ケンイチが千夏へ告白！千夏が出した答えとは、、、/初代あいのり第54話のネタバレ
初代あいのり53話では、藤原くんとなおが見事カップルになって帰国。ゴウが恋愛を引きずっている回でした。
54話の題名は「傷心」フジテレビでのオンエア日は2000年11月20日。
ケンイチが牛追い祭りで千夏へアピール
スペイン、パンプローナの街で牛追い祭りに参加する事になった男性陣。千夏を想うケンイチは「千夏の為に」何と愛の疾走宣言！
牛追い祭りとは柵の外へ最後まで逃げ出さない事が勇気の証となる。果たして男ケンイチは宣言どおり勇気を示してその熱い想いを千夏にぶつける事ができるのか？
そしてついにスタートの合図！まずは第一陣の牛が猛然と襲い来る。
すると関ちゃんあっさりと戦線離脱。そしてツネも脱落。一方、ケンイチとゴウはまだ柵の中。そこに第二陣の牛が迫ってくる。これにはゴウも戦線離脱。ケンイチは勇敢にもまだ柵の中。そして見事ケンイチは最後まで柵の中をキープ！
千夏への熱い想いを宣言どおり勇気という行動で示したケンイチに惜しみない拍手を送るメンバー達。これには千夏もちょっと嬉しそう。
その帰り道、何と２人は手をつないだ。今、ケンイチと千夏に恋の女神が微笑んでいた。
お祭りをすっかり満喫する一行はおいしそうなものを発見！ハモン・セラーノと呼ばれる豚の生ハムをトーストに乗せたもの。わずか５０円でボリューム満点。メンバー達大喜び。
そんな中、観覧車を発見。スペインの観覧車は速くてデカイ！！早速一行も乗ってみる事に。しかしここでいい感じだったケンイチと千夏に事件が。観覧車に乗る組合せをジャンケンで決めたところ関ちゃんと千夏が一緒に乗ることに。
しかしケンイチは「不服やなぁ」
そして関ちゃんを連れ出し「千夏と乗らせてもらいたい」と関ちゃんを強制排除。強引に千夏を奪い観覧車に乗るケンイチ。しかしケンイチの自分勝手な行動に千夏が怒ってしまった。険悪なムードのまま無言で回る観覧車。
千夏とケンイチが険悪な雰囲気に
その直後ケンイチに
千夏「もういっこもケンイチ分かってへんし…」
ケンイチ「他のはどうでも良かったんだけど観覧車だけ乗りたかってん」
千夏「あんなんしたらどうしたらいいか分からへんやん」
そして２人は後戻りできない最悪の状態に。
千夏「私はケンイチの何なん？」
ケンイチ「…」
あまりにストレートなケンイチの愛情表現を千夏は受け入れられなかった。その夜ケンイチはゴウの部屋へ相談に。
ケンイチ「好きやから熱くなってしまって俺も反省してるけど」
ゴウ「千夏はどういう反応だったの」
ケンイチ「結局言われたんはケンイチの何なん？っていう話やな。確かにその通りやと思うわ」
ゴウ「僕はなおに気持ち真っ直ぐ伝えて最後まで突っ走れば良かったなって…」
ケンイチ「そやな…」
寂しい夜が更ける。
ストレートなケンイチにどう対処してよいのかわからない千夏
翌日、バルセロナに到着。ここバルセロナは別名、芸術の都とも呼ばれ、サクラダ・ファミリアを設計した天才建築家ガウディを始めダリやピカソなど多くの芸術家が出た所としても知られる。街中では大道芸人たちが行き交う人を楽しませている。
しかし千夏とケンイチの間には気まずい雰囲気が。そしてそんな２人を心配したのか関ちゃんが千夏を誘った。
関ちゃん「戸惑っちゃう？」
千夏「あんなにガッとされた事ない。前から向ってくるタイプの人ってどうしていいか分からへん」
千夏はストレートに気持ちをぶつけてくるケンイチに戸惑いどうしていいか分からなかった。
一方、ケンイチは離れていく千夏の心に気付きながらもなすすべを知らなかった。
どうして良いかわからないケンイチがラブワゴンへ！告白を決意
その夜、千夏はケンイチの事を考えていた
“やるせない気持ちをケンイチに当たってしまったのかも知れない。そんなにケンイチを追いつめる気はなかったのに。今ケンイチと話がしたい”
千夏の心は今ようやく新たな恋へと動き出そうとしていた。だがそんな千夏の想いを知るはずもなくケンイチがある決意を固めようとしていた。
ワゴンへ “手遅れかどうか分からへんけど俺は千夏しかおらへんていうか千夏しか考えてないから、無理かも知れんけどやれる事は最後まで。それが例え結果が悪くてもそんなんじゃないねん”
膨れ上がる千夏への想いをどうする事もできなくなっていた。
そしてケンイチが向った先はラブワゴン！狂い始めた２人の恋の歯車。ケンイチは一か八かの勝負に出た。
バルセロナの夜、告白の場所でケンイチは千夏を待つ。そして千夏がやって来た。
ケンイチ「俺にとって千夏は絶対必要な人で、だから…うまい事言われへんな」
溢れる想いをうまく言葉にする事ができないケンイチ。そして千夏の前に土下座する。
ケンイチ「もう出きる事はもうそんな…」
千夏「何でそんな事せんといてよ」
ケンイチ「ついて来いやなんてかっこ良く言えたら良かったんだけど…ごめん。俺はお前と帰りたい。俺について来て欲しい。考えてくれ」
今精一杯の想いを伝え去っていくケンイチ。
千夏の出した答えとは！？
翌日、祈る思いで千夏を待つケンイチ。メンバー達がラブワゴンからその様子を見守る。緊張と不安がケンイチの胸を締め付ける。ケンイチの必死な想いは届くのだろうか？
その時千夏がやって来た。
ケンイチ「俺はお前と帰りたい。絶対お前守ってみせるし幸せにするし。俺を信じてついて来て欲しい」
果たして千夏の出す結論とは？
千夏「私は真っ直ぐに見てくれるケンイチを大好きだったけど、今のままでは一緒に帰れない。ごめんね。ありがとう」
ケンイチ「俺はお前と出会えた事と一緒に旅できた事とお前の事好きになれた事は俺は良かったと思うし。俺はこの旅に悔いはないし、後悔してないし」
この瞬間、ケンイチと千夏はここスペインで悲しい結末を迎えてしまった。
わずかなタイミングなずれが２人の恋の歯車を狂わせてしまった。メンバー達もやるせない思いで、ただ涙を流す。
こうして５カ国にも及ぶケンイチのあいのりの旅が終わった。
ケンイチはスペインの大地で輝く星となった…。
