レゲエへ少しでも近づきたいみずほ。みずほが気になるTAKA/初代あいのり第115話のネタバレ
初代あいのり114話では、ゆき姉に告白をしたタケでしたが、ゆき姉はあいのりの旅でやり残したことがあると断られてしまう回でした。
115話の題名は「The Long Vacation」フジテレビでのオンエア日は2002年2月25日。
TAKAとみずほが隣で会話
その日、早大生の芳ちゃんが訪れたのはベリーズのメガネ屋さん。芳ちゃんはグアテマラで命より大切なメガネを割ってしまったまま旅を続けて来たのだ。
先生「まず検査をしましょう」
芳ちゃんまずは目の検査を受ける事に。すると芳ちゃん
芳ちゃん「ノーノー」
目悪すぎ!仕方なく、どんどん前へ出る。しかし
芳ちゃん「ポーヨ(鳥)ホース(馬)」
実は検査用の表が何と動物のイラストで出来ている。さすが大自然の国ベリーズ!
芳ちゃんのメガネも直り再び走り始めたラブワゴン。その車内ではおっとり系のみずほと新メンバーのTAKAが隣同士に。
みずほ「お母さんは日本人なん?お父さんがアメリカ人なん」
TAKA「俺もう3才の頃に(両親が)離婚してるから何も感じないのよ。両親いる?普通に」
みずほ「いない」
TAKA「あっ一緒?俺気まずい話した?」
みずほ「いや別に」
TAKA「辛いなぁ」
みずほ「いや別に」
この日のTAKAの日記には
TAKA“みずほは思ったよりしっかりした女の子だ”
一行はベリーズシティーで一旦車を降りボートに乗り換える事に。目指すはカリブ海に浮かぶ島、サンペドロ。海の町サンペドロの自慢は美しいサンゴ礁。島に自動車は少なく電動カートが庶民の足。これが無くてはサンペドロでの生活は成り立たない。
早速一行も電動カートを借りる事に。免許取りたての芳ちゃんはミカと一緒に乗り込む。
ミカ「ストップストップ。ちょっと待って。ギャー!芳ちゃん怖いよ」
芳ちゃん「これ止まんないんだけど」
ミカ「ブレーキ踏んで」
TAKAが元気のないみずほを誘い出す
6人がまず立ち寄ったのはスーパーマーケット。旅の資金節約のため自炊の材料を買い集める。
そこで活躍したのはレゲエ。すでに6カ国目を迎えいつの間にかすっかり隊長になってしまったレゲエ。そんな旅の経験を生かして皆をリードする。
宿に着いたメンバー達は早速料理を開始。ここでもレゲエがリーダーシップを発揮。料理が得意なレゲエの独壇場だ。そんなレゲエに負けじと新メンバー音大出身のミカも大活躍。
一方レゲエに想いを寄せるみずほ、実は料理が大の苦手。息の合った2人を前にどうする事も出来ずにいた。
そんな元気のないみずほにTAKAが気付いた!そして、足りない材料の買出しを口実にみずほを外へ誘い出した
TAKA「何か元気ないね」
みずほ「いつもテンション低め。あっ海が見えてきた」
TAKA「すごい!こんな雰囲気で海なんて最高!早く入りてー。入りてぇってもそんな泳げないけど」
TAKAの高いテンションでみずほの気も紛れたようだ。
みずほが気になるTAKA
そして今夜の夕食はオムライス。皆で作った手作りの味はやっぱり格別!そんな中、みずほの隣にはTAKAの姿が。その日のTAKAの日記には
TAKA“切ない表情がどうしても頭から離れない。みずほが気になる”
TAKAのテンションは高まるばかり。みずほ、レゲエ、そしてミカを加えた4角関係が誰も気付かぬ間に激しく動き出そうとしていた!
その夜、カートで街へ出かけた6人。するとこの島の名物ゲームがあるという。ボードを使い1から100までの番号の中から独特の方法で当たりを決めるというこのゲーム。当たり番号に賭けた人が賞金を総取りするらしい。メンバー達も1人一口参加する事に。
その時ニワトリが登場!チキンドロップ・ゲームと呼ばれるこのゲーム。鶏を使ってどうやって当たりを決めるのか?するとレゲエが
レゲエ「鶏がウンコした所やない?」
正解!何とフンをした番号が当たりとなる。賭け事好きの海の男達が始めたまさにウン試しのゲーム。
待つ事10分、一羽の鶏がウンコした。すると何と当たったのは、29歳のゆき姉。賞金は100ベリーズドル、約5000円。ゆき姉、こんな事でウンを使って大丈夫なのか?
翌日。一行はドライバー・アーネストさんの案内で島の漁師ロベルトさんを訪ねた。これからロブスターの漁に出るというので手伝う事に。
漁船で沖に出る事30分。漁場に到着。針の付いた棒で、ロブスターを捕まえるのがここサンペドロの漁法。
早速カリブの海に飛込むメンバーたち。海といえばスキューバが得意の芳ちゃんだがここで大活躍したのはレゲエ。早速ロブスターを仕留める。運動神経抜群のレゲエなおもロブスターを仕留め続ける。
そんなレゲエに教えを請いながら寄り添うように漁にチャレンジする音大出身のミカ
ミカ「ダメ獲れない。悔しい」
そんな2人の姿を見つめていたみずほは泳ぎが大の苦手。しかし
みずほ“レゲエに少しでも近付きたい”
そして
みずほ「よし!」
意を決したみずほ!レゲエの側へ行くために恐る恐る海に入る
みずほ「怖い怖い!足が着かん」
すぐに溺れる。漁に夢中のメンバー達はそんなみずほに気付かない
みずほ「誰も助けてくれん」
その時みずほを助け出そうと近付いて来た男がいた。TAKAだ。みずほ、TAKAに感謝。
レゲエの戸惑い
岸に戻った一行はロベルトさんと一緒にその場でロブスターバーベキューをする事に。燃料は炭の代わりに椰子の実を使用する。手早く捌いて、椰子の木のオーブンにかけ待つ。
TAKA「こんなに獲ったん?これ全部レゲエ?」
この日、レゲエが仕留めたロブスターは何と10匹!焼き上がりを待つ間レゲエが椰子の木に登り始めた。そして、あっという間に椰子の実ゲット!
さらに、斧を手にすると次々と椰子の実を捌く。
ミカ「本当すごいね。どこでも生きていけるね」
レゲエ、長旅で野生化!そして、いよいよロブスターが焼き上がった!なかなかのお味らしい。旅の隊長として大活躍のレゲエ。しかし
レゲエ“俺はここで何をやっているのだろう”
コスタリカであいのりしレゲエの旅はすでに6カ国目。ちなみにトップは関ちゃんの13ヶ国。レゲエはそれに次いで、千ちゃんと並ぶ堂々第2位にのし上がっていた。
これは金ちゃん、直也よりも長旅だ!しかしレゲエはその長い旅の間、一度も女性に心時めく事はなかった。
そして、いつしかメンバーは全員入れ替わり自分だけが恋愛出来ぬままただ月日を重ねていた
レゲエ“死ぬほど恋がしたい。頭がハレツしてもいい。めちゃくちゃ人を好きになりたい”
レゲエは、あいのりの旅で今まで誰も経験した事がない深い暗闇を彷徨い続けていた・・・。
シャワー島から戻ったメンバー達を乗せ再び走り始めたラブワゴン。
そして2時間後、一行がやって来たのはケイブス・ブランチ。ここはベリーズが誇る手付かずのジャングルのど真ん中!この辺りのロッジには、もちろん電気・ガス・水道はない。電灯の代わりはランプ。ご覧の通り網戸に覆われ壁も無い。ついでにカギもない。外部から訪ねて来る人が皆無だから、ここでの生活にカギは必要ないのだ。
さらに、ぶら下がったバケツは立派なシャワー!ジャングルでのひと時を、思い思いに過ごすメンバー達。そんな中、いつの間にかレゲエとミカが2人きりに
ミカ「もう長いよね。いい子いないんだ」
ミカ、いきなり核心を突いた質問!
レゲエ「なかなかね出来んのよね。うまい具合にね」
ミカ「もう長いよね」
レゲエ「何でもフィーリング、タイミング」
ミカ「私は相手が自分の事好きって分からないと自分が好きにならないみたいな」
レゲエ「結局は両思いじゃないと嫌っちゅうこと?」
ミカ「片想いしてないの。片想いしたいのよ」
レゲエに対し、積極的に自分の恋愛観を語るミカ。
みずほが意を決してレゲエの元へ
一方、そこへ散歩から戻って来たみずほと芳ちゃん。仲良さそうなミカとレゲエの姿を見てしまったみずほ。すると、みずほの想いを知っている芳ちゃんは
芳ちゃん「頑張って」
みずほ「いやこれはいけない。これは無理」
芳ちゃん「かっこいいと思うよ」
みずほ「だっていいとこやったらどうする?話が」
芳ちゃん「もうやるしかないべ」
みずほ「そうかな。じゃあ行ってくるべ」
芳ちゃん「行くしかないべ、もう」
みずほは、レゲエの元へと向かった!するとレゲエとの話を終えたミカはその場を去って行く。
みずほ「最近でも変わったよね。私の意見だと皆をまとめだしたよね」
レゲエ「まとめないけんちゅうのがちょっとあるかもね。あんまりそういうの好きやないんよね。まとめるのとか」
みずほ「でも結構それは重要かも。だって誰についていっていいか分からん時あるやん。それは良い事だと思います」
レゲエ「頑張る」
みずほ「頑張って」
みずほは、明るくレゲエを励ました。
翌日。ロッジで働くお兄さん達が一行をジャングルトレッキングに案内してくれるという。
そして、やって来たのは大自然の国ベリーズが誇る正真正銘のジャングル。険しい獣道が延々と続く。みずほに想いを寄せるTAKAがさり気なくエスコートする。
そして歩くこと1時間。一行は切り立った崖に到着。高さは90メートル!25階建ての高層ビルと同じ高さだ。そしてそこには何とロープが!
そうこの崖もトレッキングロードの一部。ロープで下まで降りないとここから先に進めない。女性メンバーの顔が見る見る青ざめる。
まず挑戦を名乗り出たのはレゲエ。そしてミカが
ミカ「先行くね」
勇気を振り絞りレゲエに続いた。その頃、崖の上ではみずほが恐怖に震え上がっていた。一方、レゲエの励ましに助けられミカ到着。
レゲエ「頑張ったね。いい根性しとったよ」
ミカ「ホント?頑張ったよ」
何かと息の合う、この2人。続いて挑戦したのはゆき姉とTAKA。
そして、芳ちゃんとみずほが崖の上に残された。レゲエの側に行きたいみずほ。恐怖で体が言うことを聞かない。
芳ちゃん「大した事ないべ」
みずほを励ます芳ちゃん。だが足を滑らしパニックに陥ってしまったみずほ
みずほ「行けない、行けない。怖いよ」
芳ちゃん「落ち着いて」
やはり、無理なのか・・・。ロブスター漁の時、勇気を振り絞り海に飛び込んだがレゲエに近付けなかった。今度こそレゲエに近付きたい!そして、みずほは
みずほ「行く!」
ついに臆病の壁を打ち破ったみずほ!遥か90メートルの崖を下りて愛する人の元にたどりつきたい。
だがこの後、残酷な運命が待ち受けているとはまだ知る由も無かった…。