体調不良で倒れてしまっためぐ。タイガーは居ても立っても居られず告白へ/初代あいのり第125話のネタバレ
初代あいのり124話では、TAKAをめぐるミカとめぐの戦いが激しくなっていく回でした。
125話の題名は「just under our noses...」フジテレビでのオンエア日は2002年5月27日。
めぐが体調不良でダウン
この日、ホテルを出発前、メンバーにある報告が…。
スタッフ「今日なんだけどめぐが体調悪くて寝てるのね。今日はちょっと」
めぐは旅の疲れと、TAKAをめぐる三角関係に悩み、体調を崩してしまった。
めぐを残し、走り出したラブワゴン。すると
芳ちゃん「何だろう?」
窓の外に見慣れない植物を発見!初めて見た巨大植物に興味津々のTAKAと芳ちゃん。「これって」「なに?」するとそばにいたおじさんが
おじさん「この植物はテキーラの原料となるものだよ!」
実はこれ、アガベという植物でメキシコのお酒、テキーラの原料となるもの。
テキーラの原料として使うのは、葉を切り落とした茎の部分。収穫したアガベは工場に運ばれ、5時間かけてじっくりと蒸上げられ、発酵させる。
その後、砂糖・水を混ぜ、3週間かけて蒸留すると透明なテキーラが出来上がり。
おじさん「アガベをここまで育てるには7年間もかかる。だから、収穫を迎える今が、1番の喜びなんだ!」
アガベ畑で働くのはヒマドールと呼ばれる職人たち。彼らが7年間かけて大切に育てたアガベでおいしいテキーラが作られている。しかし、どんなに働いてもヒマドール。
翌朝。体調を崩していためぐもメンバーと一緒に食事。しかし、体調はまだすぐれない様子。
TAKA「何、昨日はズーット寝てただけ?」
めぐ「うん」
TAKA「早く治してね」
優しく声をかけるTAKAと、あまり話そうとしないめぐ。
精神的に追い込まれるめぐ
その夜。めぐはディレクターの部屋を訪ねた
めぐ“毎日、毎日、同じ事考えてて、ミカが違う人を好きだとか、そういうのだったらまだ、ある程度は大丈夫だとは思うんですけど…そのうち、なんか自分で調節ができなくなってきて…”
そして大粒の涙が…
めぐ“めぐの嫉妬でみんなの雰囲気をめちゃめちゃにしている。なんでもっとメンバーに対して思いやりがもてないのだろうか”
めぐは自分の嫉妬がメンバーに迷惑をかけていることも悩んでいた。
そしてTAKAも、そんなめぐを心配していた
TAKA“ボクはあの時声をかけられませんでした”
TAKAが心配な、めぐを誘い出す
翌朝、TAKAは勇気を出してめぐを誘った
TAKA「ずっと落ちてるね。ここ最近。昨日何時に寝た?」
めぐ「12時半くらいかな」
TAKA「遅かったんだね。もっと話せばいいと思うんだけどな。そうも簡単にいかないんだろうな」
会話が続かないTAKAとめぐ。そこへやってきたのは、めぐに想いを寄せるタイガー。すると
タイガー「エー昼メシ来マシター」
タイガーはめぐを誘ってランチタイム。
ミカの明るさに惹かれていたタイガー。TAKAを一途に想い続けて来ためぐ。その同じ立場にいるめぐを励ますうちタイガーは愛の間違いに気付いた
タイガー「気分変ワッタ?昨日カラ。何デ泣イテタノ?」
めぐ「いただきます」
タイガー「ムカチュク。何デ泣イテタ?理由ハ?」
めぐ「何も考えたくなくなっちゃったりそれでも考えちゃうみたいな。でもタイガーが来てくれて気持ちが楽になったよ。ありがとね」
めぐの言葉に気を良くしたタイガーはすかざず、恋愛の話を切り出した
タイガー「めぐハ分カリヤスイカラ。キニイッテル子知ッテルヨ。分カリヤスイめぐー。めぐハ分カリヤスイ」
めぐ「皆分かりやすいよ。タイガーも分かりやすいよ」
タイガー「私一番分カリヤスイカモ。デモ多分めぐノホウガ分カリヤスイ」
めぐ「めぐタイガーより分かり難い。タイガーも分かりやすいよ。めぐも知ってるよ」
タイガー「何ヲ?」
めぐ「タイガーの気持ち。ミカでしょ」
タイガー「間違ッテル。めぐサンノ思ッテタ子ト。私ノ気ニイッタ子絶対間違ッテル」
めぐ「知らない人なんていないもん」
タイガー「違ウ違ウ。ソウジャナクテワカンナイ」
めぐ「分かる。えーじゃあホモなの?」
タイガー「取リアエズチョット待ッテ」
めぐ「ホモなの?」
タイガー「先ニ言ッタデショ。オカマデス」
めぐ「オカマなの?ホントニ?イヤー」
言葉そしてタイガーは
タイガー“めぐサンハ純粋ダカラ、自分ノ心、正直。めぐサント話スト頑張ラナクテモ考エナクテモ簡単ニ出ルンデス…気持チハ”
そして、ホテルに戻ったタイガーは祖母に聞いたある言葉を思い出した
タイガー““There are times in one's life where in what we are looking for just under our noses.(人生には鼻の下のような近くにある大切なものがなかなか見えない時がある)”
そして…
タイガー“ I found the love of my life in the same way..(私はこの言葉通りに愛する人を見つけました)
She was always there, right before my eyes.(彼女はいつも私のすぐ目の前にいました・・・)”
タイガー“デモめぐサンハTAKAサンノ事好キダカラ・・・”
めぐを想いながらもめぐの気持に踏み込めないタイガー。彼の恋に明るい未来は来るのだろうか?
めぐが倒れる!
その夜、あいのりの旅を揺るがす、大事件が発生した。夕食の時間になってもめぐが現れない。スタッフがめぐの部屋を訪ねた。すると
スタッフ「めぐ、めぐ、めぐ」
なんとめぐが倒れていた!意識はなく、スタッフの呼びかけにも応えない。めぐの意識は戻らない。ラブワゴンにめぐを乗せ、急いで病院に向かう。
病院に到着。めぐはぐったりとしたまま動くことができない。ただちに酸素マスクがつけられる。
一時間後。検査を終えためぐの担当医が現れた
担当医「検査の結果、めぐさんは心因性のストレスで体の機能が低下し脈拍の減少、血圧の低下という症状が現われています。そして急性気管支炎も併発しています」
激しいストレスのため、体の機能が低下しためぐは緊急入院することに。そして絶対安静が言い渡された。
ホテルでは、スタッフからメンバーに、めぐの容態が告げられた。
スタッフ「めぐがかなり体力が消耗していてその原因が心因性のストレスで1日か2日ぐらい入院しなきゃいけない。最悪リタイア」
報告を受け、ミカは先に部屋を出た。すると泣き出したミカ
ミカ“私のせいだと思う。自分はどうすればいいんだろう。自分が見えなくなってきた”
タイガーがめぐの事を想ってお祈り
翌朝。タイガーが1人向かったのは、郊外にある教会。静まり返った教会で、タイガーは神父さんを訪ねた。
タイガー「コノロザリオヲ愛シテルノ人ニアゲマス。ソノ人コレヲ持ッテテ病気トカ事故トカ色ンナ事カラ守ッテクダサイ。トイウオ祈リシテモライタインデスケド」
ロザリオとはキリスト教のお守りのこと。ロザリオは神父が持つ聖水をかけてもらうでお守りとしての効力が生まれる。
そしてタイガーはロザリオに入院しているめぐの体調が回復することだけをただひたすら祈った。
退院2日後。
病院の前にやって来たメンバーたち。そしてめぐが現われた。ようやく体調も回復し、めぐは退院できることに。
久しぶりのメンバーとの再会にめぐの顔にも笑顔が。
しかしこれが5人でラブワゴンに乗る最後となった。
タイガーが告白を決意!
その日の深夜
タイガー「スイマセン。遅クマデ」
タイガーは再び同行ディレクターの部屋を訪ねた。
タイガー「何トカシテドウシテモドンナ事ガアッテモ告白シタインデス。気持チヲ伝エタインデス」
ディレクター「何なのよ。急にどうしたの?」
そしてタイガーが動いた。向かった先はラブワゴン。
めぐへの想いを胸に早くも勝負に出たタイガー。果たして愛の間違いに気付いたタイガーは奇跡を起こせるのだろうか?
タイガーがめぐへ告白
そしてタイガーが向かったのはめぐの部屋。めぐの体調が万全ではないためタイガーはめぐの部屋で告白することを決めた。
めぐの体調を気づかい、いつもの様に明るく振舞うタイガー。この時、めぐはまだタイガーの決意を知らない
タイガー「めぐサンガ病院ニ向カッタ後ネ。教会行ッテソコデめぐサンノ為ニオ守リ買イマシタ。目ヲ閉ジテ」
めぐ「これ開けていい?」
タイガー「コレハイツモ持ッテルト守ッテクレマス。幸セトカ健康トカ全部。イツモ病気。イツモ病気。イツモ病気」
めぐ「ありがとう」
タイガー「ゴメンネ。遅クマデ話シ…実ハ今夜めぐサントユックリ話シタイト思イマス。めぐサント一緒ダトアマリ考エイラナイデ。何テイウカナア。言葉自然ニ出テクル。アマリ考エイラナイ。作戦ヤラナイ。イロイロナ話ノ中デ好キニナリマシタ。好キダケジャナクテ大好キニナリマシタヨ。私一番誤解馬鹿ダカラ最初カラ本当ノめぐサンヲ見エナカッタヨ。他ノ子行ッタ。本当ニスイマセン。ダケド大好キヨ。めぐサント離レタクナイ。イツマデモ永遠マデめぐノ事守ッテアゲタイ。ダカラ2人デ日本ニ帰ッテ欲シイ」
めぐ「ありがとうタイガー」
タイガー「日本語ガタリナイカラ本当ノ気持チガ伝エナイ」
めぐ「ちゃんと伝わった。ありがとう」
タイガー「めぐサンノワガママナ性格トめぐサンノ優シサネ。ピュアネ。優シサハネ全部大好キ。ダカラ一緒ニ日本ニ帰リタイ」
めぐ「ありがとう」
タイガー「オヤスミナサイ。めぐ。カワイイ」
精一杯の想いを伝えタイガーはめぐの部屋を後にした。
めぐ「いやーびっくりしたー」
めぐ“今までタイガーの想う人と幸せになって帰ってくれればいいなあと思ってたから。今は何て言ったらいいか分からないですけど”
この日のめぐの日記には
めぐ“タイガーには旅に来てから頼りっぱなしだった。タイガーの存在は自分にとってどんなものなのか真剣に考えたい”
そしてタイガーの告白がメンバーに伝えられた
スタッフ「さっきタイガーがめぐに告白した」
自らの過ちを認め、正直に気持ちを伝えたタイガー迷える子羊に恋愛の女神は微笑むのか。