あいのりの旅は2周目へ。なぜか8人であいのり/初代あいのり第173話のネタバレ
初代あいのり172話では、サキとドボクンが無事カップルになって、日本へ帰国をした回でした。
173話の題名は「真夏の果実」フジテレビでのオンエア日は2003年5月26日。
地球2周目の最初の国はフィリピン!
日本を通過し、地球2周目に突入したあいのりメンバーはとある国の空港に到着!!
なんと、カナダとの温度差50℃!一体、この国はどこなのか?
あいのり地球2周目最初の国は常夏の国、フィリピン!人口7900万人。様々な人種と文化が融合したこの国はフレンドリーな人と豊かな自然が迎えてくれる。
ラブワゴン発見!なぜかメンバー大笑い。というのも実はラブワゴン大改造!フロントにド派手なバンパーを取り付け、車のありとあらゆる所をギンギラギンにチューン!
実はこのラブワゴンのモデルになったのはフィリピンの庶民の足、ジプニー。ド派手な改造で町を走る乗合バス、ジプニーは、窓ガラスがなく入って来る風が冷房代わり。
するとドライバー発見!フィリピンのドライバーはお菓子が大好きのガスさん45歳。旅の資金は1人1日1500円。これはフィリピンの物価に合わせた貧乏旅行ギリギリの額。
旅のルートは、島々を渡りながら南のリゾート地、セブ島を目指すことに。ドライバーのガスさんもおかしで燃料補充!
新メンバーとして、ゆっきー、DAI、ミッシェルが合流
いよいよ、あいのり地球2周目の旅が始まった!その車内、髪型を念入りにチェックするみかん。実はフィリピン入りと共にこっそり前髪をカットして気合いマンマン。
マニラ市内を走ること10分。女性新メンバー発見。
ゆっきー(23歳)は長野県出身でフリーター。北アルプスのふもとからやってきアルプスの少女。
そんなゆっきーの笑顔に大喜びのメンバーが!サキに失恋したばかりの浅ちゃんだ
浅ちゃん“かわいい。細身。もうサイコ-です”
そして、ゆっきーの笑顔にもう1人やる気マンマンのメンバーが。タジィーだ
タジィー“ハイホー!タジィーだよ~!ゆっきーは癒し系。しかもカワイイときた。最高でした。幸せでした”
ゆっきーを巡っていきなり浅ちゃんとタジィーのバトルが始まった。
新メンバーさらに走ること20分。男性メンバー発見!
DAI(20歳)は沖縄県出身の大学生。海が大好きな二枚目系、沖縄ボーイ。
その時イケメン新メンバーDAIの登場にターゲットをしぼったメンバーが!花形OLみかんだ
みかん“やっとあいのりの旅が楽しくなった。気分もピンク色~”
車内ではそんなDAIに質問が集中
宮ケン「何かスポーツとかやってた?」
DAI「陸上とバレーとバスケと」
ガチャピン「ここで質問です。一番長老は誰?」
正解は26歳のみかん。みかんと目線が合ってしまったDAI。危険を感じたDAIは
DAI「あれ?年下じゃないんですか」
ナイスフォローにみかんは
みかん「お水が欲しいの?」
みかん、ご機嫌。こうして7人の旅が始まった。
するとまたも新メンバー発見。ラブワゴンにはすでに7人全員揃っている。そこでとりあえず降りて見るメンバーたち
ガチャピン「どういうこと?」
ミッシェル「ワタシノナマエハミッシェルデス」
メンバー「あいのり?」
ミッシェル「私も参加します」
実は、地球2周目突入記念特別枠として番組では事前に、フィリピンで参加メンバーを募集。その結果、オーディション参加者13人の中から見事選ばれたのが彼女。
ミッシェル(24歳)はフィリピン客船のアテンダント。日本に興味があり、リードしてくれる人がタイプ。そしてこの国でミッシェルと誰かの間に恋の嵐が吹き荒れる…。
こうして8人になったメンバーはホテルにチェックイン!その夜、女性陣の部屋では新メンバーDAIに話題が集中。
ガチャピン「顔だけみたら普通にかっこいいんではないかい」
みかん「DAIは顔だけはハンサムだって」
すると
ミッシェル「彼の眉毛はナイスですね。とてもショックだったわ。ゲイだと思ったわ」
たしかに個性的すぎるDAIのゴク細眉毛!その日のDAIの日記には
DAI“胸がいっぱいでマユゲそりすぎました!”
浅ちゃんがゆっきーをターゲティング!
翌日、8人のメンバーを乗せ、フィリピンの首都、マニラを走るラブワゴン。その車内、ゆっきーの隣をゲットした浅ちゃん。
するとミッシェルが英語で話しかけてきた。ゆっきーの前で恥はかけない……しかし全く通じない。
そして、浅ちゃん、宮ケンに救援要請!すると
宮ケン「どんな男性がタイプ?」
ミッシェル「好きになった人がタイプ。外見は関係ないわ。心が通じ合えばそれでいいわ」
宮ケン「あー心」
その日の午後、8人がやってきたのは、キアポマーケット。
マニラの中心にあるこの市場は食料品はもちろん、衣服や日用品雑貨など揃わないモノはないまさにマニラ市民の青空デパート。
おすすめのマンゴーかあるというミッシェル。早速、食べてみることに。しかしメンバーが食べたのは、まだ熟していない緑色のマンゴー。
その時ミッシェルが、ビニール袋に入った謎のソースをつけてくれた!このソース、バゴオンと呼ばれるオキアミの塩辛。熟していない果物にこの塩辛ソースをつけて食べるのがフィリピン流。
ミッシェルが話すのは英語の為、メンバーとのコミュニケーションに四苦八苦。しかし、ここである疑問が。フィリピンの公用語はタガログ語。なのに何故ミッシェルは英語なのか?
そこでフィリピン事情に詳しい特別講師をお呼びしました。
タイガー「ハイ、ヒサシブリ!タイガーです」
タイガーといえば、メキシコからあいのりした元祖フィリピン人メンバー!!最後はめぐとカップルになって帰国。
タイガー「ジツハネフィリピンデハ英語シャベレル人ガソノ人口ガネ、アメリカ、イギリストツヅイテ世界ノ第三位デス。ケッコウ多インデス。アメリカノ影響デ学校トカ新聞トカテレビノ番組トカ全部エイゴニナッテダカラナンカア英語ハOKデス」
市場の帰り道、浅ちゃんはアルプスの少女ゆっきーの隣をキープ。そしてジェントルマン作戦を決行!
浅ちゃん「何か欲しいと思ったらどんどん言った方がいいしな」
ゆっきー「ありがとう」
浅ちゃん「かまわないよ」
更に浅ちゃんはゆっきーの背中に手を差し伸べてエスコート。
ゆっきー「ありがとう」
浅ちゃん「かまわないよ」
さらに帰りのラブワゴン。その車内でもいい感じの浅ちゃんとゆっきー。するとミッシェルが浅ちゃんに
ミッシェル「あなたは彼女(ゆっきー)が好きなの?」
ミッシェルおきて破りのクエスチョン!すると浅ちゃん
浅ちゃん「彼女と話すと僕の心はドキドキします」
浅ちゃん、言っちゃった。
タジィーと浅ちゃんが恋のライバル関係へ
翌日、
タジィー「珍獣やっちゃうよ」
今度は浅ちゃんの恋のライバルタジィーが、ゆっきーを珍獣占いで盛り上げる。
タジィー「(ゆっきーは)アルマジロ。行動力は相当なもの。色んな場所に顔を出してはどんどん話し掛けて自分から友達を作れる。でも恋愛となるとその行動力がまるで発揮されない。」
ゆっきー「でもそれって変えられないよね。あんまり」
タジィー「ここで変えられる。殻を破れる。アルマジロからバッコーンて殻を破ってネズミになれる」
ゆっきー「ネズミ?うわー」
ゆっきーの事を占う、楽しそうなタジィー。その姿を見て。ミッシェルがまたやってしまった
ミッシェル「2人を見てて思うんだけどタジィーはゆっきーの事好きなんじゃない?見ててわかるのよ」
DAI「タジィーへこんでるし」
宮ケン「お前もそういうリアクションすんなよ」
この日のタジィーの日記には
タジィー“こんにちは、タジィーです。ぺこり。ミッシェルには気をつけろ!!”
そして、浅ちゃんの日記には
浅ちゃん“タジィーには気をつけよう!”
新メンバーアルプスの少女ゆっきーをめぐり、勃発した浅ちゃんタジィーの戦い。果たして勝つのは魚屋か、それとも空回り男か?
翌日、マニラの気温は35度、湿度80%。そんな猛暑の中、8人がやってきたのは動物園。
しかし!そこで見たものは、暑さでグッタリしたトラ……微動だにしないオラウータン……干からびたトカゲ……どの動物もやる気ゼロ!そう!ここは世界で一番やる気の無い動物園だった!すると
宮ケン「ちゃんと仕事して欲しいんだよね。ただ飯食わしてるわけじゃないんだから」
その言葉を聞いたチンパンジーさんが!キレた。チンパンジーさん、怒りのだ液攻撃が炸裂
ガチャピン「クサイんだけど」
ゆっきー「すごいの」
その日の午後。公園で思い思いに過ごすメンバーたち。メンバーが8人なのでいっきに4組のカップルが・・・
まずは、浅ちゃんが、ライバルタジィーを押しのけアルプスの少女ゆっきーをキープ!
浅ちゃん「でもどうよ?ある程度皆と話できたんじゃない?」
ゆっきー「そうだね。結構わかってきたのかなあ」
浅ちゃん「こういう旅って恋愛したら勢いとかってなんのかな」
ゆっきー「なるかもね」
浅ちゃん「すばらしい。かっさらっていく位の勢いのある恋愛を希望します。お願いしますみたいな」
浅ちゃん、タジィーを一歩リードか!
一方、タジィーはミッシェル相手に日本語教室を開催中。
タジィー「くち、おしり、キン」
え?まさか、タジィー!
タジィー「キン肉痛」
ミッシェル「キンニクツウ」
その頃、みかんは狙い通り沖縄ボーイDAIをキャッチ
みかん「今まで年下ばっかり付き合ってきてたから」
DAI「そうなの?年下好きなの?」
みかん「うん。今までずっとそうだったのよ」
DAI「ホントでもね年上と付き合った事ないね」
するとみかん
みかん「私が言うべきことじゃないかもしれないけど(年上は)いいと思うよ。一度は」
強烈な波状攻撃!
ガチャピンが宮ケンと二人っきりに
一方、ガチャピンと宮ケンは2人でボートに…。アメリカから「あいのり」したガチャピン。カナダで過ごしたあの雨の日以来、美大生の宮ケンに心ひかれていった。
ガチャピン「誰がさぁ今恋愛のスイッチはいってるか分からないけどいつ入るかホント皆分からないよね」
宮ケン「分かんないと思うよ。今は特に」
ガチャピン「新メンバーきたしね」
宮ケン「でもマジで変に焦らずに行く時はガツンといって」
するとガチャピンは
ガチャピン「宮ケンがガツンといくとこ見て見たい気もする。見たことないもん。そんなとこ。もしカップルになったらどうやって歩く人?」
少しずつ宮ケンへの距離を縮めようとするガチャピン。その日のガチャピンの日記には
ガチャピン“久しぶりに宮ケンと二人っきりになった。この時間を大切にしたい”
その帰り道。ラブワゴンの車内では、珍獣占いのタジィーが新ネタ、血液占いをミッシェルに始めた
タジィー「ミッシェル。Whatareyouブレッドタイプ?」
ミッシェル「ブレッド?」
宮ケン「ブレッドはパンだよ」
みかん「そーブレッドはパンだよ」
タジィー「パンの型聞いてどうすんだよ」
タジィーのボケに爆笑するメンバーたち。しかし日本語が分からないミッシェルは一緒に笑えなかった。
さらに会話がはずむ日本人7人。しかし、そこには、会話に入れず、1人寂しそうなミッシェルの姿が
ミッシェル“時々取り残されている感じがする”
宮ケンがミッシェルの変化に気付く
その翌日。夕食を取っていた8人。そんな中、元気のないミッシェルの様子に気づいたのが美大生の宮ケンだった。
そこで宮ケンは、ミッシェルに日本語を教え始めた
宮ケン「タコはオクトパスだよね。イカは何だっけ?」
ミッシェル「それなに?」
宮ケン「タコみたいな…」
そして宮ケンはイラストで説明
宮ケン「イカ」
ミッシェル「これがイカ、タコ、イカ。ありがとう」
宮ケン“なんで気がつかなかったんだろう。ミッシェルをなんとかサポートしてあげたい”
美大生宮ケンが描いた一枚のイカの絵。これが新たな恋の始まりだとは、まだ誰1人知らないでいた。