あいのり史上初のダブル告白!ユウとつっちーが直也へ気持ちを伝える/初代あいのり第88話のネタバレ
初代あいのり87話では、ユウが遂に直也への告白を決意する回でした。
88話の題名は「恋と友情」フジテレビでのオンエア日は2001年7月30日。
なっちゃんが徐々にダイスケとの距離を詰めていく
アマゾンの昼下がり、なっちゃんがケチュア族のテルモさんに何やら相談事をしていた。
そして向かった先はこの村随一の医者ベナンシオさんのお宅。
なっちゃん、慣れないジャングルで体調を崩したのか?
早速、診察を受けるなっちゃん。すると、
なっちゃん「ちょっと気になる人がいるんですけど。緊張してしまって上手く話が出来なくて…」
なっちゃん、どうやら恋患いらしい。
実は、このベナンシオさん、医者であると同時に、霊験あらたかな祈祷師でもあるのだ。そして、祈祷師が手にしたのは、アマゾン秘伝の惚れ薬!作り方は至ってシンプル。
ジャングルで取れる12種類の薬草をアマゾンの水で6時間煎じ詰める。世界に類をみない伝説の媚薬。この神秘の媚薬を、体中に塗りまくる。そして思い切り噴きかける。
ちょっとやそっとでめげないなっちゃん、かなり大満足。
なっちゃん「有難うございました」
そして勿論、広島男児ダイスケを呼び出した。
なっちゃん「何か匂いしない?」
ダイスケ「せん」
なっちゃん「しない?」
ダイスケ「虫除け塗っとん?いつも」
なっちゃん「ううん違う」
ダイスケ「何塗っとん?」
なっちゃん「秘密」
ダイスケ「フェロモン系の何か塗っとんじゃない?」
なっちゃん「そんな事ないよ」
なっちゃんの日記には
なっちゃん“何でバレたんだろう?”
その日の午後、近くの村を訪れた7人。
すると巨大なワニを発見!ヒモがついているのは村人がペットとして可愛がっているから。
そして生まれたての赤ちゃんワニのあまりの可愛さにメンバーたちも大はしゃぎ!
さらに村を歩いていると今度はアナコンダを発見!全長3m。人を絞め殺す怪力を持つという。
これには一行も、かなりブルー。そして勿論、なっちゃんも…。物怖じしないダイスケ以外誰も近づけない。
すると、アナコンダに誰よりも先に触る元気娘ユウ。しかし、その楽しげな笑顔の裏には
ユウ“皆と一緒にいれる時間もきっとこれが最後。楽しくしてる明るいユウでいたい”
ユウが直也へ告白
その帰り道、直也の隣で元気に過ごすユウ
ユウ“「自分でいて」自分に一番欲しかった言葉で勇気づけられて今日1日の気持ちが違くて。もう決めてるんで自分を信じて後は突き進むだけ”
そして、その日の夕方ユウが動いた!向かった先はラブワゴン
ユウ「サンちゃん。ここまで安全運転してくれて有難う。これから告白に行ってきます。チケットを下さい」
ドライバーのサントスさん、そしてラブワゴンともここでお別れ。皆の前でどんな時も笑顔でいたユウの、ここだけの涙。
そしてユウは生まれて初めての告白へと向かった。
アマゾンに夕闇が近付く頃、約束の場所でユウは1人待つ。そして、直也がやって来た!直也はユウの気持ちを知らない。
ユウ「おとといの夜はどうもありがとう。あの夜がなかったら、今ここにいるユウはいないかな」
おとといの夜、直也はユウを励ますために思い出の石をくれた。
ユウ「今までこんな想いした事がなくてすごい嬉しかったからいっぱい元気をもらったような気がする。今日は全ての気持ちを伝えようかなと思って」
この時、直也は初めてユウの想いに気付いた。
ユウ「2人だけの思い出っていっぱいあってね。石でLOVEって文字書いて2人で作り上げてそれから海で舟乗って2人で転がって、エクアドル入ってから海を膝まで入ってその間に直也に近づけなくてすごい自信なくなって。
頑張って2日前あそこで話して元気になって自信持って真実の愛見つけましたって言える。直也の声が歌声が好きでしょ。直也の曲が好きでしょ。あとは優しい所。ということで明日返事待ってます」
直也にチケットを手渡すユウ
ユウ「お休み」
ユウが1人、その場を去ってゆく。直也にとって思いもよらなかったユウの告白。
泣き崩れるつっちー
一方、告白があった事を知らされるメンバーたち。いつもと変わらぬ明るいユウに、告白の事など誰も考えていなかった。
そんな中、動揺を隠し切れないつっちー。その夜全てを直也に伝え、1人眠れぬ夜を過ごすユウ。そんなユウの告白に、自ら答えを出さなければならない直也。
そして、部屋で泣き崩れるつっちー
つっちー“何か凄い複雑です。でも正直いうと直也と一緒に帰って欲しくないような。自分でも分からないです”
親友だったユウの想いに遠慮して、自分の気持ちを今までずっと抑え続けて来たつっちー
つっちー“やっぱりずっと一緒にいたからいなくなっちゃうんだなっていう…今一番ある強い気持ちは、直也に惹かれてる気持ちが…”
つっちーも直也へ告白をする
そして、夜明けとともにつっちーは思いもかけぬ行動に出た。向かった先はラブワゴン。
つっちー「おはよう。頑張って行ってきます。チケットを下さい」
告白のためのチケットを握り締め、その場を立ち去るつっちー。
そして、向かった先は直也の部屋。
つっちー「ちょっといい?何でだよって顔しないでよ。話したい事とか伝えたい事とかいっぱいあって、自分の本当に思ってる事を直也に伝えられないまま、直也と離れ離れになったら絶対後悔するって思ったし。
こんな形で自分の気持ちに対して証拠がつかめちゃった事が良かったのか悪かったのか今でもちょっと分からないんだけど。
でも私はずっと直也と一緒にいる時間がすごく好きで直也と話しできる事がすごく楽しくて。ふざけてつないだ手とかもすごい温かくて照れ隠しで笑ってみたりとかふざけ半分で言ってみたりとかした言葉も込められた想いっていうのがあって。あいのりで知り合った人とあんな所行きたいなとか、こんな事したいなとか勝手にいろんな事想像したりしてその時、想像上だけど隣りにいたのは直也で。今日の朝が来るまでどうしようかなって思ったり正直ユウに悪いかなって思ったり。
上手に伝えられないんだけど。私は直也が好きです。さっきチケットをもらってきた。一枚チケットを…ごめんね。いつもベラベラしゃべるくせに上手じゃない言葉ばっかりになっちゃって」
直也「気持ち分かった」
直也に精一杯の想いを伝え、つっちーが去って行く。その場に1人、残された直也。昨日ユウに告白され、そして今つっちーの告白を受けた。
オレ流で旅を続けて来た直也にとって、思いもよらなかった2人からの告白。直也に、惨酷な決断が迫られていた。
あいのり史上初のダブル告白!直也はどうする!?
そして、運命のときがやってきた。つっちーの告白を知らないユウが1人、約束の場所で直也を待つ。そして、そこにやってきたのはつっちー。何が起こったのか、一瞬戸惑うユウ。
しかしユウは、笑顔で迎えた。
ユウ「来る人が違う」
つっちー「ゴメン直也じゃなくて」
ユウはこの時、全てを悟った。
つっちー「すごいいろんな事考えてユウの事はすごい好きだし、応援したいけどどっか応援しきれない自分がいて。でも私はユウにも直也にも今の気持ちを伝えずに帰ったら絶対後悔するし。直也より先に来ちゃった」
ユウ「OKです。一緒に並ぼう」
ボリビアで一緒にあいのりしてから、ずっと旅を共にしてきたユウとつっちー。同じ人に恋をした、ライバルというより、この旅の全てを分かち合ってきた大切な仲間。
そして今、この奥アマゾンの川辺で2人にこの旅最後の結論が下される。ラブワゴンから心配そうに見守るメンバーたち。
その時、2人の元へ1艘のカヌーが。ついに、直也がやって来た!ユウ!そしてつっちー!
衝撃のダブル告白に、悩みぬいた直也が下した運命の結論とは?