片思い状態が続くあいのり。直也の想いはどうなるのか/初代あいのり第86話のネタバレ
初代あいのり85話では、ユウが直也へ。直也がなっちゃんへ。なっちゃんがダイスケへ恋をする絡み合う状況の回でした。
86話の題名は「片想い」フジテレビでのオンエア日は2001年7月16日。
りんごとの過去を聞いたなっちゃん。ダイスケへ何をしてあげられるのか
エクアドルを走るラブワゴンはこの日、人気の温泉へ。
しかし、温泉なのに泥だらけ。実はこのヴァニョス・ド・サンビセンテは有名な泥温泉。泥の成分が美容に最適だという。
7人も水着で入浴し楽しく過ごす。しかしダイスケは1人。そんなダイスケが気になるなっちゃん。
この温泉ではマッサージのサービスもあるという。早速、なっちゃんがマッサージを体験。
ベッドに横たわった直後、何とブラ紐をはずされた。それを見た直也、感無量。
そして再びなっちゃんに悲劇が…。お尻の方までマッサージされ、水着がずり落ちなっちゃん半ケツ。そして直也は渾身のガッツポーズ。
過激なマッサージの後、日干しするダイスケの隣りにさり気なく座るなっちゃん。
ダイスケと初めてゆっくり話せる。
なっちゃん「私が入る前って、どんな事があったの?」
ダイスケ「うーん…」
なっちゃん「へへへへへっ」
ダイスケ「ある子がね、俺の事好きになってくれてね。でもその子の気持ちに応えられんで断ったんよ。でもその子が与えてくれたもんっていうかその力はものすげぇデカイものがあって…」
なっちゃん「そんな事があったんだ」
初めてダイスケからりんごの事を聞いたなっちゃん
なっちゃん“私はダイスケに何がしてあげられるんだろう”
ユウの恋は直也へ一直線だが、、、
ラブワゴンは次の街、モンタニータに到着。ここは伝説のビーチを求めて旅するヒッピー達の聖地。
そして今日の宿は茅葺き屋根の5階建てホテル。階段の替わりのはしごを上って部屋へ辿りつく。
すると目の前に広がる美しい海。早速、サーフボードを借り海へ。真っ先に海へ繰り出したのは直也。
さすが茅ヶ崎育ちのアメリカ帰り、ナイスライディング。
そんな直也に近づこうとするユウ。どんどん離れてしまう直也に必死で追い縋るユウ。なんとか直也に追いつく事ができた。
そしてそんな2人の元へ伝説の波がやって来た。直也と同じ波に乗れたユウの日記には
ユウ“同じ波に乗った。ユウの恋も一緒の波に乗れたらいいな”
一方、海から上がってきた直也は
直也「俺ネックレス無くしちゃった」
なっちゃんとお揃いで買ったネックレスが波と共に消えてしまったのだ。あまりのショックに打ちひしがれる直也
直也「俺無くしちゃった」
ユウ「探す?」
直也に優しく声を掛けるユウ。
そしてユウは直也の為にいつまでもネックレスを探し続けた。
なっちゃんへの片思い状態の直也
夜の街に繰り出した一行。すると観覧車を発見。
世界を旅するラブワゴンは今まで色んな観覧車に遭遇してきた。
今回、エクアドルの観覧車は遊園地に観覧車がいっぱい。さらにゴンドラが横回転する観覧車。エクアドルではグルグルと回る観覧車が当たり前。7人も乗ってみる事に。
するとダイスケが気になるなっちゃん。一歩ずつさり気なくダイスケのそばへ近寄りついにダイスケの隣りに。
そして7人を乗せた観覧車が回り始めた。
そんな中、直也が見上げていたのは楽しそうに過ごすダイスケとなっちゃんの姿。観覧車に乗り込む時、なっちゃんに近づけなかった直也
直也“無理して隣りに座ろうとかすると引かれそうっていうか、俺はすごいワイルドかと思ったって最初言われてるからどうしたらいいのかなっていうか緊張するっていうか。いつも…”
そんな直也の想いをよそにあまりに回る観覧車に恐怖のなっちゃん
なっちゃん“しゃべるどころかダイスケの顔も見れなくなってしまいました”
その日の夜、男性メンバーの部屋では突然、陽生が
陽生「俺がシャレ言うよ」
実は新メンバーの陽生は皆に早く馴染もうとダジャレに悩み続けていたのだった。そしてついにダジャレを披露する時がやってきた。
陽生「フトンがフットンだ」
このダジャレに一同、黙り込む。
翌日。ラブワゴンの車内、なっちゃんの隣りをゲットした直也
直也「昨日海で遊んでてネックレス無くなっちゃった」
なっちゃん「無くなっちゃったの?マジで?うわー」
直也、気を取り直して別の話題へ
直也「前さ言ってた彼氏って、どこ行っちゃったの?」
なっちゃん「アメリカ」
直也「仕事で?」
なっちゃん「ううん。自分が行きたいとか言って、夢があるとか言って」
実は直也もアメリカで仕事をするのが夢だとなっちゃんに話していた。
直也「やっぱどっかで働いててそこからあまり動かなくて、っていうような人が…仕事も決まってて、安定してるような…」
なっちゃん「夢のある人は、いついなくなっちゃうか分からないから。不安は不安だよね」
直也大ショック。
愛か、それとも人生の夢か。どうするアメリカ帰り。
ダイスケを誘い出したなっちゃん
その日、ホテルで一息つく一行。
そんな中、ダイスケを誘い出したなっちゃん。中庭で2人きりになる。
一方、ホテルでのんびり過ごすメンバー達。
しかし直也はなっちゃんの姿が無い事が気になっていた。たまらず席を立ちなっちゃんを探しに行く直也。
そして窓越しにダイスケと2人きりのなっちゃんを発見。2人の元へと急ぐ直也
直也「なっちゃん卓球しよう。行こうぜ」
しかし、
なっちゃん「行こう、一緒に」
とダイスケを誘う。
ダイスケ「いいよ。俺ここにおるけん」
直也「いる?残る?」
うなづくなっちゃん。すると直也は
直也「じゃあ俺も残ろう」
とりあえず割り込む直也
直也「じゃあビリヤードしよ」
なっちゃん「ビリヤードできないよ。私」
直也「教える」
なっちゃん「卓球よりできないよ」
直也「じゃあ卓球しよ。ダーツは?」
なっちゃん「ダーツ?私、間違えて直也の目に射すかもしんない」
なっちゃん、さりげなく拒絶。すると気をきかせたダイスケが席を立つ。
するとなっちゃん
なっちゃん「行こっ」
直也「いいよ」
ダイスケの後を追う様になっちゃんはその場から去っていった。ひとり、取り残された直也
直也“なっちゃんは夢を追いかける人は好きじゃなく、俺はどうしたらいいんだろう”
なっちゃんの想いに気付き悩む直也
翌日、ラブワゴンの車内では、
直也「昨日またいろんな事考えちゃって寝れなかった。俺相関図で、来てねぇなとか、そういやぁ誰からも第一印象いいって言われてねぇな」
ユウ「言われてないって…」
直也「いや分かんだよもう、いて…」
直也の心をやりきれない切なさが包む。そしてそんな直也を隣りで心配そうに見守るユウ。
その日の夜、ユウが直也を誘い出した。ユウは直也とどうしても話しがしたかったのだ。
この旅で直也はいつもユウを励ましてくれていた。
実はボリビアでユウが恋愛できずに悩んでいた時、心配してくれたのは直也だった。そして石で「LOVE」という字を作って励ましてくれた。そんな直也に元気が無い。
ユウ「いっぱいいっぱい、直也はいい所があるよ。野生的なのにナイーブな所でしょ。」
直也「それってほめてんの?」
ユウ「ほめてんの。ロマンチックでくさい所でしょ。誉め言葉。じゃあ直也に自信あげる。矢印を向けてる人はきっといるよ」
ユウは精一杯の言葉で直也を励ました。ユウの励ましの言葉は届いただろうか?
つっちーが直也を誘い出して励ます
翌日、姉御キャラのつっちーが元気の無い直也を誘った。
この旅でお姉さん的存在のつっちー。もちろん直也とも気のおけない仲間のような間柄。
直也「でも分かんないんだよな、どうしたらいいんだろう」
つっちー「何がわかんないの?」
直也「1人の女性に対してどうしたらこの人と近づけるかなって考えた時そのやり方が分かんないんだよな」
つっちー「でもやっぱり近づきたいって思う気持ちがあるならさ、まずは気付いてもらう。やりすぎない程度に気付いてもらう事って大事じゃない」
直也「いや、俺こうしちゃいられねぇ」
つっちー「すごい失礼。面白すぎてむかついた。そっか…」
その日初めて直也の気持ちを知ったつっちーの日記には
つっちー“応援したいと思う。でも正直聞きたくなかった”
人知れず微妙な想いを抱えるつっちー。
そしてこの後、7人の恋は誰も止められないドミノのように一気に加速していく。