過去に浮気をされたまりっぺは、タクローのことが信用できないでいた/初代あいのり第165話のネタバレ
初代あいのり163話では、ゆかちんがカズくんへの告白をして、無事カップルになって日本へ帰国をした回でした。
164話は特別編で「あいのりの裏側」を紹介しました。
165話の題名は「疑い」フジテレビでのオンエア日は2003年3月24日。
男性陣だけで飲みに行く
広大なアメリカ大陸を走るラブワゴンはテキサス州を離れメキシコ湾を臨む、南部ルイジアナ州へとやって来た。そして到着した街は、ニューオリンズ。
宮ケン「お~、なんか街並かっこいいな」
浅ちゃん「何か、歩いている人、全員映画の主人公みたい」
街の中心はここバーボンストリート。陽気な南部の人々が集うこの通りには、一日中ジャズの音色が響き渡る。ニューオリンズは音楽をこよなく愛する人たちの街。
そんな中…車内で1人、体調のすぐれないシュリンプバーのサキ
サキ“昨日、夜中に何度か吐いた…あいのりでよく倒れている子見るけど、あたしにはあり得ない事と思ってた”
サキは恋愛できない自分へのいらだちと、過酷な旅の疲れから体調を崩していた。
その夜…体調の良くないサキは早めに就寝。
その時・・・男たちが動いた!そう…女性メンバーが倒れたら必ずお見舞いに行くのがあいのり男性メンバーの…
宮ケン「タクロー、ガンガンいく?」
タクロー「俺、いくよ!明日は二日酔いだ・・・」
こいつら飲みに繰り出しやがった。男性メンバーがやって来たのは、昼間通り過ぎたメイン通りバーボンストリート。この通りは夜になると、エキサイティングなナイトタウンに姿を変える。
そこでやって来た一軒のバーで、男性メンバーに出されたお酒とは?
浅ちゃん「何してんのお姉ちゃん?」
タクロー「うあ~すげ~」
これは“フレイミング・ドクターペッパー”と呼ばれるカクテル。火をつけたアルコール75度のラムをコップごとそのままビールの中に入れて飲むのが、このカクテルの特徴。
すっかり、エキサイトな気分に火のついた男達は「ゴー」「ワァ~オ」さらに飲んで・飲んで・飲みまくる!
浅ちゃん「うわぁ~。あ~っ」
宮ケン「あーっ」
次第に壊れて行く男性メンバーたち。中でも一番飲んでいたのは、喜界島出身のタクロー。
タクロー「ワンモア」
宮ケン「本当に飲んじゃうからねこの人、危ないんだよ」
タクロー「来い~、イェ~イ」
宮ケン「乾杯」
店員「チンチン」
すると…
タクロー「チンチン?」
宮ケン「チンチン」
タクロー「チ○コ」
浅ちゃん「あいつ、アホやでホンマ」
宮ケン「あいつバカだ」
さらに調子付いたタクローは
タクロー「Iwant…Iwantストリップストリップショー」
ストリップ?そういえば以前、タクローはまりっぺの前で風俗には行かないとはっきりと断言。しかし…タクローはストリップにノリノリ。そんな魅惑の誘いに…ドライバーのエリックものった!
そしてエリックに連れられ、やって来た所には沢山の人。建物の2階からは奇声をあげる男達の群れ。さらにこの通り、地元のOLや、女子大生達で大賑わい!
すると次の瞬間・・・なんと脱いでる女性が!さらに・・・次々と近くにいる女性達まで脱ぎだした!
実はここバーボンストリートでは、通りがかりの女の子達が生乳を見せて男性にアピール!そんな大胆な行動に周囲の男達がビーズを投げる。そして、ビーズを集めれば集めるほど女としての魅力を評価されるという何ともアメリカらしい、自由な風習があるのだ。
近くの店ではカラフルな色のビーズが売られている!まさに、男にとっては天国のような場所!男なら一度は行ってみたい!
そこで・・・今田耕司と行くバーボンストリート!「素人さんの生乳を拝みに行こうツアー」参加者大募集!
早速ビーズを購入し、2階へと上がったあいのり男性メンバー。そして大騒ぎのメンバー達。さらにタクローは
タクロー「乳首見せて~。乳首、乳首、乳首、乳首、乳首、イェ~イ」
メンバー「ワァ~オイェ~イ」
そんなタクローの叫びは、まりっぺの耳に届いてはいなかった…!
タクローの行動が理解できない、まりっぺ
翌朝。一晩ゆっくり休養をとったサキに笑顔が戻り、ラブワゴンはアメリカ大陸を北へと向かうことに。すると
サキ「メキシコ湾?」
タクロー「うぁすげ~見えないよ」
ラブワゴンが走っているのは世界一長い橋。ポンチャートレインコーズウェイ。橋の長さはなんと38km。あの東京湾を横断するアクアラインのおよそ3倍。ちなみにアクアラインの通行料金3000円に対し、この橋はなんと3$と格安!
そんな世界一長い橋を渡るラブワゴンの車内で、男性メンバーに異変が…
浅ちゃん「駄目だ」
タクロー「ちょっとやばいかも」
男性陣のただならぬ様子に気付いたまりっぺは
まりっぺ「何?飲んだの?二日酔い?二日酔い?」
サキ「うそ~マジで」
まりっぺ「マジで~」
サキ「驚きだよ、そんな話聞いたことないもん。今まであいのりで誰か女の子が倒れたっていう時に男はガン飲みしてただなんて話聞いた事ないんだけど。ショック」
タクロー「だから、治りますようにっていう思いを込めて…」
サキ「絶対に違う」
タクロー「一口一口サキの事を考えながら…」
サキ「絶対にありえない。どんな飲み方だよそれ」
そんな中、浅ちゃんが口を滑らせてしまった。
浅ちゃん「こいつら2人な、女の裸見てメッチャ興奮しとったで」
サキ「あ~っと」
そして浅ちゃんは、昨日の夜の夢のような出来事をサキとまりっぺに全て話してしまったのだ。するとタクローは
タクロー「その時もサキの事を考えながら…」
サキ「やめてよ~そんな時は考えないでよ私の事。ちょっと~ちょっと軽く迷惑なんだけど…」
タクローの男の言い訳に、サキは軽く迷惑。
その10分後、まりっぺの隣に戻ろうとしたタクロー。すると
タクロー「ただいま」
まりっぺ「もう座る場所ないです」
きっぱり拒絶!そしてこの時、まりっぺからいつもの笑顔が消えようとしていた。
タクローは浮気をすると確信したまりっぺ
5人がやって来たのはミシシッピ州のナッチェス。早速この街で昼食をとる事に!すると・・・
一同「うぁ~」
宮ケン「デカッ」
この店で食べられるのは、ミシシッピ名物の大ナマズ。とれたての新鮮なナマズさんも・・・ストリップ。皮を剥いだナマズを豪快にぶつ切りにし、からりと油で揚げてにして食べる。これがミシシッピ名物「キャットフィシュ・フライ」400円。
宮ケン「うまい」
まりっぺ「うん、美味しい、柔らかい」
浅ちゃん「ホンマでもうまいは・・・」
翌日…ラブワゴンの車内では、昨日に引き続きタクローの下ネタがさらにエスカレート。
タクロー「下ネタ責めされたいの?」
サキ「されたくないよ」
タクロー「されたくないの?昨日はね軽くエロ本を見てみたのね。それでね、一番面白かったやつは熟女ねっちょり…」
サキ「もうイヤ~だ」
タクロー「無視するからだってハハハ」
サキ「本当にイヤ」
タクロー「はいごめんねもうやめた」
サキ「はい終わり」
タクロー「今度はあれ持ってくるよ、おっぱいボール」
タクロー「大きなバックに入れてんだよね、すごい感触のやつ持って来るから」
サキ「もうやめなよその手つきとか」
タクロー「だってしょうがないじゃん、言って欲しいそうな目をするんだから」
サキ「してないよ~本当にイヤ」
タクロー「は~い」
そんなタクローを後ろで見ていたまりっぺは
まりっぺ“タクローはきっと浮気をする!!”
サキに恋をした浅ちゃん
翌日、魚屋浅ちゃんが、想いを寄せるシュリンプバーのサキと公園で2人きりに。しかし…浅ちゃんはサキに何も話し掛けられない!
東京育ちのシュリンプバーサキと、京都の魚屋で働く浅ちゃん。同じ魚介類系のサキに、浅ちゃんは一瞬で恋に落ちた!しかし・・・
浅ちゃん“サキの場合は特にやっぱ面と向かって言ったら、話も浮かんでこないです”
2人きりの状況に、どうにも落ち着かない浅ちゃん
浅ちゃん「あっへへへ・・・恥ずかしい~」
サキ「じゃぁ、ぶっちゃけトーク私にしてよ!」
浅ちゃん「まあでも最近はやっぱり、相手の事もっと知りたいなっていうやっぱ好奇心出てきてるから今、すごくいい時間なのかな~うんうんうんうん」
サキ「じゃあ何か、前向きに恋愛の旅が出来そうな感じになってきたんだ」
浅ちゃん「イエス!」
サキ「そこで英語使うんだ」
浅ちゃん「ハハハ・・・」
サキ「私はもう恋愛の事しか考えられないくらいになりたい!」
浅ちゃん「イエスミートゥー」
サキ「本当か?リアリー?浅ちゃん!」
浅ちゃん「へへへ」
浅ちゃん“サキに“浅ちゃん”って呼ばれるのがすごく嬉しい。最高です!”
まりっぺとタクローが接近!
アメリカ大陸横断を続けるラブワゴンは、ミシシッピ州を離れテネシー州へと突入!
その日の夕方5人はとある場所へ。やって来たのは、「ラクーン・マウンテン・ケイブ」ここは全長6kmにも及ぶ南部を代表する鍾乳洞!そして、この洞窟の一番奥には幻の滝が流れているという。
早速、着替えを始めたメンバー達。洞窟探検には欠かせない膝あて、そしてライト付きのヘルメットを身に付ける!いよいよあいのり探検隊は幻の滝を目指し出発した!
宮ケン「うぁ~カッコイイ。何じゃこれ」
サキ「すごいね~」
宮ケン「うん!」
そして、洞窟の奥へ突き進むこと10分。しかし、洞窟は突如行き止まり!すると
ガイドさん「ここから入って行っていくんだよ!」
そこには30cm程しかない隙間が
一同「えっ?!」「マジ~」
早速、メンバーも入って行く事に…まずはタクローが先陣をきる!続いて出てきたのはまりっぺ
まりっぺ「ちょっと降りていい?痛い!足が開きすぎ」
無事に狭い隙間を通り抜けた5人は、さらに洞窟の奥へと進んで行く。しかし奥に進むにつれ、道はより険しくなるばかり。すると、まりっぺが
まりっぺ「キャーごめん。痛~い」
タクロー「どっか打った?」
まりっぺ「わかんないけど。OK」
危なっかしいまりっぺをタクローが気遣う。
タクロー“まりっぺは、ちょっと頼りない所があって、ほっておけないというか・・・多少甘えてはいるけれど、一生懸命で素直だし、その笑顔とかが気持ち伝わってて心からこう助けてあげたいというか・・・”
一方、タクローの優しさに素直に甘えるまりっぺは
まりっぺ“タクローは凄く優しい人。タクローが隣にいてくれたから頑張れた!”
しかし
まりっぺ“でも…やっぱりタクローの軽い言葉は気になる…”
そして探検を続ける事6時間・・・ついに高さ10mにも及ぶ滝「ブルーウォーターフォール」へと到着!暗闇の中から突如現れた巨大な滝に、興奮を隠せないメンバー達。
自然が作り出したこの幻の滝は、まさに神秘そのもの。そして滝からの帰り道。何故かそこには寝袋の山
ガイドさん「今日はこの場所に寝袋で寝ることになります」
行きに6時間もかかり、すでに夜8時過ぎ。今からでは帰る事が出来ないため、今夜はこの洞窟で一泊する事に・・・!
そして深夜2時。
宮ケン「ちょっと圧迫感あるよね」
閉鎖された空間で、なかなか寝付けないメンバー。そんな中5人は、遠距離恋愛について話し始めた!
宮ケン「俺だったらムチャクチャその子の事ばっかり考えると毎日会いたくて会いたくて何もできなくなるから近くに行きたいと思ったらもちろん行くし」
サキ「男の子(自分)の方に来てって言うんじゃなくて行くんだ?」
宮ケン「行くね。一個の場所で落ち着きたいとかそういう気持ちが全く無いから」
タクロー「俺は一番南じゃん。何となく呼びづらい。来てもらいたいかな。一応夢を持って仕事してるから」
サキ「私は前ちょっと遠い人と付き合ってた時あったんだけど何も言わないでいきなり行ったりするの。そうするとすごい喜ぶし相手も。そういう楽しみもあるんだよ。プラスにとらえればね」
タクロー「わかる。すばらしい」
しかしこの時・・・まりっぺだけは一言も口を開く事は無かった
まりっぺ“みんな逢いたいから逢いに行くって純粋な気持ちで・・・私は違う。夜中、車で逢いに行ってたのは、相手が浮気してないか探りに行く為に行ってた。そんな気持ちでしか逢いに行った事がない自分が恥ずかしい・・・”
タクローを信用しきれない
翌朝まりっぺはタクローを呼び出した。そして、あまりにも正直に、今の気持ちをぶつけた
まりっぺ「傷つく事言っていい?たぶん傷つく。でもタクローは口がうまいじゃん」
タクロー「口がうまい?どういう事?」
まりっぺ「ポンポンポンポン色々言うじゃん。思ってないでしょ?気付いてないでしょ?結構なんか言ってんだよ。色々」
タクロー「口がうまいって失礼じゃない」
まりっぺ「お酒を飲むと軽くなるでしょ?」
タクロー「軽く?軽くなるって?」
まりっぺ「お酒の過ちない?今までで」
タクロー「無いよそんなの」
まりっぺ「何か女にだらしなくなるのかなって思って」
タクロー「ホントね。ショックだよそんなの」
まりっぺ「ごめん。だからそういう人じゃないって思ってるよ。私もタクローは違うって思ってたけど」
タクロー「ファーア」
まりっぺ「めんどくさいでしょ?」
浮気調査官まりっぺの取り調べに戸惑うタクロー、果たしてタクローは白か黒か???