DAIとガチャピンが見事カップルになって帰国/初代あいのり第185話のネタバレ
初代あいのり184話では、ガチャピンがDAIへ告白を決意し、告白をした回でした。
185話の題名は「心の奥に・・・」フジテレビでのオンエア日は2003年8月18日。
DAIが出した答えとは!?
運命の朝・・・。約束の場所で、沖縄ボーイDAIを待つガチャピン。メンバー達が、ガチャピンの姿をラブワゴンから見守る。
7カ国に渡る長い旅をガチャピンと乗り越えてきた魚屋浅ちゃんが、ガチャピンの幸運を祈る。
その時DAIがやって来た!果たして、DAIはどんな答えを出すのか?
ガチャピン「おはよう。頭の中真っ白になっちゃった。ずっとDAIの側にいたいと思った。DAIが今素直に好きだと思えるのね。だから、一緒に日本に帰ってください」
DAI「俺はフィリピンであいのりしてもう既にその時からいたよね。ガチャピンは。初めの印象はすごいこんな女の子いるんだなって思った。けどやっぱり男の子じゃなくてすごい女の子らしい所がいっぱいあって旅してくうちにこの子は周りに自然と気を遣える子だなってのが見えてきたし。俺ももう5ヵ国目だけどここまで来れたのはガチャピンがいたからだと思うしもっと一緒に長い時間いたいと思った。俺もガチャピンが大好きです。一緒に日本に帰りましょう」
ガチャピン「はい。お願いします」
DAI「俺が迎えに来た」
ガチャピン「帰ろう」
DAI「帰ろうか」
ガチャピン「緊張した。ほんとに。やばかったんだから緊張して」
DAIとガチャピンとの別れ
仲間たちとのお別れ。
ガチャピン「浅ちゃんカップルになっちゃった」
浅ちゃん「良かった」
ガチャピン「泣くな」
浅ちゃん「こうやって旅続けてられるのもガチャピンのおかげや思ってるし」
ガチャピン「そんな事ないよ。浅ちゃんも頑張って」
浅ちゃん「おめでとう」
ボクサー「いい男になったか?」
DAI「ボクサーありがとう」
シマ「チューもしたしなあ」
ガチャピン「ありがとねいつも」
栄子「色々ありがとう」
ガチャピン「頑張って」
栄子「頑張る」
ガチャピン「絶対幸せになれるから頑張ってさくら」
さくら「楽しかった。ありがとう」
栄子「じゃあねバイバイ」
DAI「浅ちゃん頑張れ」
こうして、あいのり27組目のカップルが誕生した!
DAI、ガチャピン、おめでとう!
サキのことが忘れられない浅ちゃん
その日。街の食堂に立ち寄った5人。すると
浅ちゃん「ちょっ見てさくら、鶏の足」
さくら「足食べるの?」
浅ちゃん「いこうか」
栄子「女の子はいらない」
浅ちゃん、メンバー達の反対を押し切り、リアルな鶏の足のピリ辛煮を注文
浅ちゃん「よし、鶏の足を食う!」
さくら「えー」
浅ちゃん「うめえ!」
浅ちゃんが1人、鶏の足を一生懸命食べ続ける。
7カ国の旅を共にしてきた親友ガチャピンの帰国。アメリカやカナダの旅を知るメンバーは、もう誰もいなくなってしまった
浅ちゃん“ガチャピンから色んな事教えてもらったんで。もっとタフにならないとダメですね。絶対に後で後悔するなって思ったし。頑張ります”
浅ちゃんは新たな決意を胸に、鶏の足をむさぼり食っていた。
その日の午後。公園へとやって来た5人。すると
浅ちゃん「さくら行かん?」
さくら「上?」
浅ちゃんが、想いを寄せる幸せ探しのさくらを誘い出した!
さくらといえば浅ちゃんを恋愛対象として意識し始めていたさくら。浅ちゃんに誘われ、その表情もどこか嬉しそう
さくら「最近どうですか?旅は」
浅ちゃん「どこまでさぁ、相手をさぁ、ここで知って告白まで持ってったらいいのかってのがいまだに分からへんな」
さくら「ずっと一緒にいたいなって思える人がいれば」
浅ちゃん「うんうん」
すると、さくらは
さくら「でも前恋愛してたんでしょ」
そして、この何気ない言葉が、浅ちゃんの心に眠る何かを呼び起こした
浅ちゃん「何だろう・・・サキっていう女の子がいたんよ。やっぱオレあいつの事好きやったん違うかなって思った。カナダでホテル帰って一人で泣いてた時あったよ、悔しくてさ。俺アホちゃうか思ってさ。弱音吐くのってあかんのかもしれんけど、まだ自信が持てないよね」
さくら「ふーん・・・」
なぜか複雑な表情の浅ちゃん。そんな浅ちゃんの様子に、気付いたさくら
さくら「・・・」
さくらと浅ちゃんの会話は、そこで途絶えてしまった・・・。
女の色気を完全に失くした栄子
その頃。残りのメンバー達も、公園で一休み。そして、この日も男前の栄子アニキの「恐怖の儀式」が始まろうとしていた。
栄子といえば辛辣なダメ出しで、男性陣に恐れられてきた栄子アニキ。今日の「生け贄」は、ボクサー。
ボクサーといえば日本ライト級3位の実力でチャンピオンを目指した「夢」を追う男。
栄子「恋愛しに来てるわけでしょ?ここに。ボクサーは夢を追っかけたいなら、何で日本にいないんだろうって。私だったら日本に残って出来る事をやると思うんだよね」
ボクサー「人生を深く考えるんだよ。分かる?何ていうのかな。日本に戻るよ、戻るけど毎日が勉強だと思ってるから。終り良ければ全て良し」
栄子「何かこの笑顔がムカつくんだよね。イラっとくる」
ボクサー「今、いい笑顔!」
栄子「キモイ!」
またダメ出しをしてしまった栄子。25歳の栄子は、日本で歯科衛生士の仕事に誇りを持ち、一生懸命打ち込んで来た。そんな社会人としての厳しさもあって夢ばかり語る男性は、受け入れられなかった。
そして、この旅に来て以来、女の色気をすっかり忘れたアニキ。近頃の会話といえば
栄子「実はウンコが三日出てないんだよね。便秘なんだよね。ホントウンコが出ないんだよ最近」
さくら「そんな会話ばっかりだ」
更にラブワゴンの中でも
栄子「私のパンツ取ってもらっていい?」
堂々とパンツを干していたアニキ
栄子「もう見慣れたでしょ違うパンツ見る?」
アニキやや投げ気味。
泥酔する浅ちゃん
その日、ラブワゴンがやって来たのは、巨大な団地。国土の狭いシンガポールでは国家政策として大規模な団地群が建設されている。なんと国民の85%が公団住宅住まいという、世界でも珍しい「一大団地国家」なのだ。
5人は、ドライバー・スマンさんの紹介で、そんな公団住宅の中にある一軒のお宅にお邪魔する事に。
こちらは、タンさんご一家のお宅
タンさん「ウェルカムトゥシンガポール」
早速、お宅を拝見させてもらうと「大きい!トイレがもう1個ある」シャワー・トイレが3つもある!間取りはゆったり5LDK。165平米の広さは、日本の一般的なマンションの2倍以上。価格は3500万円という。これが、シンガポールの典型的な団地ライフだ。
その夜。夕食作りを手伝うメンバー達。今日の料理は「スチームボート」豚骨のダシがたっぷり取れたスープに、魚介類や肉・野菜など何でも入れる中華風の寄せ鍋だ。そして、久しぶりのビールも。
メンバー達の目の前で、港町シンガポールならではの新鮮なカニや海老が、次々と放り込まれる。そして、お父さん特製「スチームボート」の出来上がり!
これには、メンバー達も大喜び!ご一家と一緒に楽しむ家庭料理の味は、格別だ。そんな中
浅ちゃん「頂きます、すみません」
栄子「誰か浅野さんを止めて下さい。すっげぇ飲んでます」
浅ちゃん「ああ!」
栄子「これだって4杯目」
この旅で、これまで浅ちゃんが見せた事のない、激しい飲み方・・・。そして30分後
浅ちゃん「だからさシマの意見参考にしたいし俺もシマも8年も差があるんだよ。俺20の時8歳だったじゃん」
シマ「?」
浅ちゃん「ホンマゴメン今日飲むわ」
シマ「ムリするとテンパっちゃうからね」
さらに30分後、目がイッてる。そして浅ちゃんトイレで吐く。そんな浅ちゃんに寄り添ったのは、
シマ「これは何でしょう」
浅ちゃん「これは水。悪い、俺旅先輩なのに。シマちょっと介抱してくれ」
シマ「大丈夫大丈夫」
浅ちゃん「そういう意味ではシマ信頼してるから(ブリ!)」
シマ「お前、今屁したろ!」
浅ちゃんは何かを吐き出そうと、もがいていた・・・。
全てを吐き出して、部屋へと戻る浅ちゃん。ここシンガポールで7カ国目。浅ちゃんはこの長い旅で、数々のメンバー達を見送ってきた
浅ちゃん“皆何してるんだろう…”
7カ国にわたる旅の日々で、13人ものメンバーが浅ちゃんの前から去って行った。そして今・・・、アメリカ・カナダ・フィリピンの旅を知る者は、浅ちゃん以外誰一人いない・・・。
サキ「浅ちゃん!」
浅ちゃん「その花は僕の憧れ。だからキレイ」
そして、浅ちゃんが心の奥に封じ込めていたはずの、ある想いが突然ふき出した
浅ちゃん「すんません。サキに…対する・・・」
スタッフ「ん、サキ?」
浅ちゃん「気持ちってのもすげぇ・・・サキ…すみません。スゲェ遅いけどサキの大切さってのを知っちゃったからすげぇ辛くて。今更ながら想っちゃってて。後悔で悪いんだけど。スゲェサキの事大事だなって思ったし。何で告白しなかったんだろうって今更ながら自分に腹立つし」
アメリカで一緒にあいのりしたサキ。京都の魚屋で働く浅ちゃんにとって東京育ちのサキは、この旅でなければ出逢う事のなかった女性。しかし、サキが見つめていたのは、ドボクンだった。自分の想いを押し殺し、サキを一生懸命応援した浅ちゃん。そしてカナダで、サキは浅ちゃんの元から去っていった
浅ちゃん「何で告白しなかったんだろうとか、今こんな好きなのに。あの時カナダとかアメリカとか自分が弱かったってすげぇ後悔だし。ここまで他人の事考えたの初めてだし。さくらの事ちゃんと誘ったりして見てってるけどどうしてもそれと同時にサキの事考えちゃってて。でももう帰っちゃったし自分も応援しちゃってたし。まじで今更ながら遅すぎたって思うけど。サキの事好きだったって思うし、告白できなかった自分にスゲェ腹立つし・・・。自分の考えてる事嘘つけなくて。やっぱこんな事いうの、さくらとか自分自身でもだめだと思ったけど。やっぱ自分も一人の人間やし。今更ながらサキの存在がすっげぇでかかったなって思いすぎて。サキ以上の人が現れるのかって辛いし。さくらの事全然分からないけどサキの事大事だったって…」