残された時間の少ないツネが告白を決意する/初代あいのり第57話のネタバレ
初代あいのり56話では、ひとみが合流したことで関ちゃんの恋が動き出す回でした。
57話の題名は「愛の泉」フジテレビでのオンエア日は2000年12月11日。
ゴウVS子牛。またしても惨敗、、、
スペインのマドリッド。ドライバーのフェデリコさんの案内で7人が向かった先は闘牛場。
そしてやって来たのは闘牛士を夢見る少年が日々練習している小さな闘牛場。
早速メンバー達も一緒に教えてもらう事に。すると闘牛場のオーナーが練習用の子牛がいるのでやってみないかと誘ってくれる。すると
ゴウ「絶対やります」
以前、闘牛場でゴウはなおを助ける事ができず藤原くんに奪われた過去を持つ。今度こそ逃げる訳にはいかない。
という訳でマタドール姿に変身するゴウ。相手は所詮子牛、楽勝間違いなしと意気揚々と闘牛場に降り立つ。
ところが現れたのは獰猛な子牛。ゴウあっという間に逃げる。またもや子牛に完敗してしまったゴウ。
しかし今回は違った。「何かできそうな気がする」とリベンジ宣言。再び闘牛場へ降り立つ。
しかしこの後大惨事が発生!
何と子牛が赤い布ではなくゴウ自身に突っ込んできたのだ。倒れているゴウに慌てて駆け寄るメンバーたち。
「大丈夫」
と起き上がるゴウ。幸い大事には至らなかったようだ。しかしショックは隠し切れない。
そしてゴウが受けた傷を優しく手当てするエリ。実はエリがゴウの傷を手当てしたのはこれが初めてではなかった。以前、フランスの岩場で怪我をした時に手当てをしたのもエリだった。なおに夢中だったゴウを変わらず想い続けたエリ。
しかしそんなエリの姿をユウコは複雑な想いで見つめていた。以前ユウコがゴウを誘った時にこんな会話があった。
ユウコ「すっごい怪我してるよ」
ゴウ「フランスの岩場で滑って足切ってそれをエリが手当てしてくれたの」
自分の知らないゴウを知るエリの存在にユウコは
“ゴウちゃんの隣にはいつもエリがいてエリに優しいゴウちゃんの姿を見ると辛くなる”
と日記に綴っていた。ユウコはゴウへの気持ちを抑える事ができなくなっていた。
ツネが気になるエリを連れ出す
続いてやって来たのはグラナダ。ここは世界的遺産、アルハンブラ宮殿がある事で有名。
そんな中いい感じなのはゴウとエリ。しかしこの2人を怪しく見つめるツネの姿が。エリに想いを寄せるツネは2人の事が気になってしょうがない。微妙に距離を置きながら2人の後を尾行。そしてついにゴウの元からエリを連れ出した。
果たして念願のサードコンタクトはどう出るのか!?
ツネ「あの言っちゃうけど、明日があってあさってがあってもう帰っちゃうから」
何といきなりの帰国宣言。
公務員のツネの有給休暇は残り3日となっていたのだ。
「だからもう一回考えてもらえるかな、と俺ガンガンいくから。もう弾き飛ばす位じゃなきゃ嫌だから」
お金の計算は得意でも恋の計算は苦手なツネ。果たして恋の精算は赤字と出るのか黒字と出るのか!!
翌日、オリーブ畑に囲まれる天然温泉へ。そこへ女性陣タオル姿で登場。これには男性陣大興奮。
そんな中男性陣の中で誰が一番いい体をしているかという事が話題に。選ばれたのは意外にも引き締まったボディの持ち主ツネ。
実はツネはかつてキックボクサーを目指していた事があり旅中もトレーニングを欠かしていなかったのだ。意外なツネの一面に驚きを隠せない女性陣。これにはエリも感動。
ゴウの一言に傷つくエリ
すっかり温泉を満喫した一行をこの街に住んでいるドライバーのフェデリコさんが家に招待してくれるという。日本人の奥さんの弥生さんがお出迎えをしてくれる。
この日、弥生さんがスペイン料理をご馳走してくれるというので女性陣も早速料理のお手伝い。テーブルには、スパニッシュオムレツ、ガスパチョ等スペインの家庭料理がズラリ。7人は心のこもった手料理に大満足。
楽しい食事の中、2人の結婚のきっかけを聞いてみる事に。すると
「噴水があって、お水が出てる所があってその水を飲むと結婚できますよっていう」
弥生さんの話によると近くにその水を飲むと結婚するといわれる伝説の泉があるという。2人はその水を飲んだ事がきっかけで結婚したらしい。
翌日、フェデリコさんの案内でその伝説の泉へ向かう。スペインで数多くの恋人達を結び付けた結婚の泉。この水を一緒に飲むと2人は1年後結婚するという。ちなみに2回飲むと離婚してしまうらしい。
この泉を前に動いたのは
ツネ「エリ一緒に飲むよ」
エリ「ま、伝説だからね」
エリとツネが一緒に水を飲む。ところがタカシとゴウは水を飲む事を拒否
「こんな軽々しく飲めない」
このゴウの言葉にエリは深く傷ついてしまった。
ゴウへの想いに気付き、何も出来ないツネ
そしてエリはツネを呼び出した。
エリ「あそこのノリで私が水飲んだのすごい悪いなって思ってるから、来年なんてまだ結婚したくないし。だからごめん。もう1回水飲みに行こ」
ツネ「それだけ?マジかよー」
そして2人は2度目の水を飲んだ。
エリ「ごめん本当」
ツネ「泣くなよ」
ツネの目から見てもエリがゴウに想いを寄せている事は明らか。ツネはエリが流す涙を見つめる事しかできなかった。
そしてその夜のツネの日記には“もう残り日数もない。このまま何もしないで帰るのだろうか。ずっとエリと一緒にいたい”ツネの帰国は早くも2日後に迫っていた。
関ちゃんがひとみに結婚の泉の水を飲ませようとするが、、、
この日一行が向かったのはヨーロッパのバルコニーと呼ばれる景色の美しい公園。
そこで関ちゃんがひとみを誘い出す。実はこの時関ちゃんにはある極秘作戦があった。皆には内緒で結婚の泉の水をペットボトルにいれて持ちかえっていた。それをひとみに飲ませようとしていたのだ。
関ちゃん「結婚考えた事ある?」
ひとみ「無い」
関ちゃん「結婚してる人に聞くと会った瞬間この人と結婚するって分かるって言うよね。ラブワゴンで俺と目が合ったときどう思った?そう思った?」
ひとみ「思わない」
結婚トーク終了。
そこで関ちゃん「暑いなぁ喉かわいちゃった」
ひとみ「水持ってんの?」
関ちゃん「うん持ってきた、飲む?」
ひとみ「うん。第一印象話やすそうな人だなと思ったよ」
何も知らずに水を飲むひとみ。すると関ちゃん一気飲み。とりあえず作戦は成功。
そこで関ちゃん
「さっきの話とかで今急に結婚したくなったりしてない?」
ひとみ「今は結婚しないかな」結婚の水効果なし。
ツネが告白を決意し、ラブワゴンへ
続いて向かったのはスペイン最南端タリファの海岸へ。ここが大西洋と地中海の境目。そして海の向こうに見えるのはアフリカ大陸。ここでツネは自分の気持ちに結論を出そうとしていた。
そしてその夜ツネはラブワゴンへ、チケットをもらいに行く。
恋に不器用でその想いを伝えられなかった男ツネ、しかしその真剣な告白でエリの心は揺れ動く事となる。