あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

鉄の告白を受けたみほはラブワゴンに残ることを決意。コータも動き出す/初代あいのり第157話のネタバレ

初代あいのり156話では、玲花が突然のリタイア宣言。それを経験した鉄が触発されて、みほへ告白を決意してラブワゴンに向かった回でした。 

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157話の題名は「2人で夢を・・・」フジテレビでのオンエア日は2003年1月20日。

 

鉄がみほへ告白

美しくライトアップされたレオンの教会で、ひとりみほを待つパイロット候補生の鉄。真っ直ぐな想いを伝えられるのか?いつもは強気な鉄も緊張を隠せない。

すると、鉄がおもむろにポケットから何かを取り出した。それは告白の言葉が書かれた紙。そしてリハーサル

鉄「パプアでみほと初めて話をした時の事僕は今でも良く覚えています。(みほが)急に泣き出して僕は本当にびっくりしました。今は2人でアハハって笑えるけどね。みほはやっぱり僕の思った通りの心の優しいガンバリ屋さん」

その時!ガンバリ屋さんがやって来た

鉄「…。初めてパプアで(みほと)会って急にほら泣き出したじゃん。あれだってびっくりしたしさ。ねぇ今じゃこうやって2人でアハハって笑えるけどさ。やっぱりあの涙はみほの心の優しさを示しているものだと思ったの。どんどんどんどんみほの事が好きになってた。これ覚えてる?」

鉄が取り出したのは、白いミサンガ。

パプアニューギニアで、同じ日にあいのりした2人。鉄は旅になじめず苦しんでいたみほの相談に乗っていた。そのお礼にみほが鉄に渡したのが、この手作りのミサンガだった。

しかし、みほの気持ちを知って、怒鳴ってしまったあの日以来、鉄は2度とミサンガを付ける事はなかった

鉄「みほが嫌な事思い出しちゃうから外した方が良いんじゃないかっていう、ある女の人(玲花)からの助言があって外したの。でも俺なりのちっちゃな反抗なんだけどいつも俺こうやって左のポケットに入れてたの」

みほ「そうだったんだ」

鉄「こんな心のこもったもの俺もらった事ないしさ。それこそ本当に大声でヤッターって叫びたかった。その位俺嬉しかったからこれ。自分じゃ強いと思ってたつもりだったけどやっぱり俺は弱虫な人間なんだと思う。でもね、一途なところ。そういう一途な想いだけは俺は誰にも負けないから。だから俺はやっぱりみほが好き。日本に帰ろう。じゃあまた明日」

胸にしまい続けたみほへの想いをぶつけ、去って行った鉄。ひとり残されたみほは

みほ“鉄、すごく変わった。鉄は自分の弱さを知ろうとしていた”

そして一方、スタッフが訪れたのはコータの部屋

スタッフ「さっき鉄がみほに告白した」

コータ「ふぅ~」

あまりの急な事態にコータは言葉を失うしかなかった。

 

みほへの告白で焦るコータ

鉄がみほに告白したその夜。コータの部屋をカズくんが訪れた。そして

カズくん「コータええの?マジで、後悔しない?」

コータ「分からん」

カズくん「わかんねぇならやるんじゃないの普通。遅いぜ、後悔したって」

カズくんの言葉にただ黙り込むだけのコータ。

海辺でみほに拒絶されたあの日以来、みほととどう接していいかわからなくなったコータ。そして2人の間に出来た大きく深い溝。みほの気持ちを知らないコータは今、不安に押しつぶされそうになっていた

カズくん「分からんけど告白の力ってデカイぞ。玲花言ってたやん。南ちゃんと帰ろうと思ったって。目いっとうで」

コータ「当たり前だ」

深夜、部屋で一人悩むコータ。鉄に先を越された今、自分は一体、どうすべきなのか…。だがコータは、その答えを見つけられない…

 

みほが出した答えとは、、、

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そして、運命の朝がやってきた。レオンの街を一望する丘の上で鉄がひとりみほを待つ。

そしてラブワゴンから鉄を不安な表情で見つめるコータ。今、2人の男に恋の結論が出ようとしていた。

その時!みほがやって来た。鉄の熱い想いの行方は!?

鉄「やっぱり旅に参加してよかった。今心からそう思える。じゃあ僕もみほと一緒に夢を見たいです。みほも僕と一緒に夢を見ましょう。死ぬまで本当に死ぬまで一緒に夢を見ましょう。鉄と一緒に日本に帰ってください」

みほ「昨日は本当にびっくりした。鉄の優しさ、私は最初は分からなかったのね。でも昨日も一生懸命鉄の行動を振り返って鉄の持ってる優しさ、それをやっと今理解できた。いつも見守ってくれてたんだよね」

鉄「見守ってました」

みほ「本当にそれは感謝してる。ありがとう。でも私は一緒に日本に帰ることはできない。今私の気持ちの中で恋心が芽生えていてそれが私にとって初恋で味わった事の無い感情と今向き合ってるから。ごめんね」

鉄「いいよ」

みほ「頑張るね。本当にありがとう」

鉄「僕もありがとう」

鉄を残し、ひとりラブワゴンに戻るみほ。鉄の一途な想いは届かなかった。

 

鉄との別れ

そして別れの時・・・。

カズくん「俺も頑張って帰るで」

鉄「夢は諦めたらそこでお終い」

ゆかちん「鉄には何もしてあげられなかったかもしれないけど鉄は頑張ったから。私はその鉄の勇気見習って頑張るから。ちょっと虫!」

鉄「虫には好かれんだよ。俺は」

コータ「お疲れさん」

鉄「俺はコータに励まされて良かったと思ってる。頑張ってよ」

みほ「ありがとう」

ゆかちん「ケンカしようねまた」

鉄を残し、ラブワゴンは再び旅に出た。

こうしてパイロット候補生鉄の一途な恋はレオンの大空へ消えていった。

 

鉄と別れ、再び走り出したラブワゴン。

その車内、鉄を断りコータの隣に座るみほ。しかし、コータはかける言葉が見つからない。

みほの気持ちを知らないコータは全く自分に自信を持つ事が出来ずにいた

コータ“気が気じゃなかったしすごい焦ったしすっごい張り詰めてたんでマジでホッとしました”

この日のコータの日記には

コータ“みほお帰り”

 

ゆかちんとカズくんの関係

ついに4人となったメンバーを乗せラブワゴンは中米ニカラグアを走る。

そして、やって来たのは、ボアコ。山に囲まれたこの街は牧畜業が盛ん。そのため街中でも、馬が普通に庶民の足として活躍している。

4人になり寂しくなったメンバーは少しでもテンションを上げようと、雰囲気の良さ気なホテルにチェックイン。

しかしガラスのない窓、鍵のないドア、さらに水の出ないシャワー。まさに、ないないづくしのこのホテル、しかしヤモリ君はいる。しかもとってもたくさん。4人のテンション、大下がり。

 

翌日、気晴らしに公園を訪れた4人。

するとカズくんがゆかちんを誘った。想いを寄せるカズくんに誘われたゆかちんは嬉しくてたまらない。すると、カズくんが何かを取り出した

カズくん「ニカラグア第二弾やで」

カズくんが書いた漫才の台本だ。カズくんとゆかちんは、この旅で漫才コンビを組んでメンバーを盛り上げてきた。

トンガであいのりし、3カ国目を迎えたカズくん。しかし、未だ恋の動きはない。

この日もメンバーを盛り上げるために、ゆかちんを誘い漫才の稽古に励んだだけだった。その時ゆかちんは、複雑な思いでいた

ゆかちん“カズくんの中で私は今、どういう存在なんだろう。ただのコンビの相方なのかな…”

 

翌日。ボアコの街に、大勢の人がくり出してきた。この日は街の誕生を祝った年に1度のお祭り。盛り上がる街にメンバー達もくり出した。

すると4人がやって来たのは、闘牛場。そしてこの闘牛場で、コータの恋は大きな岐路を迎える事となる。

500キロを超えるどう猛な牛に立ち向かう男たち。カウボーイの街ボアコでは闘牛は生死を賭けた勇気ある男の晴れ舞台。その勇敢な姿にメンバーたちも大興奮。

 

みほへの告白を決意したコータが動き出す

そんな中、1人表情の固いコータ。みほに対して自信を持てない情けない自分を断ち切りたい

コータ“今、僕のみほへの想いを伝えよう”

そしてコータが動いた!愛する女性のために…自信を取り戻すために…今、ひとりのロマンティストが命賭けの勝負に挑む!

そして!出てきたのは体重は600キロを超える、ボブ・サップの様なとんでもない暴れ牛!地元の男たちさえなかなか近づけない。

そんな中誰よりも勇敢に牛に近づいていくコータ。コータは自信のない自分を振り切ろうと、さらに牛を挑発する。

その時何と!挑発にキレた体重600キロの猛牛がコータに怒りのヘッドバット!果たしてロマンティストは、死んでしまったのか?

あまりの光景に言葉を失う女性陣。その時大拍手が「スッゲェよ。サムライボーイ!お前はこの街の英雄だ」

そこには、以前の自信のないコータの姿はなかった。そしてこの時、コータの胸にある決意が刻まれていた

コータ“僕の旅の終わりが近づいています。みほ、愛してる”

コータは6カ国に及ぶロマンスを追い求めた旅に今終止符を打とうとしていた。

玲花の突縁のリタイア。それに触発された鉄はみほへ告白を決意する/初代あいのり第156話のネタバレ

初代あいのり155話では、コータとみほの間に鉄が入り込み、焦りを感じるコータが印象的な回でした。

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156話の題名は「スクランブル」フジテレビでのオンエア日は2003年1月13日。

 

コータの二面性に戸惑うみほ

ニカラグアの大地を走り続けるラブワゴン。やってきたのは、レオン。コロニア様式の街並みが美しく、かつてはニカラグアの首都だった古い歴史を持つ街。

6人は昼食をとるため、市場の食堂へ。ここは、安くて美味しい料理が食べられる、レオンの台所街の人達でいつもにぎわっている。

ようやく空いた席につくメンバー。するとコータと1番離れた席に座ったみほ。今みほの心は大きく揺れ動いていた。コータの心に潜む2つの人格が気になり海岸でコータを拒絶してしまったみほ。恋愛経験のないみほは、どうしていいのか分からなくなっていた。そんなみほを、不安な瞳で見つめるコータ。

メニューは、「バホ」1皿180円。牛スジ肉とユカイモの煮込みにキャベツ等の野菜がどっさり載ったヘルシーなレオンの名物料理。お味もなかなかのようだ。

 

コータとゆかちんの友情

昼食後、6人がやってきたのは、カテドラル。中米最大の大きさを誇るこの教会は、レオンのシンボルだ。

早速、6人はカテドラルの屋上へ。そこからは、古都レオンの美しい街並みが一望できる。そんな中、みほは旅の相談役、玲花と話し込む。一方、ひとりたそがれるコータは不安と必死に戦っていた。

その時、そんなコータに気付いたゆかちんがやってきた。パプアニューギニアで終わったコータのゆかちんへの片想い。しかし、共に長い旅を続けていくうちに2人の間には確かな友情が芽生えていた

ゆかちん「頑張ってる?」

コータ「どうなのかな。ドキドキの連続だよ。例えばだけども俺とカズくんが仲良しだとするじゃん。で、俺がゆかちんの事追っかけてるとして」

ゆかちん「待った分かんない。例え話が分からない」

コータ「もういい」

ゆかちん「コータの例え話難しいからさ、A君B君にしようよ」

コータ「A君とB君が仲良しなのよ。ゆかちんがA君に声を掛けるとでもB君も」

ゆかちん「あっ三角関係ね。早く言いなよ。三角って」

悩む29歳コータに、21歳のゆかちんは

ゆかちん「考えすぎない事だよ。コータ考えすぎだよ。素直にいるのが一番良いよ。コ-タらしく行きたいと思ったら行ってもいいと思うけど」

コータ「いや行くけど行くけど行くけどいや違う。今ほら何か話し込んでる風だったから。今はマズイかな」

ゆかちん「やらないで後悔するよりやって後悔した方が良いと思う」

コータ「でもまぁうん。そうだね。でもまぁ何だろ。まぁそうなんだけど、そうだね。そうだよ。その通りだ。全くだ」

納得したコータが、ついに動いた。玲花と話し込むみほの元へ。しかし

コータ「どうしよっか、どうしよっか…やめとこ…」

コータ断念。

 

みほが初めての恋愛での苦しみ

その夜、6人は夕食のレストランへ。その店内、コータの後ろで、ひとり暗い表情のみほ。そんなみほを心配して、ゆかちんが近づいてきた。

みほ「お腹すいてないの」

ゆかちん「でもマフィンとかも頼んどいて持って帰っちゃえ。残してもいいから。ご飯は?」

みほ「うん。いらない」

ゆかちんの優しさに押さえていた涙がこぼれ落ちていた。

そしてテーブルでは、コータの隣に座ったみほ。だが

みほ「…。ごめん。具合が悪いの」

コータ「ううん気にしてない。気にすんな。本当に気にすんな」

夕食からの帰り道、みほにどう接していいのか分からず急ぐように先を歩くコータ。ひとりぼっちで歩くみほに気付いた居酒屋女将の玲花が心配し、足を止める。

みほ「ごめんね」

玲花「謝ることないって」

みほ「ごめんなさい」

玲花「何で?」

みほ「ごめんなさい。ごめんね皆に迷惑かけてるよね。私だってさ食事の時泣いちゃったから食事の雰囲気悪くしたよね」

玲花「悪くなかったよ」

みほ「ううん。悪くした私が」

玲花「違うそれみほだけだよ。考えてんの。全然悪くないって」

みほ「私がいると皆の迷惑になるからいいっ」

玲花「またぁ」

みほの日記には

みほ“今の私はダメ人間だ。弱虫に戻った。自分でも腹が立つ。もうどうしてよいか分からない”

その頃コータは

コータ「あ~う~」

うなされていた。恋の闇を彷徨い続けるコータとみほ。そして2人の恋には、この後さらなる試練が待ち構えていた!

 

ワゴンホテルを出発したラブワゴン。車内では、パイロット候補生の鉄とみほが隣り同士に。すると

鉄「風あたってるか?」

鉄は想いを寄せるみほを優しく気遣う。さらにみほを退屈させないよう、必死で話題を探す鉄。そして・・・鉄はひらめいた

鉄「あのね不思議なことにさ、味噌汁ってみーんな違うんだよな。皆出身が色々違うからなんだろうけど。そこの地方のやっぱり食べ方ってあるらしくてさ」

小さな勘違いから始まった、鉄のみほへの熱い想い。弱さを隠し強がって生きてきた鉄は不器用な接し方でしか自分の気持ちを表現できなかった。しかし、その一途な想いは今も変わる事はなかった

鉄“自分は心から、『ああやっぱりこの子が好きなんだ!』と思える”

鉄「カレーライスもね、結構違うなぁ」

 

遂に、ゆかちんの恋が動き出した!

ワゴンを降りた6人は、レオン郊外の小高い丘にやって来た。ここで、鉄と、居酒屋女将、玲花が2人きりに。

しかし、玲花は黙りこんだまま。パプアニューギニアからあいのりした玲花。その心には、離婚という忘れられない過去があった

玲花“その人(夫)をすっごく好きだったんですけど自分の家族(両親)を取ってしまった。過食症と拒食症の繰り返しで…”

玲花は、未だに過去を乗り越えられず苦しみ続けていた

玲花「不安にならない?何か」

鉄「なんないね別に」

玲花「鉄どうにかしてよ。応援して」

思わず弱音を吐く玲花。すると鉄は

鉄「俺応援はするけどでも結局は自分だよ」

その鉄の言葉は、玲花の心に突き刺さっていた。

 

翌日、公園でのんびりとニカラグアの午後を過ごすメンバー達。するとブランコを見つけ走り出したのはさわやか不動産屋カズくんとゆかちん。

2人は、クツ飛ばしをする事に。童心に還ってはしゃぐ2人は、とっても楽しそう。

ゆかちん「楽しいね」

カズくん「おもろいで。ゆかちんさぁそう言えばさ。この間ふっと思っててんけどさ。ここ(あいのり)に本気で来ようと思った動機は何なん?」

ゆかちん「私はこの旅でやっぱりすっごい好きな人にすっごい好きって伝えてカップルになって帰りたい」

カズくん「すごいな。ホンマに恋愛で来たんやね」

ゆかちん「でも本当恥ずかしいじゃん。私ガッツイテ来ましたみたいなさ」

カズくん「ええやんそれで」

ゆかちん「でも何かそれも隠すのも嫌だから」

カズくん「俺はそれでええと思っとおでさ」

ゆかちん「でも自分の中で過去を引きずってるとか」

カズくん「しょうがないよ。今までにあった事ってさ、この人好きになったからってパンって消せるもんじゃないやん。絶対に俺もそうやし」

何事も前向きに考え、勇気づけてくれるカズくん。この日のゆかちんの日記には

ゆかちん“カズくんといると本当にたのしい。自分も素の笑顔がでる”

パプアニューギニアで熱血モデル・綱喜の告白を断ったゆかちん。それ以来、ゆかちんは、恋にも旅にもいつもの前向きさを失っていた。

そしてトンガで、ゆかちんの前に現れたカズくん。いつも明るく、ポジティブなカズくんと接しているうちにゆかちんの心はいつしか元気を取り戻していた。そして

ゆかちん“ここ最近ずっと何かカズくんの事が頭に浮かんだりとか目で追ってしまったりとか…。これ本当に自分恋してるなって…”

オーストラリアから、あいのりして5ヶ国目。今、ついにゆかちんの恋が動き出した!

 

玲花が突然のリタイア宣言

レオンで迎えた夜。ホテルで居酒屋女将の玲花が鉄を呼び出した。この旅で鉄の1番の理解者だった玲花。そして、玲花自身も鉄の厳しい言葉で助けられてきていた

玲花「私はね、鉄にもらったものがいっぱいあるんだよ。言ってもらってすごく力になった事が。だから私もね、鉄の力になりたくて…。今のままじゃちょっと私が見てても不安なんだよね。鉄っていうものがすごく強すぎて。弱い人は上から言われるとどんどん潰されていく。一緒に波長というか歩幅合わせていかないと」

鉄にぶつける厳しい言葉には玲花のある思いが込められていた。

 

翌日、ホテルのレストランで昼食を食べる6人。いつもと変わらないメンバー達の楽しい食卓。元気のなかったみほにも少しずつ笑顔が戻っていた。しかし、昼食後事件は起きた!

玲花「すいません。あの…皆に話したい事があって。この場を借りて…。この昼食でリタイアします」

何と玲花、突然の帰国宣言。

玲花「すごい楽しい昼食で良かった。最後の昼食が…。」

カズくん「何でなん?」

コータ「ちょちょちょっと待ってよ。待て待て待て待てよ」

玲花「ごめんちゃんと説明する。私皆にずっと話したかった事があって。この旅にね、参加したのはね。4年前に結婚してちょっと前に離婚したのね」

玲花の過去を初めて聞いた5人は言葉を失っていた。

玲花「私はその過去を忘れたいと思ったの。だけどなかなかこの旅初めてもずっと理想像がその人でなかなか自分でそういう整理ができなくてね。なんかこうだんだん自分もおかしくなっちゃってて。自信なくして自分を卑下して。でも皆で生活してきて何かすごく自信がついてきて皆と1人1人話してさ心開いてさ、皆私のこと接してくれたでしょ。居場所が無いと思ってたけど」

少しずつ過去を忘れ、新たな恋に踏み出そうとしていた玲花。しかし、それでも玲花には旅を諦めなければならない理由があった

玲花“旅を続けていても又、いつ倒れるか心配な面もあります。その度に周りに心配かける事をしたくない”

玲花「私世の中の人がね、すごい私の事を何だって思ってもこのメンバーだけは分かってくれると思うから。だから…本当に出会えてよかった。ありがとう」

コータ「何となくね、玲花はそういう過去持ってるんだろうなって思ってさ。何となく俺1回も聞いた事無いけどさ」

そして、玲花が席を立った。

鉄「ちょっと待った。ちょっと待った。俺と話す時間ある?本当に行っちゃうの?」

鉄の手を振り払い、玲花は仲間達のもとから去って行った。

こうして、居酒屋女将玲花の旅は、リタイアという形で幕を閉じた。あまりに突然の玲花との別れにメンバー達は動揺を隠せずにいた。

 

鉄が告白を決意!

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玲花が帰国したその夜、レオンの街をひとりさまよう鉄

鉄“玲花は去っていった。目頭が熱くなるようなそんな余計な御世話を精一杯私の為に残して。本当にありがとう”

向かった先は、ラブワゴン!?

鉄「ハイ、シドニー

シドニー「ハイ、テツ」

鉄「チケットを下さい」

シドニー「グッドラック」

鉄「サンキューグラシアス」

ついに鉄、恋のスクランブル発進!単独飛行の果てに、どんな未来が待っているのか!?

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コータとみほの恋愛事情。距離が縮まらないことに焦るコータ/初代あいのり第155話のネタバレ

初代あいのり154話では、スペシャルでコータとみほが更に接近をしたが、コータの抱える過去が明らかになった回でした。

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155話はスペシャルで、題名は「ブラックホール」フジテレビでのオンエア日は2003年1月6日。

 

鉄がみほへ、再度猛アピール

ニカラグアを旅する6人。この日、ラブワゴンの席順をジャンケンで決める事に。するとパイロット候補生の鉄とファーストキスを夢見るみほが、隣同士に。しかし、鉄は思いを寄せるはずのみほと何も話そうとせずただ外を見つめるだけ・・・。

再び、みほに対し、積極的に動き始めた鉄。プライドを捨て、カバンも持った。みほのコータへの強い想いを知る程に一方通行の自分の恋にむなしさを感じていた。そんな落ち込む鉄に気付いたみほ

みほ「何か考えてる?悩んでる?」

鉄「悩んでるというよりはあんまり皆の恋の邪魔をしたくないんだよ」

鉄は、光さえ見えない今の辛い現実から逃げたかった。すると

みほ「鉄は自分の事が皆から迷惑がられてるとか思ってるかもしれないけどちゃんとトンガで話し合いしてどんどん鉄変わってきてるじゃない。だから自分をいじめる事ないよ。鉄の満足のいくようにやっていいと思う。」

メンバーの複雑な思いを乗せ、ラブワゴンは農村地帯をひた走る。

 

この日、ドライバーのシドニーさんの案内で6人が訪れたのは孤児院。

ここ、サンホセ孤児院で暮らすのは4歳から18歳までの女の子ばかり50人。内戦で親を失った子供や、貧しさの為、親に捨てられてしまった子供が肩を寄せ合って共同生活をしている。

そして、この施設に1人の日本人が働いているという。宮澤亜希美さんは、青年海外協力隊員として、ここ孤児院で働いている。

青年海外協力隊開発途上国の援助をするボランティア団体で全世界、120ヶ国以上の国々に、医療や土木、教育など様々な専門技術や知識を持つ人材を派遣している。栄養学を学んだ宮澤さんの主な仕事は、孤児院の食事作り。偏りがちな孤児院の食生活を改善する為に安くて栄養価の高い、大豆を使った料理を広めながら子供達の栄養の指導に力を注いでいる

宮澤さん「ちょっとでも栄養の知識つけてもらえたらと思って。活動して早21ヶ月」

鉄「当時付き合ってた彼氏とかいた?」

宮澤さん「あの置いてきました。というか彼も協力隊の…」

実は、宮澤さんの恋人も協力隊の隊員。しかし、彼の派遣先は15000キロも離れたミクロネシア連邦。2人は2年間、この遠距離恋愛を続けている

宮澤さん「今離れてるけど結構(彼が)心の中で支えてくれてる。こっちに来て涙が出る位悔しかった時とかボロボロって泣いて。でも彼もしんどい時もあって絶対頑張ってるし、彼がいるから頑張れる」

玲花「すごいつながりっていうか深い」

遠距離に負けない強い愛情に、6人の心も熱くなる。

 

 

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午後、外はどしゃぶりの雨。そんな中、1人たたずむ鉄の姿が。叶いそうもないみほへの想いに苦しんでいた鉄。降りしきる雨を見つめながら、鉄は自分がとるべき行動を必死に考えていた。

スコールも上がった夕方、学校から帰って来た子供達が6人を取り囲む

子供たち「ずっと一緒にいるの?」

ゆかちん「一緒にいるよ」

その言葉に子供達は大喜び!嬉しさのあまり、子供達は、メンバーを外へと引っ張り出した。

親からの虐待や育児放棄によって、大人に甘えた事がほとんどない子供達。遠く日本からやってきた6人達とのふれ合いに大ハシャギ。

そんな中、積極的に子供たちを盛り上げていたのは孤独な少年時代をすごしてきたコータだ。コータ大人気!

その時、鉄が思いもよらぬ行動に出た!大胆にも、みんなの目の前でみほを誘い出した鉄。そんな2人の様子を見てしまったコータ

コータ「そっか…」

鉄「まあ、一縄の望みを懸けてワゴンに乗ってた。その望みすら消えかけてて、でも朝みほにああいう形で励まされてここ1、2週間の優柔不断にケリがついた」

みほの言葉によって、恋する勇気を取り戻した鉄。その頃コータは棒立ちになっていた。

そして、この瞬間からコータの恋は出口の見えないブラックホールに吸い込まれていく事になる!

 

宮澤さんの言葉で感銘を受けるコータ

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翌朝、孤児院には、メンバー達から離れひとり物思いにふけるロマンティストコータが。

昨日、突然自分の目の前で、みほを誘い出した鉄の強引な行動。コータは今、焦りを感じ始めていた。そんなコータの姿に気付いたのは宮澤さんだ。

その日の午後、青年海外協力隊の宮澤さんがコータを呼び出した

宮澤さん「コータくん、メンバーの中では好きな人はいないの?」

コータ「いるいる。一緒にいたいなこいつと、っていう人がいることに気付いて、もうダメです。本当に一緒にいたくてしょうがありません」

宮澤さん「好きやったら好きで行っちゃダメ?」

コータ「やっぱり周りの雰囲気もあるしね。他のメンバーがいる所でいつでもずっと行ってたりしたら雰囲気悪くするし、相手も疲れちゃうかもしれないしとか…」

宮澤さん「今一緒にいられる6人はうらやましいな。例えば一緒の物を食べたり一緒の物を見たりこれをどう思うとか同じ物を見て共感することも出来るやん。そういう事ができるのってやっぱり一緒に側にいてこそやし」

コータ「今2人で話せる時間全然無いのよ。すっごい焦りとかあるのよ」

そんなコータに宮澤さんは

宮澤さん「女神の後ろ髪はハゲだったって知ってる?」

コータ「さっぱり分からないんですけど」

宮澤さん「前から走ってくる女神のね、その良いタイミングよ、タイミング。タイミングで掴まないと振り返って、あって掴まえようと思ったらもうその女神の後ろ髪は無くて掴めないの。だからあって掴もうと思ったその時に掴まないとチャンスは」

宮沢さんの言葉が、コータの胸に大きく響き渡った…

 

みほとゆかちんが恋の辛さについて話す

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一方その頃、庭の片隅では、ファーストキスを夢見るみほと牛丼屋のゆかちんの姿が。

みほ「旅どう?」

ゆかちん「旅楽しいよ。みほは?どんな感じだった?恋って気付いた瞬間」

みほ「何て言うんだろう。味わった事無い感情がいっぺんに出てきた。恋をしたらきっと毎日が楽しいんだろうけどすごく苦しくなったりすごく考える時間が増えたり恋で悩む自分っていうのが初めてだから。何か今すごくね、自分の色んな感情と闘ってるっていうのかな」

みほは今、恋する事の辛さを実感していた。

この旅で、コータの優しさにふれ、惹かれていったみほ。恋する喜びを、初めて知ったみほにとって、毎日が夢のようだった。しかしコータがふいに見せた冷ややかなもう1つの素顔。優しさと冷たさ、コータの心に宿る相反する2つの人格にみほは今、大きな不安を抱き始めていた。

 

孤児院で、それぞれが色々な思いを抱く

最後の日そして孤児院で過ごす最後の日・・・

まるで家族のように、共に時を過ごした数日間。言葉の壁を越えて、メンバーと子供達の間に確かな絆が芽生えていた。メンバー達は思っていた。孤児達の為に何かしたい、そして何かを残したい。

女性陣は、子供達に日本食の晩御飯を作る事に。居酒屋女将の玲花を中心に、手際良く50人分の料理を作っていく。

一方男性陣は、孤児院の人達と協力して荒れた道を整備する。重労働の末、立派な道が完成。これには子供達も大ハシャギ。

その日の夕方、女性陣の作った夕食は日本の子供が大好きなチキンライスにジャガイモのサラダ。そして和風の味付けのナスの煮物。初めて食べる日本食に子供は「リコ(おいしい)」女性陣が作った料理、大好評!子供達もいっぱいの笑顔で答えてくれた。

夕食後、鉄がノリノリで子供達を盛り上げる。メンバーと子供達は、時が過ぎるのも忘れ、踊り歌い続けた。だが別れの時は刻一刻と近づいていた。そんな中

鉄「泣くなよお前」

ひとりの少女が泣き出してしまった。すると次々泣き出す子供達。

複雑な家庭に育った孤児達は別れが近い事を敏感に感じ取っていた。いつか来るとは分かっていた別れの時・・・でも、ずっと一緒にいたい・・・数日間、共に過ごし心を分かち合ったメンバーと子供達は別れを惜しむ家族のように泣き続けていた…翌日、孤児院の子供達と別れの時。

宮澤さん「すごい楽しかったと思います。愛情もいっぱいもらって。皆の事好きで忘れられないと思います」

孤児達と過ごした忘れられない時間。その輝く想い出を乗せてラブワゴンは再びニカラグアの大地を走り始めた。

 

みほとの距離が縮まらないことに焦りを感じるコータ

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次の街を目指すその車内、みほをじーっと見つめる男が…コータだ

コータ“今はとてもじゃないけど落ち着けないですね。自分に自信が欲しいためにもみほと2人で話したいだけですけれども”

コータは、なかなか縮まらないみほとの距離に、焦りを感じていた。

街へ向かう途中、近くの海岸に立ち寄る事にしたメンバー達。ニカラグアの海に日が沈む。赤く染まった海に目を奪われる6人。そんな中、メンバーの輪から離れたみほ

みほ“コータの事で色々考えて私も1人で心の整理をしたかったりとか”

一方みほを見つめながら、はやる気持ちを押さえ切れないコータ。この時、コータは孤児院の宮澤さんの言葉を思い出していた。そしてコータが動いた!女神をその手で掴まえるために。

コータ「夕陽沈んじゃうよ。見てて見てて。もう消えちゃうから。ほらほら消えるでしょ、消えるでしょ。あっ消え、消えた」

みほ「消えたね、うん消えた。あのさ、今日はひとりでいようかなと思って」

コータ「そうなんだ、そっかそっかごめん」

みほ「ごめん、また今度話そう」

コータ「もし今何か考え事したいんだったらもう俺ずっと黙ってるからここにいちゃダメかな。ダメなら…」

みほ「ううん」

コータ「いい?」

みほ「ううん」

コータ「ダメ?いない方がやっぱりいいかな」

みほ「…」

コータ「ごめんごめん」

みほ「違う違う」

コータ「俺何か失礼な事言った?」

みほ「ううん。何も言ってない本当。何も言ってないよ。本当に。今日はひとりでいる」

コータ「分かった、ごめんね。すぐ去るって言ってすぐ何か消えるって…」

みほ「ううん、違う。いいよいいよ全然」

コータ「じゃあね頑張って」

コータはみほのもとを去っていった

コータ“自分自身の存在が無意味に思えました。なんもかもが白くなっていきます”

一方みほは自分の気持ちをどうする事も出来ずただ泣くしかなかった。

不器用ゆえにすれ違ってしまうみほとコータ。2人に再び太陽が昇る日は訪れるのだろうか?

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順調に距離を縮めるみほとコータ。しかしコータの過去が気になる/初代あいのり第154話のネタバレ

初代あいのり153話では、玲花に告白をした南ちゃんでしたが、失敗して1人で日本へ帰国する回でした。 

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154話はスペシャルで、題名は「あなたがいるから・・・」フジテレビでのオンエア日は2002年12月29日。

 

あいのりの旅はアメリカではなく、ニカラグア

ロサンゼルスを飛び立った飛行機。6人は、行き先も告げられないまま別の国に移動する事に。

そして、ロスを出発して10時間後、飛行機は、とある小さな空港に着陸した。一体ここはどこなのか?

すると何と、メンバーを出迎えたのは、武装した軍人!何か問題でも発生したのか?

その直後有無を言わさず、連行される6人。

実は以前、日本で、番組存続に関わる大事件が発生していたのだ!

ある日、あいのりスタッフ宛に一本の電話が…すると、電話を受けたプロデューサーの顔が一瞬にして青ざめた。

慌ててタクシーに乗り込むプロデューサー。一体何があったというのか

プロデューサー「ニカラグア大使館までお願いします」

ニカラグア!?日本ではあまり知られていないニカラグアは中米のほぼ中央に位置する国。実は過去にこんな事が…。

南米大陸を経て、中米パナマにやってきたラブワゴン。パナマと言えば、11ヵ国という長旅を続けていた関ちゃんが運命の女性、優香と出会った国。続いての国はコスタリカ

コスタリカと言えば、ひた向きにダイスケを想い続けたなっちゃんに、ケッアール伝説が微笑み、見事カップルになった国。

そして、次の国はニカラグアのはずだった。しかし政情不安を理由にコースを変更、ニカラグアに入国しなかった!

さっきの電話は、何と駐日ニカラグア大使からの抗議の電話!!話によれば、「ニカラグアが政情不安」というのは古い情報だったらしく、大使はかなりご立腹らしい。

番組スタッフのリサーチ不足が原因で今まさに国際問題が起きようとしていたのだ!そして30分後、国際問題の当事者は東京西麻布にあるビルに到着。この建物の中には、中南米合わせて13ヵ国の大使館が入っているという。

中には、これまでラブワゴンが訪れた国も数多く大使同士の話題にも上るはず。さぞかしニカラグア大使は、肩身の狭い思いをしていたに違いない。ついに、プロデューサーがニカラグア大使館へ足を踏み入れる

プロデューサー「こんにちは、フジテレビの者ですけど」

大使館の人「少々お待ちください」

ニカラグアを飛ばしたせいで今度は自分が飛ばされてしまう。その時

大使館の人「どうぞこちらの方に」

プロデューサー「失礼します」

そしてついに大使と対面!こちらが駐日ニカラグア大使のハリー・ボダン・シールズさん。早速、リサーチ不足でニカラグアを飛ばしてしまった事を謝罪するプロデューサー。

果たして、大使の怒りはおさまるのか?すると

ハリーさん「前回ニカラグアに来られなかった事情は分かりました。もう気にしてませんよ。もしあなたがたがニカラグアに来るのであれば歓迎しますよ」

何と、来るなら歓迎するというありがたいお言葉。

という事で、あいのり34ヵ国目はニカラグア。中米で最も広いその国土には、熱帯雨林や火山、湖など豊かな大自然が満ちている。この国の主な産業は、農業と牧畜業。

また、日本はこの国に様々な援助をしており国のあちこちに日本から寄付された橋がかけられている。

 

ニカラグアで大歓迎をうけるあいのりメンバー

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一方、そんな経緯を知るはずもないメンバー達。その時6人の前に現れたのは、とんでもない数のニカラグア報道陣!さらに!空港の外で6人を待ち構えていたのは、派手なブラスバンド!総勢100名のお出迎え!!

そう、ニカラグア政府は、駐日大使の連絡を受け国を挙げて、あいのりメンバーの歓迎を用意していたのだった。そんな事を知らない6人はただボー然と、なすがまま。

出迎えたのは、ニカラグア外務省のアジア局長カルロスさんとノルマンさん。そして

カルロスさん「ようこそニカラグアへ。今回皆さん6人を観光親善大使として歓迎いたします」

何と、6人を観光親善大使に任命!早速、日本からはるばるやって来たVIPとしてTV取材を受ける6人。

その模様は、ニュース速報としてニカラグア全土に生中継された。その時ラブワゴン発見!

ニカラグアのドライバーは政府公認のシドニーさん、47歳。観光親善大使として始まったあいのりニカラグアの旅。そして6人の恋は未知なる国ニカラグアで誰も予想しなかった怒濤の展開を見せる事となる!

 

コータにドレス選んで欲しいとお願いをするみほ

6人がやってきたのは、ニカラグアの首都マナグア。国民のおよそ約3分の1にあたる人口100万人が暮らす大都会。しかし、街には今も馬車タクシーが走る。街行く人々もどことなくのんびりしている。

予想もしなかったニカラグア政府からの大歓迎。観光親善大使に任命された一行には何と、専属のSPが!まさに6人VIP待遇!早速、護衛車に先導され、今夜のホテルへ向かう事に。

未だボー然の6人を乗せ、走る事30分。すると、目の前には、超豪華なホテルが出現!ここはニカラグア一の高級ホテル、インターコンチネンタル。政府が6人の為に用意してくれたニカラグアのVIP御用達のホテルだ。

早速、部屋に通される6人。そこは、豪華なリビングが付いた1泊12万円のスイートルーム!ジェットバス付きのこの部屋は、当然ニカラグア政府のおごり!

さらに、一行の案内役・外務省のノルマンさんが

ノルマンさん「皆さんこれから準備をして5時にロビーに集まって下さい。今夜外務省主宰の晩餐会にご招待いたします」

何と、6人を晩餐会にご招待!クローゼットには、6人の為のパーティー用のスーツとドレスまで用意されていた。すると、ロマンティスト・コータが

コータ「あの緑色のレースっぽいのなんかはみほに合うのかなあ」

そして、晩餐会の衣装に着替える6人。そんな中、おっとり系のみほが

みほ「私その緑のやつがイイ」

まっさきに緑色のドレスを選んだ

みほ“私は緑のドレスに決めました、コータに見てもらいたくて”

ファーストキスを夢見てパプアニューギニアからあいのりしたみほ。初海外で旅になじめずにいた自分をまるで、兄のように優しく支えてくれたのがコータだった。面倒見が良く、リーダーとして旅を引っ張っていたコータ。

そんなコータに、みほは生まれて初めての恋をした。そして、みほの心に芽生えたコータへの想いは日を追う事に、大きくなっていった。

 

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その日の夕方、ホテルのロビーにはあいのり初、スーツ姿の男3人。会社でいつもスーツのカズくんは、エリートビジネスマン風。コータは、ロン毛がホスト風。そして鉄は社長風?

するとドレスに身を包んだ女性陣が登場!元気娘・牛丼屋のゆかちんは、赤のドレスでセクシーに変身。黒でアダルトに決めた居酒屋女将・玲花はウィッグもつけて完璧コーディネート。

そして、コータの為に緑色のドレスを選んだみほは、ひとり緊張。ドレスを着るのは初体験。ここに、ドレスアップした6人が勢揃い。

みほ「緊張する」

コータ「もっと胸張っちゃった方がいいよ」

みほ「うん」

コータ「よく似合ってるよ」

その言葉に喜びを噛み締めるみほ。

 

ニカラグア観光親善大使の晩餐会へ招待される

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そして、観光親善大使の6人は晩餐会会場へ出発。その車内、コータの隣に座り嬉しそうなみほ

みほ「これ(スーツ)は自分で選んだの?ネクタイも全部?」

この、みほの何気ない一言がコータの眠れる知性を呼び醒ます事に

コータ「もし自分で選んだらまず紺のスーツでしょ?で、3つボタンでしょ。でここ(衿)がねとがってるでしょ。あのねここがとがってるのピークドラベルって言うんだけれども普通はこれほら今シングル合わせじゃない?ダブル合わせだとピークドにするのって多いんだけれどもシングル合わせでピークドのやつ持ってんだ。で、多分ベストも着るね」

止まらないこだわりトーク、さらに

コータ「これ(ネクタイ)も今日3回巻いてるのね。生地が薄いから。ここに今へこみが1個あるじゃない。ティンプルっていうんだけれどもこのディンプルがちゃんとした形にならないと気に入らないの。あとこれ大剣と小剣ていうのあの剣って字書いてね。大剣と小剣て言うんだけれどもこの長さが揃ってないと嫌なの」

過去数々のメンバーが引きまくったコータのマニアックで長い話。その話にみほは

みほ“結構みんなは、(話が)長い、長いとか、難しいとか、本当訳わかんないとかボロクソに言うんですけど嫌だなって思った事はないです。独特ではあるけれど、自分の世界をしっかり持ってて周りにどんな事言われようと、自分のスタイルを変えないっていうのは、意志がすごく強い人なのかなって思います。難しい、すごい専門的な話は相槌だけうってあんまり聞いてなかったりします”

…なるほど。

 

なぜか、みほとコータがダンスをすることに

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ラブワゴンを降りた6人は、晩餐会のレストランに到着。メンバー達を出迎えたのは、ニカラグア外務省、そして社交界の名だたるVIPばかり。

こうして日本・ニカラグア両国の首脳が集い友好の晩餐会が始まった。ここで、観光親善大使を代表して、コータが挨拶

コータ「本日はえー大変豪華なディナーにお招き頂きまして誠にありがとうございます。僕達はえー皆さんにこうして招いて頂けるなんて事を知らずにこの国に来てしまいましたけれども皆さんの大変温かい歓迎を受けましてもう一変でこの国が好きになってしまいました。本日はありがとうございます」

コータ大使、見事な挨拶。しかし揃って、得意の英語を披露するカズくんと鉄。コータ大使…沈黙。

今宵のメニューは、この国一番のシェフが腕を振るったフランス料理のフルコース。楽団の生演奏を聞きながら、ワインにシャンパン、豪華料理を頂く。この旅では考えられない夢の様なひと時…幸せな気分に、溺れそうなメンバー達。

そして食事の後はダンスタイム。そんな中、想いを寄せるコータとぎこちなく踊るみほ。その日の日記には

みほ“人を好きになると何でも楽しく思えるんですね。人を好きになると、心が幸せになれるのですね。本当、夢のひと時でした。21年間生きてきた中で今日が最高に幸せな1日だったと断言できる位一生忘れられない日となりました”

 

コータもみほのことが好きだと確信

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晩餐会を終えた夜、メンバー達から離れ、玲花は夜風に当たっていた。南ちゃんの告白を断って以来、玲花の心にぽっかりと穴が空いていた。そんな玲花のもとに近づく人影が、コータだ

コータ「オッス」

玲花「気持ちいいね」

コータ「どう?今日は、楽しかった?」

玲花「うん、最高」

コータ「お酒ちょっと、途中で止めちゃってごめんね」

玲花「ううん、ありがとう。あのままいったら暴走中だったから、きっと今でも」

コータ「あ、良かった」

玲花「どうよコータは最近?楽しく生きてる?」

すると、コータは

コータ「今ね、1つ結論らしいものが見えてて…それぞれ色んな人を見てきて。で、辿り着いたかも」

ニュージーランドからあいのりしすでに6ヵ国を旅してきたコータ。この旅で、ロマンスさんを追い求め次々と、心惹かれたメンバーにアプローチしてきたがその独特な感性が理解されず、想いが叶う事は一度もなかった。

そんなコータが、パプアニューギニアで出会ったみほ。旅に慣れず、泣いてばかりだったみほをコータは、まるで妹のように支えてきた。それは、この旅で誰からも頼りにされなかったコータが初めて感じた人に必要とされる喜びでもあった。

そしてコータは、今までみほを支えてきたはずの自分がいつしか、みほによって支えられていた事に今気付いたのだった

コータ“ただ傍にいたい。傍にいて欲しいとか傍にいたい。すごくでもシンプルなんですけども個人的にはこれが好きの形かなとか思ってて”

コータ“みほだけが、たった1人のロマンスさん。僕はみほのことが好きです”

 

みほからミサンガのプレゼント

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翌日、SP車に先導されホテルを出発したラブワゴン。外務省のノルマンさんに案内される6人。

するとそこには、変わった形をしたモニュメントが。よ~く見ると、本物の戦車がコンクリートで固められていた。

ノルマンさん「ここはニカラグアの歴史的な公園で平和の公園と呼ばれています。ご覧のようにここにあるのは古い戦車や武器で昔戦争で使われたものです」

1981年、ニカラグアで、国民と当時の独裁政権との間に起こった内戦。10年に及ぶ激しい戦いの末、国民は勝利を収め自由を手に入れた。しかし、その代償に、多くの国民が家族を失い多くの建物が破壊された。内戦の傷跡は今もなお、ニカラグアの社会に大きく残っている。

この公園には、当時使われた約3000ものライフルや機関銃などの武器が、コンクリートで固められていた。それは「2度と武器を持たない」という国民の強い意思を表していた。

そんなニカラグアの歴史の側面を知ったメンバー達は、平和の公園で思い思いの時間を過ごす。するとコータがみほを誘った!

みほ「こうやって話すのも久しぶりかな」

コータ、一気に勝負に出るのか?その時!子供たちが…

みほ「コータ、子供がいっぱい」

子供「ミサンガちょうだい」

コータ「さっき皆にあげたんだ。つけてるじゃん」

何かあげられる物がないかと、ポケットを探すコータ

コータ「これどうよ」

みほ「ゴム」

コータ「喜んでくれてる良かった」

お人好しのコータ子供達の相手ばかりで、みほと全く話が進まないでいた。するとみほが

みほ「この石さ取れそうになっちゃうって言ってたじゃん。で、これ今日自分で編んだの。いつも荷物とか持ってもらってるから、体力的な面で絶対勝てないじゃない。やっぱり男の人には。だからこういうので」

コータ「いいの?」

みほ「うん。これからも多分お世話になっちゃうと思うけど。ゆるかったかな?」

コータ「そんな事無いと思うよ。普通に前してたのもこんな感じだったし。すごい良い色だと思うんだけど」

みほからもらった初めてのプレゼント

コータ“手作りミサンガ、すごく嬉しいです。クゥーッ、ヤホーッ”

 

コータの深い傷

平和の公園を後にした6人はブラブラと、マナグア市内を歩いていた。すると学校を発見。ここで、玲花がある事に気付いた

玲花「屋根だけの学校なんだ」

確かに、その校舎には壁がなくその代わりに、金網で周りを囲んであるだけだった。すぐ隣は道路で、車がひっきりなしに通っている。貧しい家庭の子供達が、無料で通う事のできるこの学校。車の騒音と排気ガスの中で、6歳から18歳までの子供達が教室の境さえもないひとつ屋根の下で一緒に勉強しているのだ。

メンバー達は、授業を見せてもらう事に。そんな中、コータは子供達に積極的に話しかける

コータ「おおー、コータ。ユアネーム?名前?ナーメ、何だっけ?」

そして昼食の時間、子供達と給食室に来た6人。すると外でスゴイ数の子供達が行列を作り出した。

実は、寄付でまかなっているこの学校は全員の子供に給食を与えられない。特に貧しい家庭の子を優先し全生徒の半分しかお昼を食べる事が出来ないのだ。

その給食も、マカロニとご飯だけの質素なもの。しかし、いつもお腹をすかせた子供達にとってはこれがご馳走だった。内戦によって、経済に大きな打撃を受けたニカラグアは中米で最も貧しい国の1つとされている。幼い頃から、学校に行かないで家計を助けるために働いている子供たちも多い

玲花「一方ではすごい贅沢してるのにね」

コータ「貧富の差が激しい国ってそういう部分があるよね」

そして、学校を後にするメンバー達。すっかり6人になついた子供達はいつまでもラブワゴンを追い続けていた。子供達と別れ、学校からの帰り道。ひとりのメンバーに異変が…誰とも話そうとせず、外を見つめ、険しい表情を浮かべるコータ。

実はその心にはまだメンバー達が知らない深い傷があった。

 

元のあいのり形式の旅へこだわるメンバー

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その夜、ホテルのレストランで夕食をとるメンバー達。観光親善大使の6人は、ニカラグア外務省持ちで豪華な料理を食べ放題!

しかしこの日ばかりは食事の進まないメンバー達。6人の脳裏には、昼間目にした光景が焼き付いていた。そして夕食後、話題は小学校の事に

ゆかちん「屋根だけの学校っていうのを初めて見て色んな問題があってすごい辛い思いをしてる。でもすごい無邪気に笑ってる子供の顔ってすごいなって。強いなって思ったの」

みほ「でもそれでもさ子供達皆すごい笑顔で唄ったり目がキラキラしててかわいかったり逆にすごい勇気づけられちゃったしさ」

コータ「俺はやっぱ切なかったな。あの子供たちが俺らの事つっついてきたりとかするじゃん。あれは彼らなりの甘え方だとは思うんだけれどもさ。強い攻撃的なっていうかさ、そういう形じゃないと甘えられないとか自分自身の事とかも考えてもあんまり甘え上手じゃなかったよなとかっていう感覚とかっていうのがあって。正直ああいう仕草とか強がってる、そういう仕草とか見てんのすごい切なかったな」

そしてこの時、メンバー達の心にある同じ思いが芽生えていた。

 

翌日、6人が動いた!向かったのは外務省・ノルマンさんのもと

コータ「今回は大変素晴らしいおもてなしを頂きまして本当にありがとうございます。6人で相談した結果、元の旅の形に戻らせて頂きたいと思っています」

大使としてではなく、ニカラグアの現実を受け止めたいという6人。その強い願いを受け止めたノルマンさんは外務省に連絡をとってくれる事に

ノルマンさん「あなた方だけで旅をする事については、何の問題もありませんがくれぐれも注意するようにとの事でした」

外務省快く承諾!

という事で貧乏旅行復活。旅の資金は1人1日、2000円これはニカラグアでの貧乏旅行ギリギリの額。ラブワゴンは首都マナグアからニカラグアを北西に向かう事に。

お世話になったノルマンさんに別れを告げあいのりニカラグアの旅は今、新たなスタートを切った!

 

みほの気持ちも盛り上がってくる

マナグア市民の台所、中央市場。色とりどりの果物や野菜が顔を並べ活気にあふれている。貧乏旅行を再開した6人。まずは、腹ごしらえという事で市場の食堂へ。

早速、ニカラグア人の日常食を注文。1番人気なのがカニなどの魚介類とニンジン、とうもろこし、山芋などを4時間かけてじっくり煮込んだ「ソパ・デ・マル」という具だくさんのスープお値段280円。大好評のスープ。

この肉から、極上のダシが出るらしい。そして、メイン料理が登場!イグアナの姿焼き500円。1匹丸ごとを炭火で丹念に焼き上げたこの料理は、精力増強に抜群。ニカラグア人の大好きなおふくろの味。

ニカラグアの市場に行けばごく普通の食材として、あちこちで売られている。取れたてで、とっても活きが良い。魚屋さんではお魚と一緒に並べられている。実は、さっきのスープの中の肉もイグアナだった。

ゆかちん“自分の体の中に大嫌いな爬虫類がいる。日本に帰りたくなった…”

しかし味の方は

コータ「もろササミ」

鉄「めちゃくちゃうめぇじゃん、これ。焼き肉、焼き肉」

コータに勧められイグアナにみほが挑戦。そして…食べた。

みほ「味はおいしいと思う、うん」

みほ“私は今、コータという存在がいるから毎日楽しい。コータという存在がいるから、強くなれる。今の私はきっと、どんどん変化しているのだと思います。私、恋して確実に強くなっているよ”

 

みほへの気持ちに自信をなくしている鉄

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ロマン市場を出発したラブワゴン。陽気に歌いだしたのは、パイロット候補生の鉄。

得意の歌で、メンバーを盛り上げる!歌をきっかけに大盛り上がりのメンバー達。

カズくん「鉄みたいなの浪漫飛行やね。鉄らしい歌や」

 

その日の午後6人は市内の展望台にやってきた。マナグアの中心にある、この展望台からは緑豊かな街並みが一望できる。

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そんな中、メンバー達から離れた鉄はひとりたそがれていた。パプアニューギニアであいのりした鉄。小さな勘違いから、鉄はみほに恋心を抱き始めた。

しかし、突然、鉄はみほは、自分が好きではないと知らされた。それ以来みほへの気持ちを閉じ込めようとしていた。その一方で鉄はプライドを捨て必死でメンバーに溶け込もうとしてきた。

そしてフィジーの海ではみほの背中を押した鉄。だが皮肉にもその時、自分のみほへの熱い想いを再び確信してしまった

鉄“はっきり言って寂しがりやですし一生一人で生きていけるようなタマではないです。本当は弱いんですよね。それは自分も自覚があって。だからこそ強がっちゃう部分があるとも思ってるんですよ”

自分の弱さを隠し強がって生きてきた鉄。みほへの気持ちに気付いたものの、どうしていいか分からない。今、鉄は錆びついていた。そんな鉄のもとに近づくメンバーが!玲花だ!

南ちゃんと共に、孤立する自分を励ましてくれた居酒屋女将・玲花。同い年で、価値観の近い玲花は、南ちゃんが帰国した今鉄にとってこの旅で1番の理解者だった

玲花「何か前に進んでる?」

鉄「難しい質問だな」

玲花「南ちゃんとさ3人で船でしゃべったじゃん。あの状況から変わったんかなあと思って」

鉄「変わったよ。変わったけど。まあでもないです。はっきり言って。年取ってると色々見えちゃう部分もあるじゃん。同い年だから分かると思うけど」

玲花「鉄は見てて実際裏表無い人じゃない。だからぶつかるんだよね。鉄ある意味損してるよね」

鉄「正直かなり落ち込んだね」

玲花「落ち込まないで」

錆びつきそうな鉄の気持ちが、玲花は痛い程理解できた。

 

鉄を心配するコータ

そしてもう1人、鉄を気にしているメンバーがいた…コータだ!

翌日、コータが錆びつき気味の鉄を誘った。コータには鉄をどうしても放っておけないわけがあった

コータ「多分今の鉄のスタンスとか見てるとすごい自分の昔を思い出してきつくなる」

コータの昔、それは旅の初め、他人に理解し難い独特な感性と不器用な接し方で、メンバー達にキモがられ孤立、いつもひとりぼっちの孤独な旅を続けてきた

コータ「俺もだからトラブルでスタートしてる部分があるから。本当女の子っていうのは一回の失敗っていうのは取り返しつかないんだなっていう風に身にしみて感じたっていうのは俺はあって。この話は多分鉄にしかしない話だけど。他の人にしても意味ねぇから」

不器用な問題児2人には今、奇妙なきずな絆が生まれていた。

鉄「俺でも真面目な話ね、考えるよ本当。優しさとか。やっぱり人の命守る仕事だからさ。いつもこうきちんと毅然としてものを言えるように求められる事がやっぱ多かったのね。でもそれを女の子の前で変えてくのがいいんだろうなとは最近は思うんだよね。そういうジレンマがある正直」

コータ「もし今うまくいかなくっても旅が続く限り(ラブワゴンから)降りて欲しくないね、鉄にも」

鉄「うん」

コータ「頑張ろうって感じで」

鉄「頑張ろう。何か今日良かったね」

コータ「そうかなあだと良いんだけど」

鉄「良かった、良かった」

コータ「ドキドキしながら話したよ」

鉄「何ドキドキ、今更何だよ。何度もケンカしたじゃねえかよ」

コータ「だからさ」

同じ旅の仲間として、鉄を励ましたコータ。しかし、これが鉄の思わぬ行動を引き起こす事になる。

 

みほを誘った鉄

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その日の夕方

鉄「たまには話すか?」

みほ「そうだね、うん」

鉄がみほを誘った。2人が話すのは、鉄がどなりつけたあの日以来

鉄「初めはね、やっぱり正直大分やらかしたと思う、俺は正直。それを言い訳にしちゃうとまあ汚いって言われるかもしんないけどやっぱり(女性に)何話したらいいか分かんなくてね。ほんとに、ほんとにそうなのよ。カッコイイ事しゃべろうっていうのはあったし正直。難しい事話そうっていうのはあったし」

みほ「私はね、何か、何て言うのかな。甘い家庭に育っちゃってお父さんにもあんま怒鳴られた事がなくて。鉄の考え、こういう男の人もいるんだなっていうのが分かった」

鉄「うん、あれは俺も悪かったと思ってる。本当にごめんね」

みほ「鉄もすごい変わったと思う。だからちゃんと鉄の事をしっかりと見ていくよ」

鉄「ありがとう。ああ、良かったあ」

数週間ぶりに2人に笑顔が戻った。そして鉄はみほへの恋をふり出しから始めようとしていた。

 

コータとみほの関係を嫉妬する鉄

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この日、6人がやって来たのは民芸品市場。この市場には珍しい民芸品が集まってくる。中でもこのカラフルなハンモックは1つ1つ手作り。この市場でメンバーが足を止めたのは、アクセサリー売場。

コータ「これさ、やっぱり俺的にね、あくまでも俺的にすっげぇイメージなんだ。透明でほらこれなんか白くてさ、水色も入ってて」

みほ「(私の)イメージ?」

楽しそうなコータとみほ。しかしみほが隣りにいてもコータの心には全く余裕が無かった

コータ“みほは僕の事をどう思ってるんだろう”

この旅で1度も実る事のなかったコータの恋。そして

コータ“みほは色々話しはしてくれてるけど自信になってないですよね”

過去の連続失恋でコータは傷つき自分に全く自信が無くなっていた。

さらに、民芸品市場を歩く6人。すると民族衣装の人々に遭遇。数10種類の民族舞踊があるというニカラグア。中でも最もポピュラーなのが、マリンバに乗せて踊るワルツのような優雅な踊り。

早速、メンバー達も近くの店で民族衣装を借りる事に。それぞれお気に入りの衣装を着て、女性陣が登場

カズくん「お姫様みたいやな」

みほを見て思わずコータもにっこり。だがもう1人みほを熱い視線で見つめるメンバーが。鉄、視線が怖い。

そして6人も踊りの輪の中へ。みほが見つめていたのは楽しそうなコータ。一緒に踊りたいみほはコータの側に近づいていく。すると前に飛び出てきたのは鉄だ

鉄「回れ回れ回れ、幼稚園生みたい?」

鉄、超ゴキゲン。

 

鉄がみほのカバンを半分持つ優しさでアピール

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市場を後にした6人。荷物を持って今夜の宿を探す事に。すると鉄が思わぬ行動に出た

鉄「持ってやるよ」

みほ「平気平気」

鉄「半分、半分、重そうじゃねえか」

何と、鉄がみほのカバンを持つと言い出した!かつてはみほの荷物を持とうとしなかった鉄

鉄「半分だけだぞ」

みほ「半分だけ?」

鉄「そっちそっち」

自分のポリシーを曲げて鉄はこの旅初めてみほのカバンを持った

鉄“僕は僕で恥かしかったですね。コータってこういう恥かしい事平気で出来るんだなと思ってすげえなあと思って。まあ、あいつのよさなんだなと思いました”

歩く事10分。6人は安そうなホテルを発見!しかしあいにく部屋が人数分ないらしい。

次のホテルを探す6人。するとここでも、みほの背後からカバンをうかがう鉄。ところが、

みほ「コータ、こっち半分持って」

コータ「うん、大丈夫?」

何と自らコータに自分のカバンを持ってもらうみほ。みほは鉄にカバンを持ってもらってコータに誤解されたくなかった。これには鉄大ショック!

みほ“恋をしているから、甘えたくなる。頼りたくなる。男の子全員に甘えようとは思っていない。好きな人だけに甘えたいのです”

みほ“恋をすると、相手の事をたくさん知りたいって自然に思うんでコータの事ちょっと深いとこまで聞いてみたい…”

コータを知りたいという想いが、さらに高まっていくみほ。しかし、初恋ゆえの、その純粋な強い想いによってみほは、絶望の波に自ら飲み込まれていく事となる!

 

ゆかちんとカズくんの漫才コンビ誕生!?

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中米ニカラグアの午後…メンバーの目を盗んでさわやか不動産屋・カズくんとゆかちんが2人きりに。そして

カズくん「前々から実は言いたい事があって。今まで言えへんかったけど今言わな…一生後悔すると思うねん」

ゆかちん「ちょっと待って」

カズくんいきなり告白か!?と思ったら

カズくん「病院行って頭診てもろうて来い」

2人「どうもありがとうございました~」

カズくん「こんな感じか。大分マシになってきたな」

あいのり5カ国目に入った元気娘・牛丼屋のゆかちん。トンガから合流した関西出身でノリの良いカズくん。明るい2人は旅の中で意気投合しいつも陽気にメンバーを盛り上げてきた。そして

カズくん「俺ら台本作ろうや。そのうちアホコンビでやるから」

ゆかちん「うん。漫才」

つい勢いで漫才コンビを組む事に!コンビ名はバランスが悪い2人という事で「テンビン」に決定!

そして、この日はテンビンの初公演。今日の為に2人は寝る間も惜しんで練習を重ねてきた。

二人「せーのこんにちは皆さん。テンビンです」

2人の漫才果たしてウケルのか?

ゆかちん「ところでカズくん、旅3カ国目だけど慣れた?」

カズくん「そうやなとりあえず3カ国って言ったらそれなりに時間経ってるしな。結構慣れてきたで俺は」

ゆかちん「私さ、全然慣れないんだよね」

カズくん「何でやねん。お前の方が先輩やろ全然。アホかお前ホンマに」

ゆかちん「カズくん怒ってる顔して怒らないでよ」

カズくん「いやそんな怒ってないけどちゅうかちょっと待て待て」

その日の夕方、ホテルの近くの公園にはカズくんとゆかちんの姿が。しかし

メンバー「…」

ウケなかった…。関西出身のカズくんのプライドはズタズタだった

カズくん「ホンマでも(漫才は)こっちが照れたらアカンでな。こっちが照れたら向こうも照れてまうからさ。自分捨てなアカン」

ゆかちん「私が間を外してボロボロにするの」

カズくん「それを無くすように練習をホンマに必死でしあなアカン」

ゆかちん「私めっちゃ頑張る」

カズくん「成功させたいでなあれは」

漫才の失敗を素直に受け止め、前向きな姿勢のカズくん。そして、カズくんはさらに前向きに理想のカップル像について話し始めた

カズくん「よくあるやん。日本でさ、えっどっちが告白して付き合ったん?とかってさ。おたがい!言うたんねん。そんなん最高やしね。お互いごっつ好きやったから付き合ってん。めっちゃ胸張って言いたない?当たり前やみたいな」

熱い恋愛感を語るカズくんはごっつポジティブだった。

 

コータの深い傷を知ったみほ

翌日、6人は、ドライバーのシドニーさんの知り合いの家を訪ねる事に。メンバーがやって来たのはガルシアさんのお宅。

この日は、日曜日。日曜日には必ず親戚中が集って昼食を食べるのが、この村の習慣。そして、メンバーにもお昼をご馳走してくれるというのでありがたく頂く事に。

一見、チマキのようなナカタマルはトウモロコシの粉を練ったものや、豚肉とご飯、様々な野菜をバナナの皮で包んで蒸し上げた郷土料理。ニカラグアでは、各家庭で日曜日に食べるらしい。

温かい家族に、笑いの絶えない楽しい昼食。メンバー達の表情からも、笑顔がこぼれる。

その日の午後、ガルシア家を後にした6人は、街に繰り出した。そこにはこれから結婚式に向かうカップルが!そこで、メンバーはそのまま近くの教会までついていき結婚式にオジャマする事に。

日曜日、教会はミサに訪れた村の人々でいっぱい。その中で、2人の為の結婚式が行われる。ニカラグアでは新郎新婦と関係のない人達も一緒に結婚を祝う。大勢の村人達に祝福され、永遠の愛を誓った2人。幸せそうなその姿にメンバー達も自分と重ね合わせていた。

 

その夜、結婚式の興奮が未だ冷めやまないメンバー達。

ゆかちん「私単純だからそういうの見ちゃうとすぐに超結婚したい、明日結婚したいと思っちゃう人だから」

カズくん「結婚したいって本気で思える位好きな人を見つけに来たで。やっぱ結婚してた2人とか見てああいう風になりたいと思える人と帰りたいと思ったし、将来結婚して一緒にいるんやったら常に手取り合ってずっと2人で一緒にしたいし」

カズくんは、結婚観もごっつポジティブ!他のメンバーも、結婚や家族の話題で楽しく盛りあがる。しかしそんな中、1人表情の暗いコータ。

みほ「もし結婚したらやっぱり家の家庭がすごい温かかったから温かい家庭にしたいしもし女の子が産まれたら友達みたいに接したいし」

すると、コータが初めて口を開いた

コータ「俺にとっては親が別に理想の夫婦像じゃない。理想の父親像、母親像でもない。親に対しては特に突然キレルね。ふざけんなとか思う部分があるから」

そんなコータの言葉に楽しげだったメンバー達は静まり返ってしまった。

そして深夜、みほは眠れずにひとり考え込んでいた。みほは、今までのコータの言葉を思い返していた

みほ“子供、家族に対して、異常な位反応して時々淋しそうにします。『人に愛されたい』『時々見せる冷たい眼』『自分の居場所』触れていいのかな。何か気になる。コータの中に優しさと冷たさの2つが住んでいます”

みほは、コータの心に宿る別々の人格を見つけてしまっていた。

 

翌日、ホテルを出発する6人。するとみほはコータの隣に座った。みほはどうしても知りたかった、コータの過去に一体何があったのか?しかしなかなか話が切り出せないみほ

みほ“ふれなくてもいい気もするコータの過去。でも気になる”

そして、みほは決心した

みほ「コータはさ、両親に対してさ。ああはなりたくないって言ってたじゃない?」

するとコータは自分の生い立ちをみほに話し始めた

コータ「別に恨んでたりとかそういうわけじゃないんだけれども叩かれる教育。

やっちゃいけない事をするから叩かれるんだけれども叩かれるからこそお袋の事とかも信用できなくて甘える事もできなくて、甘える事もできないから多分寂しい時もあったのかな。

 

弟達にあたるような感じでさ、弟達の事もいじめてたし。それでそうすればまたお袋に怒られる。怒られればやっぱり甘える所がなくて寂しくてまた、あとどっかにあたるとか物を壊すとか」

1972年、コータは尾形家の長男として、埼玉県で生まれた。幼い頃から厳格な両親の教育を受けてきたコータ。しかし、人一倍感受性が強い彼はそんな両親の厳しい教育を素直に受け入れる事が出来なかった。

やがて、親の愛情に対し、不信感を持ち始めたコータは現実から逃げ空想の中に身を置くようになった。学校でも友人関係をうまく築けずその少年時代は孤独なものだった

コータ“いじめられっ子でしたよね。周りと意見が合わせられないっていうのは普通に子供の頃からだったと思うんで。体力も無かったですし、だから手出されたら本当へこむだけっていう感じの泣いて帰るだけで…”

高校進学後もコータは変われなかった。わずか1年で自主退学。人とうまくコミュニケーションをとれずなかなか旅になじめなかったコータ。その背景には、そんな孤独な少年時代の生い立ちがあった。

一方コータとは、対照的な温かい家庭で育ったみほにとってコータのかかえる心の傷はあまりに深く大きなものだった

コータ“彼の中の心のモヤを、私が取り除いてあげたいけれど私にそんな力があるのでしょうか。やっぱり初めての恋、自信がないよ”

今、明らかになったコータの秘密!その心の闇に足を踏み入れてしまったみほ。恋の物語は激しく揺らぎ始めていた!

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南ちゃんが玲花へ告白。玲花が出した答えとは、、、/初代あいのり第153話のネタバレ

初代あいのり152話では、玲花が急に南ちゃんを避けるような態度を取ると、南ちゃんが告白を決意した回でした。 

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153話の題名は「Burning」フジテレビでのオンエア日は2002年12月23日。

 

南ちゃんが玲花へ告白

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告白を決意した南ちゃんがチケットを受け取る。一方、南ちゃんは玲花の元へ向かいながらこの旅を振り返っていた。

2人で協力し仲間を支え、そして、次第に距離を縮めてきた2人。しかし突然見え始めた玲花の影。そして今日、その原因が判明した

南ちゃん“玲花を受け止めよう。なぜなら自分は玲花が好きだから”

その頃、玲花は過呼吸の症状も落ち着き、平静を取り戻していた。そして

玲花“南ちゃんの一言一言を受け止めたい”

そして南ちゃんは再びあの場所へ帰ってきた

南ちゃん「すいません」

スタッフ「ちょっとねぇ。玲花ちょっと具合悪くなっちゃって。もうでも落ち着いた?落ち着いた?」

南ちゃん「大丈夫?寒い?」

玲花「大丈夫。さっきまで冷や汗が」

南ちゃん「じゃあちょっとゆっくり話していくから聞いててくれるかな。俺はずっと女の子に対してね意見ができなかったんだ。でも玲花が来て、そういう事は言わないでくれとかやって欲しくないとかね、そんな事今まで言えなかったのに玲花だから言えたんだ。玲花は今まですごい失ってきたものとか大きいと思うんだ。悔しい思いだとかさ、何でも諦めちゃったりだとかしてきたのがさ、たくさんあると思うの。今も話聞いたし、で、俺はどこまで力になれるか分からないけど2人で乗り越えてきゃいいじゃん。それをさ、俺がそういう時はさ絶対引っ張ってってやるから。俺は玲花の事が大好き。すごい好きだから。だからこれ明日待ってる。一緒に日本に帰ろうぜ。ついて来いよ俺に。俺が絶対引っ張ってってやるから。何度も言うけど。だから一緒に帰ろう日本に。乗り越えようぜ2人で。もうたくさん言ったから。明日待ってるからさ。明日な」

玲花への熱い想いを伝え南ちゃんは去っていった。1人残った玲花

玲花“南ちゃんが震えながら気持ちを伝えてくれた。私も自分の意志で答えを出します”

 

他のあいのりメンバーへ南ちゃんの告白が告げられる

そして南ちゃんの告白が残りのメンバーに伝えられた。

2人のいない帰りの車内では全員、終始無言のまま。しかし、思いは1つだった。

みほ日記“ぜったい上手くいく!南ちゃんの熱い心が玲花に届きますように”

鉄日記“2人で帰国して欲しいと私は強く願う”

カズくん日記“南ちゃんエライ!メッチャほめたるわ。アホー”

ただ南ちゃんの幸せを想うメンバーたち。すると

鉄「これ火事じゃないの?」

それはサトウキビ畑の焼畑の光景だった

コータ「南ちゃんの燃える意志を表しているようだ」

鉄「燃えてるんだアイツ?」

コータ「燃えてるよ。超バーニングだよ。あいつのハート今ごろ」

 

コータがゆかちんを呼び出して、2人でお祈り

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その夜。ゆかちんがコータを呼び出した。

ゆかちん「南ちゃんにはカップルになって帰ってもらいたい。私とコータ同じ気持ちかなぁと思って。コータにパワーもらおうと思ったんだけど。一緒に願ってもらいたいの。パワーを…」

そして二人は祈り始めた。

コータ「南ちゃんが笑顔で帰れますように。とにかく明日いい結果出るよ。そしたらお互いそれを励みにさ頑張ろうぜ、な?」

ゆかちん「頑張るよ。大丈夫」

メンバー全員の想いを背に、明日待ち合わせに臨む南ちゃん。南里始一世一代の大勝負の結末は?

 

玲花が出した答えは、、、

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運命の朝。待ち合わせ場所の教会で1人玲花を待つ南ちゃん。ともに旅してきたメンバーたちもただ静かに、愛すべき南ちゃんの恋の結末を見守っていた。そして玲花がやって来た。

南ちゃん「俺が今まで玲花が無くしてきたものを全部埋めてってやるから。一緒に日本に帰ろう。帰りたい、帰ろう」

ついに迎えた結論の時。果たして玲花が出した運命の答えは?

玲花「私ねここずーっと昨日の夜だけじゃなくて、ずっと南ちゃんのこと考えてたのね。で、気付いた時にはいつも南ちゃんが傍にいてくれて。さとうきび畑で2人でやってる時さ、すごい自然体でいられたのね私。大きく私を包んでくれてて見守ってくれて昨日の告白の時もさ、私の事すべて受け入れてくれてそれで好きって言ってくれたじゃない?すごいその気持ちに感謝してる。でも南ちゃんんの言葉とか行動とかいつも甘えてしまって、南ちゃんの所に逃げれば一番楽なんじゃないかと思って。でも今のままじゃ前と変わらないの。私の目的は自分の力で過去を忘れたい、断ち切りたいの。自分でその目的を果たしたいのね。だからまだ一緒には日本に帰れない。ごめん」

南ちゃん「頑張って」

メンバーの願いは、届かなかった。

 

南ちゃんの帰国。あいのりメンバーとの別れ

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そして、別れのとき

南ちゃん「泣くなって。まだまだ先あんだぞ」

カズくん「アホ。忘れへんでな」

南ちゃん「俺だって忘れねぇよ、絶対」

みほ「一生懸命旅頑張るからね。応援しててね」

南ちゃん「おう。玲花頼むな」

みほ「任せておいて」

南ちゃん「任せた!おいっ!何泣いてんだよ」

ゆかちん「南ちゃん帰っちゃだめー。帰んないで~だめ~」

南ちゃん「仕方ねぇ。これが俺だから」

ゆかちん「南ちゃんいなきゃ嫌だよ~」

南ちゃん「大丈夫大丈夫。絶対ゆかちん自分の力で何とかできるから。絶対大丈夫。玲花頼むな」

ゆかちん「うん。分かった」

コータ「お疲れ様でした」

南ちゃん「おう!長かった…」

コータ「頑張ります。この格好で(初めて)会ったんだぜ」

南ちゃん「あそうだっけ?覚えてねぇよ。男なんか見てねぇもん」

コータ「俺も覚えてないんだけどさ、多分この格好だったんだよね」

南ちゃん「そっか…まぁ頑張っていけばいいと思うよ」

鉄「南ちゃんには色々助けてもらっちゃったけど本当に迷惑かけたと思ってる」

南ちゃん「大丈夫大丈夫。皆分かってるからさ。おう!ありがとう。泣くなよ」

玲花「南ちゃんの気持ちね、絶対無駄にしない…しないから」

南ちゃん「ずっと忘れねぇよ、な」

玲花「うん。ありがとね。南ちゃん」

南ちゃん「じゃあ」

玲花「皆ごめん。あんなに良い人帰らせるような事になっちゃった」

南ちゃん“俺、人の力になれてんのかなぁとかすげぇ気にしてて。でもちょっとでも玲花の力になれたと思えるような事言ってくれたんでそれだけで満足です。人ひとりの力になれれば良かったです”

こうして南ちゃんの5カ国に渡るあいのりの旅は終わった。

 

コータが南ちゃんとの別れが原因で泣き出す

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南ちゃんと別れ、再び走り出したラブワゴン。いなくなって実感する南ちゃんの存在の大きさ。6人はただ、茫然としていた。

そんな中、突然コータが後ろを向いて話し始めた。唐突なコータの話に誰1人耳を傾けようとはしない。しかしコータは1人話し続けた。

1時間後、ラブワゴンはホテルに到着。先にラブワゴンを降りる女性メンバー。すると突然コータが泣き出した

コータ“長旅を共に過ごしてきた南ちゃん。楽しい時も、悲しい時も一緒だった。南ちゃんの帰国。本当は悲しくてなりません”

長い旅を共にして1番の理解者だった南ちゃん。コータには辛すぎる別れだった。

 

あいのりの旅はアメリカへ

翌日。ラブワゴンが向かったのは空港。そう、今日でフィジーの旅は終わり。そして、トゥイさんから渡された航空チケット。それは

鉄「うわっビックリだ!ロサンゼルス」

なんと次の目的地はロサンゼルス!

コータ「ちょっと待って鳥肌立ってきた」

ゆかちん「アメリカ?」

コータ「ヤッホー」

アメリカへの期待に胸躍らせる6人を乗せフィジーから飛行機でおよそ10時間。ついに、6人はロサンゼルス国際空港に到着。

アメリカ入国にメンバー大興奮!しかし、この直後スタッフから思わぬ言葉が

スタッフ「次の国はアメリカではありません。(ここは)トランジット」

そう、ロス経由の便だっただけ。ということで、さようならロサンゼルス。こうして6人は、行き先も告げられないまま別の国に移動することに。

そして10時間後。飛行機はとある小さな空港に着陸した。

一体ここはどこなのか?不安を胸に、飛行機を降りる6人。するとなんとメンバーを出迎えたのは、武装した軍人!何か問題でも発生したのか?

その直後有無をいわさず連行される6人。その時!6人の前に現れたのはとんでもない数の報道陣!さらに!空港の外で6人を待ち構えていたのは、派手なブラスバンド、総勢100名のお出迎え!

自分たちの置かれた状況が全く把握出来ない6人。一体ここはどこで、これから何が始まろうとしているのか!?

全ては12月29日「あいのりスペシャル」で明らかになる!

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玲花の不可解な態度。バツイチを知った南ちゃんが取った行動とは/初代あいのり第152話のネタバレ

初代あいのり151話では、玲花がずっと隠してきた離婚歴。その事実を知らない南ちゃんはピアスをプレゼントして、猛アピールする回でした。 

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152話の題名は「不可解」フジテレビでのオンエア日は2002年12月16日。

 

2人きりで遊園地へやってきた南ちゃんと玲花

玲花に思いを寄せる南ちゃんはこの日、ホテルの中庭を歩いていた。

庭に咲いている花を集め始めた南ちゃん。この時南ちゃんは、昨日の出来事を思い返していた。そして南ちゃんが訪ねたのはみほの部屋。

南ちゃん「ちょっとお花を採って来たんでフラワーアレンジメント作ってもらいたいんだけど。いけそう?」

みほ「うん。何とか頑張ってみよう。南ちゃんには絶対幸せになってもらいたいから」

南ちゃん「ありがとうございます」

 

その夜。南ちゃんは居酒屋女将の玲花を夜の街へ誘った。

やってきたのは遊園地。最初に2人が選んだのは人気No.1の高速観覧車。

花の日記“南ちゃんと2人で久しぶりに遊園地へ出かけた。何も考えず普段の私でいられた”

そんな遊園地からの帰り道

南ちゃん「楽しかったでしょ?」

玲花「うん」

南ちゃん「花。ホテルで庭見てたら(花が)あって」

玲花「すごぉ~い」

南ちゃん「みほに手伝ってもらって」

玲花「難しかった?」

南ちゃん「いやそんな俺、ちょっと…じゃあここに入れていい?とかそんな感じだったから」

玲花「選んだの?花」

南ちゃん「そう花ね、自分で採って。ホテルの人にすみませんって言って」

玲花「白い花ね大好きなの。ありがとう」

しかし、この時玲花は

玲花“急に胸が苦しくなった。自分が崩れそうになる”

 

玲花の不可解な行動

そして翌日。玲花は不可解な行動をとり始める

玲花「鉄あったかい」

南ちゃんの前で鉄に寄りかかる玲花。さらに、

コータ「山形に冷たくて透明のスープの蕎麦出す所があってこれがめちゃくちゃうまいんだ。もう絶対ね、日本に2人で帰ったら山形まで行くね」

玲花「またコータ私?それは。もうコータ告白しちゃうよ。私コータに」

突然態度を急変させた玲花。信じられない光景に南ちゃんは胸が張り裂けそうだった。

 

自分を責める南ちゃん

翌日。久々に澄み渡った青空の下を走るラブワゴン。到着したのはサナサナ村。人口はおよそ900人。漁業が中心のこの村は、ごく一般的なフィジーの田舎のたたずまいを今も残している。

ドライバーのトゥイさんに案内され、村を歩いていると。なぜか、ガングロのおばさん発見!

実はここサナサナ村には、木の粉を顔一面に塗り、カモフラージュして「あるもの」を捕る伝統的な漁があるという。そこで7人も漁に同行させてもらうことに。

すると、村のおばさんが「あるもの」を発見した。タコだ!!サナサナ村に伝わる伝統的な漁とはタコ漁。この漁が行われるのは干潮時。引き潮で逃げ遅れ岩に隠れたタコを手づかみするというシンプルなこの漁。

ちなみに顔を黒く塗るのはタコに人間だと気付かせないため……らしい。

早速、獲れたてのタコを調理することに。水洗いした後、1時間じっくりと茹でて柔らかくする。最後にココナッツミルクを加えて煮込むのがサナサナ村流。

そして夕食。じっくりと煮込んだタコはナイフの通りもとっても滑らか。さらに、タコの煮汁はスープとして頂く。

こうしてメンバーがタコづくしの料理を堪能する中、1人食が進まない南ちゃん。すると

カズくん「南ちゃん食えよ」

ゆかちん「南ちゃん起きてる?大丈夫?」

南ちゃんは今日1日、悩んでいた。それは急変した玲花の態度。玲花は一体なぜ?

ルックスに自信が無く気の利いたセリフも言えないカッコ悪い自分。好きになった女の子に嫌われるのが怖くてぶつかることを避けてきた南ちゃん

南ちゃん“自分はいざとなったら好きな子には何も言えねぇとか好きになった子には嫌われたくないだとか。そういうのがスゴイあったりして”

南ちゃんは玲花に何も言えない不甲斐ない自分を責めていた。

 

南ちゃんの一番の相談相手コータ

翌日。ホテルの屋上で洗濯をする7人。南ちゃんは、洗濯物を山のように貯めこんでいた

カズくん「南ちゃんとは旅の期間もちゃうからな。汚れもちゃうんやね」

南ちゃん「キレイになんない。本当に」

そんな南ちゃんを尻目に次々と洗濯を終えていくメンバーたち。その結果、1人取り残されてしまった南ちゃん。するとコータが

コータ「何か手伝える?分けろよ。いいじゃん」

更に鉄も

鉄「こういう風に1個ずつ洗ってくのよ」

南ちゃん「あ、はい。皆さん迷惑かけまーす」

鉄「全くなぁ」

こうして、南ちゃんの洗濯を総出で手伝い始めたメンバーたち。

そう、いつしか南ちゃんは、この旅でメンバー全員から信頼され、愛される存在になっていたのだ。

ゆかちんにとっては、恋の先輩。カズくんにとっては1番の親友。みほにとっては、頼れる旅の先生

南ちゃん「男の人にさガーンて怒鳴られた事無かったでしょ今まで。自分の中で整理つける事もできたと思うしある程度はね。泣くなよ~」

鉄にとっては、大切な相談相手

南ちゃん「俺はやっぱ(鉄の)言葉がきつかったりするのもあると思うの。でも絶対好きなら諦めちゃだめだよ。もったいないから。腹くくったほうがいいよ。そっちの方がカッケーって」

そして、ニュージーランドから5カ国を共に旅してきたコータにとって南ちゃんは一番の理解者だった。

オーストラリアのキャンプ場で食事の片付けをしていた時いきなり薪を割り始めたコータ。自分の殻に閉じこもったコータを1番心配したのは南ちゃんだった

南ちゃん「コータ何やってんの?薪割りいいよやんなくても。今なこういう状況でコータが1人で薪割りして皆何やってんのとかじゃなくて何で?何でそうなっちゃうの?みたいな気持ちだから俺は言ってんの。それをコータがそうやってどんどんなっていくのが俺は嫌だから言ってんの。グチじゃなくても何でも聞いてやるから。だから薪割りは今する事じゃねぇべって言ってんの。分かれよそんぐらい。だろ?だったらもういいべ。取りあえず皆で楽しく行こうよ今は。な、よし来た」

メンバー全員から愛されている南ちゃん。誰もが南ちゃんにだけは幸せになって欲しいと願っていた。

仲間たちの友情を感じたこの一瞬。そして、これが南ちゃんにとってこの旅最後の思い出になった。

 

バツイチを告白した玲花

翌日。フィジーを走るラブワゴン。その車内、南ちゃんは1人思い返していた。それは理解できない玲花の行動。そしてあの発言

南ちゃんの日記“今言わないと自分自身も前には進めない。今までといっしょだ”

意を決した南ちゃんは玲花を誘った。そして、勇気を振り絞り、南ちゃんは玲花に話し始めた

南ちゃん「じゃあ帰ろっかとか言ってたじゃん。そういうのをね俺は軽くは聞きたくねぇんだ。帰ろうよって簡単に言うけどやっぱ最終的にはこの旅ってのはそこじゃん。だから俺は最後に一緒に帰ろうよって言いたいんだ。玲花を見てて時々皆の輪にいるんだけどすげえ悲しそうな顔してる時とかあるんだ。悲しいって言うか淋しそうな顔っていうか。俺も玲花も恋愛をしに来てるわけじゃん。だから俺はそこだけはすごい頑張ってほしい。絶対に諦めて欲しくないし」

この時、玲花はある決意を固めた

玲花“南ちゃんの気持ちに逃げるのはイヤだからちゃんと心の内を南ちゃんだからこそ話さなければと思う”

そして

玲花「私ね、南ちゃんにだけはねどうしても言っておきたい事があって」

南ちゃん「聞くよ全然。言ってみ」

玲花「うーん…すごく言いづらくてでも言わなきゃいけないと思ったのね。私ね、バツイチなんだ」

南ちゃん「・・・」

ついに南ちゃんに自分の過去を打ち明けた玲花

玲花「すごい仲の良い友達がいたの。それでね亡くなっちゃって。で、それをきっかけに自分もおかしくなっちゃって。ずっと精神状態が不安定で、10キロ近く拒食症になって、その旦那の家からとりあえず実家に戻ったの。向こう(夫)も熱心にいつ帰ってくるんだ?とかいつ戻ってくるんだ?って言ってくれてたのね。だけど会わなくなってきて強がったりして意地を張ってね、別れる事になったの。それからどんだけ優しくしてくれる人に出会っても何度も同じ失敗しちゃって…それがね…」

南ちゃん「頑張って言ってみ」

玲花「だから今の私っていうのは自分でも分かってるの。情緒不安定なのは。だからスゴイ強くなりたいと思ったの。でも南ちゃんにはちゃんと言おうと思って」

南ちゃん「ありがたいもん。偉い。偉い。それ聞いてなかったらこのままいっても俺はさ、どうなったか分からないけどもさ。ちゃんとそういうの話してくれればさ、アレだし…玲花はさ、私は存在する意味が無いとか言ってたじゃん。意味ないかもって。でも俺にとっては玲花がいたからリタイアしないで済んだし。もうずっとパプアの途中位から玲花のことが好きだったの俺。で、今さ過去とか聞いてそれを俺は忘れさせてやりたいし…ちょっといいや待って、ちょっと待ってて。ちょっと待っててね」

そう言い残し、南ちゃんは突然その場を立ち去ってしまった。

 

南ちゃんが急いでチケットを取りに行く

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会話の勢いでオキテ破りの告白をしてしまった南ちゃん。

そんな南ちゃんが向かったのは……ラブワゴン。しかしこの時、玲花の身にある異変が!

玲花「息が苦しい。息ができない。どうしよう。手が痺れ始めた」

慌ててスタッフが玲花に駆け寄る!それは、パプアニューギニアで倒れたとき診断された、過喚気症候群の症状。

しかし、玲花の状態を知らない南ちゃんは

南ちゃん「玲花に告白するからチケット下さい」

果たして南ちゃんは告白することができるのか!?

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玲花には実は離婚歴があった。その事実を知らない南ちゃん/初代あいのり第151話のネタバレ

初代あいのり150話では、みほが鉄の妥協を許さない言動に苦しさを感じていたころ、南ちゃんと玲花の間に恋が芽生えだした回でした。 

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151話の題名は「プライド」フジテレビでのオンエア日は2002年12月9日。

 

南ちゃんが玲花へピアスをプレゼント

フィジーを旅する7人。この日やってきたのは街の市場。貯めてきた旅の資金の中から全員におこづかいが支給されることに

メンバー「ありがとうございます」

すると南ちゃんが1人ある場所へと向かった。

実は3日前、居酒屋女将の玲花と南ちゃんの間でこんな会話が

南ちゃん「超ピアス欲しい~ずっと同じやつやってるからさ」

というわけで、玲花にプレゼントするピアスをこっそり探しに来た南ちゃん。予算は10ドル。果たして足りるのか?

南ちゃん「ハウマッチ?」

店員「2ダラー」

これは安い!しかしここは貧乏旅行の常識。南ちゃん、さらに値切る。そして

南ちゃん「プリーズ!10ダラーオンリー」

10ダラー?なんと自分で値段を釣り上げる南ちゃん!その結果

南ちゃん「センキュー」

南ちゃん、2ドルのピアスを10ドルでお買い上げ!大喜びの南ちゃん。店のおばさんはもっと大喜び!

その日の午後。南ちゃんはすぐさま玲花を呼び出した

南ちゃん「俺的にはねやっぱ女の子が欲しいなあとか言ってたりしたらさ。やっぱそういうのに使いたいんだよね。あんま分からないからさ、こういうの。プレゼント買ってあげたことないし、あげる」

玲花「ありがとう。もうっ、そういうクサイ事やってくれちゃって!」

南ちゃん「いやいやクサクないよ。たださやっぱ俺そういうことしたいんだよね」

玲花「うれしい~」

 

若奈にも過去にピアスをプレゼントしていたことを暴露される

その夜。玲花にピアスをプレゼントし、上機嫌の南ちゃん。しかし、この後コータの何気ない一言が南ちゃんを奈落の底へ突き落とすことになる。

コータ「昔ねぇ女の子にね、ピアス1組ずつプレゼントしたっていういいやついたよ」

南ちゃん「バカじゃないの?」

コータ「お前じゃんか」

玲花「…」

実は南ちゃん。以前にもピアスを旅の女性メンバー全員にプレゼントしたことがあったらしい。

南ちゃん「皆が欲しい欲しいっていうからさ、仕方ないからさ。で、誰1人つけてなかったからな」

コータ「いやつけてたじゃん。若奈は最後までつけてたよね。だから若奈、片方無くしちゃったからさ、また買ってやってたじゃん」

知られたくない過去を暴露された南ちゃん。

 

南ちゃん改造計画

その夜、男性陣の部屋では

南ちゃん「ピアスの話しをするなよ」

コータ「俺ね、途中になってから気がついた」

南ちゃん「何で女の子3人にあげた位でとまんないの?」

コータ「本当ゴメン、本当ゴメン」

南ちゃん「バカだよこの人。つけてたじゃん、若奈がとか…お前バカかっつうの。で、若奈が無くした後、また買ってあげてたじゃん?バカ?」

カズくん「ゴメン、関西的にはごっつうけんのよ、これ」

南ちゃん「違う、うけないんだって。俺本気だもん!」

鉄「いや、分かるよ。分かるけど」

南ちゃん「そうなんだけどでも…。ピアスをあげたってなったら今日もピアスあげて。お前バカか?って話に」

カズくん「今日の今日やからな」

鉄「その子も聞いてるからな」

南ちゃん「聞いてたよ~」

カズくん「南ちゃん!おいしい~」

南ちゃん「おいしくねぇよ。明日どうやって言い訳すりゃあいいんだよ俺」

1時間後。話題は移って南ちゃんの顔について。

カズくん「改めてね。正面から見るとおもろい顔してる」

南ちゃん「何を言ってるの?」

カズくん「すんげぇおもろい」

南ちゃん「ダメ?」

カズくん「うん。カッコ悪いよ」

そこで、さわやか不動産屋カズくんによる南ちゃん改造計画がスタート

カズくん“南ちゃんの恋を心から応援したいと思う。ガンバレ”

そして2時間後。南ちゃんがなんとここまで回復!カズくん、お見事!

 

翌日。朝食をとる6人。変身した南ちゃんは遅れてくる予定。果たして女性メンバーの反応は?そしてついに南ちゃんが現れた

ゆかちん「あれ、南ちゃんカッコ良くなった?ちょっと待って、立って。南ちゃんちょっとカッコいいよ」

玲花「南ちゃんて太ってないんだね。すごい引き締まったよね。新メンバーみたいだね」

南ちゃん改造計画大成功!

 

みほと鉄の関係は相変わらず、冷めきっている様子

この日ラブワゴンが向かったのは、ビジレブ島の山間部。走ること4時間。見えてきたのはブクヤ村。この村の人口はわずか900人。フィジー伝統の「ブレ」という家々が今でも残っている。

そして、村の訪問に欠かせないのが、腰に巻きつける1枚の布。これはフィジーの正装「スル」そしてもう1つが、この「カバ」と呼ばれる物。

「カバ」とは、コショウ科の植物「ヤンゴナ」の根を乾燥させたもの。この粉末を水に溶いて飲むのだという。こうして7人は、ブクヤ村の酋長の元へ。

早速、カバを作り始めた。フィジーで村に入るためには必ず飲まなければいけないカバ。が、泥水そっくり。

まずは酋長が一杯。続いて南ちゃん。果たしてそのお味は?微妙な味らしい。

この日、村に泊めてもらうことになった7人。すると、コータのいつものおかしな話が止まらない

コータ「あの、一割何分何厘って言うじゃない。あれって昔「割」って言葉使わなくて「分」から始まったんだ。分厘毛糸忽微繊沙塵…虚空清浄とか」

メンバー「何それ?アハハハ」

しかし、更に飛び出すコータのマニアックな知性

コータ「他にもあるよ。ピカソの名前とか。パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パオロ・ファン・ネボムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シブリアノ…ルイス・イン・ピカソ

するとみほが

みほ「そうなんだ~すごいね」

コータ「ちゃんと発音できないけど」

ゆかちん「何だろうねその才能。もっと違うところに生かせればいいんじゃない?」

みほ「えーでもすごいよ。私に無いもの沢山持ってるから」

コータ「あとね、円周率の小数点以下25ケタまでとか」

みほ「うん、うん、うん」

コータ「あとね、あとね、あとね」

こうしてブクヤ村の夜は、静に更けていった。

お世話になったブクヤ村の酋長にお礼を言い、再び走り出したラブワゴン。車内ではパイロット候補生の鉄とファーストキスを夢見るみほが隣同士に。

しかし2人は何も話さない。思えば、勘違いから始まった鉄のみほへの想い。しかし「日本全国中の恥さらしじゃねぇか俺は」あの日以来、みほと話せなくなってしまった鉄。そして今日もまた「……」

 

フェリー翌日。7人はフェリーで移動することに。そんな中、鉄は1人、デッキにいた。楽しそうなメンバーをよそに1人ぼっちの鉄

鉄“今、1人が寂しい”

そして鉄が誘ったのは南ちゃんと玲花。

鉄「辛かったね~。正直やっぱ(みほと)話せない状況だったね俺も。厳しいと思うんだよ。そう色々俺も色々考えてんだけど」

鉄は南ちゃんと玲花にこの旅で初めて自分の悩みを打ち明けた。

玲花「鉄のプライドみたいなのがあってそこをちょっと変えてみて」

鉄「そうなんだよ。それ良く分かってんだよ俺も」

南ちゃん「いいよ。いい事だよ。好きな子とケンカしたって毎日一緒にいられるんだよ。日本でケンカしたらいれねぇぜ一緒に。最高じゃん」

玲花「そこで終わりだもんね」

南ちゃん「最高じゃん。何か嫌な事あってもいれんだよ。一緒に。それだけで力もらえんじゃん。いけるよ」

鉄「よっしゃ~やってみますか」

 

翌日。7人は昼食をとるためレストランへ。すると、鉄が話し始めた

鉄「スゴイ記録があってね。携帯2週間まるで鳴んなかった」

南ちゃん「それ携帯持たない方がいいよ」

鉄「本当どうしようかなあと思ったもん。もう充電するの止めたんだよ。だから」

南ちゃん「それね携帯持たない方がいいよ。持ったら淋しいだけじゃん」

鉄「どうして俺が(携帯)持たない方向に話しが進んでるの?じゃあ私が友達になってあげるよとかそういうの無いの?」

南ちゃん「無い無い無い」

鉄「優しくね~」

プライドの高かった鉄が、メンバーの前で初めて見せたもう1つの顔。この時、鉄の中で何かが変わり始めていた。

 

みほのコータへの気持ちに気付いて、何もできない鉄

再び走り始めたラブワゴン。すると見えてきたのは真っ青な海。フィジーで最も美しいといわれるナタンドラビーチ。透き通るような青い海はまさに南の楽園フィジーならでは。

そんな美しいビーチを前に、カズくんはゆかちんと南ちゃんは玲花とそしてコータは1人で砂浜を歩き出す。

その結果、あとに残されたのは鉄とみほ。再び気まずい空気が2人を包む。その時鉄がある事に気がついた。それはコータに向けられたみほの視線。すると鉄は

鉄「みほ、コータの所行きたいんだろ」

みほ「勇気が出ない」

そんな弱気なみほの言葉を聞いて鉄は

鉄「行って来いよ。行かなきゃしょうがないだろ。頑張って」

みほ「ありがとう」

そしてみほは、コータの元へ歩き始めた。コータを想うみほに勇気を与えた鉄。しかし

鉄“その瞬間、私は悟った。強い熱い彼女への想いを”

改めてみほへの想いを確信した鉄。しかし鉄は、どうする事も出来なかった。

 

玲花には実は離婚歴があった!

眩しく照りつける太陽の下、ビーチで過ごす7人。そんな中、南ちゃんと居酒屋女将の玲花は日光浴を楽しんでいた。

玲花「元気だね。ゆかちんは。ね、音が聞こえるでしょ。こういうの一番好き。私」

南ちゃん「まったりしてんのが?」

玲花「この時間が一番いい」

ゆったり流れる時間に身をゆだねつつ、南ちゃんはこの旅を振り返っていた。一時はバラバラになってしまったメンバーの絆。しかし、2人で力を合わせて乗り越えてきたこの旅。南ちゃんは今、玲花の存在の大きさを改めて実感していた

南ちゃん「見ててね、玲花はすごい人の事を考えてあげてるし、例えば特に女の子の事。俺らが気付かないような女の子でしか気付かないような所もすごい気付いてあげてると思うの」

玲花「じゃあちょっとは役に立ったのかな」

南ちゃん「それはどうしてかな」

玲花「自分の存在っていうかね、つい見失っちゃうの」

南ちゃん「何で自分をそうやって言うのよ」

何も答えることが出来ない玲花

玲花“南ちゃんは私の存在を認めてくれる。でも、私はあのことを思い出してしまう”

そして玲花は

玲花「何か悲しくなってきちゃったよ」

南ちゃん「なん…何でだよ。大丈夫?何でだよ。大丈夫?大丈夫?」

玲花「意味分かんないけどさ。悔しくて悲しくなってきた」

南ちゃん「大丈夫、大丈夫」

玲花「何か生きてる意味が分からなかったんだもん」

南ちゃん「全然意味あるって。大丈夫」

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その日の夕方。南ちゃんはカズくんに玲花のことを相談した

南ちゃん「今日話してていきなり暗くなったりとかさ、すげぇ寂しそうな顔したりとかさ。だから見てらんなかった俺」

カズくん「でも分からんけどね。俺はあの子見ててすげぇ影があるように見えるんだけどね」

その頃、玲花はスタッフの部屋にいた。そして昼間見せた涙の訳を話し始めた

玲花「正確に別れたのは去年の10月なんですけど3年前に家を飛び出してそれからもうずっと別居生活を」

スタッフ「え?彼氏と…」

玲花「あ、もう結婚してたから」

玲花には離婚暦があった…。そんな事実を知らない南ちゃんは

南ちゃん「俺の中ではねすごい過去を聞いても俺はそんなの気になんないし。俺はいくよだから。関係ねぇし」

カズくん「やっぱりでももっと話した方がいいんじゃない?もうちょっと時間かけるべきやと思うで」

さらに玲花は離婚の原因についても話し始めた

玲花「痩せてました」

スタッフ「今よりも痩せてた?」

玲花「38キロ位になって過食症と拒食症の繰り返しで」

3年前、親友の突然の死をきっかけに、精神的なショックから拒食症に陥った玲花。実家に戻り静養するうち夫とも気持ちがすれ違い始め玲花はやり直すきっかけを失った。

それから2年後、夫は別の女性との道を選び玲花は離婚届にハンを押した。

カズくん「でも南ちゃんの前で言うのは良くないと思うんやけど俺ならもう一回考え直しちゃう」

南ちゃん「うん。仕方ない。俺好きだもん、だって」

カズくん「それ言われると返す言葉もないけどさ」

南ちゃん「だからいいんだよ。俺もうこんなやり方しかできないからさ。俺の場合は」

「ご飯だよ~」

カズくん「はーい。まあまた話そうよ。取りあえず焦んな。頑張ってきた長旅がぶち壊しになんで」

南ちゃん「もういいとこまで来てるよ。俺は。完璧」

カズくん「アカンて」

バツイチ拒食症の過去を持つ玲花。その事実を知らない南ちゃん。2人の前に、今、暗い影が落ち始めていた。

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