レゲエとの恋に決着を付けるべく、決意をしてラブワゴンへ向かうみずほ/初代あいのり第118話のネタバレ
初代あいのり117話では、レゲエがやっとみずほと向き合う決意をした回でした。
118話の題名は「マヤの伝説」フジテレビでのオンエア日は2002年3月25日。
レゲエに頼まれてミサンガを付けるみずほ
メキシコを旅する一行はその日立ち寄った市場でお揃いのミサンガを購入。ミサンガはブラジルが発祥の地。
願いを掛けながら手首につけると切れた時にその願い事が叶うという。早速身に付ける。そんな中、珍しくレゲエからみずほに声をかける
レゲエ「つけてくれ」
レゲエに頼まれ、嬉しそうにミサンガを付けるみずほ
みずほ「はい、いい恋愛を」
そんな中TAKAだけは、たった一人ミサンガを付けずにいた。
翌日、これまでほとんど自分から動く事の無かったレゲエがみずほを誘った
レゲエ「メキシコきれいやな。街並みが。いい国や」
みずほ「食べ物おいしいし」
レゲエ「食べ物うまいね。……盛り上がる話とかあるかな」
しかし2人の会話はあまり弾まなかった。
芳ちゃんが1つだけアクセサリーを購入。誰に渡すのか
一方、1人で街を歩いていた芳ちゃんがアクセサリー屋で何かを発見!良く見ると生きた虫の背中に宝石が埋め込まれている。
実はこれはマケシと呼ばれるユカタン半島独特の虫のアクセサリー。一見グロテスクだが、実はマヤの美しい伝説に由来するものなのだ。
その昔、とあるマヤのお姫様が、身分の低い村人に恋をしました。王様は、怒ってその男を虫に変えてしまいます。
しかし、愛する心を失わなかったお姫様は、虫にされた男が寂しくないように宝石で飾り、最後まで添い遂げたそうです・・・。
そんな伝説を持つ生きた虫のアクセサリー。ブローチのように胸につけると願い事が叶うといわれている。
このアクセサリーを、芳ちゃんは一つ購入する事にした。芳ちゃん、一体どうしようというのか?
みずほを誘ったTAKAだったが、みずほの想いを知り身を引くことに
そんなある日、TAKAはある決意を固め、みずほを誘った。この旅でみずほに迫り続けてきたTAKA。ここで一気に勝負に出ることに。そして
TAKA「ミサンガ巻いて」
この時のためにミサンガをとっておいたのだ!するとみずほ
みずほ「ミサンガ?私がしていいのかな?とっときとっとき結構重要よ」
みずほ、あっさり拒絶。
TAKA「先輩の重い一言くらったわ。俺も弱いね」
みずほ「皆弱いさ。だって私なんて全然、毎回自分と葛藤やもん。だけどある程度自分が今まで頑張ってきて思い残すこととかあんまり無いし」
みずほの決意に、はっきりと気付かされたTAKA。その日のTAKAの日記には
TAKA“複雑だけど、出来ることは応援することくらいしかない。でももう少しみずほの側で彼女を見ていたかった”
こうしてTAKAの恋は終わった。
タイガーのアピールに戸惑うみずほ
翌日、ラブワゴンがやって来たのは、ユカタン半島の古都「カンペチェ」。スペイン統治時代の城砦に囲まれた港町。歴史を刻んだ石畳の道とカラフルな街並みは、世界遺産に指定されている。
そんな街のホテルでタイガーが怪しげな行動。タイガーはここである作戦を企んでいた。
その日、街へと繰り出した7人。そんな中、みずほに想いを寄せるタイガー、作戦開始!まずは、
1:女性の車道側をさりげなくキープ!そして、
みずほ「暑いね今日ね」
タイガー「コレ被ッテミテ」
2:愛用の帽子を貸す。さらに
タイガー「キレイナ花。アゲル」
3:花束プレゼント。タイガージェントルマン!ホテルに戻った7人。フロントに呼び止められるみずほ。驚くみずほに、メッセージと何故か鶴が渡される。
4:気持ちを込めたメッセージそこには
タイガー“今度も一緒に過ごせると嬉しいな★笑顔が素敵だねPS君のおかげで、勇気を持って行動します”
みずほもさすがにタイガーの好意に気付いたようだ
みずほ「有難う、お休み」
決まった!!その日のタイガーの日記には
タイガー“今日は最高です!何でも出来る感じがします。私は無敵”
その頃みずほもタイガーの事を考えていた
みずほ“どうしていいのか、わからない。私はタイガーを傷つけてしまうかも知れない”
そして翌日。一日考え抜いたみずほは、決意を固めタイガーを誘った。
みずほ「昨日手紙びっくりした。でも嬉しかった。私もね、本当はずーっと恋愛してるの」
その日のタイガーの日記には
タイガー“昨日の最高が今日の最低になりました。私はもうフラレましたみたいな。なんで私はこんなにバカかな?”
みずほ「私は5カ国目、ずっとその人が好きやったんよ。長いやろ」
すると、そんなみずほの言葉を聞いたタイガーは
タイガー「本当ニ好キナラ頑張ッテネ。ミズホサンノ自信、ミズホサンノ強サ、ミズホサンノ勇気出シテネ。約束シタデショ」
みずほ「頑張るよ」
タイガー「泣イテモイイヨ」
みずほ「大丈夫、大丈夫。私はね、あれなん。泣き虫なん。ありがとう」
こうしてタイガーの恋は終わった。そしてみずほにとって、この旅でやらなければならない事は、あと一つだけとなった・・・。
翌日、街の公園で芳ちゃんがミカを誘った。深刻な表情の芳ちゃんはある切実な悩みを抱えていた
芳ちゃん「突っ込むべきか、突っ込まないべきかうーん難しいよ」
実は日頃から皆に突っ込まれる事の多い芳ちゃん。自分から突っ込むのは苦手だった。自分も正しいツッコミがしたい。そこでミカ先生の正しいツッコミ講座
ミカ「漫才師とか若手の人とかテレビにツッコムんだって。ああやって街歩いている人に何が面白いねんとか。今なら日本語通じないから。ツッコンでも分からない。何でもいいのに。やってみなんか」
芳ちゃん「ちょっと待って。何て言えばいいの。全然出てこないんだけど。…デブかよ」
ミカ「それ指差して言ったら失礼ジャン」
ツッコミ講座終了。
メガネとの決別宣言!
そして、その日のラブワゴンで、そんな芳ちゃんに思いも寄らぬアクシデントが!
命より大切なメガネが壊れてしまった!非常用のコンタクトレンズを取り出し応急処置。すると意外と大好評だったのでこの日から芳ちゃん、メガネと決別を誓った。
その日の午後、7人が訪れたのは、カンペチェの街から程近いマヤの遺跡。ここエズナ遺跡は、8世紀頃栄えたマヤ文明の残した巨大遺跡の一つ。
遺跡の宝庫メキシコでは、この規模の遺跡は珍しくなく、未発掘の物を含め数百もあると言われている。
このエズナ遺跡も観光名所というより、庶民の憩いの場といったのどかな雰囲気。
そんな中、レゲエがタイガーの異変に気付いた
レゲエ「いつものキレがないよタイガー。ラブワゴンの中とか寝取ったし。ボケーっとしていた」
すると、空手3段のタイガーはみずほへの思いを断ち切るため、ヌンチャクの特訓。
レゲエ「意味が分からん。何で遺跡の上でヌンチャクなんやか」
芳ちゃんの後を付いていくゆき姉
そんな中、遺跡が大好きな芳ちゃんは、1人で積極的に歩き回る。そしてそんな芳ちゃんについていこうとしていたのはゆき姉。
夢中で遺跡を見て回る芳ちゃん。そして、そんな芳ちゃんに寄り添うゆき姉
ゆき姉“芳ちゃんが見る物、一緒に絶対見たいんですよね。一緒におるのが好きだから、一生懸命ついて行きました”
その夜。バレエの先生をしているミカが部屋で日課のストレッチを始めた。それを見たゆき姉も負けじと挑戦
ゆき姉「痛い」
そして今夜も、決め手は勿論コラーゲン
ゆき姉“今日はワクワクドキドキして血行が良くなった。すごく気持ちが温かくなった”
レゲエとペアで踊ることになったみずほ
翌日、ドライバーのエドワルドさんが、7人に知り合いのダンサー達を紹介してくれた。
ダンスを教えてくれるという先生に促され、7人は早速衣装に着替える。男性陣、やる気マンマン!
そして女性陣が着替えて登場!この独特の超ド派手メイクが決めて!一歩間違えると
ゆき姉「何かもう女子プロみたいやね」
いよいよレッスン開始。すると、レゲエが
レゲエ「踊るか」
レゲエに誘われ、ペアになる事が出来たみずほ。想いを寄せるレゲエとの、思わぬひと時に、みずほに笑顔がこぼれる
みずほ“すごく楽しかった。いい思い出ですね。ずっと宝物です”
レゲエとの一瞬、一瞬を精一杯過ごすみずほ・・・。
みずほの背中を押す芳ちゃん
その日の午後、昼食をとるためにカンペチェの市場を訪れた7人。辿り着いた食堂で出されたのは、この街一番の人気メニューという定食。
しかし何やら微妙な味らしい。そこで材料を聞いてみると
TAKA「これがサメなの?」
メキシコ湾に面した港町であるここカンペチェの市場には、新鮮なサメが一杯。そのサメをミンチにしサンドイッチにしたものが、ここの名物料理なのだ。
サメサンドに夢中のメンバー達。そんな中、1人元気のないみずほの姿が
みずほ“自分の気持ちはもう整理出来てるし、決心もついてる。でも怖い気持ちの方が多いんですよ”
不安に押し潰されそうになっていたみずほ。そんなみずほの様子に気付いたのは、芳ちゃんだ!
プレゼントそして夕方、芳ちゃんは、みずほを呼び出した。5カ国にわたる旅の間、みずほが挫けそうになる度、幾度も励まし勇気付けてきた芳ちゃん。
そしてこの日芳ちゃんはみずほの為にとっておきのプレゼントを用意していた
芳ちゃん「目つぶってて。いいべ」
みずほ「ステキだね」
それは、生きた虫のアクセサリー。芳ちゃんはみずほのために勇気をプレゼントしたのだった。
みずほ「これ生きてるんや」
芳ちゃん「生きてるよ。そのブローチをもらった人は幸せになれると言われている」
みずほ「信じよう」
芳ちゃん「これから人生の岐路を迎えるみずほの為に。応援の言葉です」
みずほ「ありがとうございます。頑張るよ」
芳ちゃん「精一杯」
芳ちゃんのくれた勇気をみずほは何度も噛み締めていた。
ワゴンそして、その夜。みずほが動いた。向かった先は、ラブワゴン!
みずほがレゲエに想いをぶつける時がついに訪れようとしていた。