あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

復活した浅ちゃんがゆーみんを呼び出して告白!一方美紀と幸栄の間にも微妙な距離が/初代あいのり第212話のネタバレ

初代あいのり211話では、幸栄への気持ちに区切りをつけた美紀があいのりの旅をリタイアすると宣言した回でした。 

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212話の題名は「逢えない時間が愛を・・・」でフジテレビでのオンエア日は2004年3月22日。

 

頑張りすぎる美紀を心配する隼人

その頃、800キロ離れた首都アンタナナリヴの病院。

旅から取り残された浅ちゃんがひとり検査の結果を待っていた

浅ちゃん“離れれば離れるほど強くなる想いもあるし、自分が持ってた気持ちのでかさに改めて気付けたというか”

会えない時間がゆーみんへの想いをさらに深くしていた。

一方、浅ちゃんをよそに、マダガスカルを、南へとひた走るラブワゴン。

すると

バオバブ?」

アフリカの一部でしか見られないバオバブの木。太い幹には水分がたっぷりと含まれていて生きている貯水塔とも呼ばれる不思議な木。

そんな伝説のバオバブの木の下で、一つの恋が大いなる決着の時を迎える!

 

その夜、街の食堂に立ち寄った6人。おススメの定食があるというので、試してみる事に。

出てきたのは野菜とザリガニの煮込み

「舌が麻痺してる感じがする」

「ヘン、ヘン」

「味わった事ない」

「麻酔注射打たれたみたい」

これはアナマラという野菜の味。舌が痺れて麻痺するような、独特の食感が特徴。マダガスカルでは非常にポピュラーな野菜だ。

「不味い!」

マズイマズイと言いながら盛り上がるメンバー達。しかし、そんな中美紀にいつもの明るさは無い。

そんな美紀の表情に気付いたのは、寿司屋の隼人。何事にも徹底的に頑張る頑張りストの美紀。

しかし、ここ最近の必要以上の頑張りストぶりを隼人は心配していた。

 

翌日

隼人「あっち行ってみっか」

美紀「行く?」

隼人は、美紀を誘い出した。

隼人「寝っころがる?」

美紀「有難う」

隼人「気持ちいい。美紀は大丈夫なの?」

美紀「私は、昨日すごく落ちていた」

隼人「なんで?言ってみ。相談にのるぜ」

美紀「自分の中で恋愛をしようしようって頑張って、その結果が大体自分で決まったんだけど、すごく変に裏目に出たっていうか。旅を続ける意味がなくなっちゃって」

隼人「難しいよね。簡単だったら恋愛なんてつまんないと思うけど、難しいからズシンと来るモノがあって、感動するものもあるし」

美紀「まあね・・・」

すると隼人は

隼人「多分、今まで頼ってきてねぇべしさ」

美紀「頼らないね、人に」

隼人「頼れる人っていうものを見つけてみたらいいんでか?」

隼人の言葉が美紀の胸に突き刺さった。

自分の気持ちを表に出さず誰にも相談せずいつも1人で解決してきた美紀にとってそれは考えた事も無い事だった。

美紀「頼れる人か…」

その夜、美紀は

美紀“私はこの旅でこれから何を得ていくのかな?恋愛が行き詰った今だけど心をリセットして1日1日を大切にして行きたい”

 

幸栄が大事なところを怪我してしまう

6人を乗せ、旅を続けるラブワゴン

カジ「何だろう人多いもんね。お祭り?」

すると

「おー!すごい!」

物凄い人だかり!そして

「でけえよ!」

やる気マンマンの牛さんが登場!

ゼブ種と言われるこの牛は背中のこぶが特徴。性格も特にどう猛だ。

そんな牛のそばに降りていく地元の若者たち。これがマダガスカル名物「牛レスリング」牛のコブを抱きかかえ、押さえ込んだ者が勝ち。

しかし、ホール勝ちする勇者はめったにいずケガ人が続出するというデンジャラスな伝統行事だ。

あまりの迫力に、メンバー達もさすがに引き気味・・・。

と、思ったら・・・フェンス内に乗り込んだ勇気あるメンバーが、自然児幸栄だ

カジ「頑張れ!」

美紀「頑張れ!」

女性陣の声援を背に、幸栄、男らしく大活躍

美紀「大丈夫?」

しかし何やら様子がおかしい

幸栄「タマから・・・タマ・・・タマから血出てる」

幸栄タマから出血。心配そうな男性陣が、幸栄を取り囲んで、大事な所を手当てする

隼人「ハオロンこっち持って」

自然児幸栄、無鉄砲なのがタマにキズ

幸栄「ゆーみん見てんじゃねえよ」

「普通に見てたね」

ゆーみん「何で?」

ここのところ、笑顔を見せる事が多くなったゆーみん。

 

ゆーみんの変化に気付いた隼人

何処までも続くマダガスカルの大地が、恋する心を後押しする。

そして

ゆーみん「やってみよう!」

いつになく大胆な行動をとるゆーみん。

旅の初め、引っ込み思案でメンバーののりに1人ついて行けなかったゆーみん。あの頃とは、まるで別人のよう!

ゆーみんの中で、はっきりと何かが変わっていた。

 

そして、その夜

ゆーみん「ハー」

誰かを待つゆーみん。呼び出されたのは

隼人「こんばんは」

ゆーみん「ごめんな」

隼人「大丈夫、大丈夫」

隼人だ。

ゆーみん「ごめんごめん。急に。・・・どうでした?4カ国で」

隼人「ゆーみんはどうよ?」

ゆーみん「たぶんこれで満足なんやろなって感じ。うちはやる事はやり切ったしもう十分っていう気はホントする。」

隼人「やるべき事はやったか」

ゆーみん「後は悔いが無く帰れれば。全部がこれで良かったかなとか思ったりするけど。人がどう思わはるか分からんけど。私の気持ちでは間違ってないと思うし。ですよ。何か話したい事はない?」

すると隼人は

隼人「今日は無い」

ゆーみん「うん、何かそういう事だ」

ゆーみんが去って行く。その後ろ姿を見送る隼人

隼人“ゆーみんと喋って、今まで感じた事のない感じが・・・。そんなふうにきてるとは思わなかったんで・・・びっくりしました”

隼人ははっきりと確信した。ゆーみんが自分に告白しようとしている事を・・・。

 

美紀に嫉妬をする幸栄

チュレアル旅を続ける6人がその日たどりついた街は、チュレアル。

熱気と開放的なムードに満ちた、マダガスカル南部を代表する久しぶりの都会だ。

ドライバーのフレッドさんに誘われてその夜やって来たのは・・・ディスコ

美紀「あーそっか。こんな感じかぁ」

踊りを楽しむ地元のOLやヤングたちで一杯なダンスフロアを横目に席につく6人。

「かんぱーい」

しかし、地元の強烈なノリについていけないメンバー達。

ところが

隼人「あれ、カジどこさ行った?」

ゆーみん「分かんなーい」

隼人「いたいた」

カジフィーバーフィーバー。

地元のナウなヤングに混じって髪を振り乱し、脇目も振らずに踊り狂う。

そんなカジに触発され、ダンスフロアーに向かったエステの美紀。地元の男性と踊り始めた。

しかし、美紀が気持ちをリセットしたことなど知らないダイバーの幸栄は

幸栄「マイフレンド」

強引に美紀を男から引き離す。そして、そのまま美紀を連れて外に出た。

幸栄「美紀が踊ってたじゃん」

美紀「踊ってた。うん」

幸栄「外人とね」

美紀「はいっ?」

幸栄「外人と」

美紀「うん」

幸栄「まぁ美紀は楽しそうだったよ。すごく」

美紀「ん?」

幸栄「すごく楽しそうだったよ」

美紀「楽しいよ。だって常に楽しんでるもん」

幸栄「楽しそうだったから、すごい楽しそうだったから。行くタイミングを俺は間違ったもんね!」

美紀「・・・」

幸栄「結構、嫉妬はしたけどね」

美紀「そうなんだ。まぁ外人さんはねぇ何かそこ流ってあるから」

幸栄「でも・・・まぁ良い気持ちはしないよね」

美紀「・・・」

 

隼人の意地

一方、引っ込み思案のゆーみんは積極的に隼人の隣へ。

しかし、どうしても盛り上がらない。気まずくなってきたゆーみんは仕方なくカジの側へ。

その時

ゆーみん「あっあっあぁあぁ」

隼人「ほらチークタイムだ。チークタイム」

ゆーみん「ちょっちょっと待って」

隼人「チークタイムだぜ」

ゆーみん「どーすんの。あぁ・・・あぁ・・・マダガスカルで・・・」

男「ご機嫌なのかい?」

ゆーみん「ん?」

男「ご機嫌なんだね」

ゆーみん「分か・・・恥ずかしい」

男「そうかい」

ゆーみん「恥ずかしいよぉ」

それを見ていた美紀は

美紀「ゆーみんの所行ってきなよ」

隼人「いやいやいやいや」

美紀「行ってきな!」

隼人「行かねぇ行かねぇ。社会見学よ」

美紀「何が?」

隼人「社会見学よ」

美紀「行かないの?」

隼人「何で俺がお前らから行け行け言われるのよ」

美紀「えっ?こういう雰囲気だから行けばいいじゃん」

隼人「あっ?何で?」

美紀「何で?」

隼人「何でお前らからイチイチ行け行け言われなくちゃなんねぇの?」

隼人“俺はあえて助けに行かなかった。優しさを誤解されたくなかった。俺には無理だ”

 

奥地6人を乗せ、マダガスカルのさらなる奥地を目指すラブワゴン。

街から離れると道らしい道はすがたを消し荒れ果てた荒野が続く。

更に一時間後

カジ「すげえなこの道やばいでしょ」

ゆーみん「痛い」

隼人「気持ち悪い」

幸栄「こんな皆グロッキーなの初めてだな。ボロボロだな」

カジ「結構ね」

幸栄「来たね。来るところまで来たな」

それぞれに複雑な想いを抱えたまま、ここまで旅を続て来た6人。厳しい環境の中で限界に近付いてきた・・・。

 

復活した浅ちゃんがゆーみんへ告白

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そんな6人がようやく辿り着いたのはダガスカル最果ての村、イファティ。

古代魚シーラカンスで有名なモザンビーク海峡の美しさは世界有数。

しかし、舗装道路が全くない砂漠地帯に位置するため、この地を訪れる事は容易ではない。知られざる秘境の楽園、それがイファティだ。

ここが6人にとってマダガスカルの旅の最終地点。

そしてこの地で1つの恋が大きな決着を迎えることになる

「頑張れ三十路」

長旅の疲れが溜まったメンバー達は、この国で残された最後の時間を、思い思いに過ごす。

 

その頃。空港に降り立つ1人の男が・・・

浅ちゃんだ!

この日退院が認められ、溢れる想いを胸についにあいのりの旅へと帰ってきたのだ。

1人ベッドの上、ゆーみんに募っていく想い。療養の末、病状は回復。しかし旅を続ける体力は残っていなかった。

それでも浅ちゃんは帰ってきた。ゆーみんに会う為に!

浅ちゃん“彼女はすごい、ひたむきに頑張ってたりするその姿がすごい魅力的だったし。少しマイペース過ぎる所はどうかなと思ったりもするけど、そういう所もひっくるめて好きだと思えるし。入院してる時に一緒に旅をしてないって事も自分にとってハンディなのかなとか、そう考えたら不安はもうきりないけど、もうそんな事考えてても・・・何かそれを通り越しちゃったっていうか。自分の気持ちを伝えないと・・・もう、好きだから”

そして!

浅ちゃん「おお、久しぶりやな。ゆーみんに告白してくるのでチケットを下さい」

ラブワゴンに別れを告げた浅ちゃん。

 

そして

浅ちゃん「よう」

「オー!浅ちゃん」

幸栄「よく帰って来た!」

隼人「痩せたな!」

浅ちゃん「元気?皆」

突然の事に、大喜びのメンバー達!

浅ちゃん「女の子も何かちょっと心なしか疲れめになってるで」

浅ちゃんにとっても、夢にまで見た仲間との再会

浅ちゃん「じゃあ、ちょっと、ゆーみん話したいんやけど、かまへん?」

ゆーみん「いいよ」

浅ちゃん「じゃあ久しぶりに話を」

メンバー達の目の前で、ゆーみんを誘い出した。

モザンビーク海峡に赤い夕日が沈みかけるとき浅ちゃんの1年にわたる苦難の旅が、ついに最終決着を迎えようとしていた!

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