あいのりネタバレ所

あいのりは過去にフジテレビで約10年放送された恋愛バラエティで伝説化しています。2017年にNetflixで復活が発表されました。その名も「あいのりREBOOT」!MCはベッキーに決定。このブログでは主にあいのりのネタバレを中心にあらすじなどを紹介します。

ゆーみんに素直な気持ちを伝える浅ちゃん。しかし浅ちゃんが突然倒れてしまう/初代あいのり第210話のネタバレ

初代あいのり209話では、隼人を想うゆーみん。ゆーみんを想う浅ちゃん。しかし隼人もゆーみんが気になってきた回でした。

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210話の題名は「素のままの私で・・・」でフジテレビでのオンエア日は2004年3月8日。

 

空回りを繰り返すハオロン

マダガスカルの首都アンタナナリヴで過ごす7人。今日のランチは

ゆーみん「お茶っぽい匂いがするねぇお茶の味がするなぁ」

見た目も味も、出涸らしのお茶葉!これは「ラヴィトゥトゥ」というマダガスカルの郷土料理。

「キャッサバ」という日本のお茶の葉に似た植物をミンチにし豚肉と一緒にじっくり煮込む

カジ「結構美味しい」

ハオロン「思ったよりいける」

最初は戸惑ったメンバー達も、マダガスカルならではの味に慣れて来たようだ。

そんな中

浅ちゃん「ハァーッ」

一人ぐったりとしていたのは、浅ちゃん。この国で11カ国目。長旅のせいか、ここの所かなりお疲れ気味。

 

再びラブワゴンに乗り込んだ7人。車内では、一人浮かない表情の社長のハオロン。

ハオロンといえば、合流早々、空気が読めないトークを連発して、女性陣に大顰蹙。あまり会話をしてもらえない状態が続いていた。

そこで

ハオロン「光る汗ぇTシャツぅ~♪君ぃを見てぇ~」

美紀「(カジ)大丈夫?」

カジ「・・・」

ハオロン「ハァ・・・」

さらに、その日の午後

ハオロン「美紀喋ろうぜ。あそこらへん行ってみようぜ」

美紀「私、気になるのがハオロンの、何々だぜっていうのがすごく言葉に優しさを感じ無い。行こうぜって言っちゃうとその人が行かせてるように聞こえるから」

ハオロン「行きましょう。じゃあ行こうか」

美紀「それいいじゃん」

ハオロン「あぁ」

それでもめげずに、今度はゆーみんの元へ

ハオロン「壁っていうか、感じるな。皆のな信頼を勝ち取る事が」

ゆーみん「信頼は別に勝ち取ったりするもんじゃなくて一緒にずっといて、お互いの事見てたら、自然にそういう風に思えてくるもんやと思う」

 

そんなハオロン達を乗せ、首都アンタナナリヴを離れ走り始めたラブワゴン。

その車内、ここの所お疲れ気味だった浅ちゃんが

浅ちゃん「アィヒアウィーゴータンタンタンタンイェーッオワッオワッ」

いつになく飛ばしまくる浅ちゃん。

ゆーみん「落ち着きよ。どしたん?」

浅ちゃん「はい、すみませんでした。何かなぁ疲れんの、疲れてるのを誤魔化してんのや」

 

元気のないゆーみんを気遣う浅ちゃん

その日の午後。公園で一休みするメンバー達。その中で

ゆーみん「フぅーッ」

引っ込み思案のゆーみんは、一人元気無く過ごしていた。

想いを寄せる寿司屋の隼人から、妻と子供の存在を聞かされて以来すっかり悩みモードのゆーみん。

すると、そこへ

浅ちゃん「大丈夫?」

浅ちゃんがやって来た!

浅ちゃん「体調大丈夫なの?」

ゆーみん「私、別にしんどいんじゃなくてただぐうたらしてるだけ」

浅ちゃん「ケン玉おじさんと喋ろうよ」

ゆーみん「ケン玉おじさんなんや」

浅ちゃん「テッテレッテテテテテ・・・」

すると、ゆーみんは

ゆーみん「もしもしカメよカメさんよ~どうしてそんなにのろいのか♪おーしっ。オイッ」

浅ちゃん「あゴメンゴメン」

浅ちゃんのお陰で、すっかり元気を取り戻したゆーみん

ゆーみん“浅ちゃんといると素のままの自分でいられるのが楽しい”

そして、そんなゆーみんの笑顔を前に、浅ちゃんは

浅ちゃん“ゆーみんを見てたらやっぱこの人とずっと一緒にいたいなっていうのが一番強いと思います。もう好きだからうん。この気持ちだけでいいんじゃないかなって思える所まで来ました”

 

マダガスカル中央高原をひた走るラブワゴン。

7人は長距離移動の合間に、ピクニック気分で近くの山へと繰り出した。

するとそこへ

ハオロン「・・・ん?」

隼人「オー!」

「すごーい!」

集まってきたのは、ワオキツネザル。大陸から離れ独自に進化した、マダガスカル島の生態系を象徴する原猿類の一種だ

カジ「うお!びびった!」

世界的に貴重な保護動物に、こんなに身近に接する事が出来るのも、マダガスカルならではの体験。

 

幸栄へアピールをする美紀

そんな大地を、再び走り出したラブワゴン。

車内では、エステの美紀がダイバーの幸栄の隣をゲット。

隼人「美紀の膝借りたら?」

美紀「来いよ」

メンバー「オーッ~エロいんだけど」

すると美紀も

美紀「(肩)貸して」

幸栄「どうぞ。照れちゃうんだよね」

美紀「照れる?」

幸栄「照れちゃうよね」

美紀「照れちゃう照れちゃう。よいしょ。人肌が暖かくなりますよ。ラブラブ」

幸栄「ドキッとすんな」

幸栄に対して、いつになく積極的な美紀。何事にも一生懸命な美紀は恋愛も頑張りスト!

 

この日ラブワゴンが向かったのは、ドライバー・フレッドさんの知合いの日本人がいるという施設。

7人を出迎えてくれたのは

牧野シスター「初めまして」

マダガスカル在住十年という牧野シスター

牧野シスター「よくいらっしゃいました。暑いでしょ」

ここはアベ・マリア産院。出産のための十分な施設が不足しているマダガスカルでは新生児の死亡率が非常に高い。

そのためこの産院は、遥か遠くの村々からお産のためにやって来る妊婦達で、いつも大賑わい。

そんなアベ・マリア産院を切り盛りする、牧野シスター。日本から遠く離れたこマダガスカルの地で、四千人以上の赤ちゃんを取り上げてきた。

7人は、この施設の空き部屋に泊まらせてもらう代わりに、人手が足りない産院のお手伝いをする事に

隼人「いつでも手伝いますんで」

ハオロン「何でもやらせてください」

牧野シスター「嬉しいな、頼もしい」

 

出産の手伝いをするあいのりメンバー

ここで生まれる子供は、毎月100人近く。多い時は日に10人の生命が誕生する。

医療器具や資金、そして人手がまだまだ足りない産院で、シスターや助産婦さんは、猫の手も借りたいほど大忙しだ。

まずは、体重測定のお手伝い。栄養不良の子が多いこの国で、子供達の発育をチェックするのも、産院の大切な役目。そして赤ちゃんのお風呂入れ

「泣かないねぇ」

「泣かないねぇ」

「気持ち良いんだね」

さらにポリオ、いわゆる小児マヒのワクチンを投与するお仕事まで

ハオロン「動かないでねーハイハイ」

そんな仕事がようやく一段落し、部屋で休憩をとるメンバー達。すると、そこへ牧野シスターが

牧野シスター「お産を手伝ってもらう」

隼人「ハイ分かりました」

何と今度はお産の手伝い!

牧野シスター「命っちゅもんがどんなに大切なもんかって私ね今の人に分かってほしい。日本の小さな子がポンポンと殺すでしょ人を。命を大切にするってことをちゃんと教えてないんじゃないかな?お父さんになったらちょっと教えてよ子供に」

「ハイ」

シスターに連れられ、まずは隼人とゆーみんが、お産の部屋へ。

妊婦さんは二十歳、今回が初産だという

隼人「多分すごいぞ」

ゆーみん「見た事ある?」

隼人「ある。2回目」

ゆーみん「すごい緊張してきた」

隼人「大丈夫」

お産初めて目の当たりにする出産の様子に、戸惑いを隠せないゆーみん。

牧野シスター「ギュッと持ってあげないと。大丈夫お母さんは元気だから」

一方隼人は

隼人「ファイト頑張れ!頑張れ頑張れ」

落ち着いて妊婦を介抱する

隼人「頑張れ頑張れ」

思いがけない難産・・・。シスターの動きも慌しくなる

牧野シスター「ここのちょうど下の所。こういう風に押してください」

ゆーみん「あ出てきた。出てきてる。出てきてる」

すると

「あっ」

(出産)

「ワーッヒューッ」

隼人「オチンチンついてた。男の子だ」

ゆーみん「男だ」

しかし・・・、グッタリしたまま、赤ちゃんは身動き一つしない。

自力呼吸の証しである産声をあげなければ、このまま死んでしまう危険がある

隼人「よし泣けっ」

ゆーみん「大丈夫?」

隼人「泣けっ」

気道を確保しようとしても赤ちゃんは全く反応しない。

その時

赤ちゃん「オギャー」

「おめでとー」

今日もここに、また一つ尊い命が誕生した。

牧野シスター「ちょっとドキドキした。死ぬ率も多いけど医療のね、機械とか日本のようにいっぱいないから。もう生命力に頼るだけ。抱いてごらん」

ゆーみん「はい。えっどどう」

隼人「首気つけろよ首」

ゆーみん「こう持ったらいいの?わーちょっと。あ寝ちゃった。すごい。生まれた」

隼人「可愛いな。ママの心臓の音と同じリズムにしてっと寝やすいんだけど」

ゆーみん「そうなの、すごいね」

生まれたての赤ちゃんを抱きながら、見守り続ける隼人。そんな隼人の姿を見つめるゆーみん・・・。

 

隼人への不安が消えつつあった

そして、ひと休みする事にした2人。

すると、別れた妻との間に子供を持つ隼人が、自分の息子の話を始めた

隼人「もう4才だじゃ。早産まれだから」

ゆーみん「今はもう全然会って無いの?」

隼人「うん。会ってないよ」

ゆーみん「それでいいの?」

隼人「あっちも彼氏とかできてもしその人と結婚するんだったら子供も俺の記憶よりそっちのパパの記憶でね。子供も幸せだと思うしよ。あっちが幸せだったらいいんだけどよ」

そんな隼人の言葉にゆーみんは

ゆーみん“隼人は誠実な所のある人なのかなって。一生懸命父親やっててちゃんと結婚生活っていうのを送ってたんだろうなって。尊敬出来る人ですね”

ゆーみんを苦しめ続けた隼人への不安は、少しずつ消えようとしていた・・・。

 

浅ちゃんも必死にゆーみんへアピール

休憩時間産院での休憩時間を、思い思いに過ごすメンバー達。そんなゆーみんの姿を、浅ちゃんは一人見つめていた

浅ちゃん“もうすぐ一年、本当に辛い時は辛かったけど、でもやめないで良かったなって本当に思って”

アメリカであいのりした京都の魚屋浅ちゃん。気付けば一年の月日が、流れようとしていた。

その間、幾度となく繰り返した忘れられない出会いと別れ。そして、後悔・・・。シンガポールでの涙。失意の日々・・・。

そんな苦難の連続を逞しく乗り越えた浅ちゃんは、ネパールでついに、ゆーみんと出会った。

そして11カ国目を迎えた今、ゆーみんに恋をした浅ちゃん。その想いを伝える時は、間近に迫っていた・・・。

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そして、その日の午後

ゆーみん「やっほい」

浅ちゃん「ん行こうか」

ゆーみん「うん」

浅ちゃんが、確かな想いを胸に、ゆーみんを誘い出した

浅ちゃん「あー気持ち良いなマジで。ゆーみんもホント変わったよ。ええように。悩むことはいっぱいあるやろ」

ゆーみん「ある」

浅ちゃん「色々悩んでるけど一歩一歩進んでる姿にそれがホンマにカッコええなと思った。とっても。すげぇ魅力的にも見える部分があったから」

ゆーみん「うん・・・ありがとう」

そして、浅ちゃんは

浅ちゃん「で、この人に何か惹かれるなって思ったのね」

ゆーみん「…うん」

浅ちゃん「ゆーみんも恋愛をしてるのは俺はすごい分かるのね。俺も今すげぇ恋愛してるなって思うし、やっぱ後悔せんようにってのは最近は特に気付いた。だからそういう人が現れたから俺も旅は終わりやなとも思うし」

ゆーみん「うん」

そしてゆーみんは

ゆーみん“ひょっとして浅ちゃん、私の事を…気にしてるのかなと。もしそういう風に思ってくれたり、ね。してる人がいるとかいうのはビックリやし、嬉しいし。初めてで・・・”

生まれて初めての感情をゆーみんは噛み締めていた。

そして1年に渡る旅で出した結論をゆーみんに伝えた浅ちゃん。

しかし、恋の神様は、浅ちゃんに残酷な運命を用意していた。

 

浅ちゃんが倒れる

浅ちゃんが、激しい悪寒を訴え倒れこんだ。

シスターと産院のスタッフが、点滴を持って浅ちゃんの部屋へ向う。駆けつけた医師によると

医師「肝機能の数値が通常の倍以上になっています」

何と急性肝炎の疑いがあるという。一刻も早く精密検査が必要との診断!車で4時間離れた首都アンタナナリヴの総合病院へ搬送された。

そして、専門の医師による診断の結果、何とマラリア感染の疑いもでてきた!ついに緊急入院・・・。

告白を目前に、皮肉な運命に翻弄される浅ちゃん。

神はこの男に、どんな結末を与えるのか!?

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