恋愛に臆病になってしまうユウコに何も出来ないタカシ/初代あいのり第62話のネタバレ
初代あいのり61話では、ゴウがエリに告白をし、見事成功!2人で幸せいっぱいに帰国した回でした。
62話の題名は「神様もう少しだけ…」フジテレビでのオンエア日は2001年1月22日。
あいのりのラブワゴンがブラジルへ!
ついにあいのりの旅は南米に上陸。4人のメンバーが到着した。あいのり14カ国目は情熱の国ブラジル。空港を出ると新ドライバーのリーノさんを発見。こうしてラブワゴンに乗り込んだ4人は早速、新メンバー探しへ。まずは男性の新メンバーを発見。
ケン(内藤健)は25才で山梨県在住。教員を志望していて、小学校の先生を目指す熱血硬派男。
ささやん(笹岡勇也)は24才で奈良県在住。元塾講師で高校教師を目指すしゃべりが得意な男性。
教員志望の2人はここにチームティーチャーを結成。そして女性の新メンバーを発見。
オグがあいのりに参戦!
オグ(小倉喜美子)は24才で静岡県在住。ヘアメイクをしていて、6年間付き合った彼と別れたばかり。
オグのFカップの胸に男性陣が釘付け。
ここでチームティーチャーの第一印象をチェック。
ささやん「ユウコ」、
ケンは「わかんないですね。あんまり印象で判断するタイプじゃないんで」
さすが硬派な熱血タイプ。
旅の資金1人1日1700円が配られる。ルートはここリオ・デ・ジャネイロから広大なブラジルを西へと進む。
リーノさんの案内で有名な近くのビーチへ。コパカバーナのビーチに到着。
ケン「俺女性の水着見るの久しぶり」
ささやん「おっさんみたいな事言うなや」
女性陣の登場を前に落ち着かないケンの海パンは気合い十分の超ビキニ。そこに女性陣、待望の水着で登場。当然、男性陣の注目はオグのFカップの胸。するとケンは大喜び。こうして始まった陽気なブラジルの旅。強力な新メンバーを迎え新たな恋の予感。
タカシがユウコへ恋!?
ブラジル3日目の夜、本場のシュラスコレストランにやって来た。シュラスコとはブラジル風焼き肉の事。おいしさに感動するメンバーの中、明るく振る舞うユウコを見つめるタカシの姿が。タカシはユウコを好きになり始めた自分の気持ちに気がついていたのだった。
タカシ“普段に何気なく喋れないですね。意識しちゃって、僕が。その状況がずっと続いてて”
そっとユウコを見守ってきたタカシ。彼女の気持ちは痛い程分かっていた。しかし何もできない自分に苛立ちを感じていたのだった。
タカシ“ずっとユウコが悩んでる事があると思うんですよ。でも、今何をしてやれるのかっていうのが分からないです”
翌日、タカシがユウコを誘い出した。しかし中々話す事ができない。そして、
タカシ「ブラジルでしばらく話してなかったじゃん。ユウコと。だから話したくてしょうがなくて。どうした?何考えてる?」
ユウコ「いろいろと悩みます」
うまく話す事ができないタカシ。無言のまま時間だけが過ぎ去って行った。
焦りを感じる関ちゃん
この日7人はリオを代表する観光スポットへケーブルカーを使って移動することに。目指すのはコルコバードの丘。頂上に建つ30mのキリスト像はまさにリオのシンボル。車内、ささやんがハーレム状態で女性陣をひとり占め。ささやんのトークに笑顔のひとみ。そんな様子を背中で伺う関ちゃん 。関ちゃん はモロッコでひとみに言われた事を思い出していた。そしてそれ以来できてしまったひとみとの距離。関ちゃん の日記には
“ひとみとはしゃべってないし、挨拶どころか目も一回もあってない”
到着した7人。頂上へ上る。ところが霧でキリスト像見えず。ここでユウコが関ちゃん を誘い出した。
ユウコ「ひとみと話さなきゃダメだよー」
関ちゃん 「何で?」
ユウコ「だってずっと話してないでしょ」
ユウコは関ちゃん とひとみの事を心配していたのだ。
ユウコ「言えるって思った時に言わないと、どんどん…」
関ちゃん 「実際しゃべれないよ。思うんだけど5分後にはやっぱ怖くなってさ」
いつまでもこのままではいけない。その事は関ちゃん 自身が一番分かっていた。
そして関ちゃん 、ついにひとみの元へ。と思ったらUターン。さらに悩む事10分。ひとみに少しずつ接近する関ちゃん 。 関ちゃん 「ちょっと話さない?」
ついにひとみに声を掛けた。隣りにいたユウコは気を利かせて立ち去った。やっと2人きりになれた関ちゃん 。
関ちゃん 「ひとみが俺の事いろいろ言ったじゃん。あそこでしてるよーとか、カメラとか意識した行動しないから信じてよって言ったとこでさ、また同じ行動しててさ、ひとみにはそういう風に思われてたとするじゃん。俺、そういうのが嫌なの。だから…行動でしか」
ひとみ「行動でしか?」
関ちゃん 「行動でかえすから」
涙ながらに自分の気持ちを伝えた関ちゃん 。するとその時、キリスト像が一瞬その姿を現す奇跡が。
関ちゃんが勇気を振り絞ってひとみと手をつなぐ
夜、街を歩く7人。すると地元サンバチームの練習場を発見。1年に一度のお祭り、リオのカーニバルに向けて日々サンバの練習を欠かさないという。
更にメンバー達はサンバの衣装で登場。ますます盛り上がるメンバー達。その時、関ちゃん がひとみと手をつないだ。関ちゃん の日記には
“ひとみと手をつないだ。久しぶりのひとみの感触にサンバの神様オブリガード(ありがとう)”
恋愛に臆病になってしまうユウコ
翌日、リオ・デ・ジャネイロの街を出発。車内、ユウコは元気がない。
“恋愛するのが怖い。人に優しくされると怖くなるのと同じ感じ”
三角関係の末、失恋したユウコはその後も明るく振る舞ってきたが
“また誰かを好きになって傷つきたくないっていう不安がある”
ラブワゴンはコンセルバトーリオに到着。すると、メンバーを避けるように、ベンチに座ったユウコが突然泣き出してしまった。そこへタカシがやって来た。
タカシ「ユウコちょっといい?向こう行こう」
常にユウコの様子を気に掛けていたタカシ。しかし泣いているユウコにどう声を掛けていいか分からない。
タカシ“なんだかユウコとはうまく話せない。つっこんだ話をしたいけど少し怖い”
翌日、7人は近くの河原へ。ささやんがユウコをトークで楽しませる。一方、
タカシ「今日暑い。調子に乗って2枚着ちゃった」
やはりうまく話せない。そしてささやんがユウコを誘い出した。ささやんと違い思うように行動できない自分に悩むタカシ。「なんでやろう」
ささやんに惹かれていくユウコ
一方、ささやん「元気が一番やで、太陽の下。今ユウコは信号があったら赤じゃないねん。赤やったら進めへんから。黄色点滅。黄色点滅信号やったら周りを気いつけながら止まらずに行く。赤点滅はあかんねん。周り気つけながらでも止まらなアカンから黄色点滅で進んでください。」
ユウコ「はい、分かりました。先生みたいだね」
ささやん「なんか金八先生みたいやな」
そんなささやんにユウコは
“ささやんとは一緒にいるとスゴク安心できる”
自分には見せてくれなかったユウコの笑顔がタカシの胸を締め付ける。切ないタカシの想いは果たしてユウコに届くのだろうか。