おすぎと圭介のカップル誕生!同時にゆりとダイジョーもカップルへ/初代あいのり第143話のネタバレ
初代あいのり142話では、圭介がおすぎへ告白をするも、一度おすぎは自分の気持ちを封印していたので戸惑う回でした。
143話の題名は「100%でなくても・・・」フジテレビでのオンエア日は2002年10月14日。
おすぎが出した答えは、圭介との帰国!
オーストラリア北の果て、ダーウィン。
運命の朝。約束の場所でおすぎを待つ圭介。メンバー達が、圭介の姿をラブワゴンから見守る。ずっと圭介と励まし合いながら旅してきたゆりが、圭介の幸運を祈る。
その時おすぎがやって来た!果たしておすぎは、どんな答えを出すのか?
圭介「今まで旅続けてきておすぎのこといっぱい知って好きだし。一緒に日本に帰ってほしい」
自らの想いの全てを出し切った圭介。2人の運命を見守るこの旅の仲間達の前で、果たしておすぎが出した結論は
おすぎ「圭介は最初は勢いだけで若いし何だっと思ったけど圭介がすごい居場所を作ってくれて今まで旅をして来れて良かったと思ってる。でもやっぱり…ちょっと待って。でも圭介に支えられて頑張って来れたんだけど聞きたい事があるのね。6つも年上でもいいの?」
圭介「うん」
おすぎ「あとは日本に帰っても痩せれないと思うけどいいの?」
圭介「うん」
おすぎ「日本でもっと楽しい事2人でしたい」
圭介「うん。俺も」
おすぎと圭介との別れ
そして仲間達との最後のお別れ。
圭介「すげぇ今からキツイと思うけどさ。お前ならできるからさ。頑張って」
南ちゃん「また泣いちゃった」
圭介「ゆりは思ってるように全然いかなくてすげぇキツイと思うけど俺に続いて頑張れ」
ゆり「ありがとう」
ゆかちん「幸せにね」
コータ「じゃあな応援してるぞ!じゃあな」
圭介「コータ危ないから落ちるぞお前」
おすぎ「お前も頑張れよ」
こうして、あいのり21組目のカップルが誕生した!
圭介、おすぎ、おめでとう!
ゆりがコータを誘い出す
圭介とおすぎが帰国したその日。ゆりがコータを誘い出した。
旅の初めコータの想いに応えられず冷たい態度をとる事もあったゆり。しかしそれから月日は流れ2人は様々な出来事を共にしながら旅して来た。
コータ「一番最初に会った時にゆりの第一印象誰だったの?」
ゆり「何でそんな事聞くの今ごろ」
コータ「そっか」
ゆり「ウソ言おうか?私コータって言ったよ」
コータ「ま、しゃべんないといい奴なのになとか言われる事とかあってさ。だからゆりとかも俺は違う形で接する事ができたりとかのんびりやらせてもらう事ができたりとか」
ゆり「もうそういう昔がどうだったからとか忘れよう。色んなことがあったからこそ理解できる部分があると思うし」
コータ「ゆりが笑っててくれるっていうだけでそれだけで俺はもう元気になっちゃう事とか普通にあったりしてて」
ゆり「ありがとう。でも本当にここまでさコータね一緒に見てこれて良かったよ。コータ格好つけてても絶対バレバレだからね。そういうの可愛く思えるからたまに。コータそんな無理しなくてもって」
コータ「えっどんな事例えば」
ゆり「分からないけど一生懸命一生懸命しゃべるやん。楽にさバカ話してそれでもいいのに。何かもっと方法があると思って考えるやん。コータって」
コータ「だってバカ話できないんだもん」
ゆり「バカ話できてるよ。充分。もうOK。頑張って本当に」
コータ「ありがとう」
かつてはゆりに想いを寄せていたコータ。ここまで旅を共にして来た2人の間には恋こそ芽生えなかったもののいま確実に絆が生まれていた。
しかし、そんな2人が話し合えたのはこれが最後だった。
ゆりがダイジョーへの告白を決意!
長かったオーストラリアの旅も終わりに近付いた。一行が訪れたのはダーウィンのとある街角。
ゆり「病院?」
ゆかちん「注射すんの?」
コータ「注射が必要な所に行くって事?」
そう、次の国は破傷風やA型肝炎等の予防注射をしないと入国する事が出来ないらしい。
ゆかちん「A型肝炎って何?私A型だよ」
南ちゃん「俺もA型」
コータ「違う血液型じゃないから」
注射の先発は男らしく南ちゃんが
南ちゃん「怖えマジで。あぁ痛えマジで。何?」
30歳のダイジョー
ダイジョー「ウッ…ハハ」
恋愛小説家のコータ
コータ「あ、うん…うん…」
牛丼屋のゆかちんも
ゆかちん「キャー!」
そんな中、最後に診察室に入ったゆりは
ゆり「注射は打たないで大丈夫です」
そして
ゆり「次の国に行かないから」
ゆり「ハイダリル。告白したいと思うのでチケットを下さい。長い間ドライバー有難う。忘れないから」
泣き虫ゆりが自ら最後の道を歩き出した!
ダイジョーへ告白
夕日を臨む告白の場所でダイジョーを待つゆり。果たしてその想いは、届くのか?
その時ダイジョーがやって来た。ゆりに告白される事をダイジョーは知らない。
ゆり「いやぁ…本音で全部言える時がやっと来たかなあって。いっぱいオーストラリアでさ、何でも全力で外人の女の人見ててすごい笑顔だったりどこでも暴走して怒られたりそういうの一緒にいてて私も旅してくうちにダイジョーが好きになってこれから日本帰ってももっともっといっぱいバカ正直に生きてるの見てたいし。ダイジョーが今100%でなくてもさ、でも絶対100%にできる自信あるから。明日ね、一緒に日本に帰ってほしい。じゃあ明日待ってます」
チケットを手に1人残されたダイジョー。ダイジョーはそれまで誰にも見せた事のない苦悩の表情を浮かべていた。
ダイジョー“かなりビックリした。やっとこれは告白なんだと気づいた”
その夜。ゆりがダイジョーに告白した事を知らされたメンバー達。残された旅のメンバーはとうとう3人。
一方、明日の朝自らの答えを出さなければならないダイジョー。
今日、思いがけず受けたゆりからの告白。この国であいのりしたばかりのダイジョーにとってようやくこれから女性陣を恋愛対象として見ていこうとしていた矢先の告白だった。
ダイジョーは、心の底から悩んでいた
ダイジョー“俺はゆりのために今どう返事をしていいのかわからない。告白の今日までゆりがオレを少しずつ見ていたと思うとオレは何をしていたのかと思い情けない。ゆりがどれだけの気持ちで告白してくれたのかも十分わかった。明日の返事を後悔しない為にもゆりがいないこの旅の事を考えたりゆりと話した時間を考えたりゆりの告白の気持ちを考えたりゆりと日本に帰った場合のことを考えたり…”
必死に答えを探し求めるダイジョー。ゆりとダイジョー、2人の運命の朝が間もなく訪れようとしていた・・・。
ダイジョーが出した答えとは!?
運命の朝。待ち合わせの場所でゆりは1人、ダイジョーを待つ。その時、ダイジョーがやってきた!
果たして、悩み抜いたダイジョーの答えとは?
ゆり「この旅に来てダイジョーに出会えてそのまんまのダイジョーがめっちゃ好きになりました。一緒に日本に帰ってください」
ダイジョー「昨日も一生懸命考えて出した答えをちょっと聞いて。ゆりの事を好きなんだけど自分から告白できる位の気持ちがまだ無いの。でも昨日の告白でゆりはそういう気持ちが100%無くても日本で私が100%にしてあげるって言ってくれてすごい嬉しかったの。それは本当に嬉しくて。で、自分も色々考えたら俺は日本でもゆりと今までの旅みたいに一緒に笑ったり怒ったり泣いたりしたいなって。ゆりと一緒にいようと思って。これは俺のわがままかもしれないけど一生懸命頑張っていくからそれに付き合って」
ゆり「私も頑張るよ。絶対100%にしてみせる自信あるもん」
ダイジョー「ちょっと怖いね」
ゆり「良かった。死ぬかと思った」
ダイジョー「じゃあ…一緒に帰ろうかな」
ゆり「うん」
ダイジョー「俺らさそういうさ、世代じゃないもんね。じゃあ」
ゆり「じゃいくよ、いっせーのせっ!恥ずかしい」
ダイジョー「俺だって恥ずかしいよ」
あいのりメンバーとの別れ
仲間達との最後のお別れ。
ゆり「やったよ」
ゆかちん「おめでとう」
ダイジョー「本当ありがとね頑張って」
ゆり「素直になって逃げないで頑張れ。絶対カップルになって帰ってね」
コータ「そうな。ゆりはホント笑ってるだけですごい助かってたから。何もしない…」
ゆり「ありがとう。泣かさないでよ。ありがとう。頑張ってね。コータバイバイ」
ダイジョー「南ちゃん頼むね」
こうして、あいのり22組目のカップルが誕生した!
ゆり「恥ずかしかったね。かなり悩んだ?」
ダイジョー「うるさいよ」
ゆり「だいぶ悩んだ?いつ決めた?」
ダイジョー「うるさいよ」
ゆり「いつ決めたの?教えて」
ダイジョー「いや教えね。教えない」
ダイジョー、ゆり、おめでとう!