デヴィが千ちゃんの地元岩手へ行き両親へ挨拶/初代あいのり第49話のネタバレ
初代あいのり48話では、千ちゃんがデヴィへ告白し、成功。2人で無事帰国する回でした。
49話の題名は「千ちゃん&デヴィ・岩手編」フジテレビでのオンエア日は2000年10月16日。
千ちゃんの地元岩手に初めてきたデヴィ
千ちゃんとデヴィがカップルになり帰国してから一週間後、岩手県胆沢町に千ちゃんの姿が。
実は今日、ここ千ちゃんの地元へデヴィがやってくるのだ。帰国してから初めて会う日。そして千ちゃんにはもう1つの目的があった。デヴィを両親に紹介するという目的だ。
そしてついにデヴィがやって来た。
デヴィ「もう感動。岩手入ってきて空気が全然違う」
そして千ちゃん「うちの車、あれ」
千ちゃんの愛車、岩手版のラブワゴン登場。
岩手のラブワゴンで2人だけのあいのりの旅が始まった。
デヴィ「今日さ、お父さんとお母さんに会えるんだよね。ドキドキするんだけど」
千ちゃんの故郷、ここ岩手県胆沢町は美しい日本の村景観コンテストを初め数々の賞を受賞した日本を代表する田舎。「日本1の田舎宣言」という本まで出版されている。
山道に差し掛かった岩手のラブワゴン。車内のトークもはずむ。
千ちゃん「こういう所は時々逃げた牛とかいるから」
デヴィ「へぇ、道路歩いてるんだ」
胆沢川を案内する千ちゃん
車を降り千ちゃんがまず案内した場所は日本で6番目の清流として有名な胆沢川。ここで千ちゃんがデヴィにランチを御馳走すると言い出した。デヴィを残し着替える。なんと潜って魚を捕るらしい。千ちゃん本当にニジマスをゲット!更に見事に調理。その味にデヴィも大満足。
その帰り道、千ちゃんはヘビについて熱い思いを語る。
「シマヘビよりアオダイショウの方が大好き。マムシはつかめないね」
その時、ヘビを発見。すると素手でつかんで振り回す千ちゃん。さすが野生児。
千ちゃんの両親と対面
そして夕方、いよいよ千ちゃんの家へ。デヴィは緊張を隠し切れない。ついにご両親とご対面。お母さんとお父さんが出迎えてくれる。そしてデヴィの訪問を聞きつけ友達も駆けつけてくれる。お母さんの音頭で乾杯。こうして賑やかな夕食会が始まった。
千ちゃんの両親と友達に囲まれ楽しいひとときを過ごすデヴィ。その時、お母さんが飛んでいるハエを素手でつかまえた。さすが千ちゃんの生みの親、恐るべし。
そんなお母さんにデヴィは「何か通いたくなっちゃうお母さんですよね」
するとお母さんも「盆と正月が一緒に来た感じ。娘が私に来てくれるってカンジ」
お母さん、すっかりその気。
「こんなざっくばらんな所ですけどねいつでも遊びにいらっしゃってくださいね」 思わぬ大歓迎に嬉しさで一杯のデヴィ。そしてそんな2人の姿に千ちゃんもひと安心。
家族との団らんの後、千ちゃんが縁側にデヴィを誘った。
デヴィ「今日来て一番大きかったのは千ちゃんのお母さんと話せた事。太陽みたいなお母さんだよね。あんなに気さくに話してくれるとは思わなかった。良かった。」 こうして2人の一日は終わった。
すぐに岩手へは来れないと断るデヴィ
翌朝、ご両親とお別れ。別れを惜しみながらデヴィは去って行った。駅へ向かった2人。
千ちゃんにも別れの時が。
デヴィ「また電話とか手紙とかで連絡とろうね」
千ちゃん「体大事にしろよ」
デヴィ「千ちゃんもね」
千ちゃん「俺、最強だから」
そして千ちゃんはデヴィにどうしても聞きたいと思っていた事を口にした。 「いずれはこっちに来ないですか。もし良かったら」
デヴィ「すごいいい町だっていうのは分かったから考えさせてください」
千ちゃん「是非とも来てください」
いよいよ電車が来る。そしてデヴィは千ちゃんの頬にキスをした。あいのりでの2人の物語はここまで。しかし2人で歩む道のりは今始まったばかりなのだ。
藤原くんの決意
朝市 一方、フランスを旅するラブワゴン。一行はアヌシーの朝市へ。フランスは食料自給率世界一の農業国。朝市にも新鮮な食材が並ぶ。そんな中並んで歩くなおとゴウ。相変わらずラブラブだ。
しかしそんな2人を見つめる藤原くんの姿が。藤原くんは第一印象からなおの事が好きだった。しかしゴウとなおの仲は急速に深まっていった。
イタリアにいた頃の藤原くんの日記には
“ゴウのなおへの気持ちは予想以上に強いしだからなおはあきらめる”
と書かれていた。藤原くんはなおへの気持ちを諦めようとしていた。
ところがそんな藤原くんの気持ちを燃え上がらせたのは千ちゃん。
「絶対諦めない方がいい」
千ちゃんの言葉で恋する勇気を取り戻した藤原くん。そして千ちゃんとデヴィのカップル誕生を見た藤原くんの日記には
“少しでも諦めようとした自分が恥ずかしくなった。今からは一歩も譲らない気持ちでなおに向かっていこうと思う”
この藤原くんの決意で新たな三角関係の火蓋が切って落とされようとしていた。
チャーハン アヌシーの朝市を歩く一行。昼食はチャーハンに決定。近くの公園で食べることに。久し振りのチャーハンに全員、大喜び。
昼食を終えたケンイチがなおを誘った。
ケンイチ「メシの中にグリンピース入ってたの知ってた?ゴウ必至で食ってんの。かわいいよな」
なお「うそ。なお食べられへんから?」
実はなおはグリンピースが嫌いだった。そんななおの言葉を覚えていたゴウ。チャーハンの中に入っていたグリンピースをゴウはすべて食べていたのだ。
なお「見えへん優しさがいいよな」
ゴウの思わぬ優しさを知ったなお。嬉しさがこみ上げる。
そしてその日の夕方、なおがゴウを誘った。
ゴウ「皆心配してたよ。体調壊しちゃって。だから僕はあえて大丈夫なんて聞かない。大丈夫?」
なお「全然大丈夫」
ゴウ「他に悩みはないのか。なおはちゃんと言わなきゃ、僕に。そしたら僕が解決してあげる。間違いないよ」
三人なお「何が聞きたいの?」
ゴウ「恋愛の話だよ。してる?」
なお「うん。私自分から告白するかもしれん」
ゴウ「いいなーケンイチ」余裕のゴウ。
しかしそんなゴウに波乱の足音が近づいていた。
翌日、藤原くんがゴウを誘った。
藤原くん「まだ意志固いの?」
ゴウ「なおしかいないんだよな」
藤原くん「だから僕とゴウはライバルなのかなと思って」
ゴウ「何だじゃあライバル宣言だったの?これ」
藤原くん「ライバル宣言しようかなと思って」
ゴウ「喜んで」
藤原くんの宣戦布告に余裕のゴウ。しかしこの余裕が意外な結末を呼ぶ事をゴウはまだ知らなかった。