突然、仕事で日本へ帰国しなければならなくなったハオロンは告白を決意!その相手は沼っちだった!/初代あいのり第222話のネタバレ
初代あいのり221話では、幸栄への気持ちが残る樹莉に気付いたハオロンが印象的な回でした。
222話の題名は「社長漫遊記」でフジテレビでのオンエア日は2004年5月31日。
ドライバーのビーさんの家へ
ボツワナを北へ走り続けるラブワゴン
「段々田舎になってきたね。何もない!!」
何もない景色の中目指すのは1000キロ先にある世界最大の大湿地帯オカバンゴ。すると
「うわっ何これ?」
「何あれ?」
見えてきたのは、三角帽子をかぶったような小さな家
ビーさん「ここは、僕の生まれた家だよ。」
ハカセ「家?」
ドライバービーさんが連れてきてくれたのは、故郷のマイテングウェ村。
そして独特な家は、ハットと呼ばれる住居。葦で作られた屋根は通気性バツグン!そして土間は涼しさを保つ快適な住み心地。
そんなハットで暮らしている、ビーさんの家族が集まってきた。なんとその数36名!
その日の夕方、ビーさんが地元の料理をご馳走してくれるという。
出てきたのはデレレという田舎料理。村のそこらじゅうに生えているオクラ科の野菜を塩で味付けして煮込むだけ。これをパッパと言うトウモロコシの粉を炊いた物と一緒に手づかみで食べるのがボツワナ流
樹莉「初めて、手で食べるの」
ハオロン「うん、旨い」
メンバー達にも意外に好評。
翌日村を歩いていると、なにやら木の下に人だかりを発見。
ビーさん「This is court.」
ハオロン「あっ!裁判所?裁判」
なんと!木の下で裁判が!そうここは、行列の出来るボツワナ法律相談所!
本日訴えたのはこの方、美容師のヤギーさん27歳。そして訴えられたのは牛飼いのサミーさん32歳。
酒場で飲んでいた美容師ヤギーさん、大好物のビールを牛飼いサミーさんが横取り。小競り合いになったところでサミーさんの頭にビールがかかってしまった。怒ったサミーさんがヤギーさんを殴ってしまったという、この事件「ビール窃盗傷害罪」裁判長が下した判決は、なんと懲役8ヶ月!さらに
「マジでぇ!」
尻たたきの刑!
樹莉の隣をゲットしたハオロンだったが、、、
翌日、箱入り娘、樹莉の隣に座ったのは社長のハオロンだ
ハオロン「たまには、ハオロンって言う言葉を使って下さい」
あれ以来1度もハオロンと言う言葉を使ってくれない樹莉にハオロンは声をかける
ハオロン「樹莉」
樹莉「はい?ちょっと、待って!」
稜「お笑い、ダウンタウンとか好き?」
樹莉「ダウンタウン好き」
ハオロン“もうどうする事も出来ない。樹莉とは少し距離をおこう”
その日の午後、途中見つけた公園で時間を過ごすメンバー。
そんな中ドン底のハオロンだけが一人になる。
そして10分後
ハオロン「じゃ、ユカどっかで話す?」
気晴らしのためドン底ハオロンは元アイドルのユカを誘った
ハオロン「なぁ何とかなんないのかねぇ。楽しく・・・はぁ~」
ユカ「何何?何かあんの?ハオロン、うん、はじけてるよ。」
ハオロン「はじ、はじけてる?ちょっといっぱいいっぱいって言うのよね。そうゆうのね。」
するとユカは
ユカ「いや、でも・・・がんばってんじゃん」
このユカの言葉がハオロンの胸を突き刺した。
思い返せばハオロンがこの旅で、女性メンバーに言われた事と言えば、
美紀「凄く言葉に優しさを感じない」
ゆーみん「信頼は、別に勝ち取ったりするもんじゃなくって」
樹莉「想像がつかないんだよね。ハオロンが上に立って仕事をしてるって」
そんなハオロンを、初めて褒めてしまった元アイドルのユカ。
ハオロン「認めてくれるの?」
ユカ「認める認める。」
ハオロン「泣いていい?泣いていい?」
ユカ「みんな思ってるって・・・」
ハオロン「まじでぇー頑張ってるなんて、認められたら泣いちゃうわ、俺」
ユカ「なんでやねん」
樹莉に振られたハオロンが新しい恋!?
翌日は再び移動。
この日も気温は40度、何も変わらない景色が続く・・・なので・・・アイスクリームを食べる事に
樹莉「おいしい!」
そんな中、またも、元アイドルのユカから、言葉をかけられるハオロン。
ユカ「(アイス)いる?」
ハオロン「マジで?」
そしてアイスを食べさせてもらうハオロン
ハオロン「恥ずかしいーありがとふはははは」
ユカ「なんやそれ」
その夜、どん底だったハオロンから思いもかけない報告が
ハオロン「僕ホントにあの、笑顔見た時にホントにときめいたんですよ。女の子ってうれしい時こんな顔するんだって思って。これがあいのりなんだって。俺があいのりに求めてた全てはこれなんだって思って。このわくわくなんだって思って」
あっという間にどん底を脱したハオロン。樹莉からユカに変更か?
自分に自信がない沼っち
翌日、ユカは王子様の稜と一緒。仕方がなかったのかハオロンが誘ったのは、パチンコ屋の沼っち。
ハオロン「季節は何が好き?一番?」
沼っち「季節はねぇ、夏・・・が好きだけど」
ハオロン「そうか」
沼っち「暑いのはちょっとね。冬キライなんだけど寒くてキライだし、布団からでるのがやだから」
そして
沼っち「私なんか、夏とかなんつうの寝る時とかもホントまっぱで寝たい派なのね。だって男とかさ、すげ、トランクスとか一丁で来んじゃん」
ハオロン「あぁ来る来る来る」
沼っち「ずるくない?なんか」
ハオロン「な、それはずるいよな。女だってね」
沼っち「なんで服着なきゃいけないのって話」
沼っち“今日の話はハオロンだから出来た話ばい”
翌日、ドライブインで食事をとるメンバー
ハカセ「・・・何?」
稜「ドーン!」
タッキー「お茶目な稜ちゃん・・・意味わかんね」
そんな中、王子様の稜が気になったのは、パチンコ屋沼っちの顔。
稜「(肌が)白いね。」
沼っち「化粧してないから私」
タッキー「今もしてないの?」
ハカセ「してないの?」
沼っち「してない」
稜「どれどれどれ?」
沼っち「あんまり見ないで欲しい」
稜「う~ん、この」
沼っち“そんなキレイな顔で見られたら・・・恥ずかしいばい”
この日は灼熱の太陽とは一変した怪しい雲。
樹莉「うわぁ全然前見えないよ」
突然の砂嵐がラブワゴンを包み込む。
そんな中、後部座席には元アイドルのユカをはさんで東大・京大のハカセと塾講師のタッキーが。
パンチラを見て以来ユカに想いを寄せ始めたハカセ。久々にユカに話しかけたいところだがなかなかタッキーとユカの会話に入っていけない。
タッキー「さりげなくさ、(男のしぐさで)ドキッとする瞬間ってないの?」
ユカ「ドキッとする瞬間?あ、でもユカねぇ、タバコ吸う人とか好き。なんかたそがれて吸ってる姿が好き。ちょっと1人の時間なっちゃってるとさぁ、おぉ!みたいな」
タッキー「そうなんだ、おもしれぇな」
ユカの言葉にハカセは
ハカセ「あぁそうなんだ」
その夜ハカセの部屋では
ハカセ「こんなもんか・・・」
たそがれてタバコを吸う練習するハカセ
ハカセ“僕はユカに気持ちが向いている。どんどん魅かれていく”
ハオロンとユカが2人っきりに
翌日
ハオロン「ユカ、あっちの日陰行こうよ」
ユカ「うん」
最近いい雰囲気の社長のハオロンと元アイドルのユカ。
ハオロン「これなんかね、歌の本持ってきたんだけどさ」
ユカ「みんなで歌おう。ニュースクールソング」
ハオロン「TUNAMI俺中国語で歌えるよ。中国語」
ユカ「やって。やって」
ハオロン「マジで?♪」
ユカ「おー、すごい。へぇ」
ハオロン「そんな感じ。かっこいいでしょ」
ユカ「かっこぉいーねぇ」
うかつにもまたハオロンを褒めてしまったユカ。すると、元アイドルにほめられた社長は
ハオロン「よしよしいい気になろう、いい気になろう♪晴れ渡る日も雨の日も浮かぶあの笑顔♪月の光にざわめくおまえのこころ♪」
ユカ「飽きた」
ハオロン「えっ?」
ユカ「飽きた」
まさかのハオロン帰国命令!?
翌日ラブワゴンはボツワナの乾いた大地の終着地に辿り着いた。
“オカバンゴ湿地帯”カラハリ砂漠に惣然と姿を現す世界最大の湿原。そこは、水と緑に恵まれた最後の楽園。豊かな大自然が織りなす美しい景色は「カラハリの宝石」とうたわれている。
そんな美しいオカバンゴの自然を楽しむメンバー。
するとその時!
スタッフ「ハオロン日本から電話」
ハオロン「もしもーし。はい、ハオロンです。はい、はい、わかりました。はい、よろしくお願いします。失礼します」
スタッフ「なんだって?」
ハオロン「ちょっとなんか仕事なんですけど。北京でなんかエステやりたいっていう日本の社長さんがいて、僕、通訳兼仕事で手伝ってたんですけど、あと、数日以内に帰ってきて欲しいっていうことだったんですけど」
なんと、数日以内にハオロン帰国!?
その夜、スタッフは社長のハオロンから事情を聞いた
ハオロン「あのぅ、商売でえらい失敗して、ホントになんかお金も厳しかったし在庫処分もどうしようかと思ったし」
これは、社長として戦いぬいたある男の記録である。
2001年通訳会社を立ち上げた。
会社の名はハオロンプランニング。
順調だった。
新たな事業を始めた。
水餃子だった。
冷凍の水餃子を中国から輸入。
男は、水餃子の全国チェーン展開を決意した。
第一号店の舞台に選んだのは“亀戸天神”勝算はあった。
中国に水餃子を発注した・・・
届いた商品を見て言葉を失った
ハオロン「40キロ仕入れれば良かったんですけど、400キロ間違えて、冷凍の、水餃子を、中国から輸入しちゃったんですよ」
0を1つ間違えた
ハオロン「ほれで9割在庫余りますよね?(その在庫処分を)どうしようかなぁと思ってて・・・」
会社は傾むいた・・・
倒産寸前だった・・・
現実から逃げるためあいのりに参加した。
空気が読めなかった・・・
骨も折れた・・・
そんな絶体絶命のハオロンに舞い込んだビッグビジネス!
北京でエステ事業!
予想だにせぬ緊急の帰国要請!
それはハオロンの旅の終わりを意味していた。
夕食大湿地帯オカバンゴに夕日が沈むなかでの夕食。
するとハオロンが
ハオロン「はぁ」
沼っち「すごくね」
ハオロン「美味い!」
稜「飲むなよ飲むなよ」
「あ~、飲んじゃった」
30歳社長のハオロンは浴びるように酒を飲んでいた・・・。
樹莉に一目で恋に落ちたハオロン。しかし旅の途中、悩み、元気のない樹莉の心の支えになろうとしてかえって嫌がられ、遠ざけられてしまった
ハオロン“樹莉は、すごい・・・ホントにすごく素敵なコで・・・だけど、いつも全部1人で抱えてるし、ホントに大丈夫なのかなぁと思って”
そんな中、ハオロンを初めて褒めてしまったのは、元アイドルのユカ
ハオロン“ユカは・・・話せば話す程こんなキラキラしてる子、すごいなぁと思って”
ユカ「なんで笑ってるのかわかんないみたいな」
樹莉「あ、ダメダメダメダメダメ」
ハオロン「子供扱いされてる」
ビーさん「ハオロン酔っ払い親父」
ハオロン「親父まで入ってるのか」
ハオロンが告白を決意!
その夜、ハオロンがスタッフの部屋にやってきた
ハオロン「う~ん。一応僕は女の子を見てきて、うん、その中で、間違いなく一番素敵な子だと思えるので自分で決めました。んんっ。明日、告白します」
ハオロン明日,告白宣言!
ハオロン「う~ん。晴れて欲しいなぁ」
チケット翌日・・・
雨のため中止。
その次の日、何とか天気は回復。
やっとハオロンが1日遅れで向かった先は・・・ラブワゴン!
ハオロン「ビーさん。好きな女の子がいて彼女と一緒に日本に帰りたいです。チケットを下さい」
告白を決意したらドライバーからチケットを受け取り、意中の相手を呼び出して、思いを告げるのがあいのりのオキテ。
ハオロンが告白する相手は、沼っちだった!
相手ボツワナに輝くカラハリの宝石、大湿地帯オカバンゴ。霞立つ朝もやのなか、一人待つハオロン。そして
ハオロン「来てる来てる来てる」
ハオロンが呼び出した告白の相手がやって来た!!
それは、箱入り娘の樹莉か?それとも元アイドルのユカか?
ん?あれ!?沼っち!?
なんと、ハオロンの告白相手は、パチンコ屋の沼っちだった!!