浅ちゃんが遂にゆーみんへ恋。浅ちゃんがあいのり最終章へ/初代あいのり第206話のネタバレ
初代あいのり205話では、美紀に猛アピールをする幸栄とハッシー。更に美紀にも気になる人が出来た回でした。
206話の題名は「気づいてほしい」でフジテレビでのオンエア日は2004年2月2日。
ハッシーが美紀を呼び出す
スリランカの夜。ホテルにはオシャレ居酒屋ハッシーの姿が
ハッシー「MAYBE?」
最近絶好調のハッシーは、この日もエステの美紀を呼び出していた
ハッシー「すっげぇ良い香りがするんだけど」
美紀「お風呂入ったばっかだからね」
ハッシー「シャンプーの匂いがムンムンする」
美紀「ムンムンかぁ。ムンムンって」
ハッシー「ごめんなさい」
ゴキゲンなハッシー。すると美紀から意外な言葉が
美紀「でも徐々に見えてきてるのはある」
ハッシー「見えてきてる?って何が?」
美紀「私の求める…求めてる人かな。あーこの人良いなぁーみたいな」
ハッシー「あっそう!?もうある?」
美紀「早い?早い?」
ハッシー「いやっいやっゴホッ。あっそう。それは俺全く感づかなかった」
美紀「全く感じなかった?」
ハッシー「感づかなかった。だって絶対分からないでしょ?周りから見てても」
美紀「こう皆に同じビスケットはいどうぞとかこう配ったとしてもそこでその人にちょっとこう声掛けてもらったりすると、あぁ良いなぁって」
ハッシー「なるほどね。すっげぇ気になるな」
美紀「そう?」
この日のハッシーの日記には
ハッシー“一体誰だろう?俺っちかな?いやたぶんそうに違いない。うっきゃらぴー!”
ラブワゴンが故障
翌日、ヌワラエリヤを出発したラブワゴンは、国内で最も険しい山道が続く、スリランカ中心部へ。
そして、走り続ける事6時間。その時、突然事件は起こった。
スタッフ「あっ煙でてる」
突如車内に白煙が立ち昇った。
スタッフ「早く降りてみんな、早く早く。ちょっと離れて!離れて!早く。(カメラの)ケーブル抜くよ」
ガソリンに引火する危険もあり、7人はワゴンから離れ緊急避難。かつてない事態にメンバー達は言葉も出ない。
10分後、ようやく煙もおさまり、近づいてみると、運転席下のエンジン付近が焼き付いていた。
「びっくりした」
「こえー」
幸い、ドライバーのラールさんが軽い火傷をおった程度で全員無事。
しかし、この事故があいのりの旅を根底から変えようとしていた…。
翌日、急遽修理に出されたラブワゴンの様子を見に、メンバー達は自動車整備工場を訪ねた。
原因はラジエーターの亀裂によって水が漏れ、温度が急上昇。エンジン周辺が焼けてしまったという。
幸栄「直るの?」
ラールさん「時間カカル」
ラールさん「部品が無いんだって。コロンボ(大都市)行かないとね、でまたコロンボで修理するとやっぱり一週間位かかる」
なんと修理に一週間。やむを得ず、ラブワゴンを諦め、代車を手配してもらう事に。
ここで7人は、ラブワゴンとお別れ
カジ「ありがとうラブワゴン」
美紀「寂しいね」
新ラブワゴンは、まさかの日光江戸村バス!
その日の夕方、車の手配が出来たという事で、行ってみると…
代車はなんとバス。しかも、ボディには
幸栄「日光江戸村」
の文字が
浅ちゃん「ジャパニーズカーだ」
美紀「よくこんなのあったね」
ここスリランカには、日本の中古車が数多く輸入されている。
地元の車に混じって、日本でおなじみの輸送トラックや自動車教習所の送迎バス。中には立川駅南口行きの路線バスまで…
という事で!ここに新ラブワゴン(代車)が完成!
大きさ・重量共、旧ラブワゴンの約2倍。側面のロゴは日光江戸村とのダブルネーム。
広々とした20人乗りの車内には、補助席完備のデラックスシートが!
まさにあいのり史上最強のラブワゴンだ!
早速新ラブワゴンに乗り込む7人
「ちょっと変だよね。広すぎて」
しかし、座ってみると
隼人「これ良いなぁごれ。何だごれ~。社員旅行みたいな」
ここに新ラブワゴンでの、新たな恋の旅が始まった。
新ラブワゴン(代車)で再スタートしたスリランカの旅。
20人乗りの車内は、歩き回っての移動も自由自在。
2人で離れて座れば
「毎回2ショットみたいだね」
7人で後ろに固まれば
「全員で話する感じだね」
「おもしろいね暑苦しいな」
新ラブワゴン、かなり使える!
象の孤児院へ立ち寄ったあいのりメンバー
この日到着したのは、キャンディ。
スリランカで最もスリランカらしいと言われる古都。伝統文化と庶民の生活が同居する、日本で言えば京都のような町。
その日の午後7人は、ジャングルを雄大に流れる川にやって来た。早速メンバー、記念撮影タイム。その時、突然象が現れた!
10分後、たちまち川は象だらけ。実はこの時間は、近くの施設で飼われている象達のシャワータイムだった。
そこで7人は施設を訪ねてみる事に。そこは数多くの象を保護している『象の孤児院』
メンバーを迎えてくれたのは、園長のシモンさん
シモンさん「この施設では現在67頭の象を保護しています。その多くがジャングルで親とはぐれてしまった子供の像や地雷を踏んで大怪我してしまった像なのです。みんな私の家族のような存在です」
国の援助とわずかな入園料で運営され、人手不足に悩むこの施設。そこで、7人は少しでも役に立ちたいと手伝いをかって出た。
すると
シモンさん「それじゃあ、像のウンチをみんなで集めてもらえませんか?」
引くに引けなくなった7人は、象のウンチ掃除をお手伝いする事に。その間にも、どんどんウンチは大量生産されていく。
ここで、園長さんが掃除のお手本を見せてくれた。
ん?もう一度見てみよう。ウンチを素手でつかみ、投げる
「手か…」
幸栄「よし、ガンガン行こうぜ」
という事で
隼人「うわーねちょってした今」
ハッシー「ウンコからキノコ生えてる」
ここで誰よりも活躍したのがダイバーの幸栄!ウンチをもろともせずワシ掴み!さすが自然児!
幸栄「この温かさがやみつきになってきた」
カジ「よっ!ウンコ名人」
ハッシー「就職させてもらえ」
一方、ゆーみんは
ゆーみん「これはもう土に還ってるってことにしよう」
ちょっと引き気味。そんな中、カジは
カジ「ウンコマーン!」
浅ちゃん「人生でこれほどウンコに接したの初めてやな」
こうして、訳も分からず大量のウンチをGET。という事で、今さらですが…
「キャンディ市ウィッキーさんからのトリビア」
スリランカでは、象のウンチから、ノートを作っている。
「へぇ~」
象のウンチに詳しい、ランディット博士はこう語る
ランディット博士「はい、確かにこの国では像のウンチを使ってノートやメモ帳を作ってますよ」
ウンチ工場に行ってみた。そこには大量の象のウンチ。ウンチは繊維だけを取り出し、古新聞を水で練ったものの中に混ぜていく。
このウンチペーストを、和紙を作る要領で水分を取り除き、シワを伸ばし、5時間乾燥させる。
こうして、ウンチ紙が完成。その極上の紙質は、しっとりなめらかな肌触り。
ここでは、ウンチ小物入れや、手作りのウンチノートなどを作っている。
念の為、嗅いでみた。
「あまりウンチの臭いしないゾウ」
美紀の自然な姿にますます惹かれていく幸栄とハッシー
ウンチ拾いの後、美紀、幸栄、ハッシーの3人がドリカム状態で園内をお散歩。
するとそこに子犬が。
美紀「何か持ってればあげたいけどね」
すると美紀が
美紀「あっ犬と鬼ごっこできるかな?ピュピュ♪あっできっるぽい」
ハッシー「うわっやってるやってる。すごいすごい」
美紀「うわー逃げろー」
ハッシー「何でこうなるの?」
幸栄「ね」
美紀「逃げちゃえ、逃げちゃえ~」
ハッシー「不思議な感じだね」
幸栄「でも元気な娘だよね。明るいしな」
ハッシー「あんな5秒で犬と遊んじゃうんだもん」
幸栄「鬼ごっこできるかなってしちゃう位だからね」
ハッシー「すごいよ」
この日の男2人の日記には、
幸栄の日記“美紀の笑顔に見とれている自分がいた。ハッシーも同じ気持ちだったと思う”
ハッシーの日記“すごく純粋で不思議な子だ。そんな所が又、たまらない”
魔性の魅力で2人の男をとりこにする美紀。その胸中は、美紀のみぞ知る!
隼人の攻略に苦戦するゆーみん
翌日ラブワゴン(代車)に乗り込む7人。すると、引っ込み思案のゆーみんと寿司屋の隼人が隣同士に
ゆーみん「最近どうですか?」
隼人「アハハハ。いきなりなんが。俺はZZZ。いたっ不意打ち突かれた今」
ゆーみん「寝るな」
隼人「俺は最近はどう答えだらいいか分からない。多分何も無いのね」
ゆーみん「何も無いの?ふーん。何も?そっか」
それっきり途絶えてしまった2人の会話…。隼人の言葉がゆーみんの心にさみしく響いていた
ゆーみん“ネパールで、勢いからあからさまな事を言ってしまった。でもその後、隼人との間に何か変わったという事もない。どうしたら隼人の気持ちを動かす事が出来るのだろう”
翌日7人は昼食のレストランへ。
すると、隼人の目の前に座るゆーみん。そこにはある変化が!
手には真っ赤なマニキュア、さらに普段はつけた事もないネックレスにイヤリング。それは、少しでも隼人の視界に入りたい…そんなゆーみんの切ない乙女心だった。
レストランを後にした一行。その車内ではゆーみんと隼人は離れた席に。
隼人の為にした精一杯のオシャレ。しかし隼人は全く気付かなかった。すると
浅ちゃん「ちょっと良い感じちゃうのそれ?」
気付いたのは、浅ちゃん
浅ちゃん「イメチェンやイメチェン。何かすげぇゆーみんが!」
ゆーみん「男の子はやっぱ(マニキュア)薄い色の方が好きかな?」
浅ちゃん「キラキラしてるやつとか?」
ゆーみん「ピンク系とかね」
浅ちゃん「ピンクはちょっと」
ゆーみん「ピンクはあかんの?気持ち悪くない?」
浅ちゃん「似合うよ、絶対。自信持てって」
ゆーみん「そう?ありがとう」
するとゆーみんは
ゆーみん「でも頑張ってもどうにもならんかもしれんなぁ、とか私も思う時はあるけどでも何か、やっぱやれるところまではやりたいし。結果アカンかってもやれるところまでやったらその分何か(自分の)幅が広くなるんじゃないかなって。ここまで私は出来るでっていうのは広がるんじゃないかなぁと思うし」
ゆーみんは強い決意を語った。
浅ちゃんがゆーみんに恋!
その夜スタッフの部屋を訪れた浅ちゃん。すると
浅ちゃん「何かもしかしたら俺こいつの事好きなんじゃないかなあって思って」
そして浅ちゃんがその胸の内を話し始めた
浅ちゃん「何かそういう色んなゆーみんの事を考えてると」
ゆーみん!闘病の末、自らの意志で新メンバーとしてネパールで再合流した浅ちゃん。ゆーみんと出会ったのは、この日だった
浅ちゃん「最初はもう、あぁ俺よりもマイナス思考が強い人だなって」
アメリカであいのりした当時、引っ込み思案の浅ちゃんは、他人と目さえ合わせられなかった。ゆーみんを、あの日の自分と重ね合わせていた。
そして必死に殻を破ろうと努力するゆーみんを見守り、陰ながら応援してきた
浅ちゃん「何事にもひた向きさが感じられる所とか、意外と我が道を行くというかすごいマイペースな所も」
日増しに自信を付け、変わっていくゆーみんの姿が、自分の事のように嬉しかった。
浅ちゃん「ふと気付いたのが本当にすごい変わったなと」
ずっとゆーみんの恋を見守ってきた。ずっと…
浅ちゃん「応援できたら良いなあっていう気持ちもあるけどそれを取っ払ったら(自分が)どう考えてんだろうとか色々考えてたらやっぱ自然と彼女に目線が行く自分がいます。どうしたもんでしょう」
ゆーみんへの気持ちに気付いてしまった浅ちゃん。
今、10カ国に渡る浅ちゃんの旅が、最終章に向けて、走り出した!