まさかのドライバーのドミニクへ告白をしたカジ。ドミニクが出した答えはOKだった!/初代あいのり第220話のネタバレ
初代あいのり219話では、幸栄が美紀へ告白をして見事に成功し、カジもドライバーのドミニクに告白をした回でした。
220話の題名は「Someday my prince will come」でフジテレビでのオンエア日は2004年5月17日。
カジの告白を受けて、ドミニクが出した答えとは!?
ラブワゴンのドライバー・ドミニクに告白。
日本を捨て、南アフリカ移住まで決意した恋愛の達人カジ。
果たしてカジは南アフリカ人になることが出来るのか?
そしてドミニクが話し始めた
ドミニク「そうですね。私今、日本語で頑張ります。」
カジ「はい。」
ドミニク「でももし、時々もうちょっと深い説明したいとちょっとだけ英語でも、いいですか?」
カジ「英語でも大丈夫。」
ドミニク「ええと、ポートエリザベスの社交ダンスはホントにあの楽しかった。あとダーバンビーチで、あの、サーフィンも本当に頑張ってた。もう何回も落ちてもまた「ハーイもう一回」私本当にびっくりした。で、そして少しずつあのーカジの事、少し、あのー面白いなーと思いました。」
カジ「?」
ドミニク「で、そして、その詩を貰った時にもへぇ~面白いな~と思って。あの・・・ま、うん、多くの日本人は海外に対するイメージが、アメリカやオーストラリアみたいに広い土地があって、その生活は簡単でファンタジーだって思っているけどそれは必ずしも事実じゃないんだよ。それから、えっと、アンー、私は運転手。だから(メンバーとの恋愛は)ダメだと思った。でも、私は(旅が終わった)今はもう・・・運転手じゃない。それで、はい、もし、分からないけどやってみよう。カジのことが好き」
カジ「本当?!」
ドミニク「いい、あのカップルになりましょう」
カジ「アハッやだ超照れる。どうしよう。ちょっと待って、ハハハちょっと待って照れる。はぁどうしよう、はぁどうしよう。カムダウン(落ち着け)いいよ。」
男性メンバー「?」
カジとドライバーのドミニクがカップルに!!
そして別れの時。
カジ「うふふっ」
ドミニク「誰が運転する?」
カジ「アハハハハハわぁー、樹莉」
樹莉「おめでとう、よかった~」
カジ「あははっありがとう」
樹莉「カジもありがとう」
カジ「OneLove、頑張ってね、ハオロン。」
ハオロン「うん、頑張る。」
ハカセ「何やってんの?」
カジ「何やってんのじゃないよ!」
ハカセ「よくやったよ。おめでとう」
そして、ラブワゴンから自分たちの荷物を降ろすハオロン、ハカセ、樹莉。
代わりにカジの荷物がラブワゴンへ戻され念願の助手席に
カジ「ワーイ。頑張ってね。」
樹莉「うん、元気で!」
カジ「凄い応援してるから。」
樹莉「ありがとう。」
カジ「樹莉なら出来るから。頑張ってね!」
樹莉「ありがとー!」
走り去るラブワゴン。
ドミニク「そうもしケープタウンに来ると多分、車がいる、この国では。あの、日本のあの味とか」
カジ「調味料?スパイスとか?」
ドミニク「そうそうそう、はい持って来ればいいかなー」
カジ「想像しただけで楽しい」
ドミニク「僕は、たまに夕食作る。はい」
カジ「あ~じゃあ今度カジが作るぅ~」
南アフリカの大地にまさかの30組目のカップル誕生!
ドミニク、カジ本当におめでとう!
ラブワゴンはボツワナへ
ラブワゴンもなくすっかり置き去りにされた3人は・・・ただひたすら歩いて国境を目指す
「あついねぇ~」
アフリカの灼熱の太陽が、残っちゃった3人を容赦なく照らす。
その時
ハオロン「おぉー、国境じゃないの?あれ」
やっとのことで、国境に到着!
「せぇ~の」
「Yeahボツワナ」
あいのり48ヶ国目は、ボツワナ共和国。
世界最大の大湿地帯オカバンゴをはじめ豊かな大自然に恵まれたその国はその美しさから“アフリカの宝石”と呼ばれている
樹莉「あ~、いた~」
ラブワゴン発見!
ドライバー「私はビーです」
ドライバーは本業がバスの運転手というビーさん。
早速、メンバーに旅の資金が。今回の資金は日本円にして、なんと一人一日6500円!
この金額これは世界48ヶ国を旅してきた中でアメリカやヨーロッパ諸国をゆうにしのぐあいのり史上最高額!
実は、このボツワナ。経済力の目安となるムーディーズでなんと日本よりも格上にランクされた国。
これほど経済が発展した理由はダイヤモンド!ボツワナには世界最大級のダイヤモンド鉱山がありダイヤモンドの輸出額は世界一。これが、先進国並みの経済の原動力となったのだ。
旅のルートはオカバンゴ湿地帯をめざして北上していくことに!
新メンバーのユカと沼っちが合流
3人を乗せ走ること30分。到着したのは首都ハボロネ。
ボツワナ経済の中心地ともなっているこの街は世界中から外資系企業の参入も多く近代的なビルが立ち並び今まさに建築ラッシュ!
ハオロン「こんだけ経済力があってね。すごいね」
アフリカらしからぬ街並みの中を走ること10分
ハカセ「あっ!いた」
樹莉「あ~!いたぁー」
女性新メンバー発見!
ハオロン「2人だ。胃が鼻から出そう」
ハカセ「2人だよ」
ユカ「大阪から来ました小林由果です。んとユカって呼んでください」
ユカ(21歳)はヘアメイクの専門学校生で大阪府出身。元気いっぱいの大阪娘
ユカ「んと、めちゃくちゃ楽しみにしてます。よろしくお願いします」
そして、もう一人の女性メンバーは
沼っち「福島県からきました。仲沼友美子です。沼っちって呼んで下さい。」
福島県岩瀬郡から参加した沼っち。阿武隈川のほとりでソフトボールに打ち込んだという素朴な女のコ。
沼っち(21歳)は福島県出身でパチンコ屋ホール担当を勤める。ボーイッシュな女の子
沼っち「この旅に来たからには、完全燃焼して帰りたいと思います。よろしくお願いします。きちゃったね」
男子新メンバーのタッキーと稜が合流
新メンバーを乗せ再び走るラブワゴン。
その時
ユカ「雨!」
ボツワナに突然の雷。そして・・・雷鳴響く中・・・ラブワゴンに久々の王子様が今舞い降りようとしていた。
ハカセ「おっ!いた」
「嵐を呼んでるな」
男性新メンバー発見!
まずは、期待の王子様・・・じゃないほうから紹介します。
タッキー「神奈川から来ました滝村慎吾。タッキーって呼んでください。楽しい旅しましょう。お願いします」
タッキー(26歳)は神奈川県出身で元塾講師。現在は公務員試験の勉強中
そして・・・ついに、王子様がそのベールを脱ぐ
稜「え~、東京から来ました。稜です。思いっきり楽しんで、思いっきり恋愛したいと思っています。みんなよろしくお願いします」
稜(24歳)は栃木県出身でモデルをやりながら、バーテンダーのアルバイトで生計を立てている苦労人。
沼っち「何て読むんだっけ?」
樹莉「りょう」
沼っち「りょうか」
女性陣の興味は早くも王子様の素敵な笑顔ですっかりテンションUP。
一方・・・ハカセとハオロンは動揺。
さわやか王子様参戦!キャラクター祭りのラブワゴンに一筋の希望の光が差し込んだ!
久しぶりに7人になったラブワゴン。
その車内。新メンバー、王子様綾の隣に座ったのは大阪娘、ユカ
ユカ「大変?モデルは」
稜「でも楽しいからね、好きだっていうか・・・」
ユカ「ふーん。ユカもあれ、歌、歌やりたくて2年か2年半、東京にいたよ」
稜「どうだった?」
ユカ「CD出したよ」
稜「うそ?何?ちゃんと?」
ユカ「メジャーで出したよ」
稜「マジで!?」
なんとユカは、元アイドル歌手!
知る人ぞ知る“ソルトマティーナ”という3人グループの一人だったユカ。
デビューシングルは「フ★リ★フ★リ魔法のケチャップダンス」
しかし
ユカ「でも全然売れなくて契約切れて帰った」
アイドル生活わずか6ヶ月。夢破れたユカは一人寂しく大阪の実家へと帰っていったのだった。
そんな中、ドライバーのビーさんがボツワナ伝統料理のお店に連れて来てくれた
「うまそうじゃん」
出てきたのは素朴な家庭料理。そして、この季節の旬の味覚が登場。
それはなんと巨大イモ虫!ボツワナの陽をいっぱいに浴びて育った蛾の幼虫「モパニ」その愛らしい形を崩さないようにカリッと炒めるのがポイントです。
ひとたびかじればミディアムレアな食感と香ばしい風味が口いっぱいに広がります。
なかなか手をつけられずにいるメンバー達・・・すると王子様が
稜「全員食べなきゃね」
王子様の一言で皆で食べることに
「せーの」
「いやー、辛い。あー苦しい」
しかし
「おかわり?」
ハカセ「うん」
ハオロン「モパニおかわり。ハカセ似合うもん」
「モパニ似合う」
ハオロンと沼っちが2人きりに
翌日、近くの公園で社長のハオロンとパチンコ屋の沼っちが2人きりに
沼っち「そっち、あ、どこだっけ?住んでんの」
ハオロン「東京の下町なんだけど」
沼っち「東京なんだ」
ハオロン「うん」
沼っち「東京ってあれだよね、超なんか何いろんな夜でもさやってんじゃん」
ハオロン「やってるなぁ」
沼っち「東京とかはさ、超近くにあるじゃん飲み屋とか。でもうちらんところは歩いては行けない距離とかにあんの。たく飲みとかする」
ハオロン「たく飲みって何?タクシーで行って飲むの?」
沼っち「たく飲みってわかんない?」
ハオロン「知らない」
沼っち「自宅で飲むって事」
ハオロン「そういう事なんだ」
沼っち「宅飲みいいべ」
すると今度は、稜とタッキーが沼っちに声をかけた
沼っち「ちょっ暑くない?」
タッキー「暑いねぇ」
沼っち「なんかさぁ、二人してさぁ、なんか全然あれじゃない?いけてん、イケてっばい」
タッキー「イケテッバイ?」
沼っち「イケてるばい。どんな恋愛がしたいの?どんなのがタイプ?」
タッキー「結構さぁ、笑いのつぼがさぁ一緒って言うの重要じゃない」
沼っち「重要だね」
稜「大きいね」
タッキー「超重要だよね」
沼っち「あるあるある、自分はさウッチャンナンチャンのテレビが見たくてもさ。かたっぽがさダウンタウン見たかったらさ、無理じゃん」
沼っちが水着を嫌がる
そしてメンバーはホテルに到着!
物価の高いボツワナはホテルもベリーエクスペンシブ!最低ランクのこのホテルでも1人1泊4500円とあいのり的には超高級。ただしちゃんとプールもついてます。
翌日は朝から38℃。
早速ホテルのプールに入ることにしたメンバー達。そして
「おぉー!(歓声)」
「来たー!」
女性メンバーが登場!そして待望の水着披露・・・
しかし、いきなりプールに飛び込んだ沼っち
沼っち“プールから逃げ出したかった。あいのりの旅で水着を着ることが1番怖かった”
実は、沼っちは、悲壮な決意を胸にあいのりへの参加を決めていた。その応募の手紙には
沼っち“前々から出たいと思ってましたが私は、女らしくない、スタイルもよくない。そんな自分のコンプレックスであきらめていたのです。あいのりを見てる限り、皆女性はやせているし可愛い人ばかりじゃないですか。私はスカートもはかないし、化粧もしてません。でも私だって恋愛したいんです”
すっかり盛り上がるメンバーたちをよそに、沼っちは1人見ている事しかできなかった。
すると樹莉が水中カメラで
樹莉「沼っちぃ」
沼っち「ムリムリ」
樹莉「今の気持ちを一言・・・」
沼っち「ムリだわ、ムリムリ」
そして、1時間後。
プールから上がる事にしたメンバー
ハカセ「ワン、ツー、スリー(カシャ)」
しかしどうしてもプールから上がる事が出来ない沼っち。
すると稜が
稜「沼っち」
タッキー「俺ら見てないからさ。上がればいいじゃん」
沼っち「やぁだやぁだ」
稜「タオルだけすぐ巻いて」
タッキー「ダメ?それでも」
稜「こうやってるから」
その時樹莉が
樹莉「大丈夫でしょ。沼っち。ハハハ行くよ~」
この一言に、沼っちは
沼っち“一体何アイツって感じ。水着を着ることも自分の中で度胸のいることだったのに。痩せててスタイルの良い樹莉には私の気持ちわからないだろう。樹莉!大っ嫌い”
その日の午後。沼っちは自分を責めていた
沼っち“なんか自分が嫌なんですよ。自分がスゴイなんか汚い。悲しいですよね、なんかそういうの”
「女らしくない」というコンプレックスを抱えルックスのいい女性を見るとひがんでしまう自分の事が沼っちは、大嫌いだった。
そして・・・沼っちは泣き出してしまった。
しかしコンプレックスの塊の沼っちが、この国で恋の大波乱を巻き起こすことになる!