あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

幸栄への気持ちが残る樹莉。そんな樹莉に気付いていたハオロンはどうするのか!?/初代あいのり第221話のネタバレ

初代あいのり220話では、カジがドライバーのドミニクに告白をして成功した回でした。

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221話の題名は「Oasis」でフジテレビでのオンエア日は2004年5月24日。

 

コンドームで盛り上がる男性陣

ボツワナの首都ハボロネを走るラブワゴン。

この日やってきたのはこの国唯一の大学、国立ボツワナ大学

ユカ「ひろーい!」

稜「おしゃれだな」

ダイヤモンドで潤うボツワナの学生はとってもリッチ!ベンツでのマイカー通学も当たり前!!

さらに学生たち全員に国から、なんと毎月2万円のおこづかいが支給されているという。

そんな中メンバー達がやって来たのは大学のカフェテリア。

人気のランチはこちらのビュッフェスタイル。食べ放題で何と175円!

ユカ「うん、美味しい」

しばしの学生気分を味わう7人。

 

食後、男性メンバーは大学のトイレを拝借。すると

稜「なにコレ?」

ハオロン「コンドームなんでしょ?」

トイレで発見したのはコンドーム!どうやら無料でもっていていいらしい。

という訳で

タッキー「やったー」

ハカセ「いいね」

タッキー「うれしい」

稜「何に使うんだよ」

男性メンバーはコンドームをゲット!

 

その夜、コンドーム大量ゲットのハカセの部屋では

ハカセ「日本では何かコンドームの法律があって伸びなきゃいけないって言われてるのなんか・・・」

タッキー「マジで?」

そこでふくらませるハカセ。

タッキー「おぉー伸びる伸びる、おぉぉ・・・」

ハカセ「ボツワナ来てこんな事やってる場合じゃねぇよな」

 

ハカセの研究している内容はフンコロガシについてだった

翌日、ラブワゴンは首都ハボロネを出発。

走ること1時間、街を出るとアフリカの乾いた大地が続く。

その車内、東大・京大のハカセと元アイドルのユカが隣同士に

ユカ「ハカセはあれ何?あの、研究が好なん?」

ハカセ「そう」

ユカ「何の研究?」

ハカセ「えっとね、フンチュウ。フンコロガシ」

ユカ「えっ?フン?」

ハカセ「フンコロガシ」

ユカ「フンコロガシ?」

ハカセ「うん」

ユカ「何それ?」

ハカセ「あー、あのね。うんこ食ってるコガネムシ

ユカ「知らんし、何それ」

ハカセ「あー知らんしや、知らんしや。」

ハカセ“ユカは僕の見る限り毎日ミニスカート。前に毛のついた靴を履いている。僕の出会ったことのないタイプだ!!”

そう、ハカセといえば東京大学卒。現在、京大大学院に在籍のエリート中のエリート。

一方ユカは、典型的ギャル系高校時代を過ごし“フリフリ魔法のケチャップダンス”という曲で華々しくCDデビューしたこともある元アイドル。

全く別々の世界を生きてきたこの二人

ユカ「ここ赤土、やんな?」

ハカセ「そう」

ユカ「何で?暑いから?」

すると

ハカセ「水がないと鉄分が結構上の方に出てくるから、鉄のサビの色やね」

ユカ「あ、そうなんや?」

ハカセ「そう、はははは」

ユカ「賢い・・・賢いぞ」

ユカにほめられすっかり照れるハカセ。

 

沼っちが稜へ恋!?

翌日。

気温は38度。灼熱の大地を走るラブワゴン。あまりに暑いので途中休憩をとる事に。

クーラーボックスを冷やすため氷を砕くメンバー

「わっ、すっごい!」

「うわぁ、蝶ちょだ」

「うわぁ~」

突然出来たオアシスに、蝶々たちが集まってきた

稜「水に寄ってくんだね」

ユカ「メルヘンだね」

そんな中ハカセは見てしまった!

稜「じゃあユカ行こう」

ユカ「おう」

ハカセ「あっ!」

もう一つのオアシス。ハカセの目の前に現れた

ハカセ“今日とても・・・あの印象深かったです。あの珍しい体験をしたなという・・・いやホントに・・・ホントにその・・・かわいいっすよねぇ・・・”

アフリカの灼熱の大地に生まれたオアシス。

このパンチラがハカセの恋の始まりだった!

 

この日7人が訪れたのはボツワナ第2の都市、人口6万人のフランシスタウン。

ホテルにチェックインしたメンバーは庭で休憩する事に。すると、

稜「沼っち」

沼っち「はい」

稜「行こう」

なんと王子様の稜がパチンコ屋の沼っちを誘った!

先日プールで、恥ずかしさに耐えられず真っ先に飛び込み1人プールから出てこられなかった沼っち。

そんな時『こうやってるから』誰よりも先に沼っちを優しく気遣ったのが王子様の稜だった。

沼っちは

沼っち“緊張!!モデルの人と初めて2人きりで話す!”

稜「どう?旅?」

沼っち「はい・・・暑いばい・・・」

稜「そうなの?」

沼っち「はい」

稜「あ、実家はどこなの?実家福島なの?」

沼っち「福島だよ・・・」

稜「オレ、東京に住んでんだけど」

沼っち「大変なの?」

稜「たい、ま、大変じゃないよ。自分のやりたいことやってるから」

4年前モデルを目指し栃木から一人上京した稜。

しかし生活費のほとんどはバーテンダーのアルバイト収入でまかなっている。

沼っち「仕送りとかはもらってないんだ?」

稜「仕送りはない、それはもう学生じゃねぇしさ。自分がやりたいっつって出てった訳だから、やっぱりそこはもう親に頼みたくないし、自分でなんとかやっていきたいし。だから親のありがたみをスッゴイ」

沼っち「わかる?」

稜「わかってさ洗濯も掃除も飯も。全部やってもらってたから。うん、親孝行したい・・・うん」

沼っち“結構格好いいじゃないですか、男っぽいって言うか・・・目とか合わせられない。ちょっと困っちゃった・・・”

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翌日、稜と目が合わせられない沼っちは社長のハオロンと話すことに

沼っち「いっつもさあ何やって遊んでんの?」

ハオロン「カラオケ好きだね」

沼っち「好きなんだ」

ハオロン「うん」

沼っち「私、カラオケ苦手だね」

ハオロン「マジで」

沼っち“ハオロンとは何でか、緊張しないばい”

沼っち「私、あんまりほんとに泣かないんだけど。常日頃から」

ハオロン「マジで、女の子やっぱ泣くの武器だったりするじゃん。その武器を乱用する人がいるのよ」

沼っち「そう!あーいい事言った」

ハオロン「でね俺どうやったらそれに対処できるかってね」

沼っち「それが私は嫌なの」

ハオロン「常に10年間考えたの」

と言う訳で、ハオロンが10年考えた“女の涙の対処法”

ハオロン「俺それで、それでこれが一番って発見したのは彼女泣くだん、泣くじゃん。わー泣いてガー言ってるじゃん・・・俺も泣く!ふふふふふ今、今泣かないと俺は泣かれるとか思って。今だぁって開き直ってるよ、やばいそれはははは!」

その夜、沼っちは

沼っち“え、泣くの?みたいな・・・しょっちゅうしかもみたいな、しかもなんか普通それ言っちゃいけないですよね。狙いとか言ったんですよ。わざと泣くっつったんです”

 

幸栄への想いが残る樹莉。そんな樹莉に気付いていたハオロン

翌日、旅の資金を節約するため、自炊をすることにしたメンバー。買ってきた食材を次々と調理。

沼っち「むだのない切り方」

超厚切り。超危険。そしてみんなで作った初めての手料理が完成。

一方、何かを作り始めたのは箱入り娘の樹莉。

飾り付けの折り紙の花だ!するとハオロン

ハオロン「いいじゃん!!」

樹莉の笑顔に喜ぶハオロン

ハオロン“樹莉の笑顔ってホント最高。もう好きで好きでたまらないよ!!”

「乾杯」

「乾杯~!」

お酒も入ってしだいに盛り上がってくるメンバー達。

そんな中・・・樹莉の表情が曇りはじめた。

楽しそうなメンバーを前にある想いが吹き出してきた。

そして・・・何も言わず、ひとりその場を離れてしまった

樹莉“本当は『幸栄が好き』という気持ちをぶつけたかった・・・私もう限界かも知れない”

一方、樹莉の異変に社長のハオロンは気付いていた

ハオロン“俺が樹莉を助けたい。今、俺の気持ちをぶつけたい!!”

 

立ち去るそして、樹莉の力になりたいハオロンはよせばいいのに1人でいたい樹莉を呼び出した。

しかし樹莉が幸栄の事で悩んでいるのを知らないハオロン

ハオロン「オレねぇ、苦しいと思うんだよね。樹莉ね・・・抱えこむしさぁ・・・」

樹莉「・・・」

そして

ハオロン「うん・・・別にムリしなくてもいいからさ・・・たまにはね・・・ハオロンという言葉を使って下さい」

樹莉「?」

ハオロン「それだけなんだけどね・・・」

立ち去るハオロン

ハオロン「何やってんだろ、オレ」

 

キープ翌日ハオロンという言葉を使って欲しいハオロンは・・・よせばいいのに、樹莉の隣をガッチリキープ

ハオロン「今さ、この瞬間でさ、樹莉のさ、心とかさ、痛みとかさ・・・(泣き出す)分からないといけないんじゃないかなぁと思ってさ。俺さぁ、そんなの出来ないと思ってさ。はあ・・・」

樹莉「泣かないでよ」

ハオロン「ごめんなさい。すいません」

樹莉「なんか私が悪いことしてるみたいじゃん」

ハオロン「そんなことない、ごめんなさい。」

樹莉「男は泣くんじゃない」

ハオロン「はい、すみませんでした」

 

翌日。

7人はドライバービーさんの案内で村の小さな診療所へ。すると

「日本人、日本人」

なんと現れたのは日本人の女性

「こんにちはー」

虎石さん「虎石美保です」

虎石美保さんは青年海外協力隊員として1年前からこの診療所で働いているという。久しぶりの日本人と出会い表情も和むメンバー達。

ところがこの直後虎石さんから意外なボツワナの現状を聞く事になる

虎石さん「私は訪問看護をしてるんですね。自分が回ってても・・・やっぱりエイズの方は多いです。うん。元気だった人がもう1週間後とかに亡くなってしまっていて・・・」

AIDS・・・ボツワナで現在、最も深刻な問題。エイズを発症させるHIVウイルスの感染者はなんと20歳以上の40%にも達するという。学校のトイレやホテルのロビーなどでコンドームが無料配付されているのはボツワナ政府のエイズ対策だった

沼っち「え・・・結構ショックじゃない?だってエイズそんな多くて・・・」

ハオロン「・・・なあ」

沼っち「いなくない?日本にあんまエイズとか聞かなくない?」

ハカセ「最近増えてるって話だけど、んー・・・それでもまあ割合でいったら全然違うよね」

 

その日の午後。

7人は虎石さんの案内でエイズ撲滅の活動をしているグループを訪ねることに。

メンバーを出迎えてくれたのは“ボイポロコ・サポート・グループ”という団体。

すると代表のサラさんから思いもよらない言葉が

サラさん「私達は全員、HIVウイルスに感染してるの」

何とここにいるグループの22人全員がHIVウイルスに感染しているという。

沼っちの日記“かなり衝撃があった・・・”

ハカセの日記“現実を見せられた・・・生々しかった・・・”

サラさん「私達はいつエイズを発病するか分からないの」

サラさんは21歳の時に結婚。しかし2年前、HIVウイルスに感染していることが発覚。夫に事実を打ち明けると一方的に離婚を言い渡され家から追い出された。

感染者の多いボツワナでもエイズに対する偏見は根強い。HIVは性交や血液を通じて感染するが触っただけでは感染はしない。しかしあやまった知識が差別とエイズの広がりを生んでいる。

サラさんは今同じHIV感染者の仲間と共に暮らしている。そして若者たちを集めエイズの正しい知識を定期的に教えている。エイズを撲滅するために・・・

サラさん「私達は仕事にも就けないし、エイズというだけで私達は人間として扱ってもらえないの。私達はそれでも生き続けたいのよ」

 

質問そしてサラさんが7人にある質問をしてきた

サラさん「HIV感染者と聞いて怖いと思いましたか?触られたらイヤですか?」

するとユカが

ユカ「全然、大丈夫」

ユカのこの言葉にグループの人達の心が開いた。そしてユカが持っていた紙で何かを作り始めた・・・それは一羽の鶴。

ハオロン「この鶴は世界が平和になりますようにという意味なんです」

メンバーは紙を渡し、サラさん達に鶴の折り方を教え始めた・・・手と手を取り合いながら・・・そして互いの呼吸を感じ合いながら・・・

この日のユカの日記には

ユカ“この人たちの命。あと何年と思うと悲しすぎる。何も出来なかった。何かごめんなさいって思った。笑顔がメッチャ素敵やった”

 

別れの時・・・

1人の女性がユカに声をかけた。

そしてユカの頬にキスをした“一期一会”この時間を刻み込むかのように

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