新しくあいのりに参入したヒデ。早速天然がバレる/初代あいのり第230話のネタバレ
初代あいのり229話では、稜が樹莉に告白をして見事成功。更にヒデがあいのりに初登場した回でした。
230話の題名は「ふぞろいの林檎たち」でフジテレビでのオンエア日は2004年7月26日。
おしゃれなヒデ
心優しく、フレンドリーな人々が暮らす。ウォームハート・オブ・アフリカマラウイ。
メンバーが最初に訪れた街はマラウイ南部の玄関口ブランタイヤ。古くから商工業の中心地として栄えてきた人口33万人の都市だ。
2日目の朝。
この日、新メンバーヒデがユニホーム以外の私服を初披露。それを見た女性メンバーは
沼っち「すごいやっぱ違うねー。格好違うだけで」
ユカ「雰囲気全然違う」
ヒデ「手作りですよ」
ユカ「すごーい」
そこでヒデのファッションチェック!
ジーンズは自分で穴をあけ,毛糸で加工した一点モノ。トレードマークのスカーフに、洒落たピアスがキラリ。
そう!ヒデは本家本元に負けず劣らずのオシャレさんなのだ!
どんどんユカに惹かれていくタッキー
この日、ラブワゴンが向かったのはブランタイヤのマーケット。
そこで発見したのがマラウイの市場の不思議な習慣。何でも積み重ねるのがマラウイ流らしい。食品はもちろん何と靴まで・・・。
そんな市場で、元アイドル・ユカの隣をガッチリキープするのは、タッキー。
ボツワナから「あいのり」した塾講師のタッキー。旅のはじめ、元アイドル・ユカのルックスに惹かれていた
タッキー“顔がもろタイプでなんかこうオーラを持ってるというか”
そして、ユカへの想いを確信したのがHIV感染者と出会った時、ユカが見せた偏見を持たない優しさだった
タッキー“人として何かこういう人間になりたいなっていうのも思ったしすごいこの娘はいいなぁみたいな・・・うん”
以来、タッキーのユカへの想いは日を増すごとに膨らんでいった
タッキー“ユカへの気持ちがどんどん大きくなっている。そろそろユカに自分の気持ちを気づいてもらいたい”
タッキー「危ないよ。後ろ」
気持ちに気付いて欲しいタッキーはユカに寄り添い優しい気遣いをみせる。
交通量の多い道にさしかかったときには・・・
ユカ「さりげないなぁ」
危険な車道側からさりげなくポジションチェンジ。
ユカ「マジに頼もしい」
タッキー「そうなの?」
ユカ「ありがとう」
そしてメンバーがマーケットから帰ろうとした時、広場でダンスを踊る集団を発見。
実はこの踊り、マラウイに古くから伝わる『ラブダンス』男女が腰をグリングリン回すセクシーな踊り。これにはギャラリー大興奮!!あまりの光景に呆気にとられるメンバーたち。
すると、ひとりの男が突然火を取り出した。これは炎で体を清めるというマラウイ伝統の儀式。さらにその火をズボンの中に
「熱い~」
そしてこの過激なファイヤーダンスがじゅん平のダンス魂に火をつけた!
じゅん平といえば、ナミビアで「あいのり」したプロダンサーを目指す24歳。
ジャパニーズダンサーじゅん平がアフリカで華麗なステップを踏む。これにはマラウイの女子高生も失神寸前!
だが、そんなじゅん平の活躍に複雑な心境のメンバーが・・・塾講師のタッキーだ
タッキー“じゅん平のダンスはインパクトが強くて正直うらやましい。ユカの笑顔が気になった”
翌日。
タッキーとパチンコ屋の沼っちが2人きりに。するとタッキーはある悩みを話し始めた
タッキー「最近思うのは(将来の事)何でもっとちゃんと考えておかなかったんだろうなとか。やっぱ大学の時ってさ、本当に何も考えてなくて。なんとなく会社決まった所に行ってみたいなさ。そういうのやっぱすごいさ後悔したしさ」
普通より幸せだと思える家庭に育ったタッキー。そして、普通より偏差値がいいと思える学校を卒業し普通より世間体がいいと思える会社に就職。こうして手に入れた生活に何の疑問も感じていなかった。
しかし何か一つ極めたモノを持っている個性派ぞろいのあいのりメンバー達との出会いで自分の物足りなさを感じ始めていた
タッキー「例えばじゅん平みたいに何かに向けてこう頑張って勝ち取るみたいなさ。やっぱそういうその自分の中でのさ。勲章みたいなのが欲しいなっていうのはあって。でも何かそのどうなんだろうって思いながらどんどん時だけは過ぎてくんだよな」
個性の時代と呼ばれる現代社会。若者達の多くが無難な人生に疑問を持ち、自分に眠っている可能性を捜し求め、そして悩む。そう、タッキーはそんな悩める全国の平凡な若者の代表。人呼んで『Mr・キャラ無し』
タッキー“あいのりに来て俺すごいやっぱ考えましたね。(今まで)すごい自分は個性的、個性的とか思ってたけど実は何か無難な人間なんじゃないかなとか。うーん”
無難な男、キャラ無しタッキー。ふぞろいの男達になりたい男の想いはユカに届くのか?
新女性メンバーを迎える為に気合十分のヒデ
翌日、6人を乗せ、ブランタイヤの市内を走るラブワゴン。
するとバスケットコートを発見。バスケットを楽しむ地元の若者達にメラメラと闘士を燃やすメンバーが!ヒデだ!
そう!ヒデといえば中学1年からバスケを始めたヒデ。高校ではフォアードのエースとしてチームを山梨県大会ベスト4に導いたという。ここは女性陣にイイ所を見せる絶好のチャンス。今、ヒデがピッチならぬコートに立った!
日本のエースヒデは、しょっぱなからエンジン全開!ボールを奪い、そのままドリブルシュート!
ユカ・沼っち「うわーおしい」
沼っち「うまいねやっぱり」
しかし
ユカ・沼っち「あー惜しい」
実はヒデシュートがあまり得意ではなかった
沼っち「あー最悪」
その夜。
スタッフ「バスケどうだった?」
ヒデ「もう本当に死にたいっていう気分でしたね。生きていても迷惑かけるだけ・・・じゃないかっていうふうに思いましたね」
超お嬢様の瀬里葉があいのりに合流
迎えた翌日。ヒデの姿が朝から見当たらない。死んだのか?
するとヒデ、正装(ボローニャ)で登場!
実はこの日は、女性新メンバー合流の日。
女性新メンバー発見!
新メンバー「東京から来ました。中川瀬里葉。19歳です。宜しくお願いします」
瀬里葉(19歳)は東京都出身で女子大生。明るく清楚な19歳。
早速、新メンバー瀬里葉を囲んで質問タイム。
ユカ「志望動機みたいなの何?」
瀬里葉「すごい好きだった彼氏に振られちゃってそれを克服するために来ました」
その時!ハートを貫かれたメンバーが!ヒデだ!そしてこの直後ヒデに異変が!
ヒデ「はぁー。いやあの何つぅすかね。どん・・・あのすごい。あの未知なる・・・あの思いを経てこう自分を変えようっていう。そういう強い心があの~分かるなっていうか僕もやっぱす、すごくもう忘れられない失恋をあの・・・」
こみ上げて来る感情を抑えきれないヒデ。
そして10分後、ようやく落ち着いたヒデは
ヒデ「彼女の瞳は悪意が無い。本当に澄み切った瞳をしています」
死の淵からヒデ、復活!
7人は昼食をとるため街の食堂へ。
「ラーメンって何て言うの?」
「ヌードルだろ」
すると、新メンバーの瀬里葉が
瀬里葉「Do you have a something like a noodle?」
ヒデ「ホームステイとか海外とか行ってたの?」
瀬里葉「ううん。旅行だけ」
タッキー「すごいね。発音がいいな」
英語ペラペラの瀬里葉の活躍で無事食事にありつく事に。
じゅん平「大学生?」
瀬里葉「大学生です。学習院に通ってます」
「おー」
沼っち「家は?家はどんな感じなの?」
瀬里葉「すごい家は厳しい。門限10時!」
「お嬢だ!」
「本物来た。本物」
世田谷の裕福な家庭に育った瀬里葉。大学は皇族の皆様も通う学習院大学。幼い頃から英才教育を受け習い事はピアノに乗馬、クラッシックバレエと豪華ラインナップ。
そう!瀬里葉は正真正銘のお嬢様なのだ!
そんな瀬里葉の目の前で、手づかみでチキンをガッツク庶民のメンバー達。すると
瀬里葉「あ、フォークとかもらえますかね?」
お嬢様はナイフとフォークでいただくのがマナー。お上品でございます。
その時、お嬢様に突き刺さる、庶民の熱~い視線が!ヒデだ!
同じ19歳にして全く正反対の2人。
ついに恋する日本代表・ヒデが愛という名のピッチに立った。
から回るヒデと、笑顔で見守るあいのりメンバー
その夜。
恋する日本代表ヒデが、スタッフの部屋で取材に応じた。
スタッフ「瀬里葉の印象はどうだった?」
ヒデ「瀬里葉はあの~弱肉強食な日本のなんていうんですかね。社会の中であの自分の意思を出そうとしつつあの殻に閉じこもってしまいそうになる。しかしそんな自分をあの~社会に反発して楯つこうとする。あの~10代って感じですかね。こち亀で言うと麗子さんみたいな・・・そんな面影が感じられましたね」
スタッフ「どういう意味?」
翌日。
恋のピッチに立ったヒデがいきなり瀬里葉にカウンターアタック!ヒデにはどうしても聞いておきたいことがあった
ヒデ「あの~すごい聞きたかったんだけど。声を大にして言うけど。今も聞きたい度がすごい高いんだけど。何よりも聞きたいんだけど。あの失恋・・・大好きな人がいたって言ったじゃん。その話詳しく」
瀬里葉「うん。失恋した」
ヒデ「その話詳しく聞きたいんだけど」
瀬里葉「ホントに?何かね。サークルが同じ男の子で同じ学年の」
ヒデ「大学で出逢ったわけだね」
瀬里葉「そう。そう。私がすごく好きで告白して」
その時!(ギュルル~)
ヒデ「ヤバい。お腹痛い!ちょっ・・・すいません。トイレ行っていいですか?ちょっお腹痛くて」
瀬里葉「いいよ。荷物見てる」
ヒデ「悪いごめんね」
瀬里葉「うん。大丈夫」
ヒデ「やべっ腹が。マジで痛い。屁が止まらん。ぶあっ!もれるもれるはっクソッ」
じゅん平「あっヒデや」
裕くん「あれ!?」
ユカ「ヒデ面白いね~」
瀬里葉「はぁ」
ユカにアピールをするも、その気持ちはユカに届いていない!?
この日の夜は、次の街まで5時間の長距離移動。その車内、元アイドル・ユカに想いを寄せるタッキーは目の前で楽しそうに話すじゅん平とユカを気にしていた。
ユカ「最近のじゅん平はすごい変わった」
じゅん平「何で?」
ユカ「すごいしっかりしてるし」
じゅん平「ユカってアホな部分もあるんだよね。面白いんだよそれが。俺ん中で。」
ユカ「いややねんて。だから」
じゅん平「俺ん中でかなりそれ好きやねんけどね。おもろいねんか」
ユカ「ホンマ?」
じゅん平「逆に分かりやすいよ。その方が」
ユカ「そう?分からんわ。なんやねん」
くりかえすが、この日は5時間の長距離移動。キャラなしタッキーには、永遠に続く地獄のように感じられた
タッキー“何かすごい辛かったですね。うーん。何かやっぱ「あっ何話してんのかな」みたいな。同じちょっとダンスの話で盛り上がってるのかなぁとか。うーん。気になりますねやっぱり”
翌日。
せっぱ詰まったタッキーはユカを連れ出した!そして、いきなりスゴイ事を話し始めた
タッキー「こんなことを言っていいのか分からないけど俺この旅ですごい妬いてるよ。ホントにホントにすげぇ、妬いてるよ。メチャクチャ妬いてるよ実は。ものすごい妬いてるよ。だってじゅん平が踊ってる時なんて1人で落ちてる時あるもん。あっ俺今ここにいらないな。みたいな。あるよ俺本当に」
ユカ「あるよね」
タッキー「その娘の笑い声とかふあ~って聞こえてきて。俺よりも笑いが大きいとかさ。ちょっとショックになってるよ俺実は」
思わず本音をもらしすぎたタッキー。するとユカは
ユカ「なんかわざとヤキモチ妬いて欲しいっていうのはある」
タッキー「それはある」
ユカ「私も拗ねちゃったりもあった。自分の中で。なんか(その人が)他の子としゃべってて、あーとか思って入れないとか」
タッキー「え~そんなの俺いつもだけどな。」
日記その夜、ホテルには熱心に日記を書くユカの姿が。そこには、ある想いがつづられていた
ユカ“タッキ―はユカの事、どう思っているんやろ?”
そして
ユカ“ユカはタッキーが好き”
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