだろう。”
ゆーみんが恋!?
翌朝、ラブワゴンは次の街に向け出発。その車内、引っ込み思案のゆーみんと寿司屋の隼人が隣同士に。
隼人「なんで今まで作んないっけの?彼氏。」
ゆーみん「私、性格も、はっきりいって暗いやんか。だから、やっぱり男の子とかはそういう感じの子とかいたら気持ち悪がるやん。」
隼人「遊ばんかったの?」
ゆーみん「遊ばへんどころか、嫌がらせされたりもするし。だから、話したりすることがわからんくって。だから、私はそういうの、恋愛は、せぇへん。というか、出来ひん。ていうかしたらあかん人間なんやなっていう風に、それもまた、思ってて。」
隼人「思ってしまったんだ。」
ゆーみん「思って、で、諦めたんやと思う。」
隼人「アホ。」
ゆーみん「アホっていうな。」
隼人「アホ。」
ゆーみん「アホ?」
隼人「アホー。」
ゆーみん「アホー。」
“昔話っていうのは私にとって1番ツライ話だった。でも隼人は「アホ」の一言。そんなふうに言われたのは生まれて初めて。”
その夜スタッフの部屋を訪れたゆーみん。
ゆーみん「そういうのもあったのかな。自信がないのは。原因はなんか知らないんですけどね。そういうのがあるからか…。」
すると停電。
「うお。今話しても大丈夫ですか?」
スタッフ「全然ゆーみん見えないんだよね。」
ゆーみん「見えないんですよね。見えない方が話しにくいことやからいいかもしれない、私は。はい。」
すると暗闇の中でゆーみんの話が急展開。
「なんか、駄目ですね。ここ最近なんかまず隣に来られたら緊張するんですね。わぁ来よったって感じで。」
さらに、
「けど、隼人が帰ったら嫌ですねやっぱり今。どうしよ、どうしたらいいんですかね。てか隼人に帰ってほしくないっていうのは隼人が好きっていうことになっちゃうんですかね?」