やすがみずほへ告白を決意!その時ゆき姉は、、、/初代あいのり第105話のネタバレ
初代あいのり104話では、やすのみずほへの思いを知り、やすへの思いを押し殺すゆき姉が印象的な回でした。
105話の題名は「後悔」フジテレビでのオンエア日は2001年12月10日。
レゲエが恋愛をしていない宣言
ハバナに滞在する7人。その日、27才のやすはビビと一緒に夢中でお店を回っていた。やすが探していたのはレゲエにプレゼントするための太鼓。
実はこの日はレゲエの誕生日。旅先でのバースデーが思い出深い物になるように気配りの男やすが皆の音頭を取りレゲエに内緒で誕生会の準備をしていたのだ。
そしてプレゼントの太鼓がレゲエに渡される。そしてバンザイ隊長の芳ちゃんも特別なバンザイ「伊勢海老バンザイ」を披露。そんなメンバー達の最高の祝福にレゲエは
レゲエ「本気で酔っ払うけ今日。すごい嬉しいけさ」
レゲエの酒はいつにない勢い。
レゲエ「顔赤いやろ。酔っ払ってきたもん。今日何でも聞いて。質問攻めでいいよ」
すると
ゆき姉「恋愛してますか?」
かなりストレートな質問にすっかり酔いの回ったレゲエは
レゲエ「あっ、してないです」
ビビ「じゃあこの3人の中で絶対1人を選ばなくちゃならなかったら?」
レゲエ「リタイア」
酒の勢いで大胆発言!そんなレゲエの言葉にショックを隠し切れなかったのはみずほ。片想いなのは分かっていた。でも、これだけはっきり言われると辛い。
その一方でやすがぶつけてきた熱い想い。それを十分受け止めたいという気持ちもあった。みずほの心は揺れていた
みずほ“レゲエとちゃんと話をしたかった。後悔はしたくないから”
レゲエを呼び出したみずほ
翌日、自分の気持ちに決着をつけようとみずほはレゲエを誘い出した。レゲエはみずほの想いを知らない。
レゲエ「何か聞きたい事があったんじゃないの?」
みずほ「ん?やっぱ眠れんね。夢ん中でも考え事しようけね」
レゲエ「内に秘める人?」
みずほ「うん」
レゲエ「言いたい事そん時言わな思った時に。そうせな言えんよ。元気出していこうぜ。見よってイライラするもん。はたから見よって何こいつ落ち込んどん。腹立ってくる見よって。頑張って」
みずほに対するレゲエの不器用な励まし…。しかし1人になったみずほは泣き出してしまう
みずほ“話さなきゃいけない事はたぶんあると思うんだけどあんな風に言われると辛いし何も言えなくなっちゃって”
みずほは、レゲエの心が遠く遠く思えてならなかった。
ゆき姉に最後に思いを伝えるやす
そしてもう1人、絶望の淵にいたのは29才のゆき姉。ゆき姉は、やすとみずほのために、自らの恋を封印してしまった
ゆき姉“精一杯2人の味方できたけ、1人になりたかった”
そんなゆき姉にやすが気付いた。そして元気の無いゆき姉の側にそっと寄り添う。やすはゆき姉にこの旅で最後に伝えておきたい事があった。
やす「昨日ありがとうね」
ゆき姉「お礼を言われるような事を言ったかな?」
やす「何か少し頑張れるようになったよ」
ゆき姉「キューバからスタートで良かったな。ギリギリやすに会えたね」
やす「新メンバーですごいいい人が来るかもしれん」
ゆき姉「…。私旅のお手本やすにしよう」
やす「俺あんましお手本になんないぞ」
ゆき姉「やす子になろう」
するとやすは、手にはめていたミサンガを突然外し始めた。
やす「もう後は自分の力次第だし。僕にはお守りも必要ない。パナマでダイスケとか皆で買ったやつあげるよ」
ゆき姉「悪いよ」
やす「いいよ。頑張ってね」
ゆき姉「切なくなるやん。今生の別れやないの。そんなん言われたら」
やす「良い人と会えるように」
ゆき姉「ありがとう」
やすは大切な思い出のミサンガを手渡した。ゆき姉がこの旅でずっと想い続けたやすと話したのはこれが最後だった。
やすがみずほへ告白を決意!
そして、その日の夕方。1人ホテルを後にしたやす。4カ国にわたる旅を続けて来たやすにとってここキューバは本気で想える相手みずほとようやく出会えた国
やす“みずほだけを見よう。みずほを信じよう。僕の旅はここキューバで終わります”
ついに、やすが決意を固めた!向かった先はラブワゴン!
やす「チケット下さい」
ロペスさん、そしてラブワゴンにやすは最後の別れを告げた。全ての想いをみずほにぶつけてきたやす。その優しさで、悩めるみずほを包み込む事が出来るのか!?
夕暮れを前に待ち合わせの場所でやすは1人みずほを待つ。ここキューバの地で自らの旅に終止符を打つ決意を固めたやす。その時みずほがやってきた!
やす「キューバすごい楽しくて好きな人できて良かったなって自分の気持ち今やっと言えるから言うけど、みずほが好きです。僕には小さい夢かも知れないけど好きな人の笑顔をずっと見たい。見ていたいって夢がある。辛いときも悲しいときも楽しいときも隣にいたい。この先も後悔しないぐらい幸せにしたい。幸せにできる事が僕であったら本当に僕も幸せ。好きになれて良かったし。明日も笑って会うように。チケット…。1日考えて。自分で本当に幸せになる事を考えて」
みずほ「ありがとう」
やすが去って行く。1人その場に残されたみずほ。その手には、やすの想いが込められた日本行きのチケット。
やすの告白がゆき姉に伝えられる
その夜、やすがみずほに告白した事を知らされるメンバーたち。この旅でずっと、やすを想い続けてきたゆき姉。みずほの結論がどちらであろうとやすは明日帰国してしまう。
ゆき姉“毎日やすを見てました。ご飯の時でもワゴンの中でもやすに出逢えてすごい感謝してます。後悔は無いです…”
やすの幸せを祈りながら、眠れぬ夜を過ごすゆき姉。
そしてもう1人、一睡も出来ずにいるみずほ。人を愛する事を選ぶのか。それとも人に愛される事を選ぶのかみずほは自らの答えを出そうとしていた。
みずほ・ゆき姉・そしてやす。3人の運命の時が、ついに訪れる!
みずほが出した答えとは!?
運命の朝。約束の場所でみずほを待つやす。パナマから4カ国にわたり旅を続けて来たやすにとってこれがこの旅で迎える最後の朝。
旅を共にして来たメンバー達がラブワゴンから見守る。その中に眠れぬ夜を過ごしたゆき姉の姿が。そして、みずほがやって来た!
やす「いつの間にかみずほの優しさとか笑顔に惹かれてずっと長く旅してきてみずほに会えて本当に良かったと思う。幸せにする!一緒に日本に帰って」
想いの全てをみずほにぶつけたやす。メンバー達が見守る中、やすの最後の問い掛けにみずほが出した運命の結論は?
みずほ「ありがとう。やすは自分で俺には自慢できる事あんまりないって言ったよね。だけど私そんな事ないと思うんよ。私はやすのいい所たくさん見つけた。私だけじゃなくて皆に優しくできるしやすってすごいなって思った。だけど今帰ることはできん。私の心の中に別の人がハッキリおるのが分かるけん。やすが私にぶつけてくれたように私も自分の気持ちぶつけられる恋愛したいと思うし。最後まで諦めんで旅続ける」
やす「後悔しないように。辛い事とかいっぱいあると思うけど最後まで頑張って欲しい。そして幸せになって欲しいと思う。僕はやりたい事やったし後悔してない。それにそんなに弱くないから1人で帰っても十分平気だし。ありがとう。本当に会えて良かった」
みずほ「ありがとう」
やす「泣くより笑ってた方がいいよ」
みずほ「分かった」
やす「頑張ってね。じゃあ」
みずほ「じゃあ行くね」
そして一緒に旅した仲間ともお別れ。
やす「これ芳ちゃん会計係。頑張って。中心的な人になって。レゲエもねちゃんとフォローしてあげて。トビもね6人で。じゃあね頑張って。体に気をつけて!いい恋愛をね!じゃあね頑張って!」
こうして最後まで皆を励まし続けたやすの4カ国にわたる旅は終わった・・・。
ゆき姉の後悔
一方やすを残して走り始めたラブワゴン。その車内でゆき姉は流れる景色を見つめていた。やすと過ごした日々を
ゆき姉“後悔はない”
自分にそう言い聞かせていたゆき姉。しかし
ゆき姉“ごめんなさい。嘘つきました。本当は後悔で一杯です。下向いたら涙出るけん。わざと上むいて雲見てた。今はどうしたらいいか分かりません・・・”