煮え切らない千ちゃんに本気でぶつかるデヴィ/初代あいのり第44話のネタバレ
初代あいのり43話では、千ちゃんのデヴィへの想いが徐々に募ってくる中、新メンバーの合流で焦りだす回でした。
44話の題名は「迷い路」フジテレビでのオンエア日は2000年9月4日。
千ちゃんのぎこちない態度
知り合ったイタリア人のパオロに案内されフェリーでカプリ島へ向かう一行。
盛り上るフェリーの中、ひとり元気のない千ちゃん。
そんな千ちゃんをデヴィが誘った。一体何を告げるつもりなのか。
デヴィ「仲間がせっかく集まったのにそっけない態度とってたじゃない?皆心配してたから。あと千ちゃんが恋愛に関してどう思ってるのかなと思って」
いきなり核心をつくデヴィ。
千ちゃん「ゴメンナサイ」
デヴィ「何で謝ってんの?」
デヴィにどう話していいか分からない千ちゃん。
青の洞窟 8時間後、カプリ島に到着。
美しい景色が広がるカプリ島は歴史ある別荘地。そして8人はパオロの計らいで船を安くチャーターしてカプリ島の名所、青の洞窟へ。
ゴウと一番仲の良いパオロは皆ともすっかり打ち解けた。青の洞窟の入り口を発見しボートに乗り換え中へ入ることに。
千ちゃんとデヴィは別々の船に乗る。そしてボートはいよいよ青の洞窟の中に潜入。その中は宝石のように美しく青い水が広がる。太陽光線が海底で屈折し海水を青くしているという。
ゴウとパオロの争い
すると、ゴウとパオロがオールの取り合いを始めた。まずはパオロがオールをゲット。2人の言い争いは続く。
しかしこれは2人の物語の前兆に過ぎなかった。
青の洞窟を満喫した一行は続いて島巡りへ。景色を楽しむ中ひとり物思いに更ける千ちゃん。
一方、そんな千ちゃんを見つめるデヴィ
“会って二日目だったんだけどもう千ちゃんには私しかいないって。ピュアな人とか思って。千ちゃんは俺はこうだっていうのが無いから、変わるんじゃないか、成長する人なんじゃないかなって思ったから惹かれたんだと思う”
お互い想いながらもすれ違う2人。
しかし、この直後千ちゃんに衝撃的な悲劇が訪れる。
パオロの案内でカプリ島を満喫する一行。島を巡りビーチに到着。夢の楽園と呼ぶにふさわしい美しいビーチ。
そこへ女性陣、水着で登場。するとパオロ
「極上の水着や」
女性陣、パオロのワイルドな胸毛にタッチし大ハシャギ。
すっかり気を良くしたパオロ豪快な泳ぎ。
千ちゃんに本気でぶつかるデヴィ
しかし、そんな中相変わらず落ち込んでいる千ちゃん。そんな様子にいたたまれなくなったデヴィが千ちゃんを誘った。
デヴィ「メンバーが増えてすごく楽しくなってきた。恋愛もどうなるかわからない」
千ちゃん「皆が揃うとそうだと思うよ」
デヴィ「違う。私の恋愛の行方がどうなるかわからないって言ってるの」
千ちゃん「はい、そうだと思います」
デヴィ「私が避けてるの分かった?」
千ちゃん「分かってた。それが辛くてさー。俺ってダメなのかなぁとかいろいろ考えた。俺じゃだめなのかなー誰が好きなのか分かってるっていうか絶対好きになった人と帰りたいなと思うし、考えてた。考え過ぎてた」
デヴィ「一回さぁ目覚まそうよ」
千ちゃんにビンタするデヴィ。
デヴィ「自分の事ダメダメって言わないでよ。ダメじゃないじゃん」
千ちゃん「精一杯しかできないんだよな、俺」
デヴィ「ずっとさー旅参加して心細かった時とか千ちゃんいて安心したし、こんな人の前で悩むの初めてかもしんない」
千ちゃん「誰かを好きになるってさー苦しくなる。今まで自分に無かった事だから分からないんだよね。どう対処していいかとか分かんないんだよね」
一度も付き合ったことが無い千ちゃん。初めての想いにどうしていいか分からなかった。
そんな千ちゃんを強く思うデヴィは溢れる涙を止められなかった。
カプリ島からナポリに戻ってきた一行。ラブワゴンの中、落込む千ちゃん。
一方、なおにちょっかいを出すゴウ。実はこの2人ゴウはエリート、なおはギャル系と対照的だった。対照的な2人の会話は大阪にできる新しいテーマパークの話題。
なお「何ていうトコ?」
ゴウ「ユニバーサルスタジオ」
なお「聞いた事ない」
ゴウ「知らないの?」
なお「知らん。ヒラカタパークとかエキスポランドとかじゃないの?」
ゴウ「ディズニーランドみたいなもん」
なお「行った事ある?」
ゴウ「あるよ。フロリダの」
2人のトークここで終了。
パオロのあいのり参加が決定!
ホテルに戻ってきたメンバー。すると突然パオロが
「お願いします。一緒に行かせて下さい」
あいのりの旅に参加したいと言い出したパオロ
「お金は自分の持ってますから、全部自分で払いますから」
早速、メンバーは話し合うことに。すると
「パオロいたらおごってくれるじゃん。イタリア語できて心強いよね」
メンバー全員OK!パオロ、あいのりの旅同行決定!
パオロ(パオロ・スコニャミーリオ)は23歳でイタリア国内旅行中の大学生。京都大学に1年間留学経験あり。
パオロとゴウのライバル関係
その夜、部屋で考えるゴウ
"僕、小っちゃい頃とか海外でばっかり生活してて周りの話とかについていけなかったりするんですよね。そういう意味でパオロは僕は結構心の支えなんですけどね。良き友であり良きライバル"
実はゴウは以前パオロから、なおの事を気に入ってると聞いていたのだった。なおを想うゴウにとってパオロはライバルだったのだ。
ゴウ&なお&パオロ 翌日、ナポリの街へ繰り出したメンバー達。そんな中パオロ、なおの側を離れない。
するとゴウ
「あっち行け邪魔だよ」
パオロを邪魔物あつかい。そして3人、水飲み場を発見。ゴウ、真っ先に飲む。パオロはなおを先に飲ませる。さすがイタリア人、レディファースト。すると、なおがパオロにハンカチを差し出す。パオロ一歩リードか!?
その日の夕方、ゴウがなおを誘い出した。
ゴウ「彼氏に絶対やって欲しくないのって何?」
なお「ギャンブルと女関係。パチンコでも毎日行かれたら絶対イヤやで。毎日行く暇があるんやったら会ってやって思うもん」
ゴウ「僕はアメリカの大学院行きたいって思ってるのね。つきあったら二年間遠距離。付き合ってる人と将来結婚するとするじゃん。だから、二年間犠牲にしてもいいから、自分もすごい勉強して、いい資格とか取っていい会社入って彼女を幸せにできたらいいなって思うよ」
少しずつお互いのことを話しいい感じの2人。が、そこへパオロ乱入。
なおを巡る三角関係が思わぬ展開へ!!