あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

ゆーみんに素直な気持ちを伝える浅ちゃん。しかし浅ちゃんが突然倒れてしまう/初代あいのり第210話のネタバレ

初代あいのり209話では、隼人を想うゆーみん。ゆーみんを想う浅ちゃん。しかし隼人もゆーみんが気になってきた回でした。

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210話の題名は「素のままの私で・・・」でフジテレビでのオンエア日は2004年3月8日。

 

空回りを繰り返すハオロン

マダガスカルの首都アンタナナリヴで過ごす7人。今日のランチは

ゆーみん「お茶っぽい匂いがするねぇお茶の味がするなぁ」

見た目も味も、出涸らしのお茶葉!これは「ラヴィトゥトゥ」というマダガスカルの郷土料理。

「キャッサバ」という日本のお茶の葉に似た植物をミンチにし豚肉と一緒にじっくり煮込む

カジ「結構美味しい」

ハオロン「思ったよりいける」

最初は戸惑ったメンバー達も、マダガスカルならではの味に慣れて来たようだ。

そんな中

浅ちゃん「ハァーッ」

一人ぐったりとしていたのは、浅ちゃん。この国で11カ国目。長旅のせいか、ここの所かなりお疲れ気味。

 

再びラブワゴンに乗り込んだ7人。車内では、一人浮かない表情の社長のハオロン。

ハオロンといえば、合流早々、空気が読めないトークを連発して、女性陣に大顰蹙。あまり会話をしてもらえない状態が続いていた。

そこで

ハオロン「光る汗ぇTシャツぅ~♪君ぃを見てぇ~」

美紀「(カジ)大丈夫?」

カジ「・・・」

ハオロン「ハァ・・・」

さらに、その日の午後

ハオロン「美紀喋ろうぜ。あそこらへん行ってみようぜ」

美紀「私、気になるのがハオロンの、何々だぜっていうのがすごく言葉に優しさを感じ無い。行こうぜって言っちゃうとその人が行かせてるように聞こえるから」

ハオロン「行きましょう。じゃあ行こうか」

美紀「それいいじゃん」

ハオロン「あぁ」

それでもめげずに、今度はゆーみんの元へ

ハオロン「壁っていうか、感じるな。皆のな信頼を勝ち取る事が」

ゆーみん「信頼は別に勝ち取ったりするもんじゃなくて一緒にずっといて、お互いの事見てたら、自然にそういう風に思えてくるもんやと思う」

 

そんなハオロン達を乗せ、首都アンタナナリヴを離れ走り始めたラブワゴン。

その車内、ここの所お疲れ気味だった浅ちゃんが

浅ちゃん「アィヒアウィーゴータンタンタンタンイェーッオワッオワッ」

いつになく飛ばしまくる浅ちゃん。

ゆーみん「落ち着きよ。どしたん?」

浅ちゃん「はい、すみませんでした。何かなぁ疲れんの、疲れてるのを誤魔化してんのや」

 

元気のないゆーみんを気遣う浅ちゃん

その日の午後。公園で一休みするメンバー達。その中で

ゆーみん「フぅーッ」

引っ込み思案のゆーみんは、一人元気無く過ごしていた。

想いを寄せる寿司屋の隼人から、妻と子供の存在を聞かされて以来すっかり悩みモードのゆーみん。

すると、そこへ

浅ちゃん「大丈夫?」

浅ちゃんがやって来た!

浅ちゃん「体調大丈夫なの?」

ゆーみん「私、別にしんどいんじゃなくてただぐうたらしてるだけ」

浅ちゃん「ケン玉おじさんと喋ろうよ」

ゆーみん「ケン玉おじさんなんや」

浅ちゃん「テッテレッテテテテテ・・・」

すると、ゆーみんは

ゆーみん「もしもしカメよカメさんよ~どうしてそんなにのろいのか♪おーしっ。オイッ」

浅ちゃん「あゴメンゴメン」

浅ちゃんのお陰で、すっかり元気を取り戻したゆーみん

ゆーみん“浅ちゃんといると素のままの自分でいられるのが楽しい”

そして、そんなゆーみんの笑顔を前に、浅ちゃんは

浅ちゃん“ゆーみんを見てたらやっぱこの人とずっと一緒にいたいなっていうのが一番強いと思います。もう好きだからうん。この気持ちだけでいいんじゃないかなって思える所まで来ました”

 

マダガスカル中央高原をひた走るラブワゴン。

7人は長距離移動の合間に、ピクニック気分で近くの山へと繰り出した。

するとそこへ

ハオロン「・・・ん?」

隼人「オー!」

「すごーい!」

集まってきたのは、ワオキツネザル。大陸から離れ独自に進化した、マダガスカル島の生態系を象徴する原猿類の一種だ

カジ「うお!びびった!」

世界的に貴重な保護動物に、こんなに身近に接する事が出来るのも、マダガスカルならではの体験。

 

幸栄へアピールをする美紀

そんな大地を、再び走り出したラブワゴン。

車内では、エステの美紀がダイバーの幸栄の隣をゲット。

隼人「美紀の膝借りたら?」

美紀「来いよ」

メンバー「オーッ~エロいんだけど」

すると美紀も

美紀「(肩)貸して」

幸栄「どうぞ。照れちゃうんだよね」

美紀「照れる?」

幸栄「照れちゃうよね」

美紀「照れちゃう照れちゃう。よいしょ。人肌が暖かくなりますよ。ラブラブ」

幸栄「ドキッとすんな」

幸栄に対して、いつになく積極的な美紀。何事にも一生懸命な美紀は恋愛も頑張りスト!

 

この日ラブワゴンが向かったのは、ドライバー・フレッドさんの知合いの日本人がいるという施設。

7人を出迎えてくれたのは

牧野シスター「初めまして」

マダガスカル在住十年という牧野シスター

牧野シスター「よくいらっしゃいました。暑いでしょ」

ここはアベ・マリア産院。出産のための十分な施設が不足しているマダガスカルでは新生児の死亡率が非常に高い。

そのためこの産院は、遥か遠くの村々からお産のためにやって来る妊婦達で、いつも大賑わい。

そんなアベ・マリア産院を切り盛りする、牧野シスター。日本から遠く離れたこマダガスカルの地で、四千人以上の赤ちゃんを取り上げてきた。

7人は、この施設の空き部屋に泊まらせてもらう代わりに、人手が足りない産院のお手伝いをする事に

隼人「いつでも手伝いますんで」

ハオロン「何でもやらせてください」

牧野シスター「嬉しいな、頼もしい」

 

出産の手伝いをするあいのりメンバー

ここで生まれる子供は、毎月100人近く。多い時は日に10人の生命が誕生する。

医療器具や資金、そして人手がまだまだ足りない産院で、シスターや助産婦さんは、猫の手も借りたいほど大忙しだ。

まずは、体重測定のお手伝い。栄養不良の子が多いこの国で、子供達の発育をチェックするのも、産院の大切な役目。そして赤ちゃんのお風呂入れ

「泣かないねぇ」

「泣かないねぇ」

「気持ち良いんだね」

さらにポリオ、いわゆる小児マヒのワクチンを投与するお仕事まで

ハオロン「動かないでねーハイハイ」

そんな仕事がようやく一段落し、部屋で休憩をとるメンバー達。すると、そこへ牧野シスターが

牧野シスター「お産を手伝ってもらう」

隼人「ハイ分かりました」

何と今度はお産の手伝い!

牧野シスター「命っちゅもんがどんなに大切なもんかって私ね今の人に分かってほしい。日本の小さな子がポンポンと殺すでしょ人を。命を大切にするってことをちゃんと教えてないんじゃないかな?お父さんになったらちょっと教えてよ子供に」

「ハイ」

シスターに連れられ、まずは隼人とゆーみんが、お産の部屋へ。

妊婦さんは二十歳、今回が初産だという

隼人「多分すごいぞ」

ゆーみん「見た事ある?」

隼人「ある。2回目」

ゆーみん「すごい緊張してきた」

隼人「大丈夫」

お産初めて目の当たりにする出産の様子に、戸惑いを隠せないゆーみん。

牧野シスター「ギュッと持ってあげないと。大丈夫お母さんは元気だから」

一方隼人は

隼人「ファイト頑張れ!頑張れ頑張れ」

落ち着いて妊婦を介抱する

隼人「頑張れ頑張れ」

思いがけない難産・・・。シスターの動きも慌しくなる

牧野シスター「ここのちょうど下の所。こういう風に押してください」

ゆーみん「あ出てきた。出てきてる。出てきてる」

すると

「あっ」

(出産)

「ワーッヒューッ」

隼人「オチンチンついてた。男の子だ」

ゆーみん「男だ」

しかし・・・、グッタリしたまま、赤ちゃんは身動き一つしない。

自力呼吸の証しである産声をあげなければ、このまま死んでしまう危険がある

隼人「よし泣けっ」

ゆーみん「大丈夫?」

隼人「泣けっ」

気道を確保しようとしても赤ちゃんは全く反応しない。

その時

赤ちゃん「オギャー」

「おめでとー」

今日もここに、また一つ尊い命が誕生した。

牧野シスター「ちょっとドキドキした。死ぬ率も多いけど医療のね、機械とか日本のようにいっぱいないから。もう生命力に頼るだけ。抱いてごらん」

ゆーみん「はい。えっどどう」

隼人「首気つけろよ首」

ゆーみん「こう持ったらいいの?わーちょっと。あ寝ちゃった。すごい。生まれた」

隼人「可愛いな。ママの心臓の音と同じリズムにしてっと寝やすいんだけど」

ゆーみん「そうなの、すごいね」

生まれたての赤ちゃんを抱きながら、見守り続ける隼人。そんな隼人の姿を見つめるゆーみん・・・。

 

隼人への不安が消えつつあった

そして、ひと休みする事にした2人。

すると、別れた妻との間に子供を持つ隼人が、自分の息子の話を始めた

隼人「もう4才だじゃ。早産まれだから」

ゆーみん「今はもう全然会って無いの?」

隼人「うん。会ってないよ」

ゆーみん「それでいいの?」

隼人「あっちも彼氏とかできてもしその人と結婚するんだったら子供も俺の記憶よりそっちのパパの記憶でね。子供も幸せだと思うしよ。あっちが幸せだったらいいんだけどよ」

そんな隼人の言葉にゆーみんは

ゆーみん“隼人は誠実な所のある人なのかなって。一生懸命父親やっててちゃんと結婚生活っていうのを送ってたんだろうなって。尊敬出来る人ですね”

ゆーみんを苦しめ続けた隼人への不安は、少しずつ消えようとしていた・・・。

 

浅ちゃんも必死にゆーみんへアピール

休憩時間産院での休憩時間を、思い思いに過ごすメンバー達。そんなゆーみんの姿を、浅ちゃんは一人見つめていた

浅ちゃん“もうすぐ一年、本当に辛い時は辛かったけど、でもやめないで良かったなって本当に思って”

アメリカであいのりした京都の魚屋浅ちゃん。気付けば一年の月日が、流れようとしていた。

その間、幾度となく繰り返した忘れられない出会いと別れ。そして、後悔・・・。シンガポールでの涙。失意の日々・・・。

そんな苦難の連続を逞しく乗り越えた浅ちゃんは、ネパールでついに、ゆーみんと出会った。

そして11カ国目を迎えた今、ゆーみんに恋をした浅ちゃん。その想いを伝える時は、間近に迫っていた・・・。

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そして、その日の午後

ゆーみん「やっほい」

浅ちゃん「ん行こうか」

ゆーみん「うん」

浅ちゃんが、確かな想いを胸に、ゆーみんを誘い出した

浅ちゃん「あー気持ち良いなマジで。ゆーみんもホント変わったよ。ええように。悩むことはいっぱいあるやろ」

ゆーみん「ある」

浅ちゃん「色々悩んでるけど一歩一歩進んでる姿にそれがホンマにカッコええなと思った。とっても。すげぇ魅力的にも見える部分があったから」

ゆーみん「うん・・・ありがとう」

そして、浅ちゃんは

浅ちゃん「で、この人に何か惹かれるなって思ったのね」

ゆーみん「…うん」

浅ちゃん「ゆーみんも恋愛をしてるのは俺はすごい分かるのね。俺も今すげぇ恋愛してるなって思うし、やっぱ後悔せんようにってのは最近は特に気付いた。だからそういう人が現れたから俺も旅は終わりやなとも思うし」

ゆーみん「うん」

そしてゆーみんは

ゆーみん“ひょっとして浅ちゃん、私の事を…気にしてるのかなと。もしそういう風に思ってくれたり、ね。してる人がいるとかいうのはビックリやし、嬉しいし。初めてで・・・”

生まれて初めての感情をゆーみんは噛み締めていた。

そして1年に渡る旅で出した結論をゆーみんに伝えた浅ちゃん。

しかし、恋の神様は、浅ちゃんに残酷な運命を用意していた。

 

浅ちゃんが倒れる

浅ちゃんが、激しい悪寒を訴え倒れこんだ。

シスターと産院のスタッフが、点滴を持って浅ちゃんの部屋へ向う。駆けつけた医師によると

医師「肝機能の数値が通常の倍以上になっています」

何と急性肝炎の疑いがあるという。一刻も早く精密検査が必要との診断!車で4時間離れた首都アンタナナリヴの総合病院へ搬送された。

そして、専門の医師による診断の結果、何とマラリア感染の疑いもでてきた!ついに緊急入院・・・。

告白を目前に、皮肉な運命に翻弄される浅ちゃん。

神はこの男に、どんな結末を与えるのか!?

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ゆーみんと隼人、更には浅ちゃんを含めた三角関係/初代あいのり第209話のネタバレ

初代あいのり208話では、ハッシーが美紀へ告白をするも、無残に敗れ去った回でした。

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209話の題名は「前途多難」でフジテレビでのオンエア日は2004年2月23日。

 

アフリカへやってきたラブワゴン

その日、6人がやって来たのは国際空港

カジ「もうこの国ともお別れだわ」

代車で続けてきたスリランカの旅は、ここでお終いだ

「バイバーイ」

こうして、島国スリランカから飛行機に乗り込んだ6人。

アジアを旅してきたメンバー達は、赤道を越え南半球へと入り、ついにアフリカへ!

やって来たのは、あいのり46カ国目

「マダガスカール」

マダガスカル

アフリカ大陸に寄り添うように浮かぶ島国マダガスカル

アジア系の祖先を持つといわれ、アフリカ大陸とは全く違う文化を持つ不思議の国。

ここに息づく動植物も、独自に進化したものばかり。

美しい海には、古代魚シーラカンスが泳ぎ、大地にはバオバブの巨木が聳え立つ。

マダガスカル、ここはまさに地球最後の楽園!

 

そんな新たな国に降り立った6人。すると

カジ「あった~」

浅ちゃん「ハイ来ましたー」

ラブワゴン発見!マダガスカルのドライバーは、フレッドさん。妻子持ちの37歳。

早速、ラブワゴンに乗り込む6人!

そんな中、落ち着きの無いメンバーが…。

カジ「楽しみだな、ドキドキしてきた」

ネパールであいのりして自信満々だった恋愛の達人カジ。しかし、スリランカで美紀が入って以来、男性陣の視線は全てカジから美紀へと移動・・・。

セクシーダイナマイツを発揮する場もなく旅して来た。

そんなカジにとって今日は期待の男性新メンバー合流の日。

 

ハオロンがあいのりに合流

走ること10分。

浅ちゃん「あっいたいたいた」

カジ「いたーっ」

浅ちゃん「いたいたいた」

新メンバー発見!

浅ちゃん「大人系じゃねぇの?」

美紀「爽やか爽やか」

カジ「えーっ」

カジ、大興奮!

美紀「カジ速すぎる」

新メンバー「大家好!我叫浩龍!請多多関照」

カジ「?」

新メンバー「えっとそれは冗談でして東京からきました、ハオロンと呼んでください」

ハオロン(30才)は通訳会社社長で東京都出身。中国語・英語・ロシア語など5カ国語を操るこの男。通訳の会社を経営する何とあいのり初の会社社長!ハオロン「イェーイ。やったー合流したぞ。嬉しいよ。入って」

カジ「テンション高いですね」

ハオロン「ハイ!」

このハオロン(浩龍)というニックネームは、本人の強~い要望によって決まったもの

ハオロン「なぜハオロンかといいますと僕中国に留学しておりましてその時につけたチャイニーズネームがハオロンです。ブルースリー、中国語で言うと李小龍で僕もそれにあやかって龍を付けました。ブルースリーが死んだ日と僕が生まれた日が同じです。なので勝手にブルースリーの生まれ変わりだと思ってる次第です」

 

最初から飛ばしまくるハオロン

とりあえず、ドライバーのフレッドさんが、7人に資金を渡す。

旅の資金は一人一日1500円。これはこの国で貧乏旅行をするギリギリの額。

7人はここマダガスカルの首都アンタナナリヴから、一路南を目指す事に。

アンタナナリヴは、標高1200mの高原地帯に位置する、この国一番の大都会。

フランス植民地時代の面影を今に残す、歴史と文化の街でもある。

そんな街を行くラブワゴンの中で、新メンバー・社長のハオロンは

ハオロン「メンバーとかさぁあの後どうなったかとか聞いていいの?ハッシーは?」

浅ちゃん「ハッシーは帰ったよ」

ハオロン「何で?」

浅ちゃん「頑張って帰った。キツイなマジで」

ハオロン「りぃは寿司職人でバツイチだった隼人にふられて帰ったんだっけ?」

メンバー「…」

ハオロン「台本とかあるんでしょ?これ。ここで笑ってとか。ここで誰かと話してとか。無いよね、台本ね。台本あるのかなってホント思っててさ」

メンバー「無いね」

メンバー、ドン引き・・・。

 

宿に到着すると、早速女性陣の部屋では、

カジ「新メンバーすごい期待しちゃったからさぁマズイ」

美紀「っていうかもう良い意味の元気とかさぁ図々しい元気違うからね」

カジ「30歳であれはちょっと幼すぎ」

美紀「社長もしホントちゃんとしてたらこんなとここないでしょ」

カジ「前途多難。ヤバイですカジ、ハーッ」

新メンバー・ハオロン、社長なのに早くもリストラの対象になろうとしていた・・・。

 

日没とともに、夕食へと繰り出したメンバー達。街の食堂で定食を頼んでみると

「これスゲェ量だ」

マダガスカルは、アジア系の祖先を持つ国だけあって、お米が主食。3度の食事に必ずお米を食べ、1人当たりの米の消費量は何と日本の3倍!堂々の世界一!

その最もポピュラーな食べ方が、この「ヴァリシロカ」肉や魚介類のスープの「ぶっかけご飯」だ。

カジ「あうん何か煮干ダシのおでんって感じがして美味しい」

浅ちゃん「これ美味いな」

美紀「そだねぇ」

そして、今夜はお酒も!すると、社長のハオロンが

ハオロン「美紀が何かあのお酒注ぐの上手そうだよね。ハハハ」

さらに

ハオロン「カジはねぇ、アホキャラだよね」

カジ「エクスキューズミー?」

ハオロン「いやアホキャラって俺の中では最高のほめ言葉だぜ」

カジ「あり得ない」

ハオロン、またも暴走。そんな中、一人悶々とするメンバーがいた

ゆーみん「うーんうぅーん」

ゆーみんだ。スリランカで、想いを寄せる隼人から衝撃の過去を聞かされたゆーみん

ゆーみん「別れたっていう事はいたっていうことなんですかね。いるっていう事とはまた意味が違うのか・・・」

それ以来、ゆーみんは悩み続けていた…。

そして飲みまくる。すると、ハオロンが

ハオロン「介抱してやる」

ゆーみん「いらねー」

 

ゆーみんの隼人への想いを知る浅ちゃんは複雑な心境

そんな夕食の帰り道。カジが

カジ「浅野さん浅野さんエスコートして」

浅ちゃん「はい。ゆっくりね」

カジ「キャー」

浅ちゃん「あー姉さん、姉さん」

カジ「ホントね、カルシウム足りないの」

一生懸命カジを介抱する浅ちゃん。すると

浅ちゃん「マジで道に迷っちゃったよ」

カジ「だよね」

時刻は、午後11時過ぎ

隼人「ここ行ったらヤバそうな気するな」

浅ちゃん「すっげデンジャーやな」

「デンジャー!デンジャー!」

最後の楽園マダガスカルといっても、ダウンタウンは治安が悪い

隼人「全然大丈夫」

ゆーみん「うーん危ないよ。いきなり人出てきてグサとかやられたらどうすんの?」

隼人「ん?俺が守る。皆を」

そんな不安な夜が、ゆーみんの大胆な気持ちを駆り立てた

ゆーみん「(コンタクト)レンズ入れてないから地面が見えへんし(腕を)持っていい?」

隼人「いいよいいよ。全然オッケー」

ゆーみんが、隼人と腕を組んだ

ゆーみん“お酒で気が大きくなって初めて男の人と腕を組んだ。ドキドキした…”

カジ「1、2、3、4!」

そして、そんなゆーみんの姿を、浅ちゃんはただ見ているしかなかった。

ゆーみんに、ほのかな恋心を抱いていた浅ちゃん。しかし彼女の隼人への想いも、浅ちゃんは気付いていた

浅ちゃん“ゆーみんのそういう気持ちも痛いほどに分かるから、すごく辛い…。胸が痛いってこういう事言うんだろうなって。でも好きだからゆーみんの事が。頑張ります”

 

幸栄と美紀が急接近!

翌日。

7人がやって来たのはマダガスカル式洗濯場!水道の普及率が低いこの国では、洗濯は川でするのが当たり前。

早速、7人も挑戦してみる事に。しかし

浅ちゃん「ダメだ!」

なかなか汚れが落ちない。その時

「貸してごらん」

このお母さん、このあたりでは評判の洗濯の達人

浅ちゃん「お母さん直るのかね」

すると達人が取り出したのは何とトウモロコシの芯!ブラシとして使うと、テキメンの効果があるという。本場の技で、しつこい汚れを落とす達人

「おーっ」

浅ちゃん「ありがとうございます」

しかし

ゆーみん「ありゃ茶色くなったな何か」

隼人「汚くなったよ逆に。浅ちゃん」

これが、おおらかなマダガスカル流。

 

そして洗濯物を干す7人。すると幸栄が

幸栄「ハイ俺のパンツ欲しい人?」

美紀「くださーい」

楽しそうに過ごすダイバーの幸栄とエステの美紀。

三角関係だったハッシーが去り、この旅に残された幸栄と美紀。2人には、もう何の障害もなくなったようだ。

洗濯物が乾くまで、2人きりで過ごす事に。

美紀「お酒の席も楽しかったね」

幸栄「楽しかったね。良かった昨日は。美紀だけじゃん。あんまり酔ってないっていうか」

美紀「何か酔いたいなっていう風に思うんだけどどっかで自分でブレーキかけるんだよね。何か悪いなって思う。変な所があるんだよね」

自制心が強い頑張りストの美紀にとって、酔っ払った自分を曝け出すなんて、もってのほかのようだ。すると

幸栄「美紀は結構頑張っちゃうのかなっていう部分はあるよね。俺はね頼られて全然悪い気はしないから、頼ってくれたら頼ってくれてんだなって思って素直に嬉しい部分があるからそうしてほしい」

そんな幸栄に美紀は

美紀“幸栄は頼もしい。信頼できるなって思う”

幸栄と美紀、2人の恋が今燃え上がろうとしていた!

 

自宅その日、ドライバーのフレッドさんが案内してくれたのは

フレッドさん「マイワイフ」

メンバー「えーっ」

そう、フレッドさんの自宅。

一家4人が暮らすのは、こじんまりしたキッチンに寝室、そしてリビングという、2kの小さな一軒家。

7人は、そんなフレッドさんのお宅で、お昼ご飯をご馳走になる事に。

この日の料理は、お赤飯。すると

「オーッ」

「マジけ」

何と牛乳を炊き立てのお赤飯にかけた!お米大国マダガスカルならではの、ユニークなお米の食べ方!仕上げには、ハチミツをた~っぷりとかける!

美紀「結構牛乳が濃厚」

ゆーみん「甘い」

カジ「ミルクじやみたいな」

一家の温かいもてなしに、すっかり和む7人。そんな中

隼人「うぃーっいないいないバーッ」

無心になって子供と遊ぶ寿司屋の隼人。そして、そんな隼人の表情を、静かに見守るゆーみん

ゆーみん“やっぱり、ふと考えますね。奥さんと子供がいた人の事を本当に分かりきれるのかなっていう風にも。やっぱ隼人が好きやから隼人に直接話聞きたいです”

人生で初めて恋した男性を本当に理解するために、ゆーみんは隼人と、もっと深く話しをしたかった。

 

ゆーみんが隼人を誘い出す

その日の午後。

ゆーみんが、勇気を出して隼人を誘い出した

ゆーみん「・・・」

隼人「昨日酒飲んだ帰り道よ。軽いデートしたみたいな感じじゃないけ?」

ゆーみん「ごめん。何でもない。」

隼人「何であっち向くの?」

ゆーみん「何でもない。だってなぁ。だって何でもない。ああいう事されるのは嫌?」

隼人「あー昨日の夜みたいな、いや全然良いよ」

ゆーみん「別に誰にされても喜んでそう」

隼人「あっ?俺?んだのかなぁ。どうなんだべ」

ゆーみん「知らね。まぁうちもそんなした事なんてないけどさ別に」

隼人「いいっすよね」

ゆーみん「何が良いんだよ。恥ずかしいよ」

隼人「恥ずかしっ」

ゆーみん「何や!何やもう。うーん」

結局、思っていたような深い話は出来ずじまい・・・。

 

その日の夕方、街の市場にやって来たメンバー達。すると、

浅ちゃん「ゆーみん、ちょっと見て回ろか」

ゆーみんに想いを寄せる浅ちゃんが!

ゆーみん「ん?あでもいやこの前も浅ちゃんと一緒に行ったし」

ゆーみん、きっぱり浅ちゃんを拒絶。そして

ゆーみん「行くべ」

隼人「行くべ行くべ」

ゆーみん「行くべ行くべ」

今度こそ深い話しをするために、隼人を誘い出したゆーみん

ゆーみん「今どうしてるの?」

隼人「何が?」

その時!

隼人「亀かよ。すっげぇでっけぇ」

ゆーみん「やめてホンマ怖いから。ハァーッ」

また、失敗・・・。

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ゆーみんと隼人、浅ちゃんの三角関係

翌日。7人が繰り出したのは街一番の高台

美紀「すごい綺麗」

首都アンタナナリヴの街並みが幾重にも広がる。すると

浅ちゃん「ゆーみん色々回っていかへんか?」

ゆーみん「うん行こうか」

浅ちゃん「ありがとう」

浅ちゃんが、ゆーみんを誘った

ゆーみん「あゴメンなあれ何か浅ちゃん言って(誘って)くれたのに「いいわこの前行ったから」とか」

浅ちゃん「全然かまへんよ」

ゆーみん「でも言い方はやっぱ気つけるわ。感じ悪かったわ。あの言い方は」

浅ちゃん「大丈夫大丈夫」

ゆーみん「ありがとう良かった」

浅ちゃん「良かった良かった、何で俺が良かったっていわなあかんねん。おーキレイキレイ。良いよね。ここでこうやって風景を見てる瞬間ももうこの時だけなんやろなぁ。もう取り戻せへん過去やで。そう考えたらロマンチック」

ゆーみん「ロマンチック」

浅ちゃん「ヘヘヘ」

ゆーみん「フフフ」

想いを寄せるゆーみんと、楽しそうに過ごす浅ちゃん

浅ちゃん“彼女はかけてくれる言葉がすごい優しかったり見せかけの言葉じゃないなっていうのが良いし。すごい自分のやらなきゃいけない事とかひたむきに頑張ってたりする、その姿がすごい魅力的だったし。そういう所がどんどん惹かれていったりするし”

そんな浅ちゃんとゆーみんを見守るように、2人を照らし出す夕日が静かに沈んで行く

ゆーみん「おっ沈んだ。キレイやった」

浅ちゃん「うん良かったです」

しかし、ゆーみんの視線が追っていたのは隼人の姿。

ゆーみん・・・隼人・・・浅ちゃん・・・。

3人の織りなす恋模様が、マダガスカルの大地で一つの結論を出す事になる!

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ハッシーが美紀へ決死の告白。美紀が出した答えは、、、/初代あいのり第208話のネタバレ

初代あいのり207話では、隼人があいのりメンバーにバツイチであることを公表した回でした。 

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208話の題名は「ウルトラ・ポジティブ!」でフジテレビでのオンエア日は2004年2月16日。

 

隼人の子持ちという事実を受け入れられないゆーみん

スリランカの乾燥地帯をひた走るラブワゴン(代車)。

やって来たのはアヌラーダプラ。2500年前、この国最古の都があったこの街は、スリランカ仏教の聖地として知られている。

数多くある遺跡の中心に立つ純白の仏塔「ルワン・ウェリ・サーヤ」は、まさにスリランカのタージマハール。

そしてこの聖地でひとりのメンバーが、恋の結論を迎える事となる!

 

翌朝エステの美紀の左手の傷は、一向に回復の兆しを見せていなかった。

そこでこの日、もう一度病院で検査してもらうことに。

美紀の治療を待つ6人。そんな中、寿司屋の隼人の後ろで赤ちゃんが駄々をこね始めた。

かわいい赤ちゃんに、思わず顔がほころぶ。そんな隼人を…引っ込み思案のゆーみんは見てしまった

ゆーみん“21歳のまだまだ小娘な自分が、隼人を理解できるのか分からない…”

ゆーみんは、かつて妻子を持っていた隼人との間に深い溝を感じていた。

「あっ来た」

美紀「診察してもらった」

治療してもらったものの、頑張り屋の美紀も表情が冴えない。

 

ハッシーが動き出す

そして翌日のラブワゴンで、美紀が思いもよらぬ行動に出た

美紀「取っちゃえ取っちゃえ」

何と、不安に耐え切れずハサミでランボーも真っ青の自己流手術。美紀、それは頑張るにも程がある。

しかし美紀は、あまりの痛みからついに泣き出してしまった。そんな姿にハッシーは言葉を失っていた。

スリランカで出会ったエステの美紀。いつも明るくポジティブで、ひたむきに仲間を気遣う頑張リスト。ケガの痛みを笑顔で隠しながら、これまで旅を続けてきた。

しかし頑張り続けてきた美紀が初めて見せた涙。ハッシーは大きな衝撃を受けていた。そして

ハッシー“もしかしたらこの国で帰りそうな気もするんですよね、美紀が。リタイアとか…”

 

翌日。ハッシーは、美紀ではなくゆーみんを誘った

ハッシー「悪いね、もう一人のHくんじゃなくて」

ゆーみん「どうでもいい、そんなの。何やな!」

ハッシー「何で叩くんだよ。どうよ?何か行き詰ったりしてないの?」

ゆーみん「どっどう思う?ハッシーは。この前聞いたやんか。(隼人に)嫁がいたって」

ハッシー「聞いたね」

ゆーみん「聞いたやんか」

ハッシー「っていうのは?」

ゆーみん「色々よく分からん。難しいねんけど。やっぱりギャップが、うちと隼人のギャップがありすぎて。私が隼人の事分かるの…分かれるのかなぁって思って」

完全に行き詰まっていたゆーみん。すると

ハッシー「人ってさ、そういう性格だったり生きてきた環境だったりさ。そういうものが違う…違う部分があるから人を愛すると思うの俺は。俺は間違いなく(隼人から)ゆーみんは引かない気はするけどね」

ゆーみん「うん。けどいいのかなこんなんで」

ハッシー「何がこんなんなの?」

ゆーみん「普通の人が引く所で思いっきりアクセル踏んでる気がすんねん」

ハッシー「あっゆーみん?普通の人って何?」

ゆーみん「分からん。わからへんけど」

ハッシー「普通の人って何だよ。誰と比べてんだよ」

ゆーみん「わからへんけど」

ハッシー「だってゆーみんはゆーみんだろ?そんな世間一般と同じ恋愛をしたい訳?」

ゆーみん「そういう訳では別に無い」

ハッシー「でしょ?そんな普通の人とかそういう考えは切捨てなさい」

ゆーみん「そうかな」

ブータンで出会ったハッシーとゆーみん。引っ込み思案のゆーみんを、恐るべき前向き思考で励まし、支えて続けてきたハッシー。

ハッシーにとってゆーみんは、内気な妹のような存在だった。そして

ハッシー「頑張れよ。応援してます」

ゆーみん「ありがとう。ハッシーも頑張れよ」

ハッシー「照れんなって。惚れんな。じゃあそんなこんなでここでバイバイ」

ハッシー“今のゆーみんなら正しい答えではなく、自分に納得のいく答えをきっと見つける事が出来るだろう。俺がいなくても”

 

ポジティブシンキングのハッシー

ゆーみんをこの日も前向きなアドバイスで勇気付けたハッシー。

そうハッシーは超前向き思考、ウルトラポジティブシンキングの持ち主だった。

そしてこの超ポジティブシンキングによってハッシーの耳には、決して聞こえるはずのない『美紀の心の声』さえ聞こえていた。

初めて美紀と話したあの時

美紀「ハッシーいつもお水とかサラダとか取ってあげたりするじゃん。男の子女の子問わずね。それすごい良いと思う。『そんなハッシーってステキ』」

お揃いのハンカチを買ったあの時

美紀「この位でも何か記念に残れば『2人だけの記念だよ』」

美紀に人生の夢を語ったあの時

ハッシー「店の二号店をロスのサンタモニカって所に出したいと思ってるんだけど」

美紀『私もサンタモニカに連れてって』

美紀が子犬と戯れたあの時

美紀「あっ犬と鬼ごっこできるかな?『ホントはハッシーに追いかけてほしいの』」

そして

美紀「徐々に見えてきてるのはある。私の求めてる人。あーこの人いいなーみたいな」

もう一度言おう!ハッシーはウルトラポジティブシンキングの持ち主なのだ

ハッシー“美紀が見ているのは、この俺だ!”

告白を決意したら、ドライバーからチケットを受け取り意中の相手を呼び出し、想いを告げる

ハッシー「チケットください」

ドライバー「頑張ってくださーい」

過酷なラブワゴンの旅で、常に前向きであり続けようとした男ハッシー。その先に待つのは天国か地獄か!?

 

ハッシーが美紀へ告白!

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美しい夕日に照らされた湖のほとりで、ひとり美紀を待つハッシー。その表情は自信に満ち溢れていた。

美紀との恋の最終章。ハッシーは最後の仕上げに取り掛かっていた。

胸キュンなセリフ暗記中。その時!愛しの美紀が現れた

美紀「キレイなところだね」

ハッシー「MAYBE?」

美紀「PARDON?」

ハッシー「キレイだねここ。スゴイそれこそ静かに時が流れてるって感じがしない?人が泳いでんのとか体洗ってんのとか。今日はさ、ちょっと俺の話しを聞いてもらいたいな、と。

美紀がスリランカ、この国の最初で…うん。合流して、最初はね、可愛くて明るい子だなっていう印象的にはね。

ちょっと飛んじゃってるかなっていう部分もあったけど、うん。でもやっぱり話してくうちに。あと行動とか見てくうちに。

 

結構、もっと深く知りたいなっていう風にすごい思ってて。ゾウのウンコの処理した所で、覚えてる?犬と鬼ゴッコしてたの?何か色んな顔持った子だなぁってスゴイ思って。

俺が美紀ともしそういう関係になる事ができたら良い意味でこう刺激のあるお互いが、そういう付き合いが出来そうだなって感じたし、ただやっぱ体力的にね。結構辛そうだったし万が一いなくなっちゃって自分、俺が後悔するのが嫌だったから。

もう今日、言おうっていう風に自分で決断した。美紀の最愛のパートナーになりたいなってすごい思って。だから俺は美紀が好き。もっと知りたいしもっと知って欲しいから。え、告白しました。ちょっと待ってね。暗くなっちゃったね、だいぶ。ジャン、作りました」

美紀「すごいね、キレイだね」

ハッシー「キレイでしょ。またピンクを織り交ぜておいたから。ちゃんと大事にね。チケット、じゃあ明日朝待ってます。じゃあ遅くにごめんね。じゃあ手お大事に。薬飲んで。バイバイ」

最後まで美紀を気遣い、ハッシーは立ち去った。花束に込められた熱い想いに美紀はどんな答えを見つけ出すのか…

 

その夜。他の5人のメンバーにハッシーの告白が伝えられた。

ライバルダイバーの幸栄はショックを隠せない。

スリランカで美紀を巡って闘ってきたハッシーに先を越された幸栄は、ひとり途方に暮れるしかなかった

幸栄“やっぱ帰って欲しくないなってのが正直な気持ちであります”

ゆーみん「ハッシー、寂しくなるな。色々話聞いててもらったしすんごい何か前向きな事とか言ってくれはったし、本当にイイ奴、ハッシーはイイ奴。ハッシーはイイ奴」

 

ハッシーの告白を受けて、美紀が出した答えは??

運命の朝。聖地アヌラーダプラの寺院を暖かい日差しが包み込む。そこにはハッシーが確信を秘めた想いを胸に美紀が現れるのを待っていた。

共に旅してきた仲間たちはラブワゴンフィーチャリング日光江戸村号から、その恋の結末を見届ける。

その時!美紀がやって来た!

告白がOKならキスして帰国NOならチケットを返す

ハッシー「MAYBE?」

美紀「PARDON?」

ハッシー「どう体調は?」

美紀「体調は良くなってる」

ハッシー「良かった。俺はこのあいのりの旅に本気の恋っていうものを探しに来て美紀に出会いそれを見つけることができた。そういう気持ちにさしてくれた事をホントに感謝してる。俺は美紀が好き。一緒に日本へ帰ろう」

果たして、美紀の出した答えとは!?

 

美紀「ハッシーはジェントルマンでいつも特定の人だけじゃなくてみんなに気が遣えてそれが自然に出てくる人だなって思ってていつも隣にいてくれて気に掛けてくれて助けてくれてひとつひとつにすごくありがとうって思います。

 

前に言ったと思うんだけど、私気になる人が出来たかもって言った時があったでしょ。もうちょっとその人と話しをして、自分の気持ちを確かめたいと思うからハッシーと一緒には日本に帰れません。ペコリ。

じゃあこのチケットは返します。今までありがとう」

ハッシー「こちらこそ」

美紀はひとりラブワゴン(代車)へ。

 

ハッシーとの別れ

別れの時。

浅ちゃん「頑張ったやんけ」

ハッシー「このバスだと実感が沸かないよ。寂しいっちゃ寂しいけど、みんなまだ(旅が)あるし。ただ、まあ俺のことは忘れんなよ」

「当たり前だろ」

「忘れるわけないよ」

「マジありがとね」

「カッコ良かった」

ゆーみん「ありがとうハッシー」

ハッシー「じゃあな」

「ハッシーありがとう」

「じゃあなバイバイ」

ハッシーを残し、ラブワゴン(代車)は再び旅に出た。

こうしてオシャレ居酒屋ハッシーの旅はスリランカでその幕を閉じた

ハッシー「(気になる人は)誰なんだろう…」

 

一方、6人になったラブワゴン。ますます広く感じる20人乗りの車内で、メンバー達は言葉を失っていた。

そんな中、美紀は

美紀“ハッシーが真剣に考えてくれたからこそ中途はんぱにこたえる事は出来なかった”

そして

美紀“もう少し一緒にいて、自分の気持ちを確かめたい。幸栄に対しての・・・”

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隼人がバツイチ子持ちの事実を打ち明ける。その時ゆーみんは/初代あいのり第207話のネタバレ

初代あいのり206話では、浅ちゃんがゆーみんに恋をしていることをスタッフに打ち明けた回でした。

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207話の題名は「忘れられなくて」でフジテレビでのオンエア日は2004年2月9日。

 

隼人は自分自身に憤りを感じていた

スリランカの荒野を北に向かう、ラブワゴン・フューチャリング日光江戸村号。

その夜。夕食のレストランへやって来た7人。

すると、これはパパダンという米の粉を揚げたスリランカのスナック。チキンや野菜、数種類のカレーをつけて食べる。

セクシーダイナマイツ、カジのパパダンはやはりダイナマイトサイズ。

そんな中、寿司屋の隼人にカレーを取り分ける引っ込み思案のゆーみんの姿が

隼人「ありがとう」

ネパールから隼人を一途に想い続けてきたゆーみん。そんなゆーみんを浅ちゃんは複雑な想いで見つめていた

浅ちゃん“ゆーみんの気持ちや、ゆーみんが常に見てる人も分かる。これはカナリしんどい恋愛に気付いてもーたな”

 

そして夕食後、部屋に戻ったメンバーたちは思い思いの時間を過ごす。

そんな中、ひとり部屋で考え込む隼人の姿が…

離婚し、離ればなれとなった息子がいる隼人。この旅で、隼人は自分の過去を仲間たちに打ち明ける事が出来ずにいた

隼人“みんなさ、嘘ついてる自分が嫌んだくて嫌んだくて…”

そして過去を乗り越える為に旅に参加したはずが、全く恋愛に踏み込めない自分。隼人は強い憤りを感じていた。

 

翌日スタッフと共にエステの美紀がある場所へ向かった。そこは病院。一体どうしたというのか?

実は美紀、数日前に手に出来た傷からばい菌が入り、化膿して大きく腫れ上がってしまっていた。

しかし、人一倍頑張り屋の美紀はメンバー達に迷惑をかけまいと、病院にも行かず、笑顔で旅を続けてきた。

だがその頑張りが傷を更に悪化させてしまったのだ。

その頃、ラブワゴンではゆーみんが男性陣に事情を説明

ゆーみん「美紀とかも明るくするタイプの子やし、あんまり気遣われたくないんやろなとか思うけど。(人に)見せへんけどさ。ギリギリやねん、ずっと。こっちきてから」

思いもよらない美紀の状況に、言葉を失うダイバーの幸栄、そしてオシャレ居酒屋のハッシー。

そこへ病院から美紀が帰って来た。

隼人「美紀、大丈夫なの?」

美紀「うん。大丈夫だよ。塗り薬もらった」

こうして再び走り出したラブワゴン。その車内にはいつもの笑顔を振りまく美紀の姿が…。

しかし、その左手は痛々しく腫れ上がっていた。

 

怪我をした美紀を気遣うハッシー

翌日。ホテルを出発したラブワゴンは山道を走る。

ワゴンを降りて、さらに歩くこと15分。すると、目の前に巨大な岩山が姿を現した。

高さ185メートルの一枚岩、シーギリヤロック。およそ400年前に建てられた王宮の遺跡が頂上に残されている。まさにスリランカを代表する世界遺産

7人は切りたった岩肌にかけられた細い階段を登っていく事に

浅ちゃん「めっちゃ足震えてきた」

そんな中、

ハッシー「大丈夫?あんまり(左手に)体重かけるとまずいね」

ハッシーは美紀のケガを気にしてエスコートする

ハッシー“美紀がツライ時、苦しい時、俺が守ってやりたい”

隼人「てっぺんでございます」

カジ「着いたー」

そこには見渡す限りのジャングルが広がっていた。

 

そんな大自然に背中を押され、あの男が動いた

ハッシー「MAYBE?」

ハッシーが美紀を誘った

ハッシー「美紀はどんな感じ?」

美紀「どんな感じ?そうだなぁ」

ハッシー「でも今美紀が一番神経使って頑張ってんじゃねぇのかなって見えるね」

美紀「そうかな?それぞれみんな頑張ってるもんだよ」

ハッシー「旅引っ張ってんの美紀かよとか思っちゃったりする」

美紀「そんな事無いでしょ」

ハッシー「でも我慢する必要は無いと思うよ。泣いたって、泣い、なななな泣きたい時は泣いといた方が良いよ本当。泣きたいと思った時に泣いとかないと涙もかわいそうだよ。やっと出てくるチャンスなんだから。辛くなったら洗濯位は…水着と下着だけだったらやってあげるから。分かった?」

美紀「落とすよ。こっから」

それは作戦ではない、ハッシーの心からの優しさだった。すると美紀は

美紀「あっ、よーいドンしてあの木まで競争しよっか」

ハッシー「しねぇよ」

美紀「しようよ~」

ハッシー「どうやってだよ」

 

ゆーみんが隼人を誘い出す

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天空にそびえる巨大な一枚岩。その雄大な姿に背中を押されたメンバーがもう1人。

引っ込み思案のゆーみんが寿司屋の隼人を誘った。すると隼人から思いがけない言葉が

隼人「女の子の中で一番強いの俺ゆーみんだと思うんだ。」

ゆーみん「あっまぁでも単…結構、おおざっぱにできてるから。ご飯食べれれば気が済むし。良く寝れればあーさっぱりとかいう感じやしね」

隼人「強くなったね、ゆーみんね」

ゆーみん「(気持ちの)ふり幅あったんですけどね。スリランカ来て」

隼人「一番成長したっけね」

ゆーみん「…どう変わった?」

隼人「(人と)ちゃんと目と目向かって深いところまで聞けるようになったし、よく笑うようになったし」

ゆーみん「あとは?あとは何か無いのかよ」

隼人「可愛くなったんじゃないの?」

ゆーみん「どうも…はぁ~」

隼人「何だず」

ゆーみん「ふーん。広いな、すっごい広い」

隼人「悩み事どがよ、考えてる事どがよ。この景色見てっどよ。ちっちゃいなぁと思うな」

ゆーみん「うん」

隼人「…色々頑張ってんだけどな俺。自分ではね。何も見えてこないんだよな」

ゆーみん「何が見えてこーへん?見えてこない?」

隼人「…何やってんだよ。本当によ、俺はよ!」

ゆーみん「それは何に対して?」

隼人「自分に対して」

ゆーみん「自分に対してですか?そっか」

隼人「あーあ」

 

美紀の一言で隼人の中で何かが崩れ落ちた

その夜、にぎやかな音に誘われ7人は食堂へ。

この日の夕食は『コート・ロティ』キャベツ・ネギ・にんじんなどの野菜に加えるのが、ロティという小麦粉とココナッツで作った麺。これを一緒に炒め、リズミカルに刻んでいく。この音がスリランカの屋台の名物となっている。

ボリュームたっぷりの庶民の味は、一人前80円。

そして夕食後。紙ナプキン代わりの新聞紙で折り紙をして遊ぶ7人。

美紀「どっから見てもゾウ。ぱおーん」

すると隼人が

隼人「チンチン」

バシッ!

カジ「隼人~26でしょ」

隼人「大っきな子供って言われたから」

カジ「ホントそう思う」

だがその直後、美紀の何気ない言葉で隼人の心が切り裂かれる事になる

美紀「でも隼人がお父さんだったら、たぶんすごいこう素直な子供が育つよね」

隼人「子供が何?」

美紀「子供が素直になる」

隼人「良い事言うじゃない」

美紀「お父さんバカにするけどね。お父さんの前では何だ、何だとか言いつつみんなの前で、俺父ちゃん好きだ、とか言ってすごいお父さん大好きだぁ」

その時、隼人の中で、何かが音を立てて崩れた。

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そして7人はホテルへ。足早に部屋に戻る隼人。しかしその直後。地元の子供の姿が…。

そして耐え切れず隼人はひとり泣き出してしまった。

静まり返った夜のホテル。寿司屋の隼人は暗い闇の中をさまよっていた。

離れ離れとなった家族への想い。胸に封印してきたはずだった。しかし

隼人“やっぱ(家族を)引きずってるんですかね。割り切ってたつもりだったんですけどどっか引っかかってるんでしょうね、やっぱり。それで今日(気持ちが)ぶわーって出てきて…”

そして深夜

隼人「ちょっと話あるんだ。座っててください。その辺にお掛けになってください」

女性陣「お邪魔します」

隼人「ずっと言うか言わねぇかずっと迷ってんだっけど、みんなさ。実はよ、俺よ、バツイチの子持ちなの。で、ずっと忘れらんねくて。子供の事も忘れらんねくて。カミさんの事もずっと忘れらんねくて。

辛くて辛くて離婚してからもずっと恋できなくて、みんなどしゃべっでっどみんなちゃんと自分の事言ってけで今までの恋愛経験とかみんなちゃんと言ってくれっけから。もう自分の中でもいっぱいいっぱいでよ。

 

嘘つく、嘘ついだりよ、人騙したりする事大嫌いだから、それずーっと思ってで、どっか引っ掛かる部分があって、みんなにさ、(偉そうに)色々こうなんじゃないのが?とかこうなんじゃないの?とか言ってぎだげど。

実は自分が一番ちっちゃくて何も出来ねぐて、ずっと溜まってで先さ、進まんねくて。そういう気持ちでずっといて、自分が嫌んだぐて…イライラして。恋愛どころじゃなくてよ。うん。これから先まだ旅続けっけどみんなも変な気遣わないで聞きたいことあっだらバンバン聞いでいいし。ただそれだけ…」

 

 

ハッシー「だいぶ楽になった?」

隼人「ちょっとな」

美紀「話してくれてありがとう」

ハッシー「別に今のメンバーだったらみんな誰もそれを言ったからといって逆に気遣って話したりするような事は無いと思うし」

幸栄「別にバツイチだからどうとか俺は思わないし隼人は隼人だし、何にも変わらないし。どだなだず」

隼人「どだなだず」

自らの過去、そして今までの苦悩の旅を正直に語った隼人。仲間達は隼人を温かく受け入れた。

 

隼人がバツイチ子持ちだという事実を知ったゆーみん

しかしゆーみんは

ゆーみん“どっどう整理して良いかがわからないです。正直…。隼人に奥さんがいて、あっ奥さんがいた?のか。でも奥さん…別れたっていう事はいたっていう事なんですかね?いるっていう事とはまた意味が違うのか…。隼人に奥さんがいっいた事があって、で、子供さんがいるっていう事を…ふー。幸せやったのかな?幸せやったんですかね?どう消化して良いのかがわからない。みんなみたいに「言ってくれて良かった。ありがとう隼人」っていう話じゃないと思います。私にとっては。「あぁこれで前より仲良くなったね」っていう話じゃない。たぶん”

突きつけられた隼人の衝撃の過去をゆーみんは受け止める事が出来なかった。

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浅ちゃんが遂にゆーみんへ恋。浅ちゃんがあいのり最終章へ/初代あいのり第206話のネタバレ

初代あいのり205話では、美紀に猛アピールをする幸栄とハッシー。更に美紀にも気になる人が出来た回でした。

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206話の題名は「気づいてほしい」でフジテレビでのオンエア日は2004年2月2日。

 

ハッシーが美紀を呼び出す

スリランカの夜。ホテルにはオシャレ居酒屋ハッシーの姿が

ハッシー「MAYBE?」

最近絶好調のハッシーは、この日もエステの美紀を呼び出していた

ハッシー「すっげぇ良い香りがするんだけど」

美紀「お風呂入ったばっかだからね」

ハッシー「シャンプーの匂いがムンムンする」

美紀「ムンムンかぁ。ムンムンって」

ハッシー「ごめんなさい」

ゴキゲンなハッシー。すると美紀から意外な言葉が

美紀「でも徐々に見えてきてるのはある」

ハッシー「見えてきてる?って何が?」

美紀「私の求める…求めてる人かな。あーこの人良いなぁーみたいな」

ハッシー「あっそう!?もうある?」

美紀「早い?早い?」

ハッシー「いやっいやっゴホッ。あっそう。それは俺全く感づかなかった」

美紀「全く感じなかった?」

ハッシー「感づかなかった。だって絶対分からないでしょ?周りから見てても」

美紀「こう皆に同じビスケットはいどうぞとかこう配ったとしてもそこでその人にちょっとこう声掛けてもらったりすると、あぁ良いなぁって」

ハッシー「なるほどね。すっげぇ気になるな」

美紀「そう?」

この日のハッシーの日記には

ハッシー“一体誰だろう?俺っちかな?いやたぶんそうに違いない。うっきゃらぴー!”

 

ラブワゴンが故障

翌日、ヌワラエリヤを出発したラブワゴンは、国内で最も険しい山道が続く、スリランカ中心部へ。

そして、走り続ける事6時間。その時、突然事件は起こった。

スタッフ「あっ煙でてる」

突如車内に白煙が立ち昇った。

スタッフ「早く降りてみんな、早く早く。ちょっと離れて!離れて!早く。(カメラの)ケーブル抜くよ」

ガソリンに引火する危険もあり、7人はワゴンから離れ緊急避難。かつてない事態にメンバー達は言葉も出ない。

10分後、ようやく煙もおさまり、近づいてみると、運転席下のエンジン付近が焼き付いていた。

「びっくりした」

「こえー」

幸い、ドライバーのラールさんが軽い火傷をおった程度で全員無事。

しかし、この事故があいのりの旅を根底から変えようとしていた…。

 

翌日、急遽修理に出されたラブワゴンの様子を見に、メンバー達は自動車整備工場を訪ねた。

原因はラジエーターの亀裂によって水が漏れ、温度が急上昇。エンジン周辺が焼けてしまったという。

幸栄「直るの?」

ラールさん「時間カカル」

ラールさん「部品が無いんだって。コロンボ(大都市)行かないとね、でまたコロンボで修理するとやっぱり一週間位かかる」

なんと修理に一週間。やむを得ず、ラブワゴンを諦め、代車を手配してもらう事に。

ここで7人は、ラブワゴンとお別れ

カジ「ありがとうラブワゴン」

美紀「寂しいね」

 

新ラブワゴンは、まさかの日光江戸村バス!

その日の夕方、車の手配が出来たという事で、行ってみると…

代車はなんとバス。しかも、ボディには

幸栄「日光江戸村

の文字が

浅ちゃん「ジャパニーズカーだ」

美紀「よくこんなのあったね」

ここスリランカには、日本の中古車が数多く輸入されている。

地元の車に混じって、日本でおなじみの輸送トラックや自動車教習所の送迎バス。中には立川駅南口行きの路線バスまで…

という事で!ここに新ラブワゴン(代車)が完成!

大きさ・重量共、旧ラブワゴンの約2倍。側面のロゴは日光江戸村とのダブルネーム。

広々とした20人乗りの車内には、補助席完備のデラックスシートが!

まさにあいのり史上最強のラブワゴンだ!

早速新ラブワゴンに乗り込む7人

「ちょっと変だよね。広すぎて」

しかし、座ってみると

隼人「これ良いなぁごれ。何だごれ~。社員旅行みたいな」

ここに新ラブワゴンでの、新たな恋の旅が始まった。

 

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新ラブワゴン(代車)で再スタートしたスリランカの旅。

20人乗りの車内は、歩き回っての移動も自由自在。

2人で離れて座れば

「毎回2ショットみたいだね」

7人で後ろに固まれば

「全員で話する感じだね」

「おもしろいね暑苦しいな」

新ラブワゴン、かなり使える!

 

象の孤児院へ立ち寄ったあいのりメンバー

この日到着したのは、キャンディ。

スリランカで最もスリランカらしいと言われる古都。伝統文化と庶民の生活が同居する、日本で言えば京都のような町。

その日の午後7人は、ジャングルを雄大に流れる川にやって来た。早速メンバー、記念撮影タイム。その時、突然象が現れた!

10分後、たちまち川は象だらけ。実はこの時間は、近くの施設で飼われている象達のシャワータイムだった。

 

そこで7人は施設を訪ねてみる事に。そこは数多くの象を保護している『象の孤児院』

メンバーを迎えてくれたのは、園長のシモンさん

シモンさん「この施設では現在67頭の象を保護しています。その多くがジャングルで親とはぐれてしまった子供の像や地雷を踏んで大怪我してしまった像なのです。みんな私の家族のような存在です」

国の援助とわずかな入園料で運営され、人手不足に悩むこの施設。そこで、7人は少しでも役に立ちたいと手伝いをかって出た。

すると

シモンさん「それじゃあ、像のウンチをみんなで集めてもらえませんか?」

引くに引けなくなった7人は、象のウンチ掃除をお手伝いする事に。その間にも、どんどんウンチは大量生産されていく。

ここで、園長さんが掃除のお手本を見せてくれた。

ん?もう一度見てみよう。ウンチを素手でつかみ、投げる

「手か…」

幸栄「よし、ガンガン行こうぜ」

という事で

隼人「うわーねちょってした今」

ハッシー「ウンコからキノコ生えてる」

ここで誰よりも活躍したのがダイバーの幸栄!ウンチをもろともせずワシ掴み!さすが自然児!

幸栄「この温かさがやみつきになってきた」

カジ「よっ!ウンコ名人」

ハッシー「就職させてもらえ」

一方、ゆーみんは

ゆーみん「これはもう土に還ってるってことにしよう」

ちょっと引き気味。そんな中、カジは

カジ「ウンコマーン!」

浅ちゃん「人生でこれほどウンコに接したの初めてやな」

 

こうして、訳も分からず大量のウンチをGET。という事で、今さらですが…

「キャンディ市ウィッキーさんからのトリビア

スリランカでは、象のウンチから、ノートを作っている。

「へぇ~」

象のウンチに詳しい、ランディット博士はこう語る

ランディット博士「はい、確かにこの国では像のウンチを使ってノートやメモ帳を作ってますよ」

ウンチ工場に行ってみた。そこには大量の象のウンチ。ウンチは繊維だけを取り出し、古新聞を水で練ったものの中に混ぜていく。

このウンチペーストを、和紙を作る要領で水分を取り除き、シワを伸ばし、5時間乾燥させる。

こうして、ウンチ紙が完成。その極上の紙質は、しっとりなめらかな肌触り。

ここでは、ウンチ小物入れや、手作りのウンチノートなどを作っている。

念の為、嗅いでみた。

「あまりウンチの臭いしないゾウ」

 

美紀の自然な姿にますます惹かれていく幸栄とハッシー

ウンチ拾いの後、美紀、幸栄、ハッシーの3人がドリカム状態で園内をお散歩。

するとそこに子犬が。

美紀「何か持ってればあげたいけどね」

すると美紀が

美紀「あっ犬と鬼ごっこできるかな?ピュピュ♪あっできっるぽい」

ハッシー「うわっやってるやってる。すごいすごい」

美紀「うわー逃げろー」

ハッシー「何でこうなるの?」

幸栄「ね」

美紀「逃げちゃえ、逃げちゃえ~」

ハッシー「不思議な感じだね」

幸栄「でも元気な娘だよね。明るいしな」

ハッシー「あんな5秒で犬と遊んじゃうんだもん」

幸栄「鬼ごっこできるかなってしちゃう位だからね」

ハッシー「すごいよ」

この日の男2人の日記には、

幸栄の日記“美紀の笑顔に見とれている自分がいた。ハッシーも同じ気持ちだったと思う”

ハッシーの日記“すごく純粋で不思議な子だ。そんな所が又、たまらない”

魔性の魅力で2人の男をとりこにする美紀。その胸中は、美紀のみぞ知る!

 

隼人の攻略に苦戦するゆーみん

翌日ラブワゴン(代車)に乗り込む7人。すると、引っ込み思案のゆーみんと寿司屋の隼人が隣同士に

ゆーみん「最近どうですか?」

隼人「アハハハ。いきなりなんが。俺はZZZ。いたっ不意打ち突かれた今」

ゆーみん「寝るな」

隼人「俺は最近はどう答えだらいいか分からない。多分何も無いのね」

ゆーみん「何も無いの?ふーん。何も?そっか」

それっきり途絶えてしまった2人の会話…。隼人の言葉がゆーみんの心にさみしく響いていた

ゆーみん“ネパールで、勢いからあからさまな事を言ってしまった。でもその後、隼人との間に何か変わったという事もない。どうしたら隼人の気持ちを動かす事が出来るのだろう”

 

翌日7人は昼食のレストランへ。

すると、隼人の目の前に座るゆーみん。そこにはある変化が!

手には真っ赤なマニキュア、さらに普段はつけた事もないネックレスにイヤリング。それは、少しでも隼人の視界に入りたい…そんなゆーみんの切ない乙女心だった。

レストランを後にした一行。その車内ではゆーみんと隼人は離れた席に。

隼人の為にした精一杯のオシャレ。しかし隼人は全く気付かなかった。すると

浅ちゃん「ちょっと良い感じちゃうのそれ?」

気付いたのは、浅ちゃん

浅ちゃん「イメチェンやイメチェン。何かすげぇゆーみんが!」

ゆーみん「男の子はやっぱ(マニキュア)薄い色の方が好きかな?」

浅ちゃん「キラキラしてるやつとか?」

ゆーみん「ピンク系とかね」

浅ちゃん「ピンクはちょっと」

ゆーみん「ピンクはあかんの?気持ち悪くない?」

浅ちゃん「似合うよ、絶対。自信持てって」

ゆーみん「そう?ありがとう」

するとゆーみんは

ゆーみん「でも頑張ってもどうにもならんかもしれんなぁ、とか私も思う時はあるけどでも何か、やっぱやれるところまではやりたいし。結果アカンかってもやれるところまでやったらその分何か(自分の)幅が広くなるんじゃないかなって。ここまで私は出来るでっていうのは広がるんじゃないかなぁと思うし」

ゆーみんは強い決意を語った。

 

浅ちゃんがゆーみんに恋!

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その夜スタッフの部屋を訪れた浅ちゃん。すると

浅ちゃん「何かもしかしたら俺こいつの事好きなんじゃないかなあって思って」

そして浅ちゃんがその胸の内を話し始めた

浅ちゃん「何かそういう色んなゆーみんの事を考えてると」

ゆーみん!闘病の末、自らの意志で新メンバーとしてネパールで再合流した浅ちゃん。ゆーみんと出会ったのは、この日だった

浅ちゃん「最初はもう、あぁ俺よりもマイナス思考が強い人だなって」

アメリカであいのりした当時、引っ込み思案の浅ちゃんは、他人と目さえ合わせられなかった。ゆーみんを、あの日の自分と重ね合わせていた。

そして必死に殻を破ろうと努力するゆーみんを見守り、陰ながら応援してきた

浅ちゃん「何事にもひた向きさが感じられる所とか、意外と我が道を行くというかすごいマイペースな所も」

日増しに自信を付け、変わっていくゆーみんの姿が、自分の事のように嬉しかった。

浅ちゃん「ふと気付いたのが本当にすごい変わったなと」

ずっとゆーみんの恋を見守ってきた。ずっと…

浅ちゃん「応援できたら良いなあっていう気持ちもあるけどそれを取っ払ったら(自分が)どう考えてんだろうとか色々考えてたらやっぱ自然と彼女に目線が行く自分がいます。どうしたもんでしょう」

ゆーみんへの気持ちに気付いてしまった浅ちゃん。

今、10カ国に渡る浅ちゃんの旅が、最終章に向けて、走り出した! 

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美紀へ猛アピールをする幸栄とハッシー。美紀も恋の予感!?/初代あいのり第205話のネタバレ

初代あいのり204話では、新メンバーの美紀に幸栄とハッシーが恋をした回でした。

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205話の題名は「恋の大作戦」でフジテレビでのオンエア日は2004年1月26日。

 

エステ中の女性陣に紛れ込む男性陣

インド洋に浮かぶ島国スリランカを走るラブワゴン。その車内には

美紀「男の子に歌って欲しいのはラルクアンシェル」

元気な美紀の後ろで相変わらず暗く沈む引っ込み思案のゆーみんの姿が…

エステの美紀の出現で自信を失い、ヤケ酒で泥酔してしまったゆーみん

ゆーみん“皆に迷惑をかけてしまった。でも相変わらず美紀の一挙一動を見て落ち込んでしまう”

 

この日、ドライバーのラールさんに案内され、やって来たのは今スリランカOLに大人気だという一軒のお店

ラールさん「ここはアーユルヴェーダマッサージのお店です」

アーユルヴェーダとはインドが起源とされる伝統的なマッサージ。数種類のハーブを混ぜたオイルを使う。

早速オシャレ居酒屋のハッシーが、アーユルヴェーダを体験。最近額の広さが気になるというハッシーは頭をマッサージしてもらう事に

ハッシー「気持ち悪いんだけど」

暖めたハーブオイルを患部にたらしていけばオイルが地肌に浸透し、脳内の毒素を浄化してくれるという。

一方、女性陣はアーユルヴェーダの全身マッサージを体験することに。

隣の部屋が気になってしょうがない男ども。すると

ハッシー「ビキニとってるよ」

なんと、美紀ノーブラ!すると、ダイバーの幸栄があるモノを発見

幸栄「お前(ハッシー)たってんじゃねぇかよ」

ハッシー「しょうがねーだろ。分かるだろ」

幸栄「行こう」

男性メンバー「お邪魔しまーす」

そこで男どもが目にしたのは…オイルによってセクシーに輝く美紀のスレンダーボディ。

すると我慢できずにハッシーが、美紀の足を勝手にマッサージ。

美紀「誰?」

ハッシー「ハッシーだよ。気持ちいい?」

美紀「気持ちいい」

一方、ライバルハッシーの行動を見つめるだけの幸栄。それにはある硬い理由が

幸栄「触ったらたっちゃう。危ない危ない」

 

幸栄VSハッシー

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翌日。朝からやる気マンマンの幸栄。そこへ、ライバルハッシーが。

まず、先手をとったのは幸栄。美紀の隣をゲット。

ハッシー“ぬけがけしやがってこのエロ顔が!”

しかしシャイな幸栄、なかなか話題が見つからず目が泳ぐ。2人の間に重い空気が流れる。

するとようやく話題を見つけた幸栄が口を開いた

幸栄「美紀さ、チャイナドレスとか持ってんの?」

美紀「持ってないよ、何でだよ!」

ハッシー「いきなりチャイナドレスかよ」

美紀「エローイ」

幸栄「エロイとかじゃないよ」

完全に話題の選択ミス

幸栄「ごめんね」

ハッシー「この顔!」

幸栄「あ~恥ずかしい」

 

ハッシーが美紀を誘い出す

翌日。訪れた公園には、幅が40mもある『モンキーポッド』という巨大な木が。樹齢120年を越える大木の下でランチタイム。するとハッシーが

ハッシー「この辺にランダムに座ろうか。俺ここ」

思いっきりランダムに美紀の隣りに座ったハッシー。

カジ「カレーです。こちらはチキンカリーでございます」

スリランカではお弁当もやっぱりカレー。チキン・豆・野菜カレーが入って一人前200円。そして、手で食べるのがスリランカ流。

するとジェントルマン精神に目覚めたハッシーが、気配りを見せる。

 

そして昼食後、ハッシーが、美紀を誘い出した

ハッシー「クソッ。こんな時にハンカチ持ってないなんてジェントルマンとして失格だ」

美紀「いやいやいやいや」

この日、ハッシーにはとっておきの作戦が…名付けて、『夢を追う男に女は弱い』作戦

ハッシー「一応、でっかい夢としては(実家の)店の2号店をロスのサンタモニカって所に出したいと思ってるんだけど。そのサンタモニカっていうのは一年中気温が良くてすごいキレイな所なのよ。まぁ俺も直接行った事は無いんだけどね」

その時

幸栄「盛り上がってた?」

幸栄が乱入!その結果、幸栄に美紀をとられてしまった。

幸栄「美紀さ、好きになったらどうなるの?ガンガンいくんだ?気になる人を…こう今俺が美紀を呼び出したじゃん。こんな感じで呼び出したりできんの?」

美紀「私が?しないかな。あからさまじゃん」

幸栄「あーそうだね。あからさまだよな本当な」

美紀「幸栄は?」

幸栄「俺?いけないんだよね。行くんだけど空回っちゃって、しゃべりたい事しゃべれなかったり」

その時、2人の背後に忍び寄る人影が…幸栄に美紀を奪われたハッシーだ!

どうしても2人の会話が気になるハッシーは背後から監視する。そんなハッシーを更に監視する男が!警備員だ!変質者扱いされハッシー退散。

と思ったら二人の目の前を走り抜けるハッシー。

幸栄「どうしたんだ?」

美紀「何やってんの?しかも真顔だったよね。思いっきり」

ハッシー“妨害作戦見事に成功。これで二人の会話は俺っちの話題で持ち切りだろう。完ぺきだ”

 

カレー地獄にやられるゆーみん

翌日、スリランカの山間部を走るラブワゴン。到着したのはヌワラエリヤ。高原地帯に位置するこの街は、イギリス植民地時代の面影を残し、英国風の建物が立ち並ぶ人気の避暑地。

早速、昼食をとるため、街に繰り出した7人。入ったのは、一軒のレストラン。

すると出てきたのはなんとバナナカレー。スリランカの内陸部ではフルーツカレーが定番。ほかにも、マンゴーやパイナップルのカレーがある

カジ「いつもと違うカレーで嬉しい」

そのフルーティーなお味は

「何だこれ!バナナ辛い。パイナップルも辛い」

「バナナの味が全然せーへん」

やっぱりカレーはカレーだった。そんな中。引っ込み思案のゆーみんに異変が…。

小刻みに体を震わせ、目には涙。実は

ゆーみん“今まで言えへんかったけどカレーめっちゃ嫌いなんです”

スリランカに入って以来、ひたすら続く嫌いなカレー。その辛さから胃痛に悩まされていたゆーみん。カレー地獄、進まない恋と、まさにゆーみんは身も心もボロボロだった。

 

その日の夜。

隼人「辛そうな色してやがるぜ」

夕食はやっぱりカレー。ゆーみんの表情も冴えない。そして、お皿に盛ったのはライスだけ。

そんなゆーみんに気付いたオシャレ居酒屋のハッシー。するとハッシーはひとり部屋へ。

再び席に着くと、何かを取り出した

ハッシー「じゃあ今日は」

それはハッシーのマイふりかけ。ジェントルマンハッシー、ゆーみんを気づかう

ゆーみん「使わしてもらいます」

スリランカに入って初めて食べる、カレー以外の味。ハッシーのおかげで久々に食の進む、ゆーみんだった。

 

ハッシーが元気のない、ゆーみんを誘い出す

翌日。ハッシーがゆーみんを誘った。

ブータンで出会って以来、ずっと妹分ゆーみんの相談に乗ってきたハッシー。スリランカに入ってからゆーみんの元気のなさが気になっていた

ハッシー「何でそんなヘコミ気味になったのか聞いちゃマズイ?」

ゆーみん「…(美紀は)かわいいしね」

ハッシー「なるほど。分かった」

ゆーみん「そうそう、(自分と)比べて比べてってね。どうしても(比較)してしまったりしたから」

ハッシー「自信を持てっつってんだよコノヤロー。(ゆーみんは)目がキレイって言ってんじゃん」

ゆーみん「ハッシーお世辞言うな」

ハッシー「お世辞に見え…失礼だぞ」

ゆーみん「ごめん」

ハッシー「たまにはほら「そうかしら」とか。もう一回ね。ゆーみんも負けてないと思うけどな」

ゆーみん「そうかな」

ハッシー「そうだよ」

ゆーみん「そうか」

ハッシー「おうそれそれ。そういう風がかわいいよ。本当自信持った方が良いよ。だから逆に言えば自信を持ってないでオドオドしてる時のゆーみんは汚い」

ゆーみん「汚いとか、汚い!?」

ハッシー「言い方悪かった?ストレートに分かり易く言った方がいいかと思って」

ゆーみん「うんうんそっか」

ハッシー「人と比べてあっ俺の方がここはいい、私の方がいいとかさぁ。有頂天になってるのもバカだしさ、かと言ってそのね、人と比べて卑屈になってヘコンデルのもさ、バカらしいじゃん。そんな時間もったいないからさ。だったらもう自分らしくみたいなね。ゆーみんの良い所っていっぱいあるんだから」

ゆーみん「ありがとう」

ゆーみん“ハッシーの言う通り、人と自分を比べて卑屈になっても仕方ない。もっと自分にハッパかけていかないと”

 

ゆーみんが復活!?

翌日、ラブワゴンの目の前に広がるのは一面の茶畑。

実は丘陵地帯にあるヌワラエリヤはスリランカを代表するお茶どころ。標高1800mの高原で栽培される紅茶はセイロンティーの中でも最高級品。

茶摘みは原則的に女性の仕事で摘み頃の葉を選べるようになるまで3年はかかるという。

ここで、前向きになることを誓ったゆーみんが、茶摘みに挑戦することに。

一心不乱にお茶を摘むゆーみん。しかしカゴに入っていない。

するとゆーみんが想いを寄せる寿司屋の隼人が近づいてきた

隼人「難しいぞ。ゆーみんちゃんと獲れてんの?OKなの?」

ゆーみん「OK?」

隼人「NOだず」

ゆーみん「もっと?あっこれは獲っていいんや」

隼人「俺もさっきから選んでるやつ全部ダメだって言われてんだけど」

ゆーみん「そうなんや切ないな」

隼人とも普通に会話し、ゆーみんも元気を取り戻した様子。

 

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茶摘みを終えた7人は出来たての紅茶を頂くことに。

地元の人はストレートでは飲まず、砂糖をたっぷり入れたミルクティーを好む

カジ「疲れたときに飲むといいと思う」

そしてティータイムの後。京都出身の浅ちゃんとゆーみんが2人でお茶トーク

浅ちゃん「京都っていえば宇治茶っていうのがあがると思うけどそこまで(京都人で)お茶に凝ってるのって知らんよ」

ゆーみん「私もそんなお茶に凝ってないよ」

浅ちゃん「季節によって変わるほう?」

ゆーみん「ううん。麦茶、番茶、麦茶、番茶」

浅ちゃん「浅野家オール麦茶やで」

するとオール麦茶の浅ちゃんが

浅ちゃん「ここじゃあ2、3日の最新情報の近況聞かせて」

ゆーみん「ここ、2、3日はそうやな。自分の気持ちも大体は固まってきてるから、だから後はこれから行動するのみなんやろな。段階的には」

浅ちゃん「強くなったな」

ゆーみん「いや、いや強くはなっとらんです。まぁでもまだ自信がない、まだ自信がないとか言ってな、自信が出んの待ってる間に」

浅ちゃん「おっちゃん(俺)みたいになんぞ」

ゆーみん「それはわからんけどでもやっぱり。自信が無いなりに何とかしていかないとやっぱりね。待っててくれるわけじゃないもんねぇ、人はねぇ」

浅ちゃんに強い決意を語ったゆーみん。ゆーみんの前に、今明るく開けた未来が見えようとしていた。

 

幸栄と美紀が密着!

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翌日。近くの公園を散歩する7人。

すると、お馬さんを発見!早速ペアを決める事に。

その結果、エステの美紀はダイバーの幸栄とペアに。

しかも美紀、馬を怖がりかなりの密着。

幸栄「気持ちいい。こんな馬と密着したの始めてだからな」

馬と密着というより、美紀と密着。これには幸栄、エロ顔満開。

一方、ハッシーは浅ちゃんと…

 

ショッピングセンター翌日。7人がやって来たのは、街のショッピングセンター。

カレーにも耐え、少しずつ切り詰めてきたお金で買い物をする事に。

この時、乗馬で出遅れたハッシーにはある作戦があった。それは『有無を言わさず誘う作戦』

ハッシー「5時にここに集合で、じゃあ美紀行くか」

作戦成功!ハッシーの荒技に幸栄は成す術がなかった。

まんまとライバルを出し抜いたハッシーは、美紀と2人でお買い物。

美紀「ハンカチとかいいな」

ハッシー「そうだね」

美紀「すごい」

ハッシー「すごいすごいここ面白いかも」

美紀「ワインレッドあった」

ハッシー「ワインレッド好きだもんな」

美紀「好き~」

ハッシー「これ位の大きさでも良いの?」

美紀「うん。でもこれ位でも記念に残れば。どうしよう?これかこれかこれなんだな」

ハッシー「あーどれも良いね。白もかっけーな美紀。じゃあ俺白」

こうしてハッシーは美紀とお揃いのハンカチをゲット。

この日のハッシーの日記には

ハッシー“まるでデイトだ!うん、これはデイトだ!まるでカップルだ!うん、これはカップルだ!完ぺきだ”

それぞれの買い物を終え、戻ってきた7人。

幸栄「ハンカチ?うわっ良いな」

おそろいのハンカチを買った美紀とハッシーを、幸栄は余裕な笑顔で迎えた。

 

美紀の気になる人とは!?

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しかしその夜、

幸栄「ハンカチですか。色違いなんですけど買ってきて。きついなこれって感じでしたね。(美紀は)絶対ハッシーだと思うんですよ。もう間違いなく」

一方、ライバルハッシーは

ハッシー「大好きです」

絶好調!

その頃、女性陣の部屋には熱心に日記を書く美紀の姿が。

この国であいのりした美紀の心に始めてある感情が芽生えていた

美紀“気になる人が出来ました”

果たしてその相手とは!?ハッシーか!?幸栄か!?隼人か!?まさか…?

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新メンバー美紀をめぐる、ハッシーと幸栄の戦い/初代あいのり第204話のネタバレ

初代あいのり203話では、りぃが隼人へ告白をするが失敗して日本へ帰国をした回でした。

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204話の題名は「やさしい悪魔」フジテレビでのオンエア日は2004年1月19日。

 

ゆーみんの美紀への劣等感

ニゴンボで迎えたこの日。7人がやってきたのは朝市。

港の隣にあるこの市場には、その日獲れたばかりの海の幸が勢揃い。毎日大勢の人々で活気に溢れている。浜辺まで延々と続く市場の中を歩いているとそこには体長1mをゆうに超える巨大なエイが

浅ちゃん「浜辺でさばくっていうのがすごいよね」エイをさばく姿を真剣に見つめる寿司屋の隼人。

その時、隼人の職人魂に火がついた!漁師さんにお願いして、隼人もエイさばきに挑戦

美紀「うわ、すごいすごい切れてる」

男らしい隼人にエステの美紀から黄色い声援が

美紀「頑張れ!隼人~」

ゆーみんの表情がかたくなった。

 

翌日。ニゴンボを出発したラブワゴン。すると美紀からあるゲームの提案が

美紀「オヤジしりとり知ってる?何々してるオヤジって言って必ずじから始まって。なんとかかんとかしてるオヤジって言って。じゃあ私から始まりま~す。自転車に乗ってるオヤジ」

幸栄「時間に追われてるオヤジ」

カジ「自分勝手なオヤジ」

隼人「ジマンばっかりするオヤジ」

合流直後にも関わらず、早くも中心となってラブワゴンを盛り上げる美紀。ゆーみんは、どんどん気持ちがメゲていった

ゆーみん“あんな子がいたら絶対好きにならないわけないやんとか思うんですよね。すごい私から見てもあんなにかわいいし男の子から見たらなおさらだと思うんですよ。やっぱりその男の子の中には隼人も含まれてるわけなんで、来てると思います。隼人も”

美紀への劣等感で頭がいっぱいいっぱいのゆーみんはゲーム中も一人上の空。すると

幸栄「ゆーみん」

ゆーみん「あっ私か、えっと従業員を解雇するオヤジ」

超マイナスな発想。さらに

ゆーみん「次期社長の座を狙うオヤジ」

さらに

ゆーみん「地毛だとカツラをごまかすオヤジ」

さらに

ゆーみん「女子社員に結婚退職を迫るオヤジ」

美紀「ゆーみん辛口だよね」

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ハッシーの変化

ワゴンを降りた7人は、レストランへ。

昼食はもちろん、スリランカ国民食カレー。

するとここでも美紀はメンバーに気を遣い、かいがいしく動く。そんな美紀の姿にオシャレ居酒屋のハッシーは

ハッシー“美紀を見て気づいた。自分の事よりも廻りの事を考えて動く大切さ。ちょっぴり反省です”

そしてこの日を境にして、ハッシーに変化が。

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ジェントルマン翌日の昼食。

率先して皆の食事を取り分けるハッシー。さらに、移動中の車内では

ハッシー「暑い?」

美紀「もうちょっと下げてもらいたいな」

さりげなくエアコンの温度調整。そうハッシーは今、生まれ変わろうとしていた

カジ「ありがと」

気配りの出来る男、ジェントルマンへと。

 

ハッシーが美紀を呼び出してアピール

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翌日、ラブワゴンが向かった町は…ゴール。

古くからアジア有数の貿易地として栄えた港町。インド洋を臨むビーチはスリランカ1の美しさを誇る。

その日の夜ホテルの男部屋には…気合いを入れて身支度するハッシーの姿が

ハッシー「どっからどう見てもジェントルマンだな」

隼人「カッコいいな。カッコイイって一応言っとく。どこさ行ったんだろう?」

気合いバリバリのハッシーが向かった先には愛しの美紀

ハッシー「MAYBE?」

美紀「PARDON?」

ハッシー「ちょっと話さない?」

すると美紀から、思わぬ言葉が

美紀「ハッシーいっつもさお水とかやったりサラダとか取ってあげたりするじゃん。男の子女の子問わずにね。それスゴイいいと思う」

ハッシー「ありがとう」

美紀「スッゴイなんかありがとうって思うし」

思いがけず美紀に褒められたハッシー

ハッシー「別に言われたからやってる訳でも無いし何か性格なのかね。仕事で鍛えられたのかなって思ったりもするけど」

この時、オシャレ居酒屋のハッシーには美紀のハートをワシづかみにする秘策があった。それは

ハッシー「ワイン飲みたいよマジで。白と赤どっちが好き?」

美紀「赤」

ハッシー「断固赤?」

“オシャレなワインのウンチクで美紀に感心されよう”作戦!

すると美紀は

美紀「シーズンによるけどチリ産がいいかな。初めがちょっと渋いんだけど包容力があるのかな。で落ち着いてる所は落ち着いてる」

ハッシー「詳しいね」

美紀「何かハウスワインなんかダメなの。軽いとか。多分話してると延々と朝になるよ。きっと。」

ハッシー“自分のペースに全く持っていけなかったですね。顔はやっぱ見ての通りかわいいからやっぱ多分日本にいても男は寄って来るタイプだと思うんですけど色んな経験もしてると思うんですよね。だから手強そうですね”

明るく社交的でワインにも詳しい女、美紀。果たして、ハッシーに美紀を落とす新たな作戦は見つかるのか!?

 

ゆーみんが自信を失って泣き出してしまう

翌日。海岸線に沿いながらスリランカを南下するラブワゴン。

この日7人は、ドライバーラールさんの友人ウクムさんの家を訪ねた。

ビーチハウスを営むウクムさんの家のすぐ裏には、スカイブルーの大空と真っ白なプライベートビーチが広がっている。

早速、ビーチに出た男性陣。すると水着に着替えた女性メンバー登場!色鮮やかな水着姿の女性陣にメロメロの男性陣。特に初めて見るエステの美紀の水着姿にハッシーは

ハッシー「二ヤッ」

内陸の国ブータン・ネパールを旅して来たメンバーにとっては、初めての海。ウクムさんと一緒に大はしゃぎで海水浴を楽しむ。するとウクムさんが何かを発見!

見つけたのは、かなり立派なウニ。そこでメンバー達もウニ獲りにチャレンジ。ここで大活躍したメンバーが!

「えらい幸栄」

幸栄?幸栄と言えば…ネパールであいのりして以来、ほとんど出て来なかったので再確認するとダイバーになるため新潟から沖縄に移住した海を愛する男。ダイビングで磨かれた肉体はかなりのマッチョ!

そんな幸栄。慣れた様子で海に潜っては、次々とウニを探し当てる。ダイバー幸栄の活躍で、大量のウニをGET!

そしてこの日の昼食は、この海で獲れたガラマールという鯛に似た魚のホイル焼きと獲れたてのウニ。

更に寿司屋の隼人が刺身を作る事に。すると、さりげなく隼人のサポートにまわる美紀。

隼人「気をつけろよ。包丁の裏でだぞ」

そんな美紀の姿に動揺が隠せない引っ込み思案のゆーみん。仲良く作業する2人を見つめることしかできなかった

「たたき風だね」

隼人作、ガラマールのたたきが完成!

「うめー」

 

新鮮な海の幸に舌つづみを打つメンバー達。するとウクムさんが、この地方の地酒を振る舞ってくれた。

この壺に入ったドブロクのような地酒は『トディ』と呼ばれ原料はなんと、ヤシの木の樹液。その造り方は木の間をロープで綱渡りしながら樹液を採取しそれを2週間自然発酵させればヤシのお酒トディの出来上がり

カジ「超最高!」

ホロ酔い気分で盛り上がるメンバー達。

そんな中、あまりお酒の飲めないゆーみんが突然お酒をあおり始めた。すると美紀が

美紀「やめて。無理しなくていいよ」

美紀の言葉にゆーみんは…アクセル全開!その結果

ゆーみん「気持ち悪い~」

あっけなくダウン!ゆーみんグズグズ!するとそこへ心配した隼人がやって来た

隼人「大丈夫?ビニール袋」

しかし

ゆーみん「アホ!デレデレしやがって!」

隼人「何がだずこのやろー何がですか?」

バシッ

隼人「危ねー。椅子が倒れる、倒れる。おっかないなもう」

ゆーみん「何でもないもんアホ」

隼人「何でもないの?何でもないなら行くじゃ俺」

せっかく来てくれた隼人を追い返してしまったゆーみん。美紀の出現によって、ゆーみんの心は完全に折れてしまっていた。そして泣き出してしまった。

 

隼人へ指摘をする美紀

その日の午後。未だ酔いが醒めず、立ち上がる事のできない引っ込み思案のゆーみん。その頃、ほかのメンバー達は緊急会議…

カジ「きっと彼女はすごい頑張ってると思うの。自分だけ飲めないでしょ。皆酒好きじゃん。だからちょっとビールビールって騒ぎ過ぎる事に良くないなって思うのはある」

隼人「本当嫌なんだったらよ、飲まないと思うしよ。やっぱり輪に入りたいから飲む訳だべし。別に本当に嫌だったら飲まねぇべ」

そんな隼人の言葉にエステの美紀がかみ付いた

美紀「別に飲まなくて場が乱れる訳じゃないし後は大丈夫だよって。それの持っていきようなんだよね。何か2人になった時とかそっと言う。」

隼人「っていうか何も言わないのが一番良いと思うよ俺」

美紀「何も言わなかったら何の解決にもならないじゃんね。まだまだだな」

隼人「まだまだです」

美紀「まだまだだな」

新メンバーにも関わらず、旅の先輩隼人を説教する美紀。それを聞いていたハッシーは

ハッシー“美紀は22歳に見えないくらい自分をしっかり持っている。すごく強い子だ”

 

その日の夕方。未だ酔いの醒めないゆーみんを残し6人はウクムさんの案内である場所へ。

そこには何やら大勢の村人達が。これこそ、スリランカの悪魔払いの儀式!

この村では病いは悪魔の仕業と考えられその悪魔を払う事により病いが治ると信じられている。

この日の患者は、原因不明の心の病いで笑う事が出来なくなったというヴァサンタさん。突如、激しく踊りだしたのは、医者。患者に宿る悪魔をおびき出すという。

摩訶不思議な儀式を、食い入るように見つめるメンバー達。その時!ついに悪魔が姿を現した!すると

医者「あんさんはホンマにおサルさんみたいやで」

悪魔「ほなうちのおとんはサルですか?」

医者「何でおとんがサルやねん」

始まったのは医者と悪魔の掛け合い漫才。人間に取り付いている悪魔に正しい突っ込みを入れ、ギャフンと言わせる事によって悪魔が逃げて行くらしい。

そんな医者と悪魔の漫才にギャラリーは大うけ。そして患者にも…。

悪魔を突っ込み続けて3時間。患者さんの病気も無事完治。こうしてこの日の悪魔払いの儀式は無事終了。すると突然医者がハッシーに近づいて来た。そして

医者「彼には悪魔が宿っている」

なんとハッシーの身に医者もとり払う事の出来ない悪魔が取り付いているという

ハッシー「どっか悪いのかな」

だがすでに、ハッシーの背後には悪魔の手が忍び寄っていた。

 

幸栄も美紀狙い!?

その夜。ハッシーの部屋から悲鳴が!まさか!?

ゴキブリだった。

さらに翌日。突然降り出した雨に仕方なく店先で雨宿りをする7人。すると、ドライバーのラールさんが傘を持って来てくれた。

その時!ハッシーにある作戦がひらめいた。それは!

『相合傘で誰にも邪魔されず2人っきり』作戦!

すぐさまターゲットの位置を確認し、スタンバイOK。ところが!

幸栄「美紀行くよ」

ダイバーの幸栄が美紀を横取り。これにはハッシー、ボー然。

美紀「一番背高い人と一番背ちっこい人だ、きっと」

幸栄「一番ちっちゃいの?」

美紀「うん158cm」

幸栄「ちっちゃいなよく考えたら」

美紀「うん。ちっちゃいんだ」

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何気なく美紀を誘った幸栄。降り止まぬ雨のBGMを聞きながら2人だけの時間が流れていく。そしてそれは突然やってきた

幸栄“恥ずかしかったです。気にしないようにしてても気にするっていうかもっと深い所まで知りたいし俺も知ってほしいし…”

都会派オシャレ居酒屋のハッシー!VS自然児、ダイバーの幸栄!

今、美紀を巡る激しい恋のゴングが打ち鳴らされた!

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